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ベーチェット病診断基準・・・ 症状リスト


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診断や薬の服用については必ず専門医にご相談ください。


(1)主症状
ア 口腔粘膜の再発生アフタ性潰瘍
境界鮮明な浅い有痛性潰瘍で、口唇粘膜、頬粘膜、舌、更にさらに歯肉などの口腔粘膜に出現する。ベーチェット病にほぼ必発であり、しかも初発症状のことが多い。個々の潰瘍は10日以内に瘢痕を残さずに治癒することが多いが、再発を繰り返すことが特徴的である。

イ 皮膚症状
ベーチェット病の皮膚症状としては、結節性紅斑、皮下の血栓性静脈炎、毛嚢炎様皮疹又は座瘡様皮疹などが挙げられる。また皮膚の被刺激性亢進を反映する所見として針反応が認められることがある。採血などの静脈穿刺により皮下の血栓性静脈炎が誘発されることもある。

ウ 眼症状
ぶどう膜炎が主体である。炎症が前眼部のみに起こる虹彩毛様体炎型と、後眼部におよぶ網膜ぶどう膜炎型(眼底型)に大別される。再発性前房蓄膿性虹彩炎は、べーチェット病に特異性の高い所見である。網膜ぶどう膜炎は視力予後に直接関連し、治療の面で重要である。

エ 外陰部潰瘍
有痛性の境界鮮明なアフタ性潰瘍で、男性では陰嚢、女性では大小陰唇に好発する。

(2)副症状
副症状の出現頻度は関節炎以外は少ないが、特に腸管型、血管型、神経型ベーチェット病は生命に脅威をもたらしうる警戒すべきものであり、特殊病型に分類されている。

ア 関節炎
四肢の大関節に認められることが多く、腫脹、疼痛、発赤が出現する。変形や硬直を認めることは稀である。

イ 副睾丸炎
一過性、再発性の睾丸部の腫脹、圧痛がある。出現頻度は6%程度で高くないが、ベーチェット病に特異性の高い症状である。

ウ 消化器病変
好発部位は回盲部末端から盲腸にかけてであり、多発性の潰瘍性病変が特徴である。

エ 血管病変
大中血管の炎症性、血栓性閉塞や動脈瘤形成が定型的な血管病変である。

オ 中枢神経病変
ベーチェット病の症状の中で最も遅発性で男性に多い。寛解憎悪を繰り返すが、次第に非可逆的な障害が重積し、重篤な後遺症を残すことが多い。中枢性運動麻痺と性格変化を中心とした精神症状が多く、髄膜刺激症状や脳幹症状を示すものもある。