アニメED後

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野呂瀬との戦いから半年後、僕はようやくいつもの日常へ戻れつつあった。あれほど破壊された渋谷の街も急ピッチで復興が 進み、破壊の爪痕も段々と減ってきている。僕としては少し前までの静かな渋谷も結構好きだったのだが、こうしてビルの 屋上から日に日に蘇っていく街の眺めを見るのも悪くないと思っていた。 ちなみにあれだけの戦いを経て、僕の性格やら内面が変わったかというと全くそうではなかったりする。相変わらず人付き 合いは苦手だし、アニメや漫画、ゲームも大好きだ。コンテナの部屋の中にはゴミが散乱している。17年間培ってきた、 西條拓巳という人間はなかなか変えられるものじゃあないんだろうと、僕は他人事のように分析していた。 まあ唯一違ったことはほぼ毎日のように朝早く起きて、学校に行くようになったことだろうか。帰りも梨深や三住くんに 付き合って遊びに行ったりもしている。けれどそれは単に梨深に言われただけじゃなく… 「おはようございます、西條くん」 背後から誰かの声が聞こえたような気がしたが、僕は聞こえなかったふりをしてコンテナへと戻る。 「あっ…待ってください、西條くん!」 素早くドアを閉めようとしたが、すんでのところで白く細い指によってがっちりと押さえられてしまった。全くこの手の どこにそんな力があるんだか。僕が両手で空しい抵抗を続けたが、やがてギ、ギ、ギという軋んだ音と共に、少女の顔が 現れた。眼鏡をかけた気弱そうな顔。まぁ美人の部類に入るし、たいていの男は一度見ただけであっさり気を許してしまい そうだ。そう、かつての僕のように。 「おはようございます。西條くん」 完全に開かれたドアの向こうには、制服姿の悪魔女-楠優愛が立っていた。 「…おはよ」 僕は蚊の鳴くような声で応えると、そのままコンテナの奥においてあった鞄を取りに行く。その間にも優愛は全く遠慮なく 中にあがりこんできた。 「西條くん、朝ご飯まだですよね?サンドイッチ作ってきたんですけど食べませんか?」 「いらない、もう学校行かないといけない時間だから」 「ええっ…でもまだ全然大丈夫な時間ですよ?朝食はしっかり食べないとダメですよ?」 サンドイッチが入っているらしいランチボックスを両手で持ちながら、優愛はオロオロとうろたえた。…全く、だから早く 学校に行きたかったんだ。この悪魔女が僕のベースにやってくる前に。 楠優愛-かつて僕をニュージェネ事件という連続殺人の犯人と決め付け、しつこく僕を追いかけまわした女だ。結局それは 全くの濡れ衣であり、僕がその間に優愛から受けた仕打ちの数々は未だにトラウマとして残っている。まぁ野呂瀬たちとの 戦いではこいつも一応役には立ってくれてたみたいだが、そんなことで優愛の罪が消えるとはこれっぽっちも思っていない。 それは優愛も感じているらしく、「罪滅ぼしがしたい」といって毎日のようにベースにおしかけてくるようになった。こう いう風に弁当も持参で。学校にいる間は梨深のガードもあって何とか近づいてはこないが、時々視線を感じて振り向くと 柱の陰からじっとこちらを見ていたりする。そして夜も大分遅くまでコンテナの前で待っている。おかげでここ数ヶ月は その追っ手から逃れるために、すっかりと脱ひきこもり状態になっていた。 「…あのさ、別にいいよ。毎日こなくて。こっちは別に頼んでないし」 「でも、私…西條くんにひどいことをしてしまったから…何かしてあげたいんです」 「だからいいからそんなの。正直ありがた迷惑ってヤツなんだよね」 「そんな…」 今にも泣きそうな表情で、優愛はランチボックスをギュッと握り締めた。その仕草に僕は一瞬ズキリと心の痛みを覚えたが 慌ててそれを打ち消す。前に心を許したせいでひどい目にあったじゃないか。もうあんなことはコリゴリだ。たとえ優愛が 今は純粋な気持ちで僕に何かをしたいと思っていても、もうこの女と関わること自体が嫌過ぎる。 「じゃあそういうことだから、僕はもう学校に行くね」 「ま、待ってください!」 僕は優愛の横をすり抜けようとしたが、あっさりとブロックされてしまった。 「お願いです。私に何か拓巳くんのためにさせてください。お食事でもお掃除でもお洗濯でも何でもいいんです!」 