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翔 75 BLxTZFPG0
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75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/09/03(日) 20:07:53.36 BLxTZFPG0
初めまして。長々とお邪魔します。
俺-翔(つばさ)は明日、16歳になると同時に女になる。
結局童貞を捨てられなかったわけだが、捨てられなくてもいいや、
そういう決断になったからだ。
そして性別が変わった事は、よほどの事が無ければ周囲に打ち明けないつもりだ。
そういう決断になったからだ。
そして性別が変わった事は、よほどの事が無ければ周囲に打ち明けないつもりだ。
男がこの問題にぶち当たるのは小学5年生からになる。
だって、小学生1・2年の時なんて、男女を区別するイメージはないから。
だから実際「男って、女になっちゃう事あるんだって!」は、
都市伝説のようなジョークにしか聞こえなかった。
だからこそ大人も、男女の区別がはっきり付くような年齢になってから
教える事にしているようだ。
だって、小学生1・2年の時なんて、男女を区別するイメージはないから。
だから実際「男って、女になっちゃう事あるんだって!」は、
都市伝説のようなジョークにしか聞こえなかった。
だからこそ大人も、男女の区別がはっきり付くような年齢になってから
教える事にしているようだ。
10歳から6年ほどの間で、生涯の決断をつけなければいけない。
小学生の頃はまだまだだと思ってのんきなものだ。
でも中学生になると途端に焦りが生じる。数年しかない事が追い討ちをかける。
小学生の頃はまだまだだと思ってのんきなものだ。
でも中学生になると途端に焦りが生じる。数年しかない事が追い討ちをかける。
79 名前:75 投稿日:2006/09/03(日) 20:10:33.13 BLxTZFPG0
俺には5歳年上の兄貴がいるので、この問題については結構早くから考えるようになっていた。
母さんは、本当は女の子が良かったらしい。そこに兄貴が生まれた。
待望の第2子の俺も男だった。
そこで。女としてでは無いが「ほら翔。綺麗な花だね」とか
「翔、フリフリのお洋服、可愛いわよね」と常に話しかけてくれ、
そう思うように育ててくれたのだ。
ただ、年子の第3子が長女だった。女性的な心の教育対象は妹に移った訳だが、
中途半端に育てられた俺は、どちらかと言うと兄貴より妹や母さんと
仲良くなった。年齢のせいもあると思う。
待望の第2子の俺も男だった。
そこで。女としてでは無いが「ほら翔。綺麗な花だね」とか
「翔、フリフリのお洋服、可愛いわよね」と常に話しかけてくれ、
そう思うように育ててくれたのだ。
ただ、年子の第3子が長女だった。女性的な心の教育対象は妹に移った訳だが、
中途半端に育てられた俺は、どちらかと言うと兄貴より妹や母さんと
仲良くなった。年齢のせいもあると思う。
だがそれが幸いしたのか、学校の女子が次第に、何かと相談に来るようになった。
女心が分かる男となったわけだ。それが決断の理由の一つだ。
女心が分かる男となったわけだ。それが決断の理由の一つだ。
父さんや母さんは、女の子と一緒に居るから、もう済ませたものだと
思い込んでるらしい。
下心がない事を知って相談に来るのだから、女子とやる状況はなかった。
もし何かあれば状況に流されるつもりだったが、長年の信頼(?)のおかげか縁が無かった。
思い込んでるらしい。
下心がない事を知って相談に来るのだから、女子とやる状況はなかった。
もし何かあれば状況に流されるつもりだったが、長年の信頼(?)のおかげか縁が無かった。
87 名前:75 投稿日:2006/09/03(日) 20:13:55.25 BLxTZFPG0
顔の造型は不細工ではなく、男というより女っぽいので、そんなに変化は
ないだろうと思う。声も現在ちょっと高めだ。
先に、デブで不細工だった田中が女になったのだが、美少女になった。
外見に面影は無い。
女に近い造型の俺が、まさか逆転して”アマゾネス”とあだ名が付くようには
ならないと思う。思いたい。
どうでも事いいが、もともと話し相手がいなかった田中は、女になったのを
いい事に、最近話しかけてくるようになった。
中身は変らない様で、今度出るフィギュアはいいだの、あのエロゲは可愛いだの。
とりあえず。俺はそんな趣味は無いから、聞く振りをしてる。
ないだろうと思う。声も現在ちょっと高めだ。
先に、デブで不細工だった田中が女になったのだが、美少女になった。
外見に面影は無い。
女に近い造型の俺が、まさか逆転して”アマゾネス”とあだ名が付くようには
ならないと思う。思いたい。
