Multiwiniaを日本語化する時にヒントになりそうな情報を置いておきます。
基本
- 拡張子が.datのファイルは、全てrar形式の圧縮ファイルです。拡張子を.rarに変えて解凍することで中を見ることができます。
- 一部のファイルはパスワードがかかっていますが、日本語化に当たっては見れなくても支障は無さそうです。
メッセージ
- Multiwiniaのメッセージはmain.datの中のdata/language/english.txtに書かれています。
- multiwinia.exe.exeと同じフォルダにdataフォルダを作り、その中にlanguageフォルダを作り、その中にjapanese.txtを置くと、オプションの言語設定からjapaneseが選択できるようになり、選択するとjapanese.txtの内容を参照します。
- 日本語化する場合、japanese.txtはビッグエンディアンのUnicodeで保存する必要があります。
- 文章が自動で折り返すときに、右端の文字が消えやすいので、長い文は改行マーク(\n)で適当に強制改行させると良いです。
フォントファイル
- フォントファイルはmultiwinia.exeと同じフォルダにdataフォルダを作り、その中にtexturesフォルダを作り、その中にunicodeフォルダを作り、その中に規定のファイル名でBMPファイルを置くと使えるようになります。
- ファイル名の書式は、「ヘッダー」.「Unicode上位バイト」+00.「Unicode上位バイト」+ff.bmpです。
- ヘッダー
- editor/speccy/squareの3種類です。3種類とも作成する必要があります。
- Unicode上位バイト
- Unicodeは2バイトで1文字を表現します。たとえばひらがな・カタカナは30 00~30 FFに含まれるので、上位バイトは30になります。
- ひらがな・カタカナのフォントファイルは、上記の理由によりeditor.3000.30ff.bmpとspeccy.3000.30ff.bmpとsquare.3000.30ff.bmpの3つになります。
テストファイル
- メニュー画面の最初だけ日本語化ファイル
- 解凍して出てきたdataファイルをmultiwinia.exeと同じフォルダに置いて起動し、オプションの言語設定でjapaneseを選択してください。
- このファイルを入れると起動が遅くなります。外すときは言語設定をenglishに戻してからdataフォルダを削除してください。
- 使用したフォントは、フリーの「みかちゃんフォント」です。
フォント作成ツール
- 自分でフォントを作成したい方は、こちらをご利用ください
- 各文字の左右に4px、上に2px、下に6pxのマージンを取っておくと、綺麗に表示されるフォントができます。
最終更新:2009年01月28日 09:53