梨深×タク CHAOS;HEAD  AAルートEND その後


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野呂瀬との戦いから一ヶ月が経った。
あの戦いのあと、僕は「将軍」の記憶は全て僕に引き継がれて今は一人の「西條拓巳」として生きている。
そのせいなのかはわからないけど、前に比べて七海や梨深に優しく接している気がする。
あの事件があった後も相変わらず七海は口うるさい妹だが、前のようにウザいなどとは思わなくなっていた。
まぁ、いきなりベースに訪ねてくるのはやめてほしいんだけどね。フヒヒ…
そんな事を考えつつ、外で歯を磨いていると「おっはよ!タク、迎えに来たよ!」と声がした。声の主は咲畑梨深 あの事件の後も、毎日梨深と一緒に学校に通っている。
たまに七海に「二人の仲はドコまでいったの~?」などとからかわれる事もあるけど、実際これといった進展は何一つない。まぁ色々な事を考えていても実行に移す勇気がないのだから仕方ない……。しかし、我ながら男として情けないと思う。

とその時「ビシィ!」という声と共に後頭部に痛みが走った。ぼーっとしていたため梨深に頭を叩かれたのだ。
ちょっとムっとした顔で「そろそろ出ないと学校遅刻しちゃうよ?」と自分の腕時計を見せつつ言った。
ぼっとしていた時間が長かったことに気づき、僕は慌ててベースに戻り着替えて梨深とベースをあとにした。
いつもは梨深と楽しい会話をしつつ学校へ向かうのだが、今日は時間が無かったので二人は何も喋らず無我夢中で走って学校に向かった。
学校へ着くと同時に息を切らし前のめりに倒れこんでしまう。その時、僕は重要なことに気づいて愕然としてしまった。
朝、急いで部屋を出たせいで財布を忘れてきてしまったのだ。これでは昼御飯も買えない。
勿論、お弁当なんてものを早起きして作るなどしたこともないし作れるわけでもない。
そんなことを考えつつ途方にくれていると梨深がちょっと頬を赤く染めながら「タク、今日のお昼何か持ってきてるかな?」と小声で呟いた。
僕は (こ、こここれはお弁当フラグですか!!) と胸を躍らせながら持ってきてないことを告げると梨深はまた小声で「今日はタクのためにお弁当を作ってきたんだけど・・・」と呟きこっちにそれを差し出してきた。
僕は「あ、ありがとう」と恥ずかしながらも梨深の手作り弁当を貰い、心の中では (手作り弁当ktkr!!!!) とかなりテンションが上がっていた。
そして梨深は顔を真っ赤にして教室のほうに走っていってしまった。僕は梨深の後姿を見ながら、梨深のああいうところはかなり可愛いな…などと思いつつニヤけているとチャイムが鳴ったので僕も慌てて教室まで走っていった。

授業中は梨深から貰った弁当の事や梨深の事が気になって授業に全然集中できなかった。
そして、午前の授業が全て終わり昼休みになった。
昼休みになって最初に声をかけてきたのは三住くんだった。あの事件の後しばらく喋りかけられなかったが自分から話しかけていく事でまた、以前のような関係に戻った。
そんなことを考えていると三住くんが「おい、タク 今日はやけに嬉しそうだけど何か良い事あったか?」と聞いてきたので思わずその場で飛び跳ねてしまった。
三住くんはこういう時だけは無駄に勘が働くな…… などと思いつつも僕は「いや、べ、別に何もないよ」と答えたまさにそのとき梨深が「一緒にお昼食べよー!」と大声で喋ってきた。
三住くんはそれをみると「ほほう」と一言言ったあとこっちをニヤっと見て
「俺、今日は彼女と食べなきゃいけないから悪いな。」
とウソ臭い笑顔を振り撒きながら去っていった。内心では「三住くんGJ!」と思っていたものの実際、梨深と二人でお昼を食べるとなると変に意識してしまうなぁという不安もあった。
とりあえず、あまり人目のつかない場所に行こうと思って梨深と一緒に屋上で食べることにした。屋上は人が多いイメージだが、実際には案外穴場だったりする事が多い。
そんなことを考えながら屋上につくと意外なことに先客2人いた。

