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今日は何でこうなっちゃったんだっけ、とか

今日は何をしてしまったんだろう、とか

考える余力も思い返す余裕もないまま、与えられる愛撫に、僕はただ震える。



「ひっ、あ…ラグ、ナロク…!!」

服を思い切り捲し上げられ、頭を枕に押さえつけられた。
突然の乱暴に咄嗟に抵抗してしまう。余計に殴られることなんて分かり切っていたのに。

「テメークロナァッ、暴れんじゃねぇよ!」
「だ、って、ラグナロクが、痛っ、痛いよ…」

案の定、大きな拳が数回僕の頭に振り下ろされた。
そのまま腰だけを高く持ち上げられ、大きな指が、そこに触れる。

「いや、やだ…やめてよラグナロク…あ、ああっ!」

制止の叫びにも無視を貫き通し、ぐり、とラグナロクの指が僕のナカに入ってきた。
痛い。けど、痛み以上に僕を蝕む、気持ちいいものの名前を、僕は知らない。
それを紛らわすために必死に枕にかじりついて、軋むくらいにベッドに縋り付いた。

「らぐっ、ひゃあん! あ、やだぁ!」
「うるせーな! その口縫うぞコラァ!」
「ひあ、そんな、やだよ、接し方、わかんな…っ」

捲り上げられたお腹が寒くて、夜の冷たい空気との接し方が分からない。
それよりも、ラグナロクに触れられるところだけは熱く火照って、溶けそうになる。

「はぁっ、ねぇ…もういいでしょ、ラグナロク…僕、もう……」

振り向いて、肩ごしにラグナロクを見上げる。
真っ黒な体は闇に紛れて見えないけど、見えたって表情なんかないから同じことだろう。
けれどなんだか心細く感じてしまうのは、ラグナロクの口数がいつもより少ないせい。

暗闇は好き。誰とも接しなくていいから。
でも、ラグナロクが苛めてくる夜は、不思議な気持ち。
僕が僕じゃなくなるみたいだから。



「何余所事考えてやがんだテメー!」
「ひゃあああっ!!!」

深くまで指が入り込んで、目眩がした。
頭がクラクラして、気持ち良い。何で気持ち良いのか、わかんない。でも絶頂がすぐそこに迫ってきていることは分かる。

「ひぁ、ふゃ、やぁん!」

目の前の光景が弾けて、荒々しいくらいの陶酔感に意識ごと沈み込んでいった。



苛められることには慣れたし、ラグナロクがしてくることはほとんど僕への嫌がらせっていうことも分かっている。

なのに、こんな夜はおかしくなる。




「……はぁっ、……んっ」


絶頂に達しても、体の疼きが止まらない。







著者コメント

アニメで男の子っぽい感じなあれだし…
需要ないかもだがラグナロク×女クロナ落としてく