保管庫
りょうとはじめ(中野と谷屋) P90
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146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 13:34:43.65 P90WCA4r0
15-16歳で女体化。
人間が何時からそんなふうになったのかわからんが、とりあえず俺のクラスの奴らも4人ほど女になった。
最初は彼ら、いや彼女らは「どーてー、どーてー」とアホな奴にからかわれていたが、今ではそのアホがどう考えてもその元男に恋してるようだがまあそれはいい。そんなこともあるだろう。
さて今は7月、水泳の授業中なわけだ。
元男の奴らもやっと女らしい警戒心というものが身に付いてきたらしい。スクール水着でクラスメイトにじゃれつく馬鹿はいないようだ。
「やっぱ杉田、いいよな~」
杉田は始業式の日にぶっ倒れてその二日後に女になって登校してきた。
「アホ、気をしっかり持て。谷屋、お前は中身男によくじょうするやつだったのか?」
女子の集団の方を見ながら鼻の下を伸ばす悪友を冷たく諭してやる。
「いんや。だけどあのハムソー杉田がああなるなんて反則だよな」
一応それには同意しておこう。ハムソーセージ、つまりかなりのデブだった杉田がその肉をどう回したのか、あそこまでスタイルよくなるとは誰も思わんだろう。
顔? 太っていたからわかりにくかったが、あいつは元々そんなに顔が悪かったわけではないから、痩せている今はそれが際立っているようだ。
「それはそうと谷屋、お前はもう心配ないんだったな?」
「おうよ、従姉に頼み込んだら一回だけさせてくれたぜ!」
さてこの親族の倫理観というのはどういうことになっているのか?
「つかそれ訊くのは俺のほうだよな? 中野はまだやったことないんだろ?」
その通りである。胸を張って言えるようなことではもちろんないが、機会と出会いがなければこの年齢なら特におかしいといえるほどでもないだろう。
「やばくね? 下手するとおまえだってあいつらみたく・・・」
視線を杉田に移しながらそう訊いてくる谷屋。
「そうは言ってもな。俺の誕生日は明後日だぞ。そうなれば俺も17だ」
最近出された研究結果らしいがごくたまに女体化しないやつもいるらしい。そしてそういうやつはその後も100%大丈夫なんだそうだ。
「まったく体に変化はないし、俺はそういう人種だったんだろ?」
心配げな谷屋に、俺は楽天的にそう答えた。
その二日後にどれだけ後悔するかも予想できずに・・・・。
人間が何時からそんなふうになったのかわからんが、とりあえず俺のクラスの奴らも4人ほど女になった。
最初は彼ら、いや彼女らは「どーてー、どーてー」とアホな奴にからかわれていたが、今ではそのアホがどう考えてもその元男に恋してるようだがまあそれはいい。そんなこともあるだろう。
さて今は7月、水泳の授業中なわけだ。
元男の奴らもやっと女らしい警戒心というものが身に付いてきたらしい。スクール水着でクラスメイトにじゃれつく馬鹿はいないようだ。
「やっぱ杉田、いいよな~」
杉田は始業式の日にぶっ倒れてその二日後に女になって登校してきた。
「アホ、気をしっかり持て。谷屋、お前は中身男によくじょうするやつだったのか?」
女子の集団の方を見ながら鼻の下を伸ばす悪友を冷たく諭してやる。
「いんや。だけどあのハムソー杉田がああなるなんて反則だよな」
一応それには同意しておこう。ハムソーセージ、つまりかなりのデブだった杉田がその肉をどう回したのか、あそこまでスタイルよくなるとは誰も思わんだろう。
顔? 太っていたからわかりにくかったが、あいつは元々そんなに顔が悪かったわけではないから、痩せている今はそれが際立っているようだ。
「それはそうと谷屋、お前はもう心配ないんだったな?」
「おうよ、従姉に頼み込んだら一回だけさせてくれたぜ!」
さてこの親族の倫理観というのはどういうことになっているのか?
「つかそれ訊くのは俺のほうだよな? 中野はまだやったことないんだろ?」
その通りである。胸を張って言えるようなことではもちろんないが、機会と出会いがなければこの年齢なら特におかしいといえるほどでもないだろう。
「やばくね? 下手するとおまえだってあいつらみたく・・・」
視線を杉田に移しながらそう訊いてくる谷屋。
「そうは言ってもな。俺の誕生日は明後日だぞ。そうなれば俺も17だ」
最近出された研究結果らしいがごくたまに女体化しないやつもいるらしい。そしてそういうやつはその後も100%大丈夫なんだそうだ。
「まったく体に変化はないし、俺はそういう人種だったんだろ?」
心配げな谷屋に、俺は楽天的にそう答えた。
その二日後にどれだけ後悔するかも予想できずに・・・・。
153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 13:50:00.88 P90WCA4r0
次の日の夜。あと1時間半で俺は17歳。
うちの両親は馬鹿みたいに早く寝る人たちだから、その子供の俺も当然それに習っている。
「寝るか・・・」
とっくにリビングや他の部屋からも明かりは消えていて、両親も寝てるしな。一応言っておくが少子化のこのご時世、俺は一人っ子だ。
『♪~♪~』
ブーッ、ブーッという振動ともにメールが着信された。
『おっすオラ谷屋。まだ女体化してないか~? したら一番に俺に泣きついて来るんだぞ~?