そのうちの一人の金髪の小柄なツインテール少女がこちらに気づき手を振りながら
「あーたくみしゃんなのら~!」
と大声で叫ぶ。そして、もう一人の目つきの悪い黒髪の少女もそれに気づき、こっちを睨みつけたあと溜息混じりに
「西條か…」と小声で呟いた。
小柄なツインテールはこずぴぃこと折原梢 目つきの悪い黒髪の方は蒼井セナ 一ヶ月前の事件で一緒に戦った仲間 (?) だ。
そしてセナが不機嫌そうに「こんなところに何か用か?」と聞いてくる。
きっとこずぴぃと一緒にお昼を食べているところに僕たちが来たから不機嫌なのだろうなと思いつつ
「お昼を食べに…」と答えると今度はこずぴぃが「それならこずぴぃ達と一緒に食べるのらぁ~♪」と言ってきた。
一瞬、背筋が凍るほどの殺気がセナから飛んできたがそれにこずぴぃが気づいたせいか諦めたような感じで「まぁ、いい…座れ」と呟いた。
今、このタイミングで別の場所へ移動すると言うのも気まずいのでこの際、一緒に食べる事にした。しかしこずぴぃとセナの組み合わせはいつみても微笑ましい関係に見える。
そんなことを考えつつ妄想していると存在を忘れかけていた梨深に「ビシィ!」とまた頭を叩かれた。
何で梨深は僕が妄想しているのがわかるのだろうと考えつつ梨深特製の弁当を取り出す。
するとこずぴぃが「手作り弁当なのら~、も~しかし~て梨深しゃんの特製れすか~?」などとビックリすることを言ったので思わず飛び跳ねた。
隣の梨深も同じように飛び跳ねたので思わず大声で笑ってしまった。しばらくみんなと弁当を食べていると、屋上の入り口の方から声がしてまた人が一人入ってきた。
声の主は西條七海 言わずと知れた僕の妹だ。
僕は弁当を見られないよう隠しながら食べるペースを速めた。もし、弁当のことがばれてしまったらどうせまたいつものように冷やかされるのがオチだからである
一方、七海のほうは僕と梨深を見つけると「おにぃ~、梨深さーん」などと言ってこっちに近づいてきた。
僕の必死の抵抗も虚しく、それから七海に弁当を見られるまで大して時間はかからなかった。
そして弁当を見るなり少し驚いた顔で「うわぁ~、それどうしたの?」と僕の弁当を指差して言ったが、僕はあえて無視して弁当を貪り続ける。
するとこずぴぃが「これは梨深しゃんのラーブラブお弁当なのら~!」などと言い出したので僕はあまりの驚きから口の中のご飯を吹き出してしまった。
「おにぃ、汚っ!」と七海が少々にやけながら言う。こずぴぃと梨深に至っては大声で僕を見つめながら笑っていた。
これはかなり恥ずかしい羞恥プレイだ・・・などと思いつつセナをみると、セナまでもが笑いを堪えるのに必死な何とも言えない表情を作り出していた。
しかしすぐに我慢の限界がきたのかセナも大声で笑いはじめた。
僕はそのとき、セナが笑うところを初めて見た気がする。
今までのセナは母親と妹の復讐で頭がいっぱいだったセナはどこか感情を殺している部分があったが、セナもこんな風な顔で笑うんだなぁと思い嬉しくて僕も皆と同じように大声で笑った。
そして昼休みが終わり午後の授業があるためみんなと別れた。

午後の授業も昼休みに梨深のことで皆に散々からかわれたためか集中できず、ずっと梨深の事ばかり考えていた。
ふと隣の梨深の方に目線を移すと梨深と目が合ってしまう。
つい恥ずかしくなって目を逸らす。あー僕は一体何をやっているのだろう。
一ヶ月前に梨深の事好きって告白したのに未だに何も進展しないなんて……などと考えていると少し気が滅入ってくる。
そもそもキモオタの僕にそんな行動力あるわけがない。
梨深も僕の事好きって言ってくれたのは良いけど何も行動起こしてくれないじゃないか!と思った瞬間、お弁当の事を思い出した。
もしかしたらあれは梨深が僕のために起こした行動なんじゃないかと思った僕は自分も何か梨深に対して何か行動を起こさなければならないと思った。

~そして授業も全て終わり放課後~
僕は梨深に応えるべくある行動に移ることを決意する。勇気を出してその行動の一歩を踏み出す。
「あ、あの…り、梨深…えーと…そ、その~、一緒に…か、帰らない?」
予定ではもっとスマートに決める予定だったが精一杯やった結果だし仕方ないか…と内心思った。
梨深は少し驚いた後、笑顔で「うん、帰ろっか!」と言ってくれた。
とりあえず第一段階をクリアした事で少しほっとしていた。それにしても自分の方から梨深に声をかけることができるとは思ってなかったのでそこのところは
「僕、GJ!!」と自分を褒めた。
しかしまだ計画ははじまったばかり、第二段階は梨深を今週末にデートに誘うことなのだが、生まれて今までデートなどしたこともないし誘った事もない僕なので
どう誘って良いのかよくわからなかったので梨深と帰る間もずっとそのことばかり考えていた。
かといって三住くんに聞いても参考にならなそうだしなぁ~と思い、つい溜息がこぼれてしまう。
すると梨深が心配そうな顔で「溜息なんてついてどーしたの?大丈夫~?」と言ったので、僕は慌てて「な、何でもないよ…」と返した。
梨深のために何かしようと思っているのに逆に心配させてどうするんだよ…と自分を叱り、さらに勇気を出して思った事を声にする。
「あ、あのさ…り、梨深」梨深は笑顔で「ん~?どーしたの?タク」と返してくる。
「こ、今度の…に、日曜日…梨深はそ、その…ひ、暇かな…?」と勇気を振り絞って訊いてみる。
梨深は少し頬を染めながら「うん、暇かな」と言ったので僕は最後の勇気を出して
「じ、じゃあ…今度の日曜…い、一緒に…ど、何処か出かけようか」
と言うと梨深は頬を染めたまま
「じゃあ 日曜の朝、タクの家まで迎えにいくね!」と嬉しそうに言ったので、僕は「う、うん…わ、わかった…」といつものような情けない返事をしてしまった。

