635 VjkXrYn80

    

※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

635 投稿日:2006/09/21(木) 21:52:10.66 VjkXrYn80

じゃあ、今から投下します。
12個に分かれると思いますのでお付き合いくだされ。

以下。


ある学者はこう言った。
「これは人類の大いなる進化である」
と。

その奇病は即座に世界に蔓延していった。
『童貞女性化症候群』
ある一定年齢に達した際に性交渉がない男性が女性に変貌するという奇病。
近年では、発症年齢は低年齢化し、女性化する確率もきわめて高いものになった。


635 投稿日:2006/09/21(木) 21:52:42.86 VjkXrYn80

「あと一日・・・あと一日だ。」
思わず声に出してしまう。しかし、それは仕方ないことだろう。
女性化適正検査では陽性。このままでは、ほぼ100%女性化すると告げられた。
願っても無いことだ。俺は女性化したいが為に今まで童貞を貫いてきたのだから。
女性化する日付も今では日単位で把握することが出来る。それが・・・明日。
長い長いと思っていたが、今日一日過ごせば念願の女性の体が手に入る。



635 投稿日:2006/09/21(木) 21:54:20.82 VjkXrYn80

「ちょっとー!まだ寝てんの?遅刻しちゃうよー!」
思考を遮るかのように声が聞こえた。
幼馴染の由衣だ。
俺は無言で部屋のドアを開ける。
「なによー、起きてるなら起きてるって言いなさいよ!用意は・・・終わってるね。じゃ、行こうか」
      • 不法侵入じゃなかろうか。



635 投稿日:2006/09/21(木) 21:55:01.90 VjkXrYn80

1時間目が終了した。授業は殆ど聞いていない。明日のことで頭がいっぱいだ。
今日は体調不良を理由に早退してしまおうか・・・。
「あのさ・・・。今日、放課後話があるんだけどいいかな?」
いつの間にか前の席に座ってこちらを見ていた由衣が俯き加減で言う。
―これで早退は無理になったか・・・
そう思いながらも俺はその申し出を承諾した。



635 投稿日:2006/09/21(木) 21:55:34.61 VjkXrYn80

思えば、幼少の砌より女性化願望があった。
他人には知られていないが女装癖もある。流石に下着類は犯罪に触れそうなので持ってない。
そんな俺が童貞女性化症候群を知った時、例えば流れの速いスレで完璧なスナイプを成功させたかのような高揚感を感じた。
―俺の為神様が与えてくれたプレゼントだ、と。



635 投稿日:2006/09/21(木) 21:56:09.78 VjkXrYn80

『女性化したのでうpします』か『女性化したから全レス』か、どっちでスレを立てようか悩んでいたら放課後はすぐだった。
由衣に呼ばれていたので指定の場所へ向かう。

いやいや『童貞\(^O^)/オワタ 処女/(^O^)\ハジマタ』か?



635 投稿日:2006/09/21(木) 21:56:45.79 VjkXrYn80

指定の場所に着くと、そこには既に由衣が居た。
沈黙が二人に重くのしかかる。
「えっと・・・とりあえず帰ろうか。話は家に着いてからするよ・・・。」
沈黙を破った台詞は煮え切らないものだったが、帰宅の申し出は願ってもないことだ。



635 投稿日:2006/09/21(木) 22:00:15.11 VjkXrYn80

自宅に到着し、そのまま部屋に由衣を招き入れる。
適当に飲み物と茶菓子を見繕う為に部屋を出ようとした矢先、由衣が話しかけてきた。
「ちょっとまって!」
部屋を出るのを中断し、由衣を見る。
話をしたそうにこちらを見ているので大人しく聞くことにした。
「あのね・・・ど、童貞女性化症候群って知ってるでしょ?」
知ってるも何も、切望してやまないものだ。無言で頷く。
「でね・・・知ってるんだよ、私。女性化適正検査陽性だったんでしょ?」
頷く。
「わ、わたしで良かったら・・・せ、性交渉の相手になってあげないこともないんだからねっ」



635 投稿日:2006/09/21(木) 22:01:06.00 VjkXrYn80

嗚呼、頭痛がしてきた・・・。要約するとこういうことらしい。
俺は童貞女性化症候群の検査で陽性が出た。そして童貞である。女性化する確率はほぼ100%である。
由衣はそれがお気に召さないらしい。何故か?俺のことが好きだから、だそうだ。
そこで俺は意を決して、由衣に語りかけた。



635 投稿日:2006/09/21(木) 22:02:29.76 VjkXrYn80

選択肢
1、うはwwwwwおkwwwwwwww把握wwwwwwwwwwww
2、だが断る!


635 投稿日:2006/09/21(木) 22:08:44.51 VjkXrYn80

俺は意を決して、由衣に語りかけた。
「だが断る!」
ここまで来て念願の女性化を捨てるとか馬鹿馬鹿しいにも程がある。




(中の人の声)
えっちなのはよくないとおもいますっ!


635 投稿日:2006/09/21(木) 22:09:49.32 VjkXrYn80

「そっか・・・。そうだよね・・・。私にはそんな魅力ないもんね・・・。」
そう言って由衣は泣いた。由衣が泣くところを見るのは幼稚園の時に俺の父親のアレを見てしまったとき以来だ。
決して由衣に魅力が無いわけではない。だが、俺には俺の信念がある。それを曲げることは出来ない。
由衣が泣き止むのを待って、俺は全てを打ち明けた。



635 投稿日:2006/09/21(木) 22:11:01.53 VjkXrYn80

「かわいー!もう!こっちは?こっちは?」
そこには、昨日までとは全く違った風景があった。
今、俺は由衣とショッピングモールにいる。
女性用の服を由衣に見繕ってもらっているところだ。こういうのは元々の女性に選んでもらうのが手っ取り早い。
      • と思ったのが間違いだった。既に3時間はこの調子だ・・・。

これが、これからの日常か・・・。感慨深く天井を見つめる俺であった。

「女の子になっても、私、好きだからねっ」
とうとうそっちの道に走ってしまうのか、由衣よ・・・。

  • fin-


635 投稿日:2006/09/21(木) 22:24:44.73 VjkXrYn80

折角書いたので1も投下!




俺は意を決して、由衣に語りかけた。
「うはwwwwwおkwwwwwwww把握wwwwwwwwwwww」
俺は男だ!男だぞおおお!!!



635 投稿日:2006/09/21(木) 22:25:55.80 VjkXrYn80

ベッドに横たわる由衣を見下ろし、そのまま軽い口付けをする。
「ん・・・」
甘い吐息が由衣の口から漏れる。恍惚としている由衣はいつもと違って色っぽい雰囲気を醸し出している。
その情景に見惚れていると。
「んー」
由衣からキスの催促が来た。
二度目の口付け。それに伴い右手を胸に這わせる。
「・・・恥ずかしいから・・・電気・・・消して・・・」
言われるままに電気を消す。

このあと、お互いの身体を求め合ったことはまた別の機会に話そう。


あれから暫くして、幼馴染から恋人になった。
「ちょっとー!もう!いつまで寝てるのっ!!」
しかし、そこにはいつもと変わらない風景がある。

  • fin-
|新しいページ|検索|ページ一覧|RSS|@ウィキご利用ガイド | 管理者にお問合せ
|ログイン|