どうでも事いいが、もともと話し相手がいなかった田中は、女になったのを
いい事に、最近話しかけてくるようになった。
中身は変らない様で、今度出るフィギュアはいいだの、あのエロゲは可愛いだの。
とりあえず。俺はそんな趣味は無いから、聞く振りをしてる。
あとは胸のサイズだが、母さんも妹もブラなんていらない量しかない。
そこに詰め物してる。
婆ちゃんも、小さい頃、一緒に風呂に入った時見た記憶では無かった。
なんとかごまかせそうだ。
そこに詰め物してる。
婆ちゃんも、小さい頃、一緒に風呂に入った時見た記憶では無かった。
なんとかごまかせそうだ。
あと運がいい事に、学校にプールが無いから授業に組み込まれない。問題はなさそう。
89 名前:75 投稿日:2006/09/03(日) 20:15:31.74 BLxTZFPG0
男のままか、女になるか、という話を男友達とした事もある。
女とやる楽しみを味わわないのもな、って意見も出たけど、
噂ではオナニーの方が気持ちいいって言うことだし。
逆に、女の方が感度高いとかいう噂だ。
もしかして人生で両方味わえるかもしれないって事じゃないか。
…そりゃ俺だって男だから、そういう所も抜け目なく考えた。
女とやる楽しみを味わわないのもな、って意見も出たけど、
噂ではオナニーの方が気持ちいいって言うことだし。
逆に、女の方が感度高いとかいう噂だ。
もしかして人生で両方味わえるかもしれないって事じゃないか。
…そりゃ俺だって男だから、そういう所も抜け目なく考えた。
そういった上で俺は決断したので、誕生日前日もいつも通りの1日を過ごした。
晩飯食って、だらだらテレビ観てて、さて、もう寝ようかなと考えてた時だった。
「翔!春休みだからって、夜更かししないで、早く寝なさい!」
「今寝ようと思ったとこだよ。母さんはいっつも間が悪いよな」
ちょっとムカッときて、おやすみ、とぶっきらぼうに言ってから自分の部屋へ向かった。
晩飯食って、だらだらテレビ観てて、さて、もう寝ようかなと考えてた時だった。
「翔!春休みだからって、夜更かししないで、早く寝なさい!」
「今寝ようと思ったとこだよ。母さんはいっつも間が悪いよな」
ちょっとムカッときて、おやすみ、とぶっきらぼうに言ってから自分の部屋へ向かった。
いつも通りの毎日だった。部屋の私物も変わる事は無い。
変わるのは自分だ。
不思議な気分がする。どうなるのか不安で、ちょっとワクワクもする。
「とりあえず、今日でこいつともお別れか。じゃ最後にオナっておきますかwww」
何か吹き払いたい気もして、妄想の世界に入る事にした。
そして疲れ、深い眠りに入った。
変わるのは自分だ。
不思議な気分がする。どうなるのか不安で、ちょっとワクワクもする。
「とりあえず、今日でこいつともお別れか。じゃ最後にオナっておきますかwww」
何か吹き払いたい気もして、妄想の世界に入る事にした。
そして疲れ、深い眠りに入った。
92 名前:75 投稿日:2006/09/03(日) 20:17:11.36 BLxTZFPG0
目覚ましがなった。
仰向けになりながら、いつも通り右上にある目覚まし時計を止める。
…なんだか、身体が重い。
そういや田中もだるいとか言ってた。女に代わったその日だけだとも。
こんなに身体が自分の物じゃないような感覚するなら、春休みで良かったかも、
誕生日。
仰向けになりながら、いつも通り右上にある目覚まし時計を止める。
…なんだか、身体が重い。
そういや田中もだるいとか言ってた。女に代わったその日だけだとも。
こんなに身体が自分の物じゃないような感覚するなら、春休みで良かったかも、
誕生日。
ぼーっと考え、そういや顔はどうなったのかと、一番気になる部分を確かめたくなった。
ちょっとだけなら何とかなるだろうけど。髪は、長くなってたら切ればいいだけだ。
よっこいしょと上体を起こす。
とたんに、ぐらっと前のめりになる感覚があった。
『な、なんだこれ!?』
一瞬、何が起きたのか分からなかったが、引っ張られる反動で、原因を直視する事になった。
「あーーーーーっ!!!!!」
信じられなかった。もうダメだ。俺の計画は丸つぶれだ。
ちょっとだけなら何とかなるだろうけど。髪は、長くなってたら切ればいいだけだ。
よっこいしょと上体を起こす。
とたんに、ぐらっと前のめりになる感覚があった。
『な、なんだこれ!?』
一瞬、何が起きたのか分からなかったが、引っ張られる反動で、原因を直視する事になった。
「あーーーーーっ!!!!!」
信じられなかった。もうダメだ。俺の計画は丸つぶれだ。
視線の先には、だぼだぼだったはずのトレーナーを圧迫するほどの巨乳があった。
俺は、ばけものになったのか!?そんな事考えてしまうほどだった。
なんとなく手に乗せてみたけど、なんだこれ?なんだこの脂肪の塊!!
なんとなく手に乗せてみたけど、なんだこれ?なんだこの脂肪の塊!!