可愛くなった中野が俺に泣きつく。うぇへへへへへwwww』
「うぜぇ」
全く何を考えているんだか・・・。
結局こんなメールを送ってくるんだから、谷屋も俺が女体化するなんて本気で思ってないんだろう。
本気で思ってたらこんなもん送った時点で即縁切りだ。
くだらなすぎるメールは返事をもらう権利はない。
勝手にそんな法則を作って、俺は電源を切った携帯を置いて、さっさとベッドにもぐりこんだ。
うちの両親は馬鹿みたいに早く寝る人たちだから、その子供の俺も当然それに習っている。
「寝るか・・・」
とっくにリビングや他の部屋からも明かりは消えていて、両親も寝てるしな。一応言っておくが少子化のこのご時世、俺は一人っ子だ。
『♪~♪~』
ブーッ、ブーッという振動ともにメールが着信された。
『おっすオラ谷屋。まだ女体化してないか~? したら一番に俺に泣きついて来るんだぞ~?
可愛くなった中野が俺に泣きつく。うぇへへへへへwwww』
「うぜぇ」
全く何を考えているんだか・・・。
結局こんなメールを送ってくるんだから、谷屋も俺が女体化するなんて本気で思ってないんだろう。
本気で思ってたらこんなもん送った時点で即縁切りだ。
くだらなすぎるメールは返事をもらう権利はない。
勝手にそんな法則を作って、俺は電源を切った携帯を置いて、さっさとベッドにもぐりこんだ。
166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 14:22:48.52 P90WCA4r0
両親が早く寝るのにはそれなりの訳がある。
職業までいうつもりはないが共働きの両親は、それぞれ勤めてる場所が遠い、元々の出勤時間が早いという理由で大体俺が起きる時間ぐらいに玄関の閉まる音がする。
いつものように起きていってまずキッチンを覗きこむ。
そこには朝食が用意してあって、母さんにはいつも感謝だ。
親父が俺のことを小食だとたまに言うが、朝から食パンを二枚以上食べられる方のが俺は信じられん
トースターから出てきたキツネ色のトーストをかじりながら、ぼんやりと新聞のテレビ欄を見る。
『検証! 未確認生物の住まう島』
明らかにつまらなそうな煽りに溜息をついて、俺はトーストを皿に置いた。4分の3くらい食べるとなぜだかそれ以上口に運ぶ気にならなかったからだ。
簡単に片づけをして洗面所に向かう。
さてここで俺は大混乱に陥った。
『おまえはだれだ』
鏡に向かってマジに言う奴は頭がおかしくなってしまったんだろう。今の俺だ。
白い肌、柔らかそうな髪、大きな目を見開いている鏡の中の『少女』に向かって、俺は呟いていた。
「おまえは、だれだ・・・・」
職業までいうつもりはないが共働きの両親は、それぞれ勤めてる場所が遠い、元々の出勤時間が早いという理由で大体俺が起きる時間ぐらいに玄関の閉まる音がする。
いつものように起きていってまずキッチンを覗きこむ。
そこには朝食が用意してあって、母さんにはいつも感謝だ。
親父が俺のことを小食だとたまに言うが、朝から食パンを二枚以上食べられる方のが俺は信じられん
トースターから出てきたキツネ色のトーストをかじりながら、ぼんやりと新聞のテレビ欄を見る。
『検証! 未確認生物の住まう島』
明らかにつまらなそうな煽りに溜息をついて、俺はトーストを皿に置いた。4分の3くらい食べるとなぜだかそれ以上口に運ぶ気にならなかったからだ。
簡単に片づけをして洗面所に向かう。
さてここで俺は大混乱に陥った。
『おまえはだれだ』
鏡に向かってマジに言う奴は頭がおかしくなってしまったんだろう。今の俺だ。
白い肌、柔らかそうな髪、大きな目を見開いている鏡の中の『少女』に向かって、俺は呟いていた。
「おまえは、だれだ・・・・」
194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 15:00:26.45 P90WCA4r0
疲れ&詰まってきた。こんな展開が良いっていうアイデアプリ
「ぇ・・・な・・・?」
状況が把握できない。なんだよ、何だよこれ?
