しずく ◆MCSuYr3/zA

    

※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

463 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/09(月) 06:39:20.97 FQnBMXol0

おk
ついでにモーニングプロローグでもどうぞ キリがいいので寝ます


TS症候群という病気がある。
性交、つまりセックスをしていない男子、童貞のみに現れる病気だ。
この病気にかかると、かなりの高確率で女体化してしまう。
原因不明、治療不可能な奇病と言ってもなんら不思議は無い病気である。
何故こんなことを言っているのかと言うと、俺もこの病気にかかってしまったからだ。


この病気が流行り病となったのは数十年前、と言ってもおよそ30年前の話だ。
当時は大混乱だったものの、今では法律もでき、比較的安全に過ごす事は可能だ。
実際、ウチに居る二人目の姉も女体化した人間だ。


547 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/09(月) 15:26:19.65 FQnBMXol0

モーニングプロローグは失敗だった希ガス
という訳最初から主要人物が3人程出るところまで投下。
―――――――――――――――――

TS症候群という病気がある。
性交、つまりセックスをしていない男子、童貞のみに現れる病気だ。
この病気にかかると、かなりの高確率で女体化してしまう。
原因不明、治療不可能な奇病と言ってもなんら不思議は無い病気である。
何故こんなことを言っているのかと言うと、俺もこの病気にかかってしまったからだ。


この病気が流行り病となったのは数十年前、と言ってもおよそ30年前の話だ。
当時は大混乱だったものの、今では法律もでき、比較的安全に過ごす事は可能だ。
実際、ウチに居る二人目の姉も女体化した人間だ。

姉の話が出たので、軽く家族構成を紹介。




548 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/09(月) 15:27:57.00 FQnBMXol0

睦塔(むつたわ)家

睦塔 しずく(むつたわ しずく) (男)
睦塔家の次男。であるが女体化が近づいているので改名済み。
三女予定の主人公。高校一年生。

睦塔 零次(むつたわ れいじ) (男)
睦塔家の父である。
私立高校の校長であり、とても忙しい日々を送る。
家に居ることは少ない。

睦塔 優花(むつたわ ゆうか) (女)
睦塔家の母である。
IT企業の社長。つまりこの夫婦は共働きしている。
家に居ることは更に少ない。

睦塔 暦(むつたわ こよみ) (女)
睦塔家の長女である。
大学生。生真面目。に見えて結構なエロスを持つ。


549 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/09(月) 15:29:18.18 FQnBMXol0

睦塔 木威(むつたわ つりい) (男)
睦塔家の長男。優花の会社を手伝う。
TS症候群にかかるものの、驚異的な強運で女体化を自己回避する。
こういう事例は極端に少なく、これで世界で4人目・・・らしい。
おかげで『つりい』と変えた名前はそのままに。

睦塔 優曇華院(むつたわ うどんげいん) (元男)
睦塔家の次女。高校二年。TSで女体化した。
ウサ耳がよく似合う。愛称はウドンゲ。


ついでにその他のヒトビトも紹介。(全員高校一年ってことで。)


佐藤 香華(さとう ほのか) (女)
しずくの幼馴染。この人も中々えろてぃっくであります。
実際そうですが。


550 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/09(月) 15:31:07.54 FQnBMXol0

以下しずくを取り巻く友人。

八宮司 白琥(はちぐうじ びゃっこ) (男)
400年の歴史を誇る八宮司家の長男。
八宮司神社の跡継ぎ。にも関わらずPC部の次期部長候補。
そんでもって冷静なイケメン。

鱸 次郎(すずき じろう) (男)
苗字が『鈴木』ではなく『鱸』という変わったヒト。
一人称が『オラ』と、これまた変わっている。
変わり者が多い部、PC部所属。

灸比 美都(きゅうび みつ)  (元男)
女体化した奴。それも驚異的な若さで。
大人のふいんきが全身から湧き出てるヒト。
薙刀の達人。
しかし薙刀部が無いのでPC部。理論は不明。

阿流符巣 連山(あるふす さんみゃく) (男)
中々の筋肉男です。しかしPC部。
喋り方少し可笑しいけど。
それはそうと何この名前、ふざけて(ry

田中 一郎(たなか いちろう) (男)
この時代には珍しい名前の留年生。
結構モテるヲ○ク。語尾が必ず笑っている。悲しいときも怒るときも。
勿論PC部。


551 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/09(月) 15:33:56.56 FQnBMXol0

中学生時代からの友人二人を引っさげて、父の経営する私立高校に入った。
この高校が出来たときから、色々と反響があった。
料金が公立並みに安いのだ。
その理由は、睦塔家のみが知る・・・。
まあぶっちゃけ、母の稼ぎで補う部分が多少あるからだ。
しかし、それを差し引いても、この学校はどんどん黒字になって行く。