96 名前:75 投稿日:2006/09/03(日) 20:18:55.20 BLxTZFPG0
しばらく頭の中は、出口の見えない迷路を巡っていたが、ようやく、
これは前向きに考えるしかない。という出口を見つけた。
もうこうなったら女になったと家族に言おう、それしか道は無い。
女として生きることになったら、それに従おうとも考えてたはずだ。諦めよう。
もしかしたら、母さんに相談したらいい方法があるかもしれない。
そうだよ、女としての歴史が長い母さんに聞いてみよう。
これは前向きに考えるしかない。という出口を見つけた。
もうこうなったら女になったと家族に言おう、それしか道は無い。
女として生きることになったら、それに従おうとも考えてたはずだ。諦めよう。
もしかしたら、母さんに相談したらいい方法があるかもしれない。
そうだよ、女としての歴史が長い母さんに聞いてみよう。
とりあえず顔は昨日とあまり変わらない感じがする。
目がちょっとおおきくなったかもしれない。
手鏡を机の上に置く。問題は胸だけのようだ。
気付くと、脈が速かった。決断したはずなのに、動揺は抑えられないらしい。
『妹が見たら、欲しがるかもしれないな』…とか、ちょっと馬鹿な事を考えて、
落ち着こうと試みる。ダメだ。部屋を出る勇気が足りない。
古典的だが、大きく深呼吸して、そうしたらその勢いで部屋を出よう。
目がちょっとおおきくなったかもしれない。
手鏡を机の上に置く。問題は胸だけのようだ。
気付くと、脈が速かった。決断したはずなのに、動揺は抑えられないらしい。
『妹が見たら、欲しがるかもしれないな』…とか、ちょっと馬鹿な事を考えて、
落ち着こうと試みる。ダメだ。部屋を出る勇気が足りない。
古典的だが、大きく深呼吸して、そうしたらその勢いで部屋を出よう。
大きくゆっくり息を吸う…ゆっくり息を吐く…
吐いた時、視線は自然と床を映していた。
その視線の端に、昨晩処理した時のゴミが映った。
その視線の端に、昨晩処理した時のゴミが映った。
100 名前:75 投稿日:2006/09/03(日) 20:19:51.06 BLxTZFPG0
「…!あーーーっ!!!ちくしょう!!!」
思わず叫んでいた。なんだか腹が立ってきた。
ちくしょう、誰のせいでこんな目にあわなきゃいけないんだ!
その怒りの勢いのまま、俺は部屋のドアを開け、廊下に踏み出た。
ちくしょう、誰のせいでこんな目にあわなきゃいけないんだ!
その怒りの勢いのまま、俺は部屋のドアを開け、廊下に踏み出た。
「…さっきからうるさいんだけど。徹夜明けの身にもなれよ」
左の部屋から、思いがけない声がした。兄貴、なんで今家にいるんだよ!?
今日は平日だろ!?いつもは仕事中だろ!?
頭の中でぐるぐる考えが廻る。
母さんに会う前に、兄貴には元同性として会いたくなかったのに。
今日は平日だろ!?いつもは仕事中だろ!?
頭の中でぐるぐる考えが廻る。
母さんに会う前に、兄貴には元同性として会いたくなかったのに。
「…。お、お前…その姿!?」
兄貴のぼーっとした表情が豹変する。
とっさ的に胸を両手で隠したけど、これは隠しきれるものじゃない。
とっさ的に胸を両手で隠したけど、これは隠しきれるものじゃない。
「…お前、女になったのか…」
こくこく、思わず何回も頷いた。
550 名前:75 投稿日:2006/09/04(月) 14:24:08.66 TMoee9+C0
100の続き失礼します。長くなりそうです。まだ終わりません(汗
もういらないと思った人は、そうレス下さい。あとまだ日中なので(ry
「とりあえず話しきこうか?」
「は、話す事なんて無いよ!」
頭を掻きながら、兄貴は俺に近づいてきた。思わず後ずさるが、すぐドアにぶつかる。
「家族の1人に問題が発生したのに、話しは無い、は無いだろ?」
「か、母さんに!まず母さんに相談するんだよ!兄貴寝てろよ」
「残念ながら、今俺とお前2人しかいないんだ。で、お前の部屋入っていい?」
妹と一緒に出掛けた…2人しかいない、が頭に引っかかった。
逃げられない、そんな想いが。
「ちょっと待てよ。お前、何逃げてんの?俺が襲うとか思ってる?もしかして」
確かに、兄貴の視線が怖かったもある。なんか身の危険感じて…。
「バカ。エロマンガとかの読みすぎ。
胸がでかいだけで、顔はほとんど変わらない弟に欲情するかよ」
その言葉を聞いて、なんだか顔が熱くなった気がした。
結局、兄貴は俺を部屋に戻し、俺の部屋に入り込んできた。ドアは開けっ放しだった。
「は、話す事なんて無いよ!」
頭を掻きながら、兄貴は俺に近づいてきた。思わず後ずさるが、すぐドアにぶつかる。
「家族の1人に問題が発生したのに、話しは無い、は無いだろ?」
「か、母さんに!まず母さんに相談するんだよ!兄貴寝てろよ」
「残念ながら、今俺とお前2人しかいないんだ。で、お前の部屋入っていい?」
妹と一緒に出掛けた…2人しかいない、が頭に引っかかった。
逃げられない、そんな想いが。
「ちょっと待てよ。お前、何逃げてんの?俺が襲うとか思ってる?もしかして」
確かに、兄貴の視線が怖かったもある。なんか身の危険感じて…。
「バカ。エロマンガとかの読みすぎ。
胸がでかいだけで、顔はほとんど変わらない弟に欲情するかよ」
その言葉を聞いて、なんだか顔が熱くなった気がした。
結局、兄貴は俺を部屋に戻し、俺の部屋に入り込んできた。ドアは開けっ放しだった。
551 名前:75 投稿日:2006/09/04(月) 14:25:47.66 TMoee9+C0
なんで童貞を捨てなかったのか。俺は兄貴に、失敗したこの計画を伝えた。
「とっくの昔にやっちゃってると思ってたよ。女といつも一緒だったし」
「女の子とは、相談に乗ってただけだよ」
「いや。相談乗ったついでに、雰囲気に流されたりとか。無かったのか?」
「無かった…でも、相談をしにきてるんだから。
そんな風にこっちが思うのは悪いし…」
「まったく。経験少ないからそうなるんだよ」
経験少ないと、現在”男”な兄貴に言われて、俺はムカッときた。
「経験無くて悪かったね!いつも違った女の子連れてる兄貴とは違うんだよ!!」
「バカ。その経験じゃねぇよ。人生経験のこと。女とのやり取りとかの事だよ」
時々あくびをしながら、そう返してきた。
「とっくの昔にやっちゃってると思ってたよ。女といつも一緒だったし」
「女の子とは、相談に乗ってただけだよ」
「いや。相談乗ったついでに、雰囲気に流されたりとか。無かったのか?」
「無かった…でも、相談をしにきてるんだから。
そんな風にこっちが思うのは悪いし…」
「まったく。経験少ないからそうなるんだよ」
経験少ないと、現在”男”な兄貴に言われて、俺はムカッときた。
「経験無くて悪かったね!いつも違った女の子連れてる兄貴とは違うんだよ!!」
「バカ。その経験じゃねぇよ。人生経験のこと。女とのやり取りとかの事だよ」
時々あくびをしながら、そう返してきた。
「人生経験?」
「そ。でも、まだお前ぐらいの年齢じゃ無理かもな。駆け引きとか分かんねぇだろ」
なんのことか、ぴんとこなかった。
「女とやることだけが恋愛とかじゃないから」
「そ。でも、まだお前ぐらいの年齢じゃ無理かもな。駆け引きとか分かんねぇだろ」
なんのことか、ぴんとこなかった。
「女とやることだけが恋愛とかじゃないから」
552 名前:75 投稿日:2006/09/04(月) 14:27:51.25 TMoee9+C0
なんだかさっきから、あちこち視線を移しながら話している兄貴。
久しぶりに入った弟の部屋を見てるのかと思ったら、どうもタバコが吸いたいらしい。
もちろん俺は吸わない。吸いたいんだったら、早く帰れよ、と思う。
久しぶりに入った弟の部屋を見てるのかと思ったら、どうもタバコが吸いたいらしい。
もちろん俺は吸わない。吸いたいんだったら、早く帰れよ、と思う。
さっきから、兄貴は俺の結果についてしか意見してこない。
そして人生経験とか、分かったような口ぶりで話してくる。
たかが5歳年上じゃないか。
「そういや、お前。女の子を好きになった事はあったの?」
「あるよ…」
俺は言いながら、下を向いた。なんだか身体がだるい。
「好きって、ままごとの事じゃなくて、こいつを守ってあげたいとか、
そういう好きだけど?分かる?」
「もうどうでも、いいじゃんか。
俺のこれからには、女の子と、付き合うと…か…」
「おい、大丈夫か!?悪い。無理させてたよな。…寝てろ」
眩暈のような感覚も出てきて、もう我慢できなかった。
兄貴の言葉に誘われるまま、俺はベットに潜り込む。
そして人生経験とか、分かったような口ぶりで話してくる。
たかが5歳年上じゃないか。
「そういや、お前。女の子を好きになった事はあったの?」
「あるよ…」
俺は言いながら、下を向いた。なんだか身体がだるい。
「好きって、ままごとの事じゃなくて、こいつを守ってあげたいとか、
そういう好きだけど?分かる?」
「もうどうでも、いいじゃんか。
俺のこれからには、女の子と、付き合うと…か…」
「おい、大丈夫か!?悪い。無理させてたよな。…寝てろ」
眩暈のような感覚も出てきて、もう我慢できなかった。
兄貴の言葉に誘われるまま、俺はベットに潜り込む。
553 名前:75 投稿日:2006/09/04(月) 14:30:10.85 TMoee9+C0
近くから人の気配が消えた気がする。兄貴は部屋を出て行ったのか…。
目を閉じ、朦朧とした意識の中で、そう思っていたが、
「おい」
兄貴の声がした。俺はうっすらと目を開く。
「ほら。一応、水分取っておけ」
ストローを刺したコップが視線に入った。口にストローをあてがわれると、
俺はなんとなくストローを吸った。
冷たい水が身体に染み渡る。ちょっとだけ気分が楽になった気がした。
「…どうも」
視線をストローから兄貴に移す。なんだかにやけてる兄貴がいた。
「?」
「可愛いよな」
「!」
な、何を言い出すんだ?兄貴!?