「あのさぁ…」 僕はうんざりしながら強引に突破しようかと考えていたが、ふとあることを思いついた。どうせここで優愛を振り切ったと しても明日になればまたやってくるに決まっている。それよりも今この場であることをすれば優愛は二度と来なくなるだろう。 「優愛…」 僕は優愛の二の腕を掴んだ。 「え…西條くん…?」 「さっき言ったよね…何でもするって…」 「え、ええ…」 多分、今の僕は最高にキモイ顔をしているかもしれない。まぁ実際に最高にキモイことをしようとしているんだけど。 「じゃあ…こういうことも…いいってことだよね!」 「きゃあっ!?」 次の瞬間、僕はほとんど体当たりするように優愛をソファの上に押し倒していた。ランチボックスが宙を舞い、床に叩きつけられる。 「ハァハァ…優愛たん…」 僕は普段よりも一層キモイ声を出すように心がけながら、震える手で優愛の胸元を掴み、一呼吸した後に一気に左右に引き裂いた。 「に、西條くん、な、何を!」 「決まってるでしょ、セ、セクロスさせろ」 セックス、とはっきり声に出していうのが恥ずかしかったために2ちゃん用語を使ってしまった。だが意味は通じたらしい。途端に 優愛の顔が真っ赤に染まる。 「ほ、本気…ですか?」 「もちろん、大マジ。じゃあさっそく始めるからね」 まぁでも安心してよ。ヘタレ童貞の僕が出来るのはここまでだから。後は僕を思いっきり跳ね除けて外に飛び出せばいい。あ、 首締めは勘弁な 「…わ、わかり…ました…」 そうそうものわかりがいいと…は? 「西條くんが…そういうことをしたいんでしたら…私はいいです」 イマ、ナンテイイマシタ? 優愛が何を言っているかわからず、僕は至近距離から顔をまじまじと見つめてしまった。だが優愛は頬を染めてはいるものの、その 表情はとても真剣だった。 ま、待て。落ち着け。素数を数えるんだ。2,4,,6,8,10…いや、素数じゃないし、いや、そういうことはどうでもよくて!なんだ、 また妄想が発動したのか?でも野呂瀬たちとの戦いで僕のリアルブートの能力は失われたって梨深がいってたし、いやでもこんな エロゲ的状況が僕にありえるわけいやそんなこといっても… 「西條…くん…」 その時、すっと伸ばされた優愛の手によって僕の顔が掴まれたかと思うと、次の瞬間には唇に何かとてつもなく柔らかいものが押し 当てられていた。 「ん…」 数瞬の後、それがキスだと気づくと同時に優愛の顔がゆっくりと離れていく。 「西條くん…きてください」 熱に浮かされたような切なげな優愛の顔を見た途端、僕の頭の中からはただの優愛を追い出す口実だったとか、こいつは悪魔女だ とか、これは妄想なんだとかその他もろもろの思いは吹き飛んでしまった。と同時に僕の中から今まで感じたことの無いような 衝動が湧き上ってくる。い、いいのか?いいんだな?この衝動に身を任せても? 「ゆ、優愛…」 僕は情けないほど手をプルプルと震わせながら、あらわになった優愛の胸に指を触れさせた。 ムニュ、という効果音が耳に届いたような気がした。 …柔らかい。 それが僕が生まれて初めてまともに女の子の胸を触った瞬間の感想だった。力を入れるとどこまでも沈んでいくようでいて、それで いながら少しでもその力を緩めると豊かな弾力と共に指を押し返してくる。僕はおっぱいマウスパッドなら数十枚と所有していたが たとえ星来たん覚醒バージョンおっぱいマウスパッドでも、この柔らかさに勝つことはできないだろう。 く、くそう二次元、いや二.五次元が三次元に負けるなんて… 僕は内心で悔しさをにじませたが、人生初のおっぱいの感触に逆らうことはできなかった。指だけではなく手のひら全体を使って ブラ越しに優愛の胸を揉みしだき始める。 「んっ…ん…」 僕に胸を揉まれ、優愛はかすかにあえぎ声を漏らし始める。 こ、これは感じてるのか?か、感じてるんだよな? ひょっとしたらいきなりヘタクソとののしられるかと思ったが、とりあえず優愛から反応を引き出すことができ、僕は一安心する。 そのまま僕は、優愛が時折もらすあえぎ声に支えられるかのように胸を揉みまくった。そのうち半分ずれかけていたブラが段々と 下に滑り落ちていく。 う、うわ…乳首見えちゃってるよ。 優愛の乳首の色は淡い桜色をしていた。桜色なんていう乳首の色がエロゲやエロ漫画以外にも存在しているという事実に僕は少し 驚く。三次元の乳首は低予算のエロアニメ程度は表現できないほど、ふるふると揺れる胸の動きに合わせて小刻みに震えた。 