そして日曜日の朝
今日は梨深とのデートの日だ。
今までデートなどすることもなく生きてきた僕が人生初のデートということで前日の夜は色々計画を立てたり興奮したりでよく眠れなかった。
意識が途切れてから目覚ましがなって起きるまでの時間は約2時間 つまり、デートの日だというのに2時間しか眠れなかったのだ。
「ふわぁ~」とあくびをしつつベッドから起き上がり、この日のために選んでおいた勝負服(笑)に着替えるためパジャマを脱ぐ。
外を歩いているDQN共がオシャレに気をつかってデートに行くのを見ていつもこんなのバカらしい。
などと思っていたのにまさか自分がその仲間入りをすることになるとは と思い少し苦笑いしつつ服を着る。
「じゅ、準備完了…」と鏡を見ながら身だしなみを整えてついそれを口にだす。
あとは梨深が迎えに来てくれるのを待つだけなのだが興奮と緊張で落ち着かないのでとりあえずPCの電源をつける。
こういうときは何かやって気を紛らわせようととりあえずPCでTVを見ることにする。まだ朝早いのでニュースしかやってない。
気を紛らわせられるならこの際何でも良いと思いとりあえずTVの画面に集中する。
そして、しばらくTVを見ていると外でドアをコンコン叩く音がして
「タク~ 起きてる~?迎えにきたよー!」と扉の向こうから梨深の声がする。
TVを見ていて少し落ち着いたところに梨深の声が聞こえて再び今まで忘れていた緊張が戻ってくる。
少し躊躇したあとカギを開ける。するとかなり高いテンションの梨深が大声で「おっはよ~!タク、ビシィ!」といつものように敬礼のポーズをとっていた。
僕は少し呆気に取られたあと「い、行こうか」と少し声を裏返しながら言った。

梨深も「うん!」と元気よく返事をしてにこりと微笑んだ。僕はそんな梨深を見て可愛いと思ってしまい思わず見とれてしまった。
すると梨深が「で、何処行こうか? 私デート初めてだからこういうの憧れてたんだ~」と言ったので(あぁ、梨深もデート初めてなんだ…。) と思い僕は少しホっとした。
そしてすぐにホっとしてる場合じゃないと僕は
「じゃあ、映画でも…み、観にいこうか」と言った。しかし緊張しすぎて変なところで声が裏返ったりして何ともみっともない有様だ…と心の中で思いつつ、梨深の反応を見る。
「映画か~、映画館ってあまり行ったことないから楽しみだよ~」
と梨深はいつもの笑顔で言った。そして映画館まで歩きで向かう途中でタクは
勇気を出して「り、梨深…よかったら…手、手でも…つ、繋がない?」と言った。言ってしまった。
梨深はいきなりの出来事に動揺して石のように動かなくなる。そしてしばらくして
「え~っと、その…いいよ。でも、タクからそんなこと言ってくるなんて私ビックリしちゃったよ~」そしてそっとその手を可愛らしく差し出してくる。
僕は緊張しながらもその手を握った。梨深の手は温かく柔らかくその感触が直に自分の手に伝わってくる。
そしてまた二人で手を繋ぎながら歩き出し、隣を見ると梨深と目が合う。そして二人とも目を少し逸らし微かに笑う。そして、そのとき僕はふと思った。
(あー僕って結構リア充だなぁ)