しかし突然の言葉に、なんて言っていいのか。言いたい言葉が思いつかない。
そんな俺の考えに気づいているのか、いないのか、兄貴は言葉を続けた。
目を閉じ、朦朧とした意識の中で、そう思っていたが、
「おい」
兄貴の声がした。俺はうっすらと目を開く。
「ほら。一応、水分取っておけ」
ストローを刺したコップが視線に入った。口にストローをあてがわれると、
俺はなんとなくストローを吸った。
冷たい水が身体に染み渡る。ちょっとだけ気分が楽になった気がした。
「…どうも」
視線をストローから兄貴に移す。なんだかにやけてる兄貴がいた。
「?」
「可愛いよな」
「!」
な、何を言い出すんだ?兄貴!?
しかし突然の言葉に、なんて言っていいのか。言いたい言葉が思いつかない。
そんな俺の考えに気づいているのか、いないのか、兄貴は言葉を続けた。
556 名前:75 投稿日:2006/09/04(月) 14:31:35.44 TMoee9+C0
「昔を思い出したよ。お前が風邪引いたりした時、看病したよな。
俺にも、弟がいたんだよな…」
言い終わった兄貴は、ちょっと寂しそうな表情になった。
「…とにかく寝てろ。お休み」
俺の口からストローを外すと、兄貴はあくびしながら、部屋を出て行った。
ドアの閉まる音がした。
俺にも、弟がいたんだよな…」
言い終わった兄貴は、ちょっと寂しそうな表情になった。
「…とにかく寝てろ。お休み」
俺の口からストローを外すと、兄貴はあくびしながら、部屋を出て行った。
ドアの閉まる音がした。
兄貴の気持ちがよく分からないまま。
俺の意識は再び朦朧としてきて、気が付いけば、深い眠りに付いていた。
俺の意識は再び朦朧としてきて、気が付いけば、深い眠りに付いていた。
838 名前:75 投稿日:2006/09/04(月) 23:32:49.09 TMoee9+C0
(*´・ω・`)ノ >>556の続きです。
次に意識が戻った時には、部屋の色はオレンジ色を帯びていた。
かなり長い時間寝ていたおかげで、気分はすっかり良くなっていた。
俺は上体を起こした。
巨乳は相変わらず、俺の胸にくっ付いていた。
「…」
思わず、ため息のような物が口からこぼれる。
かなり長い時間寝ていたおかげで、気分はすっかり良くなっていた。
俺は上体を起こした。
巨乳は相変わらず、俺の胸にくっ付いていた。
「…」
思わず、ため息のような物が口からこぼれる。
俺は、見ていた夢を思い起こしていた。
小さかった頃の思い出が出てきた。寝る前に、兄貴があんな事を言うからだ。
風邪を引いて寝ていた時に、兄貴が看病してくれた、その時の一幕だった。
あの時も同じように、ストローで水、くれたんだよな。
ものすごい高熱が出た時だった。弱々しい意識の中でうっすらと、
兄貴に風邪がうつったらやだなと思ったっけ。
小さかった頃の思い出が出てきた。寝る前に、兄貴があんな事を言うからだ。
風邪を引いて寝ていた時に、兄貴が看病してくれた、その時の一幕だった。
あの時も同じように、ストローで水、くれたんだよな。
ものすごい高熱が出た時だった。弱々しい意識の中でうっすらと、
兄貴に風邪がうつったらやだなと思ったっけ。
…そういえば、兄貴とちゃんと話したのって何年ぶり、だったのかな…。
気づけば、テレビの音がかすかに聞こえる。
母さんと妹、帰ってきたのか。
俺の部屋はすっかり青みを帯びた色に変わっていた。
母さんと妹、帰ってきたのか。
俺の部屋はすっかり青みを帯びた色に変わっていた。
840 名前:75 投稿日:2006/09/04(月) 23:33:39.73 TMoee9+C0
部屋のドアを開ける。俺の好きなハンバーグの匂いがした。
誘われるように1階へ降りる。
降りて右に曲がった時、手をかけた振動で棚に飾ってあった写真立てが倒れた。
「…あれ?翔ちゃん、起きたんじゃない?」
リビングから妹の声がして、俺ははっと立ち止まった。
俺、今妹に会って、この姿見られたら…どうしよう!?