吸いたい… 僕は目の前に肉をぶら下げられた犬のように、優愛の乳首に吸い付いた。 「んあっ!?」 僕に吸い付かれた途端。優愛が素っ頓狂な声をあげた。 やばい!いきなり過ぎたか? 僕は内心ドキリとしながら少し顔をあげて優愛のほうを見る。けれど僕の視線を受けて、優愛は一瞬のためらいののちに 微笑んだ。それを了承の合図と受け取り、僕は再び優愛の乳首を吸うことに没頭する。吸うだけでは飽き足らず舌の腹で乳首をこすっ たり、舌先でちょんちょんとつついてみたりした。やがて僕の口内で乳首が固くとがっていくのがわかる。と同時に優愛の足に 密着している僕の股間にも変化が現れ始めていた。 「ん…ちゅぱっ…じゅるっ…優愛」 もう少し優愛の乳首を味わっていたかったが、僕は優愛のおっぱいから唇を離した。そしてちょっとずつ体を上のほうにずらしながら 優愛の胸のあたりで馬乗りの体勢になる。 「西條…くん?…ひゃあっ!?」 直後、優愛の眼が大きく見開かれた。そりゃあそうだろう。いきなり目の前にボロンと太い肉のかたまりを差し出されたんだから。 まさかこの女に僕の一番見られたくないところを見せるなんて… 数分前には妄想さえしなかったことだ。でも現実に僕はギンギンに勃起したペニスを優愛の眼前に突きつけている。 「あ、あ、あ…」 優愛は固まった表情のまま、僕のペニスから眼をそらさない。 「な、なんだよ。ぼ、僕のペニスそんなに変かよ」 あまりに長時間ペニスを見つめられて、僕は思わずそう問いかけた。そこでようやく、別のところに飛びかけていた優愛の意識が戻った ようだ。はっとしながら慌てて顔を横にずらす。もっとも横目でチラリチラリと見ているけど。 「い、いえ…その…初めて見る形でしたので…」 「ど、どうせ僕は包茎だよっ!」 うわー今の優愛の言葉は僕の心にぐさりと刺さったぞ。はいはい、どうせ皮かむりチンですよ。短小ですよ。 「ほう…けい?…ってなんですか」 うん、いい質問だ。包茎ってのは…ん? 優愛の言葉に僕は我に帰る。今なんていった? 「その…ほうけい…って、こ、これの名前ですか。…でも…その…ペ、ペニスとかお、おちんちんっていう名前じゃ…」 優愛はおそるおそるといった感じで指先を肉棒にに近づけた。 …あれ、待てよ? 僕はあることに気づいた。 「ゆ、優愛って男のペニスみるの初めて?」 「あ、当たり前です!お父さんのだって見たことありません!」 「じゃ、じゃあ…」 僕はごくりと喉を鳴らしながら次の言葉を搾り出した。 「優愛って…処女?」 僕の問いかけに優愛は一瞬ためらう素振りをみせたが、やがてこくりとうなずいた。 「は、はい…そうです…しょ、処女です。男性経験はありません」 と、年上処女キター! 僕の脳裏でファンファーレが響いた。正直言って僕は処女厨だ。エロゲをプレイするときでも処女ヒロインしか攻略しない。かつてとある 漫画のヒロインが非処女だと判明したとき、その漫画の単行本を破り捨てて作者に送ったこともある。ただ比較的に処女率が高い二次元と 違って、三次元の女どもはどいつもこいつもヤリマンだと思っていた。それがまさか、この悪魔女が処女だったなんて…エロゲ的に例えると 人妻キャラが処女だったのと同じくらいの奇跡だと言えるだろう。 「あ、あの…変ですか…やっぱり。西條くんよりもお姉さんなのに…処女だなんで」 僕が黙り込んだせいで、機嫌を損ねたとでも思ったのか優愛が尋ねてくる。 「い、いや!そんなこと!むしろ処女のほうが嬉しいっていうか!他の男と比べられなくて済むっていうか、いやそうじゃなくて!」 「良かった…」 優愛がにっこりと微笑んだ瞬間、僕の心臓がドクンと高鳴った。 ヤバイ…可愛い… 「ゆ、優愛っ!」 僕は優愛の胸ををぐっと固定すると、たぎったペニスを二つの乳房の間に挟みこませた。 「きゃあっ!?」 突然の出来事に優愛の体が硬直する。 「ご、ごめん優愛!う、動くね!」 優愛の承諾を得るよりも早く、僕は腰を前後に振り始めた。 (続く) ---- #comment_num2(size=30,vsize=3,num=20) ----