その声を聞いて梨深も僕と同じ方向に目を向ける。そして「あ、ナナちゃんだ!」と言う
思わず僕は顔に手を当ててしまった…マクディは七海(アイツ)のテリトリーだった。
と溜息をつきながら思った。一方、七海の方も梨深は呼んだことによってこちらの存在に気づいたようですぐに飛んできてこう言った。
「おにぃ、今日は梨深さんとデート?」ニヤニヤしながら聞いてくる七海から顔を背けながら僕は言う。
「そ、そうだけど…な、何か…も、問題でもあるの!」からかわれた事への苛立ちからついテンションが上がり大きな声になってしまう。
それを聞いた七海は少し驚いた様子で「べ、別に問題なんかないけど…」と寂しそうに言った。そんなやり取りをしている中、梨深は二人分のバーガーセットを持ちながら
「こんなところで喋ってたら他の人の迷惑だよ~。とりあえず何処か座ろ?」と言いながら僕と七海の背中をグイグイ押しながら席に追いやる。
そのせいで席が僕の隣に七海が座り、前に梨深が一人座る形になってしまい何とも複雑な気分になった。
かといって今更席のことを言うのもかっこ悪いと思いそのまま食事をすることにした。しばらく誰も喋らず黙々と食べている時間が続き七海が思い出したかのように口を開く。
「あー今日デートだから最近ナナによく電話してきて流行の服とかについて色々聞いてきたんだね~。
おにぃがそんなことに気を遣うなんて槍でも降って来るんじゃないかと思ったけど梨深さんとのデートのためなら納得だよ~」
いきなり一番隠しておきたい出来事の話をされて思わず口に入れたポテトを喉に詰まらせる。
それを見て梨深と七海は微かに笑いながら「大丈夫?」と心配してくれた。
そしてそのあと七海が「あ…もしかしてこのこと梨深さんに聞かれちゃマズかった…?」と言ったので
「あ、当たり前だろ!そ、そんなかっこ悪いこと だ、誰だって…き、聞かれたくないに決まってるじゃないか!」とまた声を荒げて言ってしまった。
すると七海は反省したようで「ごめん…」とションボリしてしまい梨深が「かっこ悪くなんてないよ!でも、いつものタクでも私は別にいいよ?
むしろいつものタクの方が私は好きだなぁ~なんてね。たはは~」と言ったので僕はちょっと安心した。
それと同時にいつものタクの方が好きだと言われた事についつい恥ずかしくて目を伏せて食べるのに没頭してしまう。
梨深の方も言った後でかなり恥ずかしいことを言ってることに気づいたようでそれ以降黙りこくったままポテトとハンバーガーを交互に食べている。
そんな様子を見て七海が「二人ともいつもと変わらないね~!もっとお互い素直になればいいのに~(≡3≡)」と呆れたような顔で言った。
僕は何か言い返してやりたかったが実際その通りなので何も言い返せないままひたすらポテトとハンバーガーに噛り付く。
そんな感じで七海にからかわれ弄ばれるまま昼ご飯も食べ終わり、マクディの前で七海とは別れやっと二人きりになれた。

次は、ど…どこ行こうか?」と僕が聞くと梨深がすぐに「じゃ~、洋服とか見たいな~!」と子供みたいにはしゃいで言った。
そして洋服屋に入り梨深が店の服をいくつか漁り試着室に入る。その間、僕には試着室の前で待っているように言う。
梨深が試着しているとき、後ろからガサガサと着替えている生の音が聞こえてくる。
(あぁ、これはかなり恥ずかしいぞぉ…)と思いつつもやっぱり後ろの着替えの音が気になり頭の中に良からぬ妄想が浮かんできたそのとき、カーテンがガラガラと開き現実に引き戻される。
梨深も僕が妄想しようとしていたのがわかったのかむぅ~っと顰めた顔をしながら言った。
「タク~今、変な妄想しようとしてたでしょ~?」完全にバレていると悟りながらも僕は首を横に振り「そ、そんなこと…す、するわけないでしょ!」と否定する。
しばらく疑いの眼差しで僕を見た後すぐに顔は笑顔に戻りこう訊ねてきた。
「この服どうかな?似合ってるかな~?」僕は言うまでもなく三次元の服装に対して殆んど興味が無かったため、なんと言っていいかわからなかったのでとりあえず率直思った事を言ってみた。
「う、うん…とっても似合ってるよ…」
すると梨深は凄く嬉しそうに「タクにそう言ってもらえると嬉しいなぁ~それにこの服可愛いと思ってたんだよね~」と言ったので僕も少し嬉しくなって
「よ、よかったらその服…梨深にプ、プレゼント…す、するよ」と言った。自分で凄く大胆な事を言ってる事に気づき、思わず目を伏せると梨深が
「わぁ~タクがプレゼントしてくれるなんて嬉しいな~」と即答してきたので少し焦ったもののかなり嬉しくなって笑顔で笑っていた。
それを見た梨深が「今日、タクが笑ったの初めて見たよ~。朝からずっといつもと違ったから心配してたんだ~」と言ったので僕はとっさに「ご、ごめん」と謝る。
すると梨深は「別に謝る事なんてないよ?変なタク~」と言ってレジのところまで僕の手を引っ張る。
そしてプレゼントの服を買うためにサイフを出して代金を支払おうとすると梨深が「うわぁ~、タクってバイトとかしてるようには見えないけど、結構お金持ちなんだね~」と驚いたように言う。
あの事件の後、僕は半引き篭もりの生活をやめて毎日学校に通っているわけだが、休みの日は相変わらずエンスー三昧なのでRMTなどでお金には全く不自由していない。
まぁそんなことを梨深に言えるわけもなく「ぼ、僕だってバイトくらいできるさ!」と言って誤魔化した。
そして洋服屋をでて次に行く場所も決まらない(デートプランを七海にばらされて行きづらくなった)のでとりあえず街を歩きながら散策することにする。
しばらく歩くとガラの悪そうな3人組がこっちに向かって歩いてくるのが見えた。
僕はそいつらを見た瞬間絡まれるのではないか?という予感がしたので目をあわさないように横と通り抜けようとしたのだが相手の一人が
「お、君可愛いじゃん。そんな男ほっといて俺達と遊ばない?」梨深に声をかけてきたのだ。
(一体、何年前のナンパだよ!これだからDQN連中は嫌なんだ…)と思いながら梨深の方を見ると梨深はきっぱり「結構です」と少し怒った感じに言った。
すると3人組は僕ら取り囲み、路地裏まで追いやっていく。