その高校を初めて聞いたときは、

なんという高校・・・
値段を聞いただけでワクワクしてしまった
この高校は間違いなく大人気

と思ってしまったものだ。
それと同時に父の経営と知り、狂喜乱舞もした。
おかげでコネなんて関係無くこの高校を受けさせられてしまったけども。

八宮司 白琥。鱸 次郎。
この二人が最初に言った友人である。
とても個性的なヒトビトである。
特に八宮司。コイツはモテるだろうな・・・。

772 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/10(火) 02:01:15.92 oh95ebj30

「おーい、待ってー。」

      • あの声の主は・・・。佐藤 香華。

「・・・ふう、間に合ってよかった。
 まったく、睦塔ったら歩くの速いんだから。」
「・・・んなこと言われても困るがな。」
「ね、睦塔、あの・・・んっと・・・ううん、何でもない。」
「何だよそれ、結構気になるじゃないか。」
「アンタの記憶は30分前にさかのぼるっ!」

バゴッ・・・

      • 後頭部から何かの衝撃を受けたのは覚えている。
でも、誰に?いったい何故?
      • まあいいか。

「さ、八宮司、鱸、急ごう。間に合わなくなるぞ。」

ん?今八宮司が何か言ったような・・・気のせいか。

八宮司は、こんなことを呟いていた。「あの女はある意味只者ではない」と・・・


773 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/10(火) 02:04:05.69 oh95ebj30

八宮司とは同じクラスになった。本当よかった。
しかし、俺には分かる。この教室の『気』の流れが。
男女関係無く、気は当人から、八宮司に向かって流れる。
流石イケメン。俺には到底真似はできん。

「何ですかこの変な空気は。」
「八宮司、そこを気にしたら負けだ。」
「そんな事言われても、気になるでしょう。」

チクショー イケメンなんて、イケメンなんて・・・
と嘆くほど俺は幼稚ではないが。

下校時、歩きながらの定時報告を聞く。
「まずは鱸。報告を頼む。」
「了解。っても別に普通だったけど。あ、そうだ。
 TSの可愛い子が居るって噂をゲットした。話を聞けば、
 ばっちりオラの守備範囲だけど。」
「おk。 ・・・余り聞きたくないが、八宮司。」
「はい、2、3人程が」
「おっと、もういい。憂鬱になるから。」
「定時報告する度に阻止されてる気はしますが・・・。まあいいでしょう。
 それはそうと、睦塔さん。TSについてはどうなりましたか?」
「ゔ。それは余り聞かんでくれ。何か引っ掛かる点があるんだよな・・・。」
「何だ何だ?その引っ掛かる点ってのは。教えてくれ。」
「気にしないで話してください。悩みは溜め込む物ではないですよ。」
「分かった。実は・・・。」


776 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/10(火) 02:06:34.58 oh95ebj30

エロスもまだだし女体化もまだ。
けっこうgdgdな気がする
―――――――――――――――

「「異例?」」
「ああ。何か普通とは違うTSらしい。詳しくは分かっていないそうだし。」
「何か事件の臭いがプンプンしてきて、オラ、すっげぇワクワk」
「病は気から。心配のし過ぎは止めましょう。」
「・・・あんがとな、八宮司。」
「はい、じゃあ家も近くなってきたので、私はこれで。」

八宮司家は、400年の歴史を持つ家である。
よって敷地は広い。理論は不明。
家が小山で囲まれている、自然環境豊富な家である。

「おう。」
「・・・と言うことに関してオラに何か質問は・・・ってスルーするなや。」


777 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/10(火) 02:08:25.04 oh95ebj30

目の前には大きなマンション。
そしてマンションに吸い込まれるように入っていく二人の影。
言うまでも無く、睦塔 しずくと、鱸 次郎である。

「それにしても、よくこんなマンションをあんな金額で経営・・・」
「シーッ!声が大きい。」

鱸が不思議に思うのも無理は無い。
マンションの名は、『睦塔マンション』だからだ。

このマンション、睦塔家の母、睦塔 優花の持ち物である。
その上、光熱費、水道代等を除いて月5万。
そのため入居者は多いが、まだ空き部屋は多い。
しかし結構な黒字である。何故かは秘密。

エレベーターが止まる。

「じゃ、オラはこの階だから。」
「おk。じゃ。」

エレベーターはドアを閉じ、上へ上へと向かう。
最上階、ではなくしずくの家へと。
睦塔家の住まいは最上階より広くはないが、これでも広い。
月10万の部屋である。が、母の持ち物なので、お金の心配は無い。
ちなみに最上階は、月50万円。今だ借り手が居ない為、お手伝いさんを雇い、
最上階を全て任せている。使うときはどうするかって?そんなの分からんよ。


781 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/10(火) 03:12:50.59 oh95ebj30