そんな俺の考えに答えを出す間もなく、リビングのドアが勢い良く開いた。
「…。ママー!翔ちゃん起きたけど、やっぱり凄いよー!」
ドアと同じぐらいの勢いでリビングから出てきた妹と目が合った。
と思った次の瞬間、同じぐらいの勢いで戻り、リビング奥のキッチンに
向かって大声をあげていた。
誘われるように1階へ降りる。
降りて右に曲がった時、手をかけた振動で棚に飾ってあった写真立てが倒れた。
「…あれ?翔ちゃん、起きたんじゃない?」
リビングから妹の声がして、俺ははっと立ち止まった。
俺、今妹に会って、この姿見られたら…どうしよう!?
そんな俺の考えに答えを出す間もなく、リビングのドアが勢い良く開いた。
「…。ママー!翔ちゃん起きたけど、やっぱり凄いよー!」
ドアと同じぐらいの勢いでリビングから出てきた妹と目が合った。
と思った次の瞬間、同じぐらいの勢いで戻り、リビング奥のキッチンに
向かって大声をあげていた。
俺は、写真立てを直す事も忘れる程、その場面の理由を探し、立ち尽くしていた。
「翔ちゃん?」
気づけば、母さんと妹が、リビングのドアから俺を見つめていた。
「…うん」
母さんの声にそう答えると、なんとなくばつが悪くなり、俺は下を向いた。
「翔ちゃん?」
気づけば、母さんと妹が、リビングのドアから俺を見つめていた。
「…うん」
母さんの声にそう答えると、なんとなくばつが悪くなり、俺は下を向いた。
841 名前:75 投稿日:2006/09/04(月) 23:35:14.02 TMoee9+C0
「翔ちゃん、まだだったんだー」
妹は、俺に冷えたお茶を注ぎながら言った。
「…ありがと」
俺はリビングにある3人がけのソファに座っているにもかかわらず、
友達の家に行ったみたいに、小さくなっていた。
「翔ちゃんって、女の子になりたかったの?」
隣に座りながら、妹が聞いてきた。
ちょっとぐらい聞き方ってものがあるだろう、そう考えながら、
受け入れられてる状況に戸惑いつつ、
「違うよ」
とだけ答えた。
「ふぅーん」
良く分かんないや。そんな色を持たせた言葉をはくと、妹は自分に
注いだお茶を一口飲んだ。
俺も流されるようにお茶を飲んだ。
さっきからの緊張を流すかのように、冷たいお茶は胃に入っていった。
そういえば、お腹空いたな。
一食も食べてない事を思い出し、更にハンバーグを思い出すと、
急に食欲が沸いてきた。
妹は、俺に冷えたお茶を注ぎながら言った。
「…ありがと」
俺はリビングにある3人がけのソファに座っているにもかかわらず、
友達の家に行ったみたいに、小さくなっていた。
「翔ちゃんって、女の子になりたかったの?」
隣に座りながら、妹が聞いてきた。
ちょっとぐらい聞き方ってものがあるだろう、そう考えながら、
受け入れられてる状況に戸惑いつつ、
「違うよ」
とだけ答えた。
「ふぅーん」
良く分かんないや。そんな色を持たせた言葉をはくと、妹は自分に
注いだお茶を一口飲んだ。
俺も流されるようにお茶を飲んだ。
さっきからの緊張を流すかのように、冷たいお茶は胃に入っていった。
そういえば、お腹空いたな。
一食も食べてない事を思い出し、更にハンバーグを思い出すと、
急に食欲が沸いてきた。
843 名前:75 投稿日:2006/09/04(月) 23:37:37.75 TMoee9+C0
「それにしてもさぁ、ママと映画見終わったら、私の携帯に駆兄ちゃんから
メール着ててさぁ。翔ちゃん女になったーって。びっくりしたよ、ほんと」
俺の気を気遣ってるつもりなのか、ちょっと声のトーンを上げながら、
早口で”こっちの状況”を話してきた。
おかげで受け入れられてる状況は分かったけど、でもそれを聞いたら、
また緊張が蘇ってきてしまった。
「慌てて電話したら、髪伸びてるとか、胸でかいとかなんとか言ってて…」
「ふ、風呂入ってくる!」
俺は居たたまれなくなって、立ち上がる。
「翔ちゃん…」
そこに母さんの声がして、思わず振り向く。
「もうすぐご飯だから。今日は好きなハンバーグよ」
その声はちょっとうわずってて。
俺はそれを聞くと頷くしか出来ず、そしてリビングを後にした。
メール着ててさぁ。翔ちゃん女になったーって。びっくりしたよ、ほんと」
俺の気を気遣ってるつもりなのか、ちょっと声のトーンを上げながら、
早口で”こっちの状況”を話してきた。
おかげで受け入れられてる状況は分かったけど、でもそれを聞いたら、