野呂瀬との戦いから半年後、僕はようやくいつもの日常へ戻れつつあった。あれほど破壊された渋谷の街も急ピッチで復興が 進み、破壊の爪痕も段々と減ってきている。僕としては少し前までの静かな渋谷も結構好きだったのだが、こうしてビルの 屋上から日に日に蘇っていく街の眺めを見るのも悪くないと思っていた。 ちなみにあれだけの戦いを経て、僕の性格やら内面が変わったかというと全くそうではなかったりする。相変わらず人付き 合いは苦手だし、アニメや漫画、ゲームも大好きだ。コンテナの部屋の中にはゴミが散乱している。17年間培ってきた、 西條拓巳という人間はなかなか変えられるものじゃあないんだろうと、僕は他人事のように分析していた。 まあ唯一違ったことはほぼ毎日のように朝早く起きて、学校に行くようになったことだろうか。帰りも梨深や三住くんに 付き合って遊びに行ったりもしている。けれどそれは単に梨深に言われただけじゃなく… 「おはようございます、西條くん」 背後から誰かの声が聞こえたような気がしたが、僕は聞こえなかったふりをしてコンテナへと戻る。 「あっ…待ってください、西條くん!」 素早くドアを閉めようとしたが、すんでのところで白く細い指によってがっちりと押さえられてしまった。全くこの手の どこにそんな力があるんだか。僕が両手で空しい抵抗を続けたが、やがてギ、ギ、ギという軋んだ音と共に、少女の顔が 現れた。眼鏡をかけた気弱そうな顔。まぁ美人の部類に入るし、たいていの男は一度見ただけであっさり気を許してしまい そうだ。そう、かつての僕のように。 「おはようございます。西條くん」 完全に開かれたドアの向こうには、制服姿の悪魔女-楠優愛が立っていた。 「…おはよ」 僕は蚊の鳴くような声で応えると、そのままコンテナの奥においてあった鞄を取りに行く。その間にも優愛は全く遠慮なく 中にあがりこんできた。 「西條くん、朝ご飯まだですよね?サンドイッチ作ってきたんですけど食べませんか?」 「いらない、もう学校行かないといけない時間だから」 「ええっ…でもまだ全然大丈夫な時間ですよ?朝食はしっかり食べないとダメですよ?」 サンドイッチが入っているらしいランチボックスを両手で持ちながら、優愛はオロオロとうろたえた。…全く、だから早く 学校に行きたかったんだ。この悪魔女が僕のベースにやってくる前に。 楠優愛-かつて僕をニュージェネ事件という連続殺人の犯人と決め付け、しつこく僕を追いかけまわした女だ。結局それは 全くの濡れ衣であり、僕がその間に優愛から受けた仕打ちの数々は未だにトラウマとして残っている。まぁ野呂瀬たちとの 戦いではこいつも一応役には立ってくれてたみたいだが、そんなことで優愛の罪が消えるとはこれっぽっちも思っていない。 それは優愛も感じているらしく、「罪滅ぼしがしたい」といって毎日のようにベースにおしかけてくるようになった。こう いう風に弁当も持参で。学校にいる間は梨深のガードもあって何とか近づいてはこないが、時々視線を感じて振り向くと 柱の陰からじっとこちらを見ていたりする。そして夜も大分遅くまでコンテナの前で待っている。おかげでここ数ヶ月は その追っ手から逃れるために、すっかりと脱ひきこもり状態になっていた。 「…あのさ、別にいいよ。毎日こなくて。こっちは別に頼んでないし」 「でも、私…西條くんにひどいことをしてしまったから…何かしてあげたいんです」 「だからいいからそんなの。正直ありがた迷惑ってヤツなんだよね」 「そんな…」 今にも泣きそうな表情で、優愛はランチボックスをギュッと握り締めた。その仕草に僕は一瞬ズキリと心の痛みを覚えたが 慌ててそれを打ち消す。前に心を許したせいでひどい目にあったじゃないか。もうあんなことはコリゴリだ。たとえ優愛が 今は純粋な気持ちで僕に何かをしたいと思っていても、もうこの女と関わること自体が嫌過ぎる。 「じゃあそういうことだから、僕はもう学校に行くね」 「ま、待ってください!」 僕は優愛の横をすり抜けようとしたが、あっさりとブロックされてしまった。 「お願いです。私に何か拓巳くんのためにさせてください。お食事でもお掃除でもお洗濯でも何でもいいんです!」 「あのさぁ…」 僕はうんざりしながら強引に突破しようかと考えていたが、ふとあることを思いついた。どうせここで優愛を振り切ったと しても明日になればまたやってくるに決まっている。それよりも今この場であることをすれば優愛は二度と来なくなるだろう。 「優愛…」 僕は優愛の二の腕を掴んだ。 「え…西條くん…?」 「さっき言ったよね…何でもするって…」 「え、ええ…」 多分、今の僕は最高にキモイ顔をしているかもしれない。