うわぁちっくしょう
顔から火が出そうな恥ずかしい台詞を今書いています というわけで再開
―――――――――――――

高校にはおよそ2週間で慣れ、部活にて新たな友人もできた。
灸比 美都、阿流符巣 連山、田中 一郎。

「灸比さんがこの前の話に出てたTSの人ですね。」
「当たり。もしかして惚れてるか?だったらオラが」
「結構です。」
「そこで何の話をしている?」
「いえ、何でも無い事です・・・。」
「気になるではないか。言ってみよ。」
「はい、鱸さんが・・・」
「ちょwwやめてくれ」
「そうですか、では止めます。」
「・・・訳が分からん」

八宮司は、場の空気をよく読み、流れを変えることができることにとても長けている。



782 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/10(火) 03:14:05.12 oh95ebj30

「田中さんは・・・」
「いや、田中でいいww年上とは言え、留年して高校一年だしwwww」
「・・・はぁ。」
「欠席のし過ぎで留年wwこれはギャグにしかならんwww」
「・・・で、阿流符巣の人」
「連山で呼んでほしい。」
「了解。」
「阿流符巣連山かwwこれもネタにwww」

ゴシカァン

連山のラリアットが炸裂。田中気絶。灸比を除くしずくら三人は唖然。


783 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/10(火) 03:16:12.59 oh95ebj30

次の日、部活にて定時報告。

案の定八宮司はアタックされまくり。
しかし、竹槍持った兵士から大型空母まで、全てを撃沈している。

鱸は爆睡中。眠れる部活、PC部だからこその芸当。

灸比は茶髪猿に対し正当防衛。

田中入院中。

連山は三日ほど謹慎。悪いのは田中だが。

そしてしずく。何も無い。

とりあえず東方でもしながらたまにポーズをかけ雑談する俺。
しかし下校時間になってしまい、楽しい一時は中断され、明日へ延期となる。

「鱸、起きろー」
「後5分・・・ぐへっ」

鱸に手刀が飛んだ。その手刀の元を見ると、灸比である。

「渇を入れた。眠気なぞ覚めただろう。」
「あれ、本当だ。スゲー!」

これには流石の八宮司も驚きを隠せない。
俺は顎が外れるかと思った。


784 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/10(火) 03:20:05.00 oh95ebj30

八宮司と別れ、俺、鱸、灸比の三人で家路に着く。
鱸がはぁれむやら何やらうへへと言っているのが聞こえる・・・。
あれ・・・体が・・・動かない・・・何で・・・。

と思った瞬間、しずくの意思とは関係なしに道端に倒れこもうとする。
しかし灸比がとっさの判断でしずくが倒れこむ方向へ滑り込む。

間一髪である。
灸比はしずくを自分の体で受け止める。

「・・・おい、睦塔っ!聞こえるかっ、睦塔っ!」
「・・・気を失っている。しずくの家は。」
「こっちだ、オラについて来てくれ!」

走り出す二人。灸比の背にはしずく。しかし鱸はダウン。

「こちらの方向・・・睦塔という苗字・・・まさかマンションか?」
「そうだ・・・ゼィゼィ・・・睦塔マンションの・・・19階・・・ハァハァ」
「了解した。鱸、私は先に行く。」

タッタッタッタッ・・・

「あいつ、速い・・・なあ・・・ゼィゼィ」

薙刀をしているので、基礎体力は結構ある灸比はさらに速度を上げる。


574 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/14(土) 05:19:50.88 RCvnKKv+0

おはよう保守 ついでに投下

~灸比サイド~

「19階か・・・」

灸比はエレベーターの前で立ち止まる。
ボタンを押し、エレベーターを待つ。が、来ない。
エレベーターは今10階を通り、9階へ向かっている。
しかし、これは一刻を争うのだ。

「・・・待ちきれん。
 しずく、聞こえるか、階段を登るから、しっかりつかまってろ」

言うより速く、灸比は動く。

1分後、エレベーターが1階に到着。鱸も息を切らしながら到着。
鱸は空しく開くドアを見、エレベーターで19階へ向かう。

灸比が19階に着く。と、灸比は大事なことに気付く。

「・・・部屋はどちらだ?」

そう。最上階に一番近いこの階でも、部屋は二つ。二つに一つ。
しかし灸比はあくまで冷静だ。
ネームプレートを見ればいいのだ。

「睦塔・・・睦塔・・・あった」


575 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/14(土) 05:21:24.70 RCvnKKv+0

ベルを鳴らすも、待つ暇は無い。
ドアが開くより先にドアを開け、中に居る兎耳のロリ系顔に問う。

「しずくの部屋は」
「あ、あっち」
「かたじけない」
「・・・え?しずくが何で気ぃ失ってるの?」
「話は後だ、手伝ってくれ」

家に居たのは睦塔 優曇華院ただ一人。
しかし事の重大さは切羽詰った表情のスポーツ系美人を見れば一発で分かった。

「うん」

部屋とリビングは別の空間。ドアがