七海女王様


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「く……ぐぅぅぅぅ」

二の腕が痛い。 もう、死ぬほど痛かった。
筋肉がパンパンに張りつめている腕は、制服の上からもプルプル震えてしまっているのがわかる。
同様に肘の方ももうガクガクと踊っているのが見えてしまい、それがまた僕の筋力――体力の無さをはっきりと露呈していた。
九十度の角度で折り曲げているためか、手首も同じような有様だった。 
腕、肘、手首、そしてふとももの方もビリビリと痺れ始めている惨状は、僕の身体がいよいよ限界を迎えようとしているのを表していた。

「あ、これかわい~♪ しかもやっす~い! ゲロカエルんと一緒に買っちゃおうかな~♪」

……上からは楽しそうな鼻歌が聞こえている。
僕が下で地獄の苦しみ(というには大げさだろうが)を感じていることなどどうでもいいのか……彼女は我関せずといった様子で、のんきにもパソコンでネットショッピングなどしているようだった。
その楽しそうな言葉の響きには、僕への心配――身体の配慮など微塵もないようで、時折ピョンピョンと跳ねる仕草が一層僕の腕の痺れをヒドイものにさせていった。

四つん這いで『イスになっている僕』。 その背中には、妹の七海が座っていた。
はたから見たら、それはまさに女王様と奴隷といってもおかしくない光景だろう。
七海の頭には実の兄を家具として使っているという事実はすっかり抜け落ちているようで、僕はせめて手の平に巻きつけている時計の針が一秒でも早く過ぎてくれるのを願うしかなかった……。

「ハァハァ……あ、あとちょっと。 ラ、ラスト一分……」

五十、四十……三十、二十……残り十秒。
ようやくこの苦行から開放されることにホっとしながら、僕は時計の針がようやく約束の時刻を通り過ぎたのを確認する。

「七海。 い、一時間経ったよ……」

もうこれ以上この格好をしている必要は無い。 ほんとなら今すぐにでも飛び起きたかった。
けれどそんなことをしたら七海の機嫌を損ねてしまうかもしれないので、僕はただそれだけを口にしていった。
腕とふとももをマッサージしたい衝動に駆られながらも、女王様のお許しをもらうまではジっと待ち続ける。

「え? あ、あー……もうそんな経ったんだ? ごめーん、ナナ夢中だったから気づかなかった」

……どうやら本気で忘れていたらしい。
僕をイスにしていたことを思い出すような仕草をすると、七海はスっと背中から立ち上ってくれた。
ねぎらいの言葉もない。 よく頑張ったねという賞賛の声すら無しに、七海はすぐそばにあった本物のイスに腰をかけなおしていく。

「よいしょっと。 ……おにぃのイス、あんまりよくなかったよ? なんかガクガク揺れて座りにくいんだもん。 ナナはやっぱりこっちの方がいいな~♪」

お気に入りのゲロカエルんクッションを載せたイス――それに七海はご満悦といった表情で、お尻をモフモフとさせていく。
僕の一時間にも及ぶ苦労。 努力。 
この明日には筋肉痛になっていそうな身体の痺れを、七海はニコニコとした笑顔であっさりと否定していった。
その容赦のない冷たさが――僕の背筋をゾクゾクとさせていく。

「ご、ごめん。 次からはもっと揺れないようにするから……ごめんね」

「うん、おねがいね。 ていうかおにぃ、もっと身体鍛えたほうがいいよ? こんな部屋に閉じ篭ってばっかだから、ナナの身体すら支えられないんだよ。 バ~カ、キモオタ」

「…………はい。 ごめんなさい……」

まともな男なら怒り狂ってもおかしくない罵倒だっただろう。 けれど僕には、その馬鹿にする言葉すらご褒美に思えてしまうから救いようがなかった。
何よりもこの後に待っている『本当のご褒美』のことを考えると、もう胸が張り裂けそうになり顔もにやけていってしまう始末。
いやがおうにも、僕はこの七海に心まで調教されてしまっていることを認めさせられてしまう……。

「ま、それでもよく頑張ったね、おにぃ♪ じゃあ約束どおり、ナナの身体……好きにしていいよ?」

そう言ってギシリと音をたてると、七海はイスの背もたれに自分の身体を預けていった。
腕をダラ~ンと下に垂らし、僕のいる方へタイツに包まれた綺麗な脚を投げ出してくる……。
それはつまり、言葉通りの意味。
一時間人間イスをやり続けた僕へのご褒美に、自分の身体を好きに――好き勝手に弄んでいいとエサを与えてくれたのだ。
七海の艶かしい制服姿に、僕はおもわずゴクンと生唾を飲み込んでしまう。

「じゃあ……さ、さわ、さわ、触るよ。 い、いいよね?」

「いいっていってんじゃん。 ほら、好きにしなよ……」

好きにしていいと言われてるのに、反射的にどうしても断りを入れてしまう。
それは恐れ多いといった意味もあったが、七海の幼い身体に触れていいものかどうかという葛藤もあったからだった。
僕は自分の中でその葛藤を振り払うと、七海の黒タイツに包まれているふとももに手をかけていく。 
キュっと引き締まった肉のもも、そこにあるスカートのすそを軽く摘むと――ゆっくりと上へと持ち上げていった。

「ハァハァ……ごくんっ」

「……エッチ。 いきなりスカートめくるなんて、やっぱりおにぃは変態さんだね。 ま、今に始まったことじゃないけど……」

七海の軽い罵倒。 そしてタイツごしに見えてくる、水色のストライプショーツ……。 
視覚と聴覚の両方で刺激され、僕は浅ましくも興奮していく。 息遣いも制御できないでいた。

「ハァハァハァ……あの、ぬ、脱がしていい?」

「……ダメっていってもするんでしょ? ど~ぞご勝手に。 おにぃのお好きにど~ぞ~」

ここにきてもまだ了解を得ようとしてしまう。 もはや条件反射的なものなんだろう……。
僕はそのままタイツの根元に指を這わせていくと、それをスルスルとふとももの下へと脱がしていった。
本当はもう少し七海のタイツ脚を見ていたかったけど、もう一秒も我慢できそうにない。
その触り心地のいい布を足先まで――シュルリと脱がしていくと、早くその香りを味わいたくてすぐさま顔へと押し付けてしまう。

「んん♪ スゥハァ、スゥハァ。 ああ七海のタイツ……汗の匂いがすごい、ク、クラクラするぅ」

「うわ……脱がしたやつすぐ嗅ぐなんて、最低。 デリカシーなさすぎだよ、変態おにぃ」

「ああ……も、もっと、もっと罵ってぇ七海ぃ……」

七海の足の匂いとぬくもり。 それを脱がして即座に堪能できることに、僕は至上の喜びを感じていった。
このかぐわしい香りは、間違いなく二次元じゃ味わえないものだろう……。
あれほど嫌っていた三次元、それに僕は妹のタイツ一枚だけで屈服せざるを得ないのだった。

「んふーんふー。 七海……七海たんの足の匂い、さ、さいこー。 さ、三次元妹最高ぉぉぉ」

「うわ、キモ。 おにぃってそこまで変態さんだったっけ? なんだか悪化してきてるよねぇ、最近」

「は、はい。 七海があまりに魅力的だから、ぼ、僕はもっともっと変態になっています。 とっても満足です……」

「へー。 ナナの足の匂いだけでそんなに満足なんだ? ……じゃあ、これは?」

そうしてタイツの匂いに夢中になっている最中、視界の隅にスっと肌色のものが入り込んでくる。
……七海の素足だった。
真っ白でいてキメ細かくて、それでいて陶器のようにスベスベした足の甲がまるで食事を差し出すように――僕の前へと差し出されていたんだ。

「クスクス、おにぃはこっちの方がいいんでしょ? 妹の足舐めるのが大好きな、変態オタクさんのくせに……♪」

幼さと色っぽさを兼ね揃えた表情で――七海がささやいていく。
彼女ももうわかっている。 僕がこの足先の誘惑に決して抗えないことを知っているんだ……。
僕は差し出されてきた素足を壊れ物のように慎重にすくいあげると、それをゆっくりと口元に運んでいった。

「ハァハァ……あむっ」

好きにしていいと言われた。
だから僕は遠慮せず、その可愛らしい親指をかぶりつく様に口に含ませていった。
一日中、革靴の中でムレムレだった七海の素足。 その何ともいえない甘酸っぱさと濃厚な香りに、僕はズボンの前を膨らませながら夢中でむしゃぶりついていってしまう。

「ああ、お、おいしい。 七海の裸足、ななみの足の指ぃ……あぁぁぁぁ♪」

「あーあ、そんな必死に舌這わせちゃって……。 まるでブタだね、おにぃはブタさん。 ぶーぶー≡3≡」

「はい、ぼ、僕はブタです。 七海の足をしゃぶるのが大好きなキモオタブタですぅ……」

「あはははは♪ おにぃおもしろーい。 それにキモ~イ、キモオタおにぃ~♪」

「あひぃ……」

七海の嬉しそうな罵倒も、もはや僕には頭の中を痺れさせるスパイスにしかなっていなかった。
我をも忘れむしゃぶりついていき、唇で足の感触を味わいつつ舌先でその味を貪っていく……。
しまいには指の間の溝にまで舌をニュルリと潜り込ませていき、自分はもはや心底七海の家畜として飼いならされてるということが実感できる瞬間だった。

「ぴちゃぴちゃ……ああ、七海ぃ」

「ふふ……おにぃ、おいしい? ナナの足そんなにおいしいの、ねぇねぇ?」

「うん……七海の素足、さ、最高、最高です。 タイツも良かったけど、やっぱりこっちの方が全然いい」

「そっか。 ……ま、そうだよね~? さっきからおにぃのココ、こぉんなになってるし♪」

グリィィィッ!!!

「あひぃっ!!! ああ、そんな……七海ぃぃぃぃ」

突然、股間に電撃が走るような快感が駆け巡る。
七海のもう片方の足先――それがズボン越しの勃起したペニスを、おもいきり踏みつけていた。

「うわぁ、カッチカチ。 もうこんなにおっきくさせてんじゃん……♪」

ニヤリ――七海の口元が歪んだのが見えた。 その小悪魔のような笑みが一層僕を興奮させていく。
ペニスに添えられた足もそれを助長するように蠢いていき、ズボンの上からスリスリと擦るような動きに変わっていた。
それだけでおもわず達してしまいそうになりながら、僕は七海の足の感触をできるだけ長く味わえるよう、歯を食いしばって耐えていく。

「くう……な、七海もっと、もっとしてぇ、ああ……」

「あはははは、足でされてもっとだって♪ おにぃってやっぱり変態、ド変態だね。 救いようないキモオタだよ」

「あぁ……はい、そうです。 西條拓巳は妹の七海の足でヨガる、へ、変態です。 キモオタですぅ」

「クスクス……ねぇおにぃ、恥ずかしくないの? 妹の足舐めながらズボンの前パンパンにさせてるんだよ? こんなの梨深さんが知ったらどう思うかなぁ……♪」

ズボン越しにペニスをシゴかれる中、七海のその言葉が僕の古傷をズキリと痛ませた。
……やはり七海には女王様の資質がある。 ここにきてその話をするなんて、僕のマゾ心を完全に把握しているとしか思えなかった。
足先を徐々に上下へシゴくような動きに変えながら、七海は更に僕の心への責め具を増やしていく。

「あの七海……そ、その話はやめて」

「あ、ごめ~ん。 おにぃって梨深さんにフられちゃったんだっけ? 告白したら見事に玉砕しちゃったんだよね~?」

「うう……や、やめ」

「しかもしかも、フられたのにその後ず~っと付きまとったせいで、今じゃすっかり嫌われてるんだっけ? タク、きもちわるいって言われちゃって……あーあ、おにぃかわいそ」

「……っ!? あうう……ぐすっぐすっ」

七海の容赦ない罵倒が、僕の古傷をえぐる。 ……引き裂く。 血が吹き出る。
自分には被虐性癖があることは自覚していたが、この梨深関係の事柄だけはどうしても僕は受け止めきれないらしい。
大好きだった梨深。 彼女が僕を蔑んだ時の光景が頭の中で思い出されてしまい、目からはポタポタと涙があふれ出ていた。
……ズボンの前ははち切れそうなほど膨らんでいた。

「すっごい……これでも興奮しちゃうんだ? もうどうしようもないね、マゾブタおにぃは」

「そんなだから他の人にも嫌われちゃうんだよ。 セナさんとこずぴぃさんにも無視されるの。 おまけにあやせさんには電波扱い、優愛先輩にもストーカーって言われちゃったんだっけ?」

「あーあ、それじゃ全滅じゃん。 あれだけフラグいっぱいだったのにもったいなーい。 あれあれ、じゃああとはナナだけ?」

「もうナナしかいないんだ。 寂しい寂しいオタクさんのおにぃには、もう血の繋がりくらいしか頼れるものないんだー? じゃないと一生一人ぼっちだもんねーかわいそー♪」

「安心しておにぃ、ナナはちゃーんとそばにいてあげるから♪ 一生おにぃのことイジメていじめて虐めまくってあげるから、泣かないで? そんなに泣かないでよぅおにぃ……」

「きもちわるいから。 ナナにいじめられて嬉しいのはわかるけど、泣くほど喜ぶなんてちょっと引いちゃうよ。 キモイ。 キモオタ。 二次オタ。 童貞。 マゾブタ。 」

「おにぃはナナのペットペットペット。 家畜だよ? こんな変態なオタクさん、もうナナしか相手にしてくれないんだから、そこをちゃ~んとわかってもらわなきゃダ・メ。 わかったおにぃ? えへへ……♪」


………………………。

人は指一本触れず、人を殺せる。
どこかのサイトで見たその言葉が――今ほど身に染みたことはなかった。

七海は僕への罵倒を繰り返せば繰り返すほど加虐的な快感を得ているようだった。
幼い顔立ちを真っ赤に染めながら、時折クチビルを舌でペロリと舐めあげる仕草がとてもいやらしかった。
僕を虐めることがたまらなく興奮するらしい。 我が妹ながら、そのドSな女王様っぷりはただ異常の一言に尽きる……。

そして僕は僕で、また異常だった。
失恋と侮蔑の痛手で顔をグシャグシャにしながら、それでいてズボンの中では――射精していたのだから。
ビクンビクンと腰を打ち震わせながら、七海の足先にペニスを擦り付け……惨めにも達していたのだった。

「うう……あぁぁ……♪」

「……あ、もうイっちゃってたんだ。 ナナ気づかなかった、ごめんね?」

「ん……い、いい、よ。 きもちよかったから……あ、ありがとう」

あれだけヒドく罵倒されながら、感謝の言葉すら口にしてしまう僕の唇。
もう七海無しでは生きていけない。 そう実感させられた瞬間だった。
そして射精後に襲ってくるのは、ただただ虚しさだけ。 今更ながら梨深にフられたことが胸の中でズキンズキンと痛んでいき、僕は一度我慢しかけた涙をまたポロポロと流し始めてしまうのだった……。

「えぐっ……う、う、ううう、梨深ぃ……」

「もーおにぃ、泣いてないで次のお願いナナにちょうだいよ~。 今日はナナの身体、好きにしていいんだよ? ほらほら~元気出して~♪」

いまだとめどなく涙を流す僕の頭を、七海の手がポンポンと軽々しく叩いていく。
そういえばそういう話だったことを思い出す。 あまりに……あ、あまりに自分の方が責められすぎて完全に忘れていた。
僕はこれ以上女王様を待たせるわけにはいかないと思い涙を拭っていくと、まだしっかりと手に持っていたタイツをスっと七海の前に差し出した。

「こ、これ……履いて。 も、もう一回」

「……? これってさっき脱いだやつじゃん。 また履けばいいの?」

七海の困惑した表情にコクンと頷いてみせる。
ズボンの中はさっき排出したザーメンでベトベトになっていたが、それでもまだ僕のペニスは更なる刺激を求め硬さを取り戻し始めていた。
ここまでの流れで気づいたことだが、今日の七海は思いのほか機嫌が良いらしい。
ならばこのチャンスを逃すまいと、僕は彼女の身体に更なる変態行為を求めていくのだった。

「ま、おにぃの変なところなんて今に始まったことじゃないけど? しょうがないから付き合ってあげるよ……♪」

脱いだものをまた履かせようだなんて、なんておかしな要求をする兄だろう。 呆れるのも当然だろう。
七海は少しだけ躊躇するような仕草を見せたが、差し出されたタイツを受け取るとスっとイスから立ち上がってくれた。
そして僕の見ている前で――見せ付けるように制服のスカートに手を差し入れていく。

「よぉく見てなね、おにぃ。 ナナの生着替えだよ~?」

「うん……み、見てる。 七海のお着替え、しっかり見てるから……」

乾いた涙を貼り付けながら、それとは対照的に嬉しそうな顔をしていく僕。
その表情はさぞきもち悪かったことだろう。 七海は一瞬、うわキモ…というしかめた顔を見せたが、すぐにまた小悪魔な笑顔を作り出していく。
どうやらまた何か名案を思いついたらしい。 スカートの中でゴソゴソと手を動かしていくと、小さな布のようなものをスルリと足先まで降ろしていき――それを僕の顔へパサリと投げつけてきた。

「……っ!? な、なに……」

生温かいものに視界を遮られ、僕はおもわずくぐもった声をあげる。
一体何をぶつけられたのかと思いそれを手にして見ると――そこには可愛らしく水色の縞々がプリントされた布切れが乗っていた。
……七海のパンティだった。

「それ、あげる。 さっきちょっと言い過ぎちゃったから、お詫びね? おにぃの大好物だったよね~ナナのストライプショーツ……♪」

ノーパンの下半身にタイツを履きなおしながら、七海は本日ベスト3に入らんばかりのドSな表情で囁いた。 最早それは女王様というより、痴女レベル。
さっきあれだけ罵倒してきたのも、全てこれで帳消しにできると踏んでの計算だったのだろう。
僕の手の中に残る温かいぬくもり――ついさっきまで七海の下半身を覆っていたその脱ぎたてのショーツに、僕は完全に胸の痛みを忘れていった。

「な、七海のパンツ。 な、なななな七海たんのストライプショーツハァハァハァハァハァっ!!!」

こんな特上のエサを与えられてしまっては、もはや僕に躊躇している余裕などなかった。
すぐにズボンのチャックに手をかけそれを乱暴に降ろしていくと、中から精液をまとったきもちわるいペニスを取り出していく。
もう我慢できない。 左手では早くもショーツを口元に運んでいき、もう片方の右手でガチガチになったペニスをシゴきあげていった。

「んん……あ、あったかい。 な、なな七海のパンツ、た、たまらないよぉぉぉ」

「うわ、ついに始めちゃったよこのキモオタおにぃ。 まったくしょうがないなぁもう……」

さきほどのタイツとは比べ物にならない、七海の生々しい匂い。
汗やおしっこや分泌液が混ざりに混ざり合ったその甘酸っぱさは、それだけで僕の脳みそをドロドロに溶かしてしまいそうなほどいやらしかった。
芳醇な香りを鼻と口で存分に味わいながら、僕はこの世のものとは思えない最高のオナニーにしばし夢中になってしまうのだった。

「ハァハァハァ。 ああ七海七海七海ナナたんの匂いイイよいいよさいこぉぉぉぉ」

「……あーあ、そんな必死になってシゴいちゃって。 ねぇおにぃ~、ナナのこと忘れてない?」

……七海のいうことももっともだろう。
彼女はもうすっかり要求どおりタイツを履き終えているというに、当の僕はショーツ一枚で自慰行為狂い。
それを履いていた本人が目の前にいるというのに、わざわざその下着だけで興奮――たかが布相手に擬似セックスを繰り返している。
それどころかこの時の僕は『七海にオナニーを見られている』という羞恥心をも興奮のスパイスに咥えている始末。
七海が心底呆れ果て、ハァ…と大きくため息をついていくのもしかたないことだったのだ。

「あ、も、もう出る。 ナナたんのぬくぬくパンティで射精しそう、出る出る出ちゃうらめぇぇぇぇ!!!」

「うっわ、キモ。 こんなのと仮にも血が繋がってるなんて、ほんと最低。 カンベンしてよおにぃ……」

「ああ、も、もっと見て七海、ナナたんもっとぉ……ああああああっっっ!!!」

まるで汚物でも見るかのような七海の蔑み。 それが僕を絶頂に導いていった。
つま先から脳天にかけて電撃が駆け巡るように快感が突き抜けると、本日二度目の精液がビュルビュルと亀頭の先端から吐き出されていく。

ドビュッ!!!ドビュビュビュビュビュッッッ!!!ビュッーーーーッ!!!

「あひっ! あ、あ、あーあー……♪」

興奮の度合いを示すよう、それは勢いよく前へと飛び散っていき――目の前でイスに座り直した七海の脚にかかりそうなほど強烈なものだった。
ふたたび黒タイツに包まれた妹の脚。 制服のスカートから覗くそれはあいかわらず眩しかった。
それを最後のオカズにしながら、僕は残りの一滴まで『床』に向かって子種達を存分に吐き出していくのだった……。

「ああ、あう、あう……はぁぁぁ……♪」

「……また勝手にイってるし。 おにぃキモ~イ、最低。 誰が射精していいなんて言ったの?」

「ご、ごめ、ごめんな、さい、七海様……んん」

「あのさぁおにぃ。 ナナのショーツで興奮しちゃったのはわかるけど、少しは自重したほうがいいよ? ただでさえきもちわるいんだから……ナナの脚にかかったらどうしてくれるの? きったないなぁ」

ゲシッ!!!

「ひぎぃっ!!! あうう……」

悪臭を放つ生ゴミのように、七海のつま先が僕のペニスを蹴り上げた。
射精直後で敏感になっているの時にこれはキツイ。 尿道に残っていた精液がドビュルと吐き出されると、鼻にツーンと突き抜ける痛みが走った。
けれど次の瞬間、すぐに女王様にペニスを足蹴にされたという感動が胸を満たしていき――それは更なる快感を要求するには充分すぎるカンフル剤だった。

「あう……な、七海、それ。 それもう一回やって、お、おおおおねがい」

「ん~? それ? 『それ』じゃあわかんないよおにぃ。 ナナにちゃんと教えて?」

「あ、足で蹴るやつ。 タイツの足で、も、もっと僕のおちんちん、いじめてぇ、いじめてくださいぃぃ」

「いじめるって、こう? こうすればいいのおにぃ? えへへ……♪」

ゲシゲシゲシッ……。
まるで子供が昆虫の死骸を弄ぶように優しく、それでいて残酷に七海のつま先がペニスを蹴り上げていく。
それはおそらく、人間が痛覚と快楽を感じる微妙なさじ加減でなされているものだろう。
僕の場合はどちらも快感に変えてしまえるから問題なかったが、普通の男なら急所を足蹴にされるというだけで屈辱的なことだろう。
コツンコツンと足の先っぽで刺激されるたび、ペニスがもっともっととおねだりするように上下するとこをは自分でも誇りに思える。

「ねぇ。 ねぇ、ねぇ、どうなのおにぃ。 ナナの足、きもちいい? おちんちん足でイジられてイイんだ~?」

「い、いいです。 ああ、最高です……タイツもスリスリして、きもちいい」

「あーなるほど、それでわざわざまた履かせたんだ? おにぃはナナの黒タイツ大好きだもんねーごめんねー気が付かなくて♪」

「す、好き。 大好きです、七海のタイツ脚。 ……な、七海のことも大好きです」

「うわ……ちょっとやめてよ。 おちんちん足で弄られてる時に告白って、どれだけデリカシーないの? 最低じゃん、このキモオタ……死んじゃえ」

「あ、ご、ごめ……ああああああっっっ!!!」

タイツ足責めの快感に溺れ、つい口をついてしまった本音――それに僕は死ぬほど後悔する。
次の瞬間、踏み潰すようにペニスに加えられていった圧力に、コンテナ風の部屋の中を絶叫が響き渡る。
今度は手加減なんて一切無い。 七海は自分の全体重をかけ、僕の勃起したものを足蹴にしていったのだ。

「こんなものがあるから、おにぃはダメダメさんなんだよ。 じゃあいっそ潰しちゃおうね~ほーらグリグリグリグリ♪」

「ひぎっひぎぃぃぃ!!! 七海、や、やめ、てぇぇ……」

「だって邪魔なんだもん。 ど~せ使う機会もないんだし、別にいいよね? ……えいっ♪」

グリィッッッ!グリグリグリグリグリリリリリッッッッ!!!

「あああああっ!!! 許して、ゆ、許してぇ七海様ぁぁぁぁっ!!!」

ドクンドクンドクン――圧迫されていく血管が、行き場を失くした血液をどう処理しようかと蠢いている。
……本当に潰される。
そう覚悟した瞬間、七海の足がふっとその力を和らげていった。

「あひぃ……ううううう」

「な~んて、じょ~だん♪ おにぃ良い声で鳴くね~? ナナドキドキしちゃったぁ……♪」

「……………ひぃ」

どうやらマゾの僕にも怖いものがあったようだ。 ……七海に心底恐怖した瞬間だった。
肝心のペニスはなんとか無事のようだ。 開放されたことに喜ぶように震えていくと、肉の竿を急ぎ足で血液が駆け巡っていく。
それはどうも更に硬さと大きさを増す要因にもなるようで、七海のオシオキを受ける前と後ではあきらかに太さが違うように思えた。


「わーおっきい♪ よかったじゃんおにぃ、おちんちんまたおおきくなったよ。 ナナのおかげだね~?」

「……あ、ああ、ありがとうございます」

「うん、どういたしまして。 あ、ほらほら、血管も浮き出ちゃってすっごいドクドクしてるよ? すごーいおにぃすごーい♪」

「…………………」

ふたたび勃起して大きくなったペニス(腫れているだけかもしれないが)に、七海はわざとらしいほどの歓喜の声をあげる。
……不気味だった。 こんなふうに僕を褒める時の彼女は、かならず何かを企んでいる時のものだ。
僕はいまだズキズキする下半身を押さえながら、それに一抹の不安を感じざるを得ない。

「こんなにおっきいの見せられたら……ナナ、ちょっと欲しくなってきちゃったかも。 ねぇおにぃ、ナナとセックスする? セックスしたい?」

「…………っ!?」

七海のその発言に――僕は一瞬、我が耳を疑った。
今までキモオタ、童貞などと罵倒されたことはあっても、こうして求めるような言葉を投げかけられたことは一度としてなかったからだ。
そしてそれは幻聴ではなかった。 なぜなら次の瞬間、七海は制服のスカートをピラっと捲りあげると――股のところのタイツをピリリと破いて見せたからだ。