夢だ、これは。そうじゃなければ・・・
――いやわかってる。
何をだ? これは悪い夢だ、そうに決まってる。
――落ち着け落ち着け落ち着け。
不意に立っていられなくなって、洗面所の床にへたれこむ。
誰か、誰か助けてくれ・・・っ。
『まだ女体化してないか~? したら一番に俺に泣きついて来るんだぞ~?』
気が付いたら俺は部屋にある自分の携帯を握り締めていた。
電源を入れて、受信欄の一番上にある名前に返信をする。
震える指で何度も打ち間違えながら、『今からうちに来てくれ』とだけ送ることが出来た。
そこから動けずにいると携帯が鳴って急いでメールを開く。
『なんで? まあいいか、了解』
直後、インターホンが響いた。
階段を駆け降り、玄関を勢いよく開ける。
「うお!? あっぶねー・・・中野、どうしたん・・・」
「谷・・・屋・・・・・」
涙が一気に溢れてくる。こいつの姿を見ただけで暗い場所から助け出されたような途方もない安心感が湧いてきた。
「な、中野・・・だよな? どうしたんだよ?」
そして一目見ただけでこいつは俺を俺だとわかってくれた。
「とりあえず落ち着け? な?」
不覚にも俺はそのまま谷屋になだめられていた。
状況が把握できない。なんだよ、何だよこれ?
夢だ、これは。そうじゃなければ・・・
――いやわかってる。
何をだ? これは悪い夢だ、そうに決まってる。
――落ち着け落ち着け落ち着け。
不意に立っていられなくなって、洗面所の床にへたれこむ。
誰か、誰か助けてくれ・・・っ。
『まだ女体化してないか~? したら一番に俺に泣きついて来るんだぞ~?』
気が付いたら俺は部屋にある自分の携帯を握り締めていた。
電源を入れて、受信欄の一番上にある名前に返信をする。
震える指で何度も打ち間違えながら、『今からうちに来てくれ』とだけ送ることが出来た。
そこから動けずにいると携帯が鳴って急いでメールを開く。
『なんで? まあいいか、了解』
直後、インターホンが響いた。
階段を駆け降り、玄関を勢いよく開ける。
「うお!? あっぶねー・・・中野、どうしたん・・・」
「谷・・・屋・・・・・」
涙が一気に溢れてくる。こいつの姿を見ただけで暗い場所から助け出されたような途方もない安心感が湧いてきた。
「な、中野・・・だよな? どうしたんだよ?」
そして一目見ただけでこいつは俺を俺だとわかってくれた。
「とりあえず落ち着け? な?」
不覚にも俺はそのまま谷屋になだめられていた。
248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 16:25:10.97 P90WCA4r0
隙間で投下
「やっぱお前もなっちまったか」
みっともなく洟をすすりながら谷屋の言葉に頷く。
二日前にこいつの心配りを一笑にふしたあの時の俺が情けない。
「いやー、でも美人になったよな」
「誰が?」
「いや、この流れで普通にわかるだろ」
「・・・・?」
まじめにわからず、谷屋の顔をじっと見ていると谷屋は気まずそうに顔を逸らした。
その視線を追うと時計があって、その針は8時過ぎを指している。
「やばっ、学校!」
「おまえ、それでどうやって行くつもりだ?」
言われて、初めて自分の姿を見下ろす。今まで怖くてしげしげと見れなかったからだ。
まず目が行くのは昨日まで無かった二つ。自分の体に現れたその異物は大した大きさではなくて、少しだけホッとする。
「とりあえず着替えてこないか? その格好だと俺が目のやり場に困るんだけど」
「なんで?」
「察してくれ。中野、自分がもう女だって言う自覚ないんだろ?」
胸に指をさされて、谷屋が何を言いたいのかわかった。夏用の薄いパジャマのせいで胸の形が浮き上がっている。
慌てて俺は立ち上がった。
「あ、ああ。着替えてくる、から。ここで待ってて」
熱くなった顔をもてあましながら、俺は自分の部屋に駆け込んでいった。
みっともなく洟をすすりながら谷屋の言葉に頷く。
二日前にこいつの心配りを一笑にふしたあの時の俺が情けない。
「いやー、でも美人になったよな」
「誰が?」
「いや、この流れで普通にわかるだろ」
「・・・・?」