まぁ実際に最高にキモイことをしようとしているんだけど。 「じゃあ…こういうことも…いいってことだよね!」 「きゃあっ!?」 次の瞬間、僕はほとんど体当たりするように優愛をソファの上に押し倒していた。ランチボックスが宙を舞い、床に叩きつけられる。 「ハァハァ…優愛たん…」 僕は普段よりも一層キモイ声を出すように心がけながら、震える手で優愛の胸元を掴み、一呼吸した後に一気に左右に引き裂いた。 「に、西條くん、な、何を!」 「決まってるでしょ、セ、セクロスさせろ」 セックス、とはっきり声に出していうのが恥ずかしかったために2ちゃん用語を使ってしまった。だが意味は通じたらしい。途端に 優愛の顔が真っ赤に染まる。 「ほ、本気…ですか?」 「もちろん、大マジ。じゃあさっそく始めるからね」 まぁでも安心してよ。ヘタレ童貞の僕が出来るのはここまでだから。後は僕を思いっきり跳ね除けて外に飛び出せばいい。あ、 首締めは勘弁な 「…わ、わかり…ました…」 そうそうものわかりがいいと…は? 「西條くんが…そういうことをしたいんでしたら…私はいいです」 イマ、ナンテイイマシタ? 優愛が何を言っているかわからず、僕は至近距離から顔をまじまじと見つめてしまった。だが優愛は頬を染めてはいるものの、その 表情はとても真剣だった。 ま、待て。落ち着け。素数を数えるんだ。2,4,,6,8,10…いや、素数じゃないし、いや、そういうことはどうでもよくて!なんだ、 また妄想が発動したのか?でも野呂瀬たちとの戦いで僕のリアルブートの能力は失われたって梨深がいってたし、いやでもこんな エロゲ的状況が僕にありえるわけいやそんなこといっても… 「西條…くん…」 その時、すっと伸ばされた優愛の手によって僕の顔が掴まれたかと思うと、次の瞬間には唇に何かとてつもなく柔らかいものが押し 当てられていた。 「ん…」 数瞬の後、それがキスだと気づくと同時に優愛の顔がゆっくりと離れていく。 「西條くん…きてください」 熱に浮かされたような切なげな優愛の顔を見た途端、僕の頭の中からはただの優愛を追い出す口実だったとか、こいつは悪魔女だ とか、これは妄想なんだとかその他もろもろの思いは吹き飛んでしまった。と同時に僕の中から今まで感じたことの無いような 衝動が湧き上ってくる。い、いいのか?いいんだな?この衝動に身を任せても? 「ゆ、優愛…」 僕は情けないほど手をプルプルと震わせながら、あらわになった優愛の胸に指を触れさせた。 ムニュ、という効果音が耳に届いたような気がした。 …柔らかい。 それが僕が生まれて初めてまともに女の子の胸を触った瞬間の感想だった。力を入れるとどこまでも沈んでいくようでいて、それで いながら少しでもその力を緩めると豊かな弾力と共に指を押し返してくる。僕はおっぱいマウスパッドなら数十枚と所有していたが たとえ星来たん覚醒バージョンおっぱいマウスパッドでも、この柔らかさに勝つことはできないだろう。 く、くそう二次元、いや二.五次元が三次元に負けるなんて… 僕は内心で悔しさをにじませたが、人生初のおっぱいの感触に逆らうことはできなかった。指だけではなく手のひら全体を使って ブラ越しに優愛の胸を揉みしだき始める。 「んっ…ん…」 僕に胸を揉まれ、優愛はかすかにあえぎ声を漏らし始める。 こ、これは感じてるのか?か、感じてるんだよな? ひょっとしたらいきなりヘタクソとののしられるかと思ったが、とりあえず優愛から反応を引き出すことができ、僕は一安心する。 そのまま僕は、優愛が時折もらすあえぎ声に支えられるかのように胸を揉みまくった。そのうち半分ずれかけていたブラが段々と 下に滑り落ちていく。 う、うわ…乳首見えちゃってるよ。 優愛の乳首の色は淡い桜色をしていた。桜色なんていう乳首の色がエロゲやエロ漫画以外にも存在しているという事実に僕は少し 驚く。三次元の乳首は低予算のエロアニメ程度は表現できないほど、ふるふると揺れる胸の動きに合わせて小刻みに震えた。 吸いたい… 僕は目の前に肉をぶら下げられた犬のように、優愛の乳首に吸い付いた。 「んあっ!?」 僕に吸い付かれた途端。優愛が素っ頓狂な声をあげた。 やばい!いきなり過ぎたか? 僕は内心ドキリとしながら少し顔をあげて優愛のほうを見る。けれど僕の視線を受けて、優愛は一瞬のためらいののちに 微笑んだ。それを了承の合図と受け取り、僕は再び優愛の乳首を吸うことに没頭する。吸うだけでは飽き足らず舌の腹で乳首をこすっ たり、舌先でちょんちょんとつついてみたりした。やがて僕の口内で乳首が固くとがっていくのがわかる。と同時に優愛の足に 密着している僕の股間にも変化が現れ始めていた。 「ん…ちゅぱっ…じゅるっ…優愛」 もう少し優愛の乳首を味わっていたかったが、僕は優愛のおっぱいから唇を離した。そしてちょっとずつ体を上のほうにずらしながら 優愛の胸のあたりで馬乗りの体勢になる。 「西條…くん?…ひゃあっ!?」 直後、優愛の眼が大きく見開かれた。そりゃあそうだろう。いきなり目の前にボロンと太い肉のかたまりを差し出されたんだから。 まさかこの女に僕の一番見られたくないところを見せるなんて… 数分前には妄想さえしなかったことだ。でも現実に僕はギンギンに勃起したペニスを優愛の眼前に突きつけている。 「あ、あ、あ…」 優愛は固まった表情のまま、僕のペニスから眼をそらさない。 「な、なんだよ。ぼ、僕のペニスそんなに変かよ」 あまりに長時間ペニスを見つめられて、僕は思わずそう問いかけた。そこでようやく、別のところに飛びかけていた優愛の意識が戻った ようだ。はっとしながら慌てて顔を横にずらす。もっとも横目でチラリチラリと見ているけど。 「い、いえ…その…初めて見る形でしたので…」 「ど、どうせ僕は包茎だよっ!」 うわー今の優愛の言葉は僕の心にぐさりと刺さったぞ。はいはい、どうせ皮かむりチンですよ。短小ですよ。 「ほう…けい?…ってなんですか」 うん、いい質問だ。包茎ってのは…ん? 優愛の言葉に僕は我に帰る。今なんていった? 「その…ほうけい…って、こ、これの名前ですか。…でも…その…ペ、ペニスとかお、おちんちんっていう名前じゃ…」 優愛はおそるおそるといった感じで指先を肉棒にに近づけた。 …あれ、待てよ? 僕はあることに気づいた。 「ゆ、優愛って男のペニスみるの初めて?」 「あ、当たり前です!お父さんのだって見たことありません!」 「じゃ、じゃあ…」 僕はごくりと喉を鳴らしながら次の言葉を搾り出した。 「優愛って…処女?」 僕の問いかけに優愛は一瞬ためらう素振りをみせたが、やがてこくりとうなずいた。 「は、はい…そうです…しょ、処女です。男性経験はありません」 と、年上処女キター! 僕の脳裏でファンファーレが響いた。正直言って僕は処女厨だ。エロゲをプレイするときでも処女ヒロインしか攻略しない。かつてとある 漫画のヒロインが非処女だと判明したとき、その漫画の単行本を破り捨てて作者に送ったこともある。ただ比較的に処女率が高い二次元と 違って、三次元の女どもはどいつもこいつもヤリマンだと思っていた。それがまさか、この悪魔女が処女だったなんて…エロゲ的に例えると 人妻キャラが処女だったのと同じくらいの奇跡だと言えるだろう。 「あ、あの…変ですか…やっぱり。西條くんよりもお姉さんなのに…処女だなんで」 僕が黙り込んだせいで、機嫌を損ねたとでも思ったのか優愛が尋ねてくる。 「い、いや!そんなこと!むしろ処女のほうが嬉しいっていうか!他の男と比べられなくて済むっていうか、いやそうじゃなくて!」 「良かった…」 優愛がにっこりと微笑んだ瞬間、僕の心臓がドクンと高鳴った。 ヤバイ…可愛い… 「ゆ、優愛っ!」 僕は優愛の胸ををぐっと固定すると、たぎったペニスを二つの乳房の間に挟みこませた。 「きゃあっ!?」 突然の出来事に優愛の体が硬直する。 「ご、ごめん優愛!う、動くね!」 優愛の承諾を得るよりも早く、僕は腰を前後に振り始めた。 シュッシュッ・・・! 弾力性豊かな柔胸に挟まれ、擦れる度に快感の波が僕に襲い掛かる ・・・くぅっ・・・!き、気持ち良すぎる・・・! こう・・・まるで快感そのものな空間に包まれてるかのような・・・ ああヤバイヤバイヤバイ、気持ち良いよぉぉぉぉぉおおおおお~!! 「んっ・・・あっ・・・ああっ・・・」 声を洩らしながら、優愛は恥ずかしげな表情でこちらを見つめてくる・・・ ハァ・・・ハァ・・・!ヤバ・・・も、もうダメっ・・・! 「ううっ・・・!」 僕は、この快感に耐え切れず、腰を引き出してしまった 「はぁはぁ・・・に、西條くん・・・気持ち、良くなかった・・・ですか?」 急に止めたからか優愛が尋ねてきた 気持ち良くない?