「ここなら誰もこないぜ。どうする嬢ちゃん」とリーダー格の男が言う。
僕は梨深を守ろうと梨深の前に出る。「タク…?」と梨深は心配そうに僕を見つめる。
僕は3人組と向き合う形で睨み合い、ついにその中の一人が僕に拳を振りかざしてきた。(こ、こうなったら…!) 僕はその手を掴み、言った。
「刻むぞ、血液のビート!!」そしてその手を振り払いリアルブートさせたディソードを構え、さらに言う。
「究極奥義!無式・三千世界疾風迅雷(むしき・さんぜんせかいしっぷうじんらい)!!!」3人組は壁に吹っ飛ばされ気絶してしまった。
そこで僕は「安心しろ。峰打ちだ…」と言う。心の中で(決まった…)と叫んだそのとき、頬に激痛が走り体が仰け反る。
「あ、あれ…?」
そして地面に倒れこむ。ふと上を見上げると3人組は無傷のままで一人は拳を前に突き出している。
そこで僕は気づいた(あぁ…今までのは僕の妄想だったんだ…)すると間髪入れずに3人が僕の腹を目掛けて蹴りを入れてくる。
あの事件のあとも僕達ギガロマニアックスの能力は健在でディソードのリアルブートや互換制御、視覚投影、思考盗撮などの能力は使えるはずなのだが
本当に必要なとき以外使うなと梨深やセナに言われていたので全く使っていなかった。
そのためかリアルブートは愚か、ディソードを出すことすらできなくなっていた。
(これじゃあニュージェネ事件のときと同じじゃないか…)など考えながらしばらく痛みに耐えていると手にあの感覚が戻ってきた。(こ、この感覚は…ディソード?)
そしてあとは自分の信じる感覚に従って手に力を込める。するとディソードはリアルブートされた。
「うわああああああああ」3人組はその得体の知れない剣がいきなり現れた事に驚愕して蹴るのをやめて遠ざかる。
僕は立ち上がり、剣を構えながら言う。
「久々に力を使ったから手加減できる保証は無いよ?それでもかかってくるならどうぞ」
実際、自分自身やっているのがやっとなほどボコボコにされた上になんとかディソードをリアルブートできた状態なので何とかハッタリで相手を追い返すしかないと思っていた。
しばらく睨み合いが続き、僕は思い切ってその剣で地面を叩く。すると地面に亀裂が入り2つに割れた。
それを見た3人組はさすがに恐くなったのか走り去って行った。すると頭がクラクラしてきて目の前が真っ暗になっていった。
僕が目覚めたとき、そこは宮下公園のベンチの上だった。目を開けた僕の視線に真っ先に飛び込んできたのはとても心配そうな顔をした梨深だった。
梨深は涙ぐみながら「そんな傷だらけになって…また無茶をして…」と言ったので僕は笑いながら「梨深を守れたなら僕はそれだけで満足だよ…」と言った。
梨深は依然、心配そうな顔をしながらも笑顔で「そろそろ暗くなってきたし…、家に帰ろうか…?」と言う。
僕はコクッと首を縦に振り、頷くと梨深の肩を借りながら家に向かって梨深と一緒に歩き出す。