「ねぇ……見えるおにぃ? ナナの処女まんこ、見えるでしょ? ピンク色でちっちゃなワレメ……ここにおにぃの童貞おちんちん、入れてみたくない?」

誘惑するような囁き……それに僕はおもわず襲い掛かりたい劣情に駆られてしまう。
タイツが破られたそこにはたしかに桃色がかった割れ目があり、口をパクパクと開きながらペニスを求めるよういやらしく蠢いていた。
これだけ調教され尽くされながら、初めて見せてもらう七海の膣口。
しかも本人の言うとおり未使用のそれは中にドーナツ状の薄い膜を覗かせており、オタの僕にとっては間違いなく天国への入り口だった。
罠かもしれない。 また罵倒されるとわかっているのに……僕はみっともなく七海の身体に飛びついていく。

「い、いいいい入れたい! 入れさせてセックスさせて七海おねがいおねがいおねがいぃぃぃ!!!」

「だが、断る♪ させるわけないじゃんこのブター。 変態ー。 スケベー。 妹相手にセックスとか、本気で考えたの? おにぃのバーカ♪」

立ち上がった瞬間、ドカリと足で押し返される。 それは正に僕にとって奈落に突き落とされる衝撃と同等だった。

「そ、そんな……そんなぁぁぁぁ!!!」

情けなく尻餅を付かされながら、僕はこれが七海の冗談、いつものオアズケなんだという事実を受け止めきれなかった。
それほど目の前で口を開けている割れ目は魅力的だったということだ。
今もクスクスと微笑む七海の下では僕のことをいやらしく誘っており、ヒクヒクと蠢く膣肉はペニスを突き立てればさぞきもちいいだろうというのが容易に読み取れる。

「ああああああ、な、七海おねがい! おねがいだからさせてやらせてそこに僕のおちんちん入れさせてぇぇぇぇぇ!!!」

「嫌だよーだ♪ ナナがおにぃなんかにバージンあげるわけないじゃん。 キモオタのくせにまだ自分の立場わかってないんだぁ、クスクス♪」

「ああ……そ、そんなぁひどい。 ひどいよ七海ぃ、ううううう……」

上げて落として、また持ち上げて――そしてまた突き落とされる。
思えば今日も初めからそうだった。 七海は僕にわざと期待を持たせるようなことを言って、すぐさまそれを翻し地獄の底に叩き付けるんだ。
それは調教の基本、飴と鞭だ。 僕の心はもうそうして何度も壊され、そして修復されて七海のものに――七海だけのものに変わっていったんだ……。

「な、七海ぃ、おねがい。 おねがいだから、ど、童貞、捨てさせてくださいぃ……」

「もーまた泣いちゃった、泣き虫さんだねぇおにぃは。 そんなにナナのこと、好きなの?」

「ぐすっ、はい、はい。 七海のことが大好きです、ナナたんに僕のおちんちん抱きしめてもらいたいです……」

「……ふ~ん、そっかぁ♪ う~んどうしよっかなぁ」

僕のまったく男らしくないお願いに、七海は考えているようなフリをしていく。
……そう、あくまでフリだけだ。
七海は絶対に入れさせてくれない。 僕とセックスなど確実にしてくれないと断言できてしまう……。
それでも待ち続けるしかない。 もう僕には七海の一挙一動でしか快感を得ることができないのだから……。

「じゃあ、こうしようかおにぃ? 足で射精だけはさせてあげる。 けどその場合、この子とはお別れっていうのはどう?」

そうしてまた……ここにきてまだ七海は僕を虐める名案を思いつけるらしい。
背後にクルっと振り向いていくと、パソコン前の星来フィギュアを手に取っていく。
そしてそれを右手に上半身、左手に下半身といったふうに握り締めていくと――ゆっくりと下に向かって捻りあげていった。

「足で射精、していいよ? そうしたらナナはこの星来ちゃん、遠慮なく壊しちゃうから☆」

そうして脅すような笑顔を向けると、僕の嫁にグググっと力を入れていく……。
愛すべき嫁とはいえ、しょせんは塩化ビニル樹脂でできている星来たん――七海の力でもそれを破壊することはそれほど難しくないだろう。
僕がこのまま射精してしまったら、二次元の星来たんは……三次元妹に殺される。