まじめにわからず、谷屋の顔をじっと見ていると谷屋は気まずそうに顔を逸らした。
その視線を追うと時計があって、その針は8時過ぎを指している。
「やばっ、学校!」
「おまえ、それでどうやって行くつもりだ?」
言われて、初めて自分の姿を見下ろす。今まで怖くてしげしげと見れなかったからだ。
まず目が行くのは昨日まで無かった二つ。自分の体に現れたその異物は大した大きさではなくて、少しだけホッとする。
「とりあえず着替えてこないか? その格好だと俺が目のやり場に困るんだけど」
「なんで?」
「察してくれ。中野、自分がもう女だって言う自覚ないんだろ?」
胸に指をさされて、谷屋が何を言いたいのかわかった。夏用の薄いパジャマのせいで胸の形が浮き上がっている。
慌てて俺は立ち上がった。
「あ、ああ。着替えてくる、から。ここで待ってて」
熱くなった顔をもてあましながら、俺は自分の部屋に駆け込んでいった。
292 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 17:18:17.55 P90WCA4r0
「あそこみたいだな」
「・・・・・・・・・ああ」
夏の平日、俺と谷屋は街中を歩いていた。目的地は母さんが使っている下着屋。
あの後、学校と両親に連絡を入れるとその両方から今日は休んでいいとのお達しをもらった。その付き合いで谷屋もだ。
両親は急な仕事の関係で帰ってくるのは明日の昼過ぎになるそうだ。
『谷屋君、息子・・・いや娘を頼む』
親父、そのセリフは明らかに使いどころを間違っているだろ・・・。
もちろんだが、俺はブラジャーなんて持ってない。自分で着替える時にも目のやり場に困ったし、女なら必要だと電話で母さんに滔々と諭された。
そういうわけで制服から私服に着替えてきた谷屋とまずは下着を買いに行くことになったわけだが・・・・。
「・・・入りたくない」
「わがまま言うな」
まるで歯医者を嫌がる子供のようだと自分でも分かってるが、どうしたって入りづらい。
「なんでお前はそんなに平気そうなんだよ?」
「口を尖らすな。従姉の付き添いで何回か入ってるうちに慣れた」
その従姉というのはこいつの初体験の相手のか・・・?
「ふーん」
なぜかイラついてくる。
「いいから。ほら、入るぞ」
引きずられるようにして店内に入る。
平日だからか予想していたほど客はいなかった。だけど、その中の一組は同世代みたいで明らかにその一人はおどおどしてる。まさか・・・・・。
「すいません。こいつのサイズ測ってください」
俺が店内の観察をしてるうちに谷屋が店員さんにそんなことを言っていた。
「わかりましたー、こちらへどうぞー」
「え、ちょ・・・」
店員さんの意外な力強さに引きずられながら、谷屋に助けを求めると、このやろう、にこやかに手を振ってやがる。
そのまま試着室に連れて行かれて・・・・。
「はーい、上脱いでくださいねー」
いや、もう思い出すのは止めておこう・・・・・。
一言言わせてもらうとあんだけの羞恥プレイがあるというのを俺は生まれてはじめて知った。
「・・・・・・・・・ああ」
夏の平日、俺と谷屋は街中を歩いていた。目的地は母さんが使っている下着屋。
あの後、学校と両親に連絡を入れるとその両方から今日は休んでいいとのお達しをもらった。その付き合いで谷屋もだ。
両親は急な仕事の関係で帰ってくるのは明日の昼過ぎになるそうだ。
『谷屋君、息子・・・いや娘を頼む』
親父、そのセリフは明らかに使いどころを間違っているだろ・・・。
もちろんだが、俺はブラジャーなんて持ってない。自分で着替える時にも目のやり場に困ったし、女なら必要だと電話で母さんに滔々と諭された。
そういうわけで制服から私服に着替えてきた谷屋とまずは下着を買いに行くことになったわけだが・・・・。
「・・・入りたくない」
「わがまま言うな」
まるで歯医者を嫌がる子供のようだと自分でも分かってるが、どうしたって入りづらい。
「なんでお前はそんなに平気そうなんだよ?」
「口を尖らすな。従姉の付き添いで何回か入ってるうちに慣れた」
その従姉というのはこいつの初体験の相手のか・・・?