そんな事はない、むしろ気持ち良すぎた、最高だよ優愛たん だが、あのまま続けていたら、間違いなく出してしまっていただろう 自慢じゃないが、回復力にはあまり自信が無い・・・ そう今の僕の脳裏には、ここで終わりなんて嫌、もっと優愛としたくてしたくてしょうがない、それしかなかったのだ 「そ、そんなことないよ!気持ち良すぎてたまらなかった!  だけど・・・ぼ、僕だけってのもアレだし、ゆ・・・優愛にももっと気持ち良くなって欲しいし・・・!?」 合意の上とはいえ、半ばこちらから強姦を要求したのになんか矛盾してるなぁ 完全に脳内パニック状態だ、まぁ今の状況自体が想定外すぎるんだけど 「ふふっ・・・」 「・・・優愛・・・」 動転している僕を気にかけて微笑む優愛を見て、僕は流れるようにスッとやさしく唇を合わせた・・・ 「んっ・・・ゆあ・・んんっ・・・」 「西條くん・・・あっ、んんっ・・・」 今度は舌を入れ、ディープキスに・・・ いきなりで優愛も驚いたみたいだが、少し落ち着いてからは積極的に舌を絡ませてくる あーヤバイ、なんか今、もの凄く幸せな気分だ・・・ 健気に対応してくれる優愛を見て、心から可愛い・・・と思った、うおーもう堪らん! ――カチャカチャ・・・ キスの片手間、スカートに手を伸ばし、ゆっくりと脱がす そしてパンツの上から、ソッと指でなぞる 「ひゃっ・・・」 「あ、ごごご、ごめん・・・」 「い、いえ・・・私のほうこそちょっと・・・ビックリしちゃって・・・  あっ・・・つ、続きを・・・どうぞ・・・お願いします・・・」 クチャ・・・ クチャ・・・ パンツ越しからも、濡れているのがよくわかる・・・優愛・・・感じてくれていたんだなぁ・・・感激だぁ・・・ それにしても、改めてエロゲやエロアニメで培われてきた知識が役に立つ日が来るとは・・・ 展開自体がこれなんてエロゲ?って感じだけども、もうそんなの関係ない えーっと、ここをこうして・・・と記憶にある指使いの学習内容を見様見真似で実践してみる あまり激しい動きはわからなし、そもそもああいうのは嫌いだから ゆっくりと、しかし確実に優愛のクリを刺激するように・・・ 「んああっ!」 「だ、大丈夫・・・?」 「す、すいません・・・こう・・・ピリピリってなっちゃって・・・」 「気持ち・・・良かった・・・?」 「まだ・・・よくわからないですけど・・・なんか・・・気持ち良かった・・・です・・・」 おお!テ、テンプレ通りな反応!? 調子に乗った僕は、そのままパンツの中にまで手を伸ばし、更に指技を試みた 指の動きを変化させ、緩急をつけ、そうして試す一方で優愛の反応を確認する 「ふあっ・・・だ・・・だめぇ・・・に、西條くん・・・わ、私・・・おかしくなっちゃいます~!」 これで良いのだと判断した僕は、指の動きをより激しくさせる クチャクチャと、動きに応じていやらしい音が大きくなってくる 「はぁはぁ・・・んんっ・・・!も・・・う・・・だめ・・・ あ、あああーーーーんっ!」 854 名前:タク×優愛[sage] 投稿日:2009/03/11(水) 22:06:26 ID:4HbXSZ96 前戯も終わり、グチョグチョに濡れてしまったパンツを脱がし、優愛の秘部とご対面 うわ、うわわ・・・!凄い、なんと例えたらいいのか、表現できないくらいだ・・・ ネットの画像とかで見るのとまるで違う・・・艶やかと言えばいいのだろうか・・・ 処女だから・・・?いや、とにかく初めて生で見る女性器を僕は惹きこまれるかのように凝視していた 「そ、んなに・・・見ないでください・・・は、恥ずかしいです・・・」 「でも・・・凄く・・・綺麗だよ・・・」 そして優愛をソファーに横たわらせ、正常位で向き合った 「ハァハァ・・・優愛・・・い、いい・・・んだよね・・・ハァハァ・・・」 「・・・は・・・はい、西條くんに・・・なら・・・」 「優愛っ!」 亀頭がちゃんと入り口に当たっているのを確認し、僕はゆっくりと腰を動かし、ペニスを挿入し始めた・・・ 「・・・ッッ!!」 うおおおおおおおおお!? まだ亀頭が少し入ったくらいなのに、あああっ、なんだこの感覚は・・・今・・・優愛と・・・繋がってる・・・ そのままググッと腰に力を入れると、パンッ・・・と何かが破れたような気がした まさか・・・優愛の処女膜・・・ 「優愛っ!・・・だ、大丈夫・・・?」 「ふあ・・・・・・は、はひ・・・だい・・・じょう・・・ぶです・・・」 ハッと優愛の顔を確認する、その瞳にはこぼれそうなくらいの涙でいっぱいだった 眼の焦点もあってない・・・話には聞いていたけど、やっぱり・・・初めてって・・・痛いのだろう・・・ 必死に我慢して、僕のために強がる優愛に何ができるんだ・・・ ・・・やっぱりダメだ・・・! 痛みで大粒の涙をこぼし始めた優愛を見て、腰を引こうとする いくら許可を得ていても、これじゃまるで一方的に虐めてるみたいじゃないか 確かに気持ち良いけど・・・優愛のことを考えると、このままじゃなんか楽しくないよ・・・ ペニスを引き抜こうとしたその瞬間、優愛が僕の手を強く掴んだ 「んあっ・・・だ、だひ・・・丈夫・・・れすから・・・・・・」 声に力は無かったけれども、その言葉には確かな力強さがあった その気持ちは嬉しい・・・けど、どうすればいいんだ・・・ 「優愛・・・!」 優愛に呼びかけ、そのままスッとやさしくキスをした、自分の欲望も相俟って、今してあげられるのはコレしかなかった 少しでも別の事で痛みを和らげてあげられるのなら・・・ 「んふ・・・・・・西・・・條くん・・・」 静まり返ったベースの中で、唇を重ねあう音が小さく響く・・・ 「んっ・・・はぁはぁ・・・私の事を気遣ってくれて・・・ありがとう・・・ございます・・・  でも・・・もう、本当に大丈夫・・・ですから・・・続き・・・お願い・・・します」 「優愛・・・」 まだまだ力の無い声だったけども、その優愛の言葉に応えるように、再びゆっくりと腰を動かし始める 愛液で滑りが良くなったか、少しずつではあるが確実に優愛の中に入っていく・・・ 「いっ・・・んっ・・・んああっ!」 「(くっ・・・キツ・・・でも、くぅぅ~気持ち良いぃ・・・)優愛っ・・・本当に・・・大丈夫・・・?」 快感を楽しむ反面で、やっぱり心配になって僕はしつこいまでに尋ねる 「はひ・・・い、痛みは・・・だいぶ引いてぇ・・・  い、今は・・・んっ!・・・西條くんと一つになってぇ・・・気持ち良い!・・・です・・・  西條くんは・・・どう・・・れすかぁ・・・」 「うん、凄く気持ち良いよぉ・・・気持ち良すぎて堪らないよ・・・!」 「よかったぁ・・・」 「優愛っ・・・!」 「ひゃふっ・・・あんっ・・・!」 優愛の言葉を受け、徐々に腰の力を強め、僕のペニスはますます奥へ奥へと侵入していく・・・ 気づけば亀頭がコリコリとした感触を確認していた・・・子宮口まで・・・奥まで届いていた 同時にお互いも限界も近づいていた・・・ 「あっ・・・んっ・・・奥に・・・」 「優愛・・・僕・・・もう我慢できない・・・ハァハァ!」 「はい・・・私も・・・もうぅ・・・」 絶頂を迎え始め、それに伴って腰の動きも激しくなる・・・ パンッ!パンッ!パンッ!パンッ! 「んっああっ・・・んあっ・・・ひゃぐぅ・・・いっ・・・あっあああああーーーーーーーっ・・・!」 優愛は僕を強く抱き締め、それと同時に僕も欲望という名の精液を放出した こぽこぽっ・・・と繋がっている結合部の、ほんの隙間から、赤色混じった白濁の液が溢れてくる・・・ ・・・疲れ果てた僕たちは、倒れこむように崩れ落ちた・・・ 流れとはいえ、自分からの『無理な命令』だったといえ、「やってしまった・・・」と何度も頭の中がパニクってしまった でも安らかに眠る優愛の寝顔を見て、そんな考えは吹き飛んでしまった 「罪滅ぼし」とか、償いのためであっても、僕のためにここまでしてくれるなんて・・・ 挿入前の「西條くんに・・・なら・・・」という言葉を思い出して、ますます優愛を意識してしまう 気づいたらとっくに学校の始まっている時間だった けど、僕たちの頭の中にはそんなことはスポーンと抜けていた 午後は間に合うだろうけど・・・こりゃもう・・・今日は欠席だな・・・ ・・・最初は無理にでも引き帰させるつもりだった こんな女、ウンザリだった、大嫌いだと思っていた でも・・・こんな事があったせいもあるけど・・・優愛への敵対心とか嫌悪感とか、そういうのは失せていた 一人の女の子として大事に思え、今、僕の心は完全に優愛に傾いていた おわり ---- #comment_num2(size=30,vsize=3,num=20) ----

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