僕は梨深の肩を借り、よろつきながらも何とかベースに帰ってきた。
帰ってきてすぐ梨深は救急箱から消毒薬とガーゼを取り出してガーゼを消毒液で濡らすと僕の傷口にそれを押し付ける。
「痛っ!」と思った以上に沁みたので思わず声をあげてしまう。
梨深はそれを見て「あ…強く押し付けちゃったかな?ごめんね」と言って僕の顔を覗きこむ。
僕は途端に恥ずかしくなって顔を背けると梨深は僕の頬のあたりを手で掴むと自分の顔の方に引っ張って言った
「顔を背けちゃったら消毒できないよ!痛いのはわかるけどガマンだよ。タク!」
恥ずかしくて顔を背けたのに痛いのが嫌で顔を背けたと勘違いされてしまい、余計恥ずかしくなったので仕方なくそのままじっとしていた。
梨深の顔はとても近くて吐息が顔にかかるのでややむず痒い。梨深は消毒のあと絆創膏をペタペタと貼り付けて「はい!おっしまーい」と楽しそうに言った。
そのとき、僕はあることに気づいてしまった…。
顔が近すぎて興奮したせいなのか、僕のズボンの「それ」が膨れ上がっていた。
僕は梨深に見られまいと隠そうとしたが、時既にお寿司…じゃなくて遅し。梨深は僕の膨らんだズボンをポカーンと見つめたまま固まっている。
僕は何とか誤魔化そうと「こ、これは…違うんだ!べ、別に変な事考えてたとかそういうわけじゃなくて…か、顔が近くてつい…」と混乱しながらも梨深に説明する。
梨深は依然、ズボンの「それ」に視点を定めたままあり得ないことを言い出す。
「タクなら…いいよ…」僕は耳を疑って考える。
(今、いいよって言った?…いや、待て!これは孔明の罠だ…。むしろ、いつもの妄想だ…。
いくら梨深でもこんなモノを見せられて、そんな安易な返答を寄こすわけがない。落ち着け僕…素数を数えるんだ…。)
そこで梨深は僕のほうに手を伸ばす。僕は驚いて「うわああああ!!」と後ろに倒れこむ。
(ダメだ…落ち着け!これは妄想だ…現実じゃないんだ!ここで何かしたらきっと現実に戻って、梨深に「タク、最低!」とか言われるかもしれない…
ひょっとしたらもう声も掛けて貰えないかもしれない…頼む!夢なら覚めて…)と目を瞑ってひたすら夢から覚めろ!と心の中で唱える。
すると唇に生暖かい何かが当たるのを感じる。僕は目を開くと梨深にキスされていた。そこで初めて気づく。
(こ、これは妄想じゃない!現実だ…)僕は梨深をキスをしながら舌を梨深の口へと潜り込ませる。
梨深は「んっ…」と一瞬躊躇するが、すぐに梨深も舌を絡ませてくる。お互いの舌が重なり合って頭が蕩けそうになる
(あぁ…これがディープキスか、エロゲのシーンでしかみたことないけど実際にやってみるとなかなか…)僕はそんな事を考えながら今度は梨深の舌を吸ってみる。
すると梨深は「んっ…あっ…」と色っぽい声を出す。それを聞くとますます興奮してきてしまい、さらに強く吸う。
梨深は「ひゃふは…ひあ、はぁ…」とさらに感じている様子で、その顔は真っ赤に火照っている。そして、僕は梨深を見て我慢できなくなり、ついに梨深を押し倒した。
梨深は「痛っ…」と倒れこむ。僕は「ご、ごめん…つい」と言うと梨深は「大丈夫。続けていいよ…」とこれから僕がするであろうことを予期して承諾する。