「ふーん」
なぜかイラついてくる。
「いいから。ほら、入るぞ」
引きずられるようにして店内に入る。
平日だからか予想していたほど客はいなかった。だけど、その中の一組は同世代みたいで明らかにその一人はおどおどしてる。まさか・・・・・。
「すいません。こいつのサイズ測ってください」
俺が店内の観察をしてるうちに谷屋が店員さんにそんなことを言っていた。
「わかりましたー、こちらへどうぞー」
「え、ちょ・・・」
店員さんの意外な力強さに引きずられながら、谷屋に助けを求めると、このやろう、にこやかに手を振ってやがる。
そのまま試着室に連れて行かれて・・・・。
「はーい、上脱いでくださいねー」
いや、もう思い出すのは止めておこう・・・・・。
一言言わせてもらうとあんだけの羞恥プレイがあるというのを俺は生まれてはじめて知った。
309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 18:18:04.78 P90WCA4r0
改行多いって文句言われた('・ω・`)
「サイズ、どれぐらいだった?」
下着屋から出てから第一声がそれというのに、まず問題があるが・・・・
「なんで言わなきゃならん」
「そこを訊きたいのが男のサガだろ?」
普通に女に聞いたら下手をしなくてもセクハラだぞ。
「別に俺が何カップでもおまえに関係ないだろ」
「キーニーナールゥー」
うぜぇ。
もうブラジャーをしてるからノーブラを隠すための上着は脱いでいる、かなり暑かった。
さて次は服か。身長は少し縮んだだけで済んだけど(それでも谷屋の目くらいまでしかない)、体格はかなり華奢になったから一気に着れる服が減ったからな。
あ、制服も新しいの注文しないと。
「ねーねーねー」
「男がねーねーとか言うな」
いまだに俺のサイズを聞きだそうとする谷屋に裏手の突っ込みを入れる。
タスッ・・・
物凄い軽い音がして、腹にまともに入ったはずなのに谷屋はけろりとしている。
――やっぱり俺、女になったんだな~・・・・・・。
「そういうことすんなら、直で触るぞ」
にやつきながら、じりじりと寄ってくる谷屋に、本能的な危機を覚える。
下着屋から出てから第一声がそれというのに、まず問題があるが・・・・
「なんで言わなきゃならん」
「そこを訊きたいのが男のサガだろ?」
普通に女に聞いたら下手をしなくてもセクハラだぞ。
「別に俺が何カップでもおまえに関係ないだろ」
「キーニーナールゥー」
うぜぇ。
もうブラジャーをしてるからノーブラを隠すための上着は脱いでいる、かなり暑かった。
さて次は服か。身長は少し縮んだだけで済んだけど(それでも谷屋の目くらいまでしかない)、体格はかなり華奢になったから一気に着れる服が減ったからな。
あ、制服も新しいの注文しないと。
「ねーねーねー」
「男がねーねーとか言うな」
いまだに俺のサイズを聞きだそうとする谷屋に裏手の突っ込みを入れる。
タスッ・・・
物凄い軽い音がして、腹にまともに入ったはずなのに谷屋はけろりとしている。
――やっぱり俺、女になったんだな~・・・・・・。
「そういうことすんなら、直で触るぞ」
にやつきながら、じりじりと寄ってくる谷屋に、本能的な危機を覚える。
311 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 18:18:39.77 P90WCA4r0
「その手の動きやめろ」
「おう、お前が教えてくれたらな」
ついに後ろから肩を掴まれて、一瞬体がすくむ。だが嫌悪感がないのはどういうわけだ?
「ん~? 教えてくれないとガチで触るぞ? 朝からいっしょにいるんだからそれぐらいのご褒美くらいもらおうかなー?」
そうだった。
谷屋は一方的な呼び出しに文句一つなく来てくれて、そしてこんな手間の掛かることに付き合ってくれている。
それに俺が今、こうして平静に現状を認めていられるのは・・・こいつの、おかげ、なんだよな。
「・・・・・・だ・・ょ」
「ん? どーした」
「Bだったよ! もう少しでCだってよ!」
半分ヤケだった。
「おま・・・そんな大声で言うなよ」
知るか馬鹿。
「ふ~ん、Cに近いBねぇ」
見るな馬鹿。
「何か文句でもあるのか?」
「いや、別に。ま、しいて言えば、俺の好みにジャストミートのサイズ」
カッとなった。
「何馬鹿なこと言ってるんだ」
怒り、ではないけれど、頭に血が上って、俺は肩にある谷屋の手をはたき落とす。
「わーるかったって。じゃ、次の店に行くぞ」
「・・・・・・ああ」
血が上った理由はわからないけど、それは嫌なものではなかった気がする。
なんで嫌じゃないのか、そこまではわからなかったけど。
「おう、お前が教えてくれたらな」
ついに後ろから肩を掴まれて、一瞬体がすくむ。だが嫌悪感がないのはどういうわけだ?
「ん~? 教えてくれないとガチで触るぞ? 朝からいっしょにいるんだからそれぐらいのご褒美くらいもらおうかなー?」
そうだった。
谷屋は一方的な呼び出しに文句一つなく来てくれて、そしてこんな手間の掛かることに付き合ってくれている。
それに俺が今、こうして平静に現状を認めていられるのは・・・こいつの、おかげ、なんだよな。
「・・・・・・だ・・ょ」
「ん? どーした」
「Bだったよ! もう少しでCだってよ!」
半分ヤケだった。
「おま・・・そんな大声で言うなよ」
知るか馬鹿。
「ふ~ん、Cに近いBねぇ」
見るな馬鹿。
「何か文句でもあるのか?」
「いや、別に。ま、しいて言えば、俺の好みにジャストミートのサイズ」
カッとなった。
「何馬鹿なこと言ってるんだ」
怒り、ではないけれど、頭に血が上って、俺は肩にある谷屋の手をはたき落とす。
「わーるかったって。じゃ、次の店に行くぞ」
「・・・・・・ああ」
血が上った理由はわからないけど、それは嫌なものではなかった気がする。
なんで嫌じゃないのか、そこまではわからなかったけど。
321 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 18:55:04.97 P90WCA4r0 ~~ 帰ってきました ~~ ~~ 今食いながら書いているので暇つぶしに ~~ 中野と谷屋の下の名前を考えてください ~~ ~~ ~~ ~~ 322 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 18:55:58.29 oWCHOL5e0 ~~ 晶は? ~~ 男にも女にもある名前。 ~~ ~~ ~~ 323 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 18:56:37.17 WjwgLtcCO ~~ まこととか ~~ ~~ ~~ 324 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 18:56:42.08 HY/LMa9+0 ~~ 中野馨(かおる) ~~ 男でも女でも居る名前No1 ~~ ~~ そ し て 俺 の 元 カ ノ ~~ ~~ ~~ 325 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 18:57:56.15 l07FB28C0 ~~ 男にも女にもある名前だったら和美もよさそうじゃね? ~~ ~~ ~~ 326 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 18:59:04.06 HY/LMa9+0 ~~ 皆谷屋には興味なくてバロスwwwww ~~ ~~ ~~ 谷屋一 ~~ ~~ ~~ 327 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 18:59:08.39 l07FB28C0 ~~ 有紀はガチ ~~ ~~ ~~ 329 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 19:00:45.04 IQzgJxQ60 ~~ 祐 ~~ ~~ ~~ 330 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 19:01:44.16 Kgvhhec8O ~~ チカ ~~ ~~ ~~ ガチ俺の名前。男だけど。 ~~ ~~ ~~ 331 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 19:03:33.91 HY/LMa9+0 ~~ >>330 ~~ 特定しますた ~~ ~~ ~~ 332 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 19:05:54.47 Kgvhhec8O ~~ (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル普通に焦るwww ~~ ~~ ~~ 333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 19:07:21.25 HY/LMa9+0 ~~ すまんかったwwww ~~ ~~ 千佳? ~~ ~~ ~~ 334 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 19:10:51.45 Kgvhhec8O ~~ ホントはチカじゃなくてチカノリ。さすがに漢字まで書くと特定されそう ~~ ~~ ~~ 335 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 19:11:50.76 HY/LMa9+0 ~~ 特定しますた ~~ ~~ ~~ 336 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 19:12:51.28 +wSQ/PHNO ~~ 夏緒 ~~ ~~ ~~ 337 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 19:17:27.01 Kgvhhec8O ~~ 今まで特定しますたとか軽く言ってたが、言われる側になると恐いもんですね。 ~~ ちなみに、俺のいとこの5歳のおにゃのこの名前が千佳。 ~~ ~~ ~~ 339 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 19:19:16.98 HY/LMa9+0 ~~ >>337 ~~ 怖い思いさせて正直すまんかった ~~ ~~ 知り合いに近則も千佳も居ないから、安心汁 ~~ ~~ ~~ 340 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木)19:20:04.24 uKRj56C+O ~~ 優はガチ ~~
374 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 20:32:01.70 P90WCA4r0
意気込んで服屋がいっぱい入ってるデパート他の服を買いに来たわけだが、スリムジーンズ二着買ったら残金1万切った。
なんで女の服って男のより高いんだろうな?
「どうするよ? 一回帰るか?」
谷屋がそう聞いてきたがせっかく親学校公認でさぼれてるのに、ここで帰るのもなんだか勿体無い。
「メシ、だな。もう昼時だし」
「あいよ」
というわけで、デパートの7階に移動。昼時とは言っても昼休みには少し早めだからどこも空いてるようだった。
「中野はパスタ好きだったよな?」
谷屋の質問に頷く。子供っぽいようだけどミートソースから卒業できない。
「じゃ、ここでいいよな」
谷屋が指した看板にまた頷く。某有名パスタ屋、今の残金でも余裕だろう。
「いらっしゃいませ、2名様でよろしいでしょうか?」
「いえ、あそこにもう1人います」
・・・このアホがっ!
「すいません! 2人です!」
ぽかーんとしている店員さんに謝ったのはなぜか俺だ。そして俺はまったく悪くないのに憮然とした態度の店員さんに案内された席に座る。
「何、馬鹿なことしてんだよ? あんまり幼稚なことするなっ!」
「あっはっはっはっはっはっは」
なにこの朗らかな笑い。
「バカップル・・・」
遠くから聞こえてきた呟きを俺の耳は聞き逃さなかった。声の主を探してキョロキョロしていると、さっき案内した店員と目が合った。
なんで女の服って男のより高いんだろうな?