「せ、星来たん。 や、やめて七海……ぃっ!」

「うるさいよ。 おにぃは黙ってよがってればいいの。 ほーらスリスリシゴいてあげる……♪」

ずっと待ち望んでいたことのはずなのに、僕はその足先の再始動をこれほど恨めしく思ったことはなかった。
しかもこんな時に限って七海は優しく、愛に満ち溢れたような丁寧な足コキで僕のペニスを的確に射精へと導いていくんだ。
足の裏を横にクイっと傾けると、土踏まずの柔らかいところを使って裏スジと亀頭をたまらない感触で責めたててくる……。

「ちょ、ま、待って七……海、ああ♪」

「きもちいいでしょう? いつもいじめてごめんねぇ、おにぃ♪ これもぜーんぶおにぃを愛してるからなんだよーほらほらー♪」

「あうう、そ、そんなこと言われたら、ぼ、僕は……ひぃん♪」

「んー?ここかな? ここ、いいの? 先っぽの穴指で責めてあげるねー大好きなおにぃー♪」

『大好き』。
的確なタイツ足責めもきもちよかったが、おそらくこの一言が引き金だったと思う。
本日三度目になる尿道の焼けるような感覚が走ると、僕はもう自分の射精が近いことを悟っていた。
けれどそれは同時に――星来たんの破壊も意味する。
いくらこんなマゾ男にされてしまったとはいえ、それでもやっぱり星来は僕にとって大切な存在なんだ。
梨深にフられた時も彼女は慰めてくれた。
『タッキ~だったらすぐにいい子見つかるよ』なんて、ある意味自分の存在すら否定してまで僕の涙を拭ってくれたんだ。

「許して……も、もう許して七海ぃ。 星来たんだけは奪わないでぇ……」

「ダ~メ♪ ていうか、おにぃがガマンすればいいだけの話だよ? ナナはただこうやって大好きなおにぃをきもちよくさせてるだけだも~ん」

「そ、それやめて。 だ、大好きだなんて言われたら出ちゃう、出ちゃうよぉぉぉ!!!」

僕の絶叫を皮切りに、七海の黒タイツ足が更に乱暴にペニスを擦りあげていく。
星来たんを見捨てることなんてできない。 そう頭の中では理解していても、七海の足コキは僕を射精させるためものすごい勢いでラストスパートをかけてくるんだ。
そしてその時……声が聞こえた。

『がんばってタッキ~! ナナっちなんてただのドS妹、ただの肉便器。 こ~んな三次元女の快楽になんか負けちゃダメだぞ~ボケナス~~!!!』

七海の手の中にいる星来たん。 彼女が苦しそうな表情をしながらも、僕に向かってエールを送ってくれているのが見えた。 ――聞こえた。
幻聴なんかじゃない。 幻覚なんかじゃない。 ……妄想なんかじゃない。
こんな妹に調教され尽くしたどうしようもないマゾブタの僕を、彼女はまだ好きでいてくれたんだ……。

「星来たん、ああ星来たん星来たん星来たーーーーーんっっっ!!!」

七海の足先コキをものともせず、僕は大好きな星来たんの声に答えていた。
そう、そうだ僕は何を勘違いしていたんだ。
例えどんなに七海に罵倒されたって調教されたって、いつも僕の嫁はただ一人――星来たん一人だけに決まってるじゃないか。
思い出せ僕、初めて彼女に出会った日のことを。 あの凍えるような寒い雪の日の中、星来たんに出会うためアニメエイトに通った日々を。
それはたとえ妹の七海ですら汚すことの出来ない、愛の軌跡。 僕と星来たんは生まれた頃から赤い糸で繋がっていて、三次元の存在などなんびとたりとも近寄ることができない純粋な。

「さ っ さ と イ け よ 。 こ の キ モ オ タ 」

ドビュルッ!ドビュビュビュビュビュビュッ!!!ビュルルルルルッッッ!!!

「へ……?」

……僕の視界に真っ白な精液が吹き出てくる。 ペニスが射精していた。
けれど当の僕はそれをどこか他人事のように見つめていて――その瞬間、七海の手元がグググっと力を入れていくのが見えた。

「あ~あ、残念だったねおにぃ。 星来ちゃん、ごめんね~?……っと」

バギンッ!!!

上半身と下半身、綺麗に真っ二つになっていく星来たん。 ……星来フィギュア。
その残骸がコロンと……僕の前の床に転がっていく。

「せ、星来たん? ちょ、ま、え……?」

生存フラグを立てたはずだった。 あれだけ星来たんとの愛を思い出し、出会った頃にまで遡り声まで聞いたというのに――そこに星来たんが『落ちてた』。
三度目の射精快楽におとしめられながら、僕はもう一切そこから彼女の声が聞こえてこないことに更なる絶望の淵へと落とされていくのだった……。 






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