また緊張が蘇ってきてしまった。
「慌てて電話したら、髪伸びてるとか、胸でかいとかなんとか言ってて…」
「ふ、風呂入ってくる!」
俺は居たたまれなくなって、立ち上がる。
「翔ちゃん…」
そこに母さんの声がして、思わず振り向く。
「もうすぐご飯だから。今日は好きなハンバーグよ」
その声はちょっとうわずってて。
俺はそれを聞くと頷くしか出来ず、そしてリビングを後にした。
15 名前:前スレ75 投稿日:2006/09/05(火) 09:22:54.38 L/JOIE3P0
前スレ>>843の続きです。お風呂編。
逃げるように入った風呂だが、ちょっと後悔した。
いつものように替えの服を持って、いつものように脱衣所で脱ごうとしたが、
そこにある鏡により、ほぼ全身を見る事になってしまったからだ。
髪の毛は耳よりちょっと長い位まで伸びていた。顔は手鏡で見たのと同じで
変わりは無いが、胸が…。
いつものように替えの服を持って、いつものように脱衣所で脱ごうとしたが、
そこにある鏡により、ほぼ全身を見る事になってしまったからだ。
髪の毛は耳よりちょっと長い位まで伸びていた。顔は手鏡で見たのと同じで
変わりは無いが、胸が…。
思い切って上を脱ぐ。引っかかる感じがめんどくさい。
生々しい物が現れて、俺はちょっとドキドキした。女性の胸なんて、
エロ画像とか本などでしか見た事がないし。
胸を見ないようにしながら、トレーナーとお揃いの下を脱ごうと思ったが、
どうしても視線に入ってしまう。
だんだん苦戦してるのがバカらしくなってきて、半ばやけになって下を
脱いだが、見慣れたはずのトランクス姿は、明らかにこれまであった物が
無いのを見て取れて、今度は急に気分が萎えてきた。
のろのろトランクスを脱ぐと、やっぱり無い。
なんだか自分の身体を呪いそうになった瞬間、くしゃみをして、
慌てて風呂場に入った。
生々しい物が現れて、俺はちょっとドキドキした。女性の胸なんて、
エロ画像とか本などでしか見た事がないし。
胸を見ないようにしながら、トレーナーとお揃いの下を脱ごうと思ったが、
どうしても視線に入ってしまう。
だんだん苦戦してるのがバカらしくなってきて、半ばやけになって下を
脱いだが、見慣れたはずのトランクス姿は、明らかにこれまであった物が
無いのを見て取れて、今度は急に気分が萎えてきた。
のろのろトランクスを脱ぐと、やっぱり無い。
なんだか自分の身体を呪いそうになった瞬間、くしゃみをして、
慌てて風呂場に入った。
16 名前:前スレ75 投稿日:2006/09/05(火) 09:24:57.52 L/JOIE3P0
いつものように洗い始めたが、自分を洗ってるはずだけど、
やっぱり違和感がある。
髪の毛をここまで伸ばした事が無かったので、指に絡みつく感じが気になる。
過去に、女の子と話しをしていた時に髪の毛を触らせてくれた事があった、
その感触に似てる事を思い出した。
次に身体を洗い始めたが、どうしても前側を洗うのに抵抗があり、
まず腕や足からにした。
どことなく、言うならば”ぷにぷに”した感じがする。太ったわけではなく、
筋肉が柔らかくなった感じ。
それでいて前より細くなった、気もしなくない。
女の子はか弱い、そういった想いがあったから、身体に影響を与えたのかな。
ふとそう思ったけれど、ここまでの巨乳好きではない…思わず頭を横に
数回振っていた。
やっぱり違和感がある。
髪の毛をここまで伸ばした事が無かったので、指に絡みつく感じが気になる。
過去に、女の子と話しをしていた時に髪の毛を触らせてくれた事があった、
その感触に似てる事を思い出した。
次に身体を洗い始めたが、どうしても前側を洗うのに抵抗があり、
まず腕や足からにした。
どことなく、言うならば”ぷにぷに”した感じがする。太ったわけではなく、
筋肉が柔らかくなった感じ。
それでいて前より細くなった、気もしなくない。
女の子はか弱い、そういった想いがあったから、身体に影響を与えたのかな。
ふとそう思ったけれど、ここまでの巨乳好きではない…思わず頭を横に
数回振っていた。
17 名前:前スレ75 投稿日:2006/09/05(火) 09:26:20.24 L/JOIE3P0
しょうがないから胸も洗う。
ちょっと揉んで見る。柔らかいし弾力もある。
ぷにぷにして気持ちいいけど、いやらしい気分になるとかはない。
思えば、女の胸揉むなんてこれまであったっけ?
ましてや女性との経験無いんだし。気持ちいい箇所なんて分からないじゃないか。
今更になって、エロビデオの演技は、嘘が多かったのか、それとも気持ちいい
ツボを抑えてたのか、見分ける事が出来ないまま欲情してた事が分かった。
ちょっと揉んで見る。柔らかいし弾力もある。
ぷにぷにして気持ちいいけど、いやらしい気分になるとかはない。
思えば、女の胸揉むなんてこれまであったっけ?
ましてや女性との経験無いんだし。気持ちいい箇所なんて分からないじゃないか。
今更になって、エロビデオの演技は、嘘が多かったのか、それとも気持ちいい
ツボを抑えてたのか、見分ける事が出来ないまま欲情してた事が分かった。
股も洗わなきゃ…と思って、思い切って触ってみたけど。
なんか入り組んでて良く分からない。
画像で見た時は興奮したのに。見る方向が違うからなのか…?
不意に、今朝兄貴が言ってた「経験少ない」って言葉が浮かんできた。
無性に腹が立ってきて、あとは適当に身体を流し、湯船に飛び込んだ。
なんか入り組んでて良く分からない。
画像で見た時は興奮したのに。見る方向が違うからなのか…?
不意に、今朝兄貴が言ってた「経験少ない」って言葉が浮かんできた。
無性に腹が立ってきて、あとは適当に身体を流し、湯船に飛び込んだ。
18 名前:前スレ75 投稿日:2006/09/05(火) 09:28:47.90 L/JOIE3P0
湯船につかうと、ちょっとは気持ちが和んできた。
お湯による軽い浮遊感が、変化した身体の事を忘れさせてくれている。
ふーっと深く息を吐く。そして、ちょっと目を瞑る…。
お湯による軽い浮遊感が、変化した身体の事を忘れさせてくれている。
ふーっと深く息を吐く。そして、ちょっと目を瞑る…。
「つーばーさーちゃーん。ちょっといーいー?」
意識に妹が乱入してきた。ドアの外から声を掛けてきたのだ。
「…。何だよ」
折角の気持ちが壊されて。俺はふてくされながら返事する。
と、同時に湯の中で身体をひねったせいで、水圧に胸が押されて、
存在感を思い出させてくれた。
また、身体に押されて、お湯が湯船から音を立ててこぼれた。
なんだか胸でこぼれた気がした。なんともいえない、忌々しい気分になった。
意識に妹が乱入してきた。ドアの外から声を掛けてきたのだ。
「…。何だよ」
折角の気持ちが壊されて。俺はふてくされながら返事する。
と、同時に湯の中で身体をひねったせいで、水圧に胸が押されて、
存在感を思い出させてくれた。
また、身体に押されて、お湯が湯船から音を立ててこぼれた。
なんだか胸でこぼれた気がした。なんともいえない、忌々しい気分になった。
「あのさー。下着なんだけど、今までの穿くのー?」
「…。それしかないじゃん」
「私のさー。まだ使って無いのあるけど、それ穿くー?」
簡単にそんなこと言うなよ。
「まだそんな気分じゃないから、いらない!」
わかったー。そういうと、妹は脱衣所から出て行ったようだ。
「…。それしかないじゃん」
「私のさー。まだ使って無いのあるけど、それ穿くー?」
簡単にそんなこと言うなよ。
「まだそんな気分じゃないから、いらない!」
わかったー。そういうと、妹は脱衣所から出て行ったようだ。
19 名前:前スレ75 投稿日:2006/09/05(火) 09:29:57.15 L/JOIE3P0
女は、洋服や下着の値段は高いのに、思わず何着も買っちゃうんだよね、
そういう話は聞いていたが、実は気持ちがよく分からなかった。
話してくる子も雑談程度に話してきてたので、特に返信は求めてなかったし。
そういう話は聞いていたが、実は気持ちがよく分からなかった。
話してくる子も雑談程度に話してきてたので、特に返信は求めてなかったし。
そうだよな。私物は変わらないと思っていたけど、変わるものもあるんだ。
考えつかなかった事態が色々出てきて、まだまだ甘かったと痛感した。
考えつかなかった事態が色々出てきて、まだまだ甘かったと痛感した。
危うく、のぼせる所だった。
気分は落ち着かないまま、湯から出る。
身体を支えてくれていたお湯の中には、気持ちまで残す事は出来なかった。
反対に、重力が身体を襲い、改めて胸の重さを感じるはめとなった
気が滅入りながら脱衣所に出たのだが、新しいトランクスを穿いてみたものの、
その機能性はまったく無意味になった事が、さらに追い討ちをかけてくれた。
気分は落ち着かないまま、湯から出る。
身体を支えてくれていたお湯の中には、気持ちまで残す事は出来なかった。
反対に、重力が身体を襲い、改めて胸の重さを感じるはめとなった
気が滅入りながら脱衣所に出たのだが、新しいトランクスを穿いてみたものの、
その機能性はまったく無意味になった事が、さらに追い討ちをかけてくれた。