「どうするよ? 一回帰るか?」
谷屋がそう聞いてきたがせっかく親学校公認でさぼれてるのに、ここで帰るのもなんだか勿体無い。
「メシ、だな。もう昼時だし」
「あいよ」
というわけで、デパートの7階に移動。昼時とは言っても昼休みには少し早めだからどこも空いてるようだった。
「中野はパスタ好きだったよな?」
谷屋の質問に頷く。子供っぽいようだけどミートソースから卒業できない。
「じゃ、ここでいいよな」
谷屋が指した看板にまた頷く。某有名パスタ屋、今の残金でも余裕だろう。
「いらっしゃいませ、2名様でよろしいでしょうか?」
「いえ、あそこにもう1人います」
・・・このアホがっ!
「すいません! 2人です!」
ぽかーんとしている店員さんに謝ったのはなぜか俺だ。そして俺はまったく悪くないのに憮然とした態度の店員さんに案内された席に座る。
「何、馬鹿なことしてんだよ? あんまり幼稚なことするなっ!」
「あっはっはっはっはっはっは」
なにこの朗らかな笑い。
「バカップル・・・」
遠くから聞こえてきた呟きを俺の耳は聞き逃さなかった。声の主を探してキョロキョロしていると、さっき案内した店員と目が合った。
376 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 20:33:00.10 P90WCA4r0
「おい、おまえのせいであんなこと言われたぞっ」
「ん? あんなことってなんだ」
どうやら谷屋には聞こえてなかったらしい。なんで俺だけこんな目にあわなきゃいけないんだ・・・。
その後は俺はミートソース、谷屋はカレーツナ(何だこれ)というものを頼んだ。
「ごめん、ちょっとトイレ」
料理が来るまでに行っとかないと。
・・・・・・・・さあ、困った。
男子、女子で分かれてたから、ためらいつつも女子の方に入って。個室に入ったんだけど・・・、こっからどうすりゃいいんだ?
多方面で聞きかじった知識を総動員してチャレンジ。
えっと、まずズボンを下ろして・・・パンツも・・・。
どうしてもそこを見てしまって、あるはずのモノがないショックを受けるが意外と長続きしなかった。そろそろ我慢できなくなってきたんだ。
男のが小を我慢できるってほんとだな。
大をするときみたく座って・・・あーなんでこんな緊張するんだろ。
チョボボボ・・・。
なんか、恥ずかしい。あ、そういえばしてる最中に水流すんだっけ?
思いついてレバーに手を伸ばそうとしたけど、ぐきっと肩がやばくなりそうで出来なかった。
あとは・・・紙で拭くんだよな、、前を・・・。
意を決して、紙を手に取る。そろそろとそこに手を近づけて、
「ひっ・・・や・・・・」
ぴりっと体に電気みたいのが走った
――何、今の声・・・?
いや考えるな、考えるな。
無我の境地で拭き終わって、そそくさとトイレを後にする。
席に戻ると料理も来てなかったみたいで谷屋が退屈そうにしていた。
「お、遅かったな。大きい方だったのか?」
「そういうことは訊くな」
デリカシーのない谷屋の質問にも、今の俺にはそう言うのが精一杯だった。
「ん? あんなことってなんだ」
どうやら谷屋には聞こえてなかったらしい。なんで俺だけこんな目にあわなきゃいけないんだ・・・。
その後は俺はミートソース、谷屋はカレーツナ(何だこれ)というものを頼んだ。
「ごめん、ちょっとトイレ」
料理が来るまでに行っとかないと。
・・・・・・・・さあ、困った。
男子、女子で分かれてたから、ためらいつつも女子の方に入って。個室に入ったんだけど・・・、こっからどうすりゃいいんだ?
多方面で聞きかじった知識を総動員してチャレンジ。
えっと、まずズボンを下ろして・・・パンツも・・・。
どうしてもそこを見てしまって、あるはずのモノがないショックを受けるが意外と長続きしなかった。そろそろ我慢できなくなってきたんだ。
男のが小を我慢できるってほんとだな。
大をするときみたく座って・・・あーなんでこんな緊張するんだろ。
チョボボボ・・・。
なんか、恥ずかしい。あ、そういえばしてる最中に水流すんだっけ?
思いついてレバーに手を伸ばそうとしたけど、ぐきっと肩がやばくなりそうで出来なかった。
あとは・・・紙で拭くんだよな、、前を・・・。
意を決して、紙を手に取る。そろそろとそこに手を近づけて、
「ひっ・・・や・・・・」
ぴりっと体に電気みたいのが走った
――何、今の声・・・?