すぐさま僕は梨深の服のボタンを外す。すると梨深の綺麗な胸と可愛いピンクのブラが露出する。
僕は当然ブラの外し方など知らないので、その場の勢いに任せてブラを上にずらす。すると梨深の形の良い胸とピンク色の乳首が見える。
(梨深はやっぱり髪もピンクだし、乳首もピンクか…)とバカな事を考えつつも胸にゆっくり手を伸ばす。胸を触ると「んっ…」と梨深が反応する。
僕はとっさに「あ、痛かった?ごめん…」と謝る。梨深は「違うの…その、気持ちよかったから…」と言った。その言葉が僕の何かに火をつける。
僕は軽く撫でるようにその胸は大きくも小さくもない胸を触る。
初めて触った胸の感触は例えようのない柔らかさだった。しばらく僕は梨深の胸を揉んでいると、その中心にある乳首が突起していることに気づき、そこに舌を這わせた。
「あぁん…タク…」と梨深が感じているのがわかる。その声がさらに僕を駆り立てる。僕は梨深の乳首を今度は吸ってみた「ひゃぅ…!」梨深はびっくりして素っ頓狂な声を出す。
しかしもう僕は止まらないただひたすら赤ん坊のようにちゅぱちゅぱとエロい音をたてながら梨深の乳首吸った。「はぁ…あぁん…」と色っぽい声をあげる。
僕はその声でどんどん興奮してより強く、強く吸い続ける。
すると「ダメ…なんかくる…きちゃう!!ひゃぁぁぁぁ…!」梨深の体がビクっとはねた。
それを見た僕は(あぁ、イッたんだ…。本当に女はイクとこうなるんだなぁ…)と目の前で起こったことを分析するほど冷静だった。
梨深はしばらくの間「はぁ…はぁ…」と気持ち良さそうに倒れていたが、僕のほうも別の意味で限界に達してしまい、倒れている梨深スカートを捲るとピンクの下着に手を掛けた。
梨深はいきなりの出来事に動揺して「ちょ…タク…!?」と問いかけるが僕は「聞く耳持たぬ!」とばかりに下着をおろすと
「あれ?…梨深のココ、すごい濡れてるよ…?」と梨深の秘所を指差し、愛液で濡れているワレメに向かって顔を突き出すとぺろぺろと舐め始める。
愛液がピチャピチャ!といやらしい音が響き、梨深も「あぁん…ああぁ…」と喘ぐだけになっていた。そこで僕は意地悪そうに
「梨深って以外にいやらしいね…。こんなにココを濡らしちゃってさ」と梨深に言う。
梨深は恥ずかしそうに顔を背けて「そ、そんなこと言わないで…」と小さく呟く。タクはそのワレメの上の突起物を舌の先で突っつき、刺激する。
すると梨深は「ひゃあ!」と気持ち良さそうな声をあげた。
僕は舌でその突起物をペロペロ舐めると梨深は面白いように「あぁ…はぁん!」と喘ぎ、息が荒くなっていく。
そしてその突起物を僕は口の中に抱え込み一気に吸い込むと梨深は再び「タク…体が熱いよ…うっ…ああああああっ!」と二度目の絶頂と同時に潮を吹き、僕の顔に愛液がかかる。
僕はいきなりの出来事に驚き「うわぁ…」と声をあげると梨深はぐったりしながら秘所を丸出しにして倒れる。
そんな梨深を見て僕は「それじゃ、そろそろ射れるね…」と言うと梨深の承諾する間も与えず、ズボンのチャックを下げると元気にいきり立っているモノを取り出し、梨深の膣に押し込む。
「ああああぁぁぁっ!!!」と梨深は悲鳴にも似た声をあげ、ブチブチッ!と処女膜の破れる音がして梨深は「うぅ…」と顔を苦痛に歪ませながらも痛みに耐える梨深。
しかし、理性が吹っ飛んでしまった僕にはもうそんな梨深の痛がる声は届かず「うおおおっ…あぁ…梨深のナカ、凄くキツくて温かいしとろけそうだよ…」と呟くと
 パンパンパンパン!とひたすら快楽を求め、腰を振り続ける。次第に、梨深も「あっ…うあっ…はうっ…」とモノでナカを擦るたびに、それに併せて喘ぐ。
そして、ナカの締め付けがさらにきつくなる。僕は限界が近づいてきた事に気づき「梨深…僕、もう…そ、そろそろ出ちゃいそうだけど…ナカでいい…かな?」と告げる。
梨深は痛みに耐えつつも気持ち良さそうな顔で「えっ…あっ…うぅ…うん、いいよ…」と答えた。
そして締め付けがさらにきつくなり、僕は絶頂に達して「うあっ…で、出る…!」ドピュ!ドピュピュピュ…と梨深の膣内に自分の精液を大量に流し込む。
梨深も同時に絶頂に達したようで「あぁん…っ――あぁぁっ!」と言ってまたビクっとはねた。
子宮が精液に満たされ、僕は自分のモノを梨深のナカから抜くと膣から精液が溢れ出てきた。
僕はその赤く血の混じった自分の精液を見て「処女だったのにいきなり突っ込んでごめん…」と自分でも意味がわからない謝り方をした。
梨深は「タクが…気持ちよかったならいいよ…」と顔を背けながら恥ずかしそうに小さく呟いた。

そして、僕は「ごめん…」と再び謝った。
梨深は「いいよ…」と言うと僕はそれを否定して「違うんだ…その、服が…」そう言うと梨深のスカートと下着を指差す。
スカートと下着には膣からこぼれ出た精液がべっとりとついていた。
梨深はそれを見ると少し考えて「ん~、これじゃ帰れないね~」と言うと何か思いついたようにこっちを見ると
「帰れないから、今日はここに泊まってもいいかな…?」と僕に提案する。
裸のままこっちを見つめてそんなことを言われたら断れるものか!と思いつつも僕は目を逸らすと
「うん、わかった」と言うと続けて
「じゃ、じゃあ…そ、外にシャワーコンテナがあるから体を洗ってきたら…ふ、服は僕のジャージとか古着ならあるから何とかなると思う…あ、でも下着は…」
そういうと今度は梨深が「いいよ…下着は何とかするから!で、でもこの格好で外まで行くの!?」と質問してくる。
僕は小汚い毛布を梨深に渡すと「こ、これを巻いて行ってよ…それでも恥ずかしいと思うけど…め、滅多に人は来ないから大丈夫だと…思う」と告げる。
梨深は「うん、わかった~じゃあ、お先に入らせてもらいまーす!」と言うと外のシャワーコンテナに向かっていった。
僕は周りの惨状をしばらく見てからパンツを履いて、ズボンをチャックを閉めると片付けにかかる。飛び散った精液を濡れティッシュで拭き取り、梨深の服を洗濯籠に入れる。
イカ臭い匂いが周囲に漂っているので、ファブ○ーズを振り撒き、臭いを消すと古着の入ったダンボールを漁り始める。
とりあえず、なるべく綺麗な服を3枚ほど出して今度はズボンを漁り、ズボンも3枚ほど揃える。
その後、外に出て屋上に人が来ないか監視する。それから5分ほどして梨深がシャワーコンテナから顔を出す。
「タク、タオルがないんだけど…」と真剣な顔で僕に言葉を投げかけてくる。
僕は「ああああ!!!」と大声をあげたあと、思い出したようにベースに戻るとタオルを抱えて梨深の元に走って
「ごめん…朝、シャワー浴びたときに切れてたんだけど夜入る時に持って行けばいいやって思ってたんだった…」と謝る。
梨深は「ビシィ!タクってばうっかりさんだなぁ…裸で出て来いって事かと思ってびっくりしたよ~」と顔だけ出しながら言う。
僕はタオルを梨深に渡すと梨深は片手をコンテナから出して受け取った。
それを見た僕は (この見えそうで見えない感じ…タマラン!!!) とまた興奮してきたが、何とか気持ちを抑えた。
それから少しして梨深がタオルを巻いてコンテナからでてきた。僕は梨深の体を隠すようにベースまで梨深と一緒にベースに戻ると言った
「梨深の服は洗濯しちゃうけどいいかな?あと、服は上下その中から適当に選んじゃって」梨深は「タクって洗濯もできるんだ~凄いね!じゃあ、お願いしようかな」と言う。
それを聞いた僕は梨深の服の入った洗濯籠を持って「じゃあ、…ぼ、僕もシャワー浴びてくるから そ、その間に着替えちゃって…」と告げて外へ出た。
僕は外の洗濯機に梨深の服と洗剤を入れるとスタートボタンを押してシャワーコンテナに入る。

コンテナの中はシャンプーと梨深のいい匂いがしており、僕はいつもの場所だというのになぜか緊張してしまった。
小さい更衣室で衣服を脱ぐとシャワーのある隣の部屋に入り蛇口を捻る。途端に全身に痛みが走り思わず声が出る
「うっ…痛い…」そこで昼過ぎの出来事を思い出す。
(あぁ…そういえば、今日は街のチンピラ連中にボコボコにされたんだった…)痛みに耐えながらしばらく今日のことを振り返り、思わず手でガッツポーズをする。
(やった…やっと童貞を卒業したぞ!!僕はもう昔のキモオタな僕じゃない!このまま行くとナイトハルトも夢じゃないかも…フヒヒww)
そこで我に帰り、(あぁ、これじゃ何も変わってないじゃないか…)と自己嫌悪する。
そして蛇口を元に戻し、シャワーを止めると衣服を着替えてベースに戻る。
念のため、数回ノックすると梨深が扉を開けて顔を出して言った
「もう着替え終わってるよ~。あ~それともタク、また外でいやらしい妄想してたんでしょ~!」そしてまた「ビシィ!」と梨深に頭を小突かれる。
僕は「さすがにそんなに毎回妄想しないよ…」と頭を押さえて言うと梨深が「あ…そうだった?ごめんごめん!」と背中をバシバシ叩く。
そこで梨深は思い出したように「あっ…」と言ってこっちを見ると「タク…あのね…私、おなかすいちゃった…」と自分のお腹を触りながら言った。
僕は「じゃあ、コンビニでなんか買ってくるよ…。おにぎりとかでいい?」
と言うと梨深は「私も行くよ」と言ったので、「夜遅いから梨深はベースに居て」と僕は梨深を引き止めるとコンビニまで走った。
本当は僕も夜のコンビニはヤンキーが屯していたりするので梨深にもついてきてほしかったけど
さすがにノーパンの女の子を外に連れ出すわけには行かないだろうと思い、こうして一人でコンビニまで来ている。
コンビニで弁当2つとおにぎり2つを買うと寄り道せずに一直線にベースに戻る。
そしてベースの扉を数回ノックすると梨深が「ガチャン!」とカギを開けて出迎えながら「おかえり~タク!ん…お弁当も買ってきたんだね。
実はかなりお腹空いてたんだ~タクって気が利くね!」言った。「ま、まぁね…実は僕もかなりお腹空いていたんだ。
で、梨深もおにぎりじゃ足りないかと思って二つ買ってきた」と僕は返事する。
梨深は「じゃー、早速食べよっか!」と言って弁当の袋も持って行くとおにぎりと弁当を1つずつ並べてくれた。
僕は梨深の向かい側に座り、二人で少し遅めの夕飯にする。二人とも一日に色々ありすぎて疲れていたのか食事中は何も喋らず食事を済ませた。
食事が終わると梨深は眠たそうに欠伸をしたので、僕は
「僕のベッド使っていいよ…。僕はソファーで寝るから」と言うと梨深は小悪魔的な笑みを浮かべて「一緒に寝ようよ~」と僕を誘う。
僕は一瞬理性がどこかへ飛びそうになるのを堪えて「あ、明日は学校が…あ、あるじゃないか…」と誤魔化した。
梨深はそれを聞いて「あは、タク照れちゃって可愛い~。じゃあ、おやすみ。タク…」と言ってベッドに入ると寝息をたてて眠ってしまった。
僕は(疲れていたんだろうなぁ~さっきあんなことしたばっかりだし…)などと梨深とした行為について思い出すと頭を振って忘れさせて自分もソファーに転がり眠りについた。


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