いや考えるな、考えるな。
無我の境地で拭き終わって、そそくさとトイレを後にする。
席に戻ると料理も来てなかったみたいで谷屋が退屈そうにしていた。
「お、遅かったな。大きい方だったのか?」
「そういうことは訊くな」
デリカシーのない谷屋の質問にも、今の俺にはそう言うのが精一杯だった。
379 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 20:36:41.72 P90WCA4r0 ~~ 谷屋の名前は一(はじめ)でいいでしょうか? ~~ ~~ 中野のほうの名前の候補 ~~ ちか、なつお、かずみ、ゆう、ゆき、かおる、まこと ~~ どれがいい? ~~ ~~ ~~ 383 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 20:38:10.39 KDcqUF6e0 ~~ >>379 ~~ じゃあ、あいだをとって ~~ ゆか ~~ でFA? ~~ ~~ ~~ 384 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 20:38:52.06 XT3lEV2T0 ~~ 普通に男名のほうが俺的にヒット ~~ ~~ ~~ 385 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 20:39:28.47 l07FB28C0 ~~ >>379 ~~ かおるで ~~ ~~ ~~ 387 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 20:39:54.14 +wSQ/PHNO ~~ >>379 ~~ なつお! ~~ ~~ ~~ 388 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 20:40:19.28 0zG/mZIA0 ~~ ふぐお~~ ~~ ~~ 392 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 20:42:00.82 AritobA3O ~~ 僕の名前はりょうです ~~ ~~ ~~ 393 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 20:42:08.26 Kgvhhec8O ~~ 中野ゆうが一番しっくりくる。ちかも捨てがたいがんな名前おかしいし ~~ ~~ ~~ 396 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 20:42:58.17 P90WCA4r0 ~~ >>392 ~~ 採用 ~~ ~~ 最終候補 なつき なつお りょう ~~ これのどれ? ~~ ~~ ~~ 399 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 20:44:16.62 0zG/mZIA0 ~~ なかの な○○ ~~ っていうのは言いにくいからりょうで ~~ ~~ ~~ 401 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 20:47:25.74 P90WCA4r0 ~~ >>399 ~~ りょうに決定! ~~ ~~ 漢字プリ ~~ ~~ ~~ 403 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 20:48:32.91 +wSQ/PHNO ~~ 両 ~~ ~~ ~~ 404 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 20:48:47.89 foqWCSnL0 ~~ >>041 ~~ 稜 ~~ ~~ ~~ 405 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 20:49:04.40 XT3lEV2T0 ~~ 綾(りょう) ~~ ~~ ~~ 408 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 20:51:07.21 Kgvhhec8O ~~ 伶 ~~ ~~ ~~ 411 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 20:52:13.43 +wSQ/PHNO ~~ 利用(りょう) ~~
416 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/08/31(木) 20:56:58.44 P90WCA4r0
食い終わってから適当な話をしていると店の中が混んできて、出ようということになった。
「んじゃ、行くぞ」
「ちょっと待て、俺の分払う」
席を立つ時にレシートを持ってかれてしまって、勝手に払われてしまった。
「なんで?」
「なんでって言うなら、俺に言わせろよ。なんで理由もないのに奢られるんだよ」
「ん~、彼女のメシ代くらい奢るのが男の甲斐性だろ?」
思わぬ谷屋の言葉に口がパクパクと動いてしまった。
「なに、言って・・・!」
「ま、それは冗談だとして」
冗談・・・・・・。
当たり前のことなのに、どうしてこんなに自分のテンションが下がるのか説明が付かない。
「中野」
「・・・なんだよ」
「誕生日おめでとう」
また動きが止まってしまった。
「安いけど、この奢りはそのプレゼントってことにしといてくれ」
このどたばたのせいで自分さえ忘れていた自分の生まれた日を、こいつは、谷屋は覚えていてくれた。
「・・・わかった」
それが、嬉しかった。
「んじゃ、行くぞ」
「ちょっと待て、俺の分払う」
席を立つ時にレシートを持ってかれてしまって、勝手に払われてしまった。
「なんで?」
「なんでって言うなら、俺に言わせろよ。なんで理由もないのに奢られるんだよ」
「ん~、彼女のメシ代くらい奢るのが男の甲斐性だろ?」
思わぬ谷屋の言葉に口がパクパクと動いてしまった。
「なに、言って・・・!」
「ま、それは冗談だとして」
冗談・・・・・・。
当たり前のことなのに、どうしてこんなに自分のテンションが下がるのか説明が付かない。
「中野」
「・・・なんだよ」
「誕生日おめでとう」
また動きが止まってしまった。
「安いけど、この奢りはそのプレゼントってことにしといてくれ」
このどたばたのせいで自分さえ忘れていた自分の生まれた日を、こいつは、谷屋は覚えていてくれた。
「・・・わかった」
それが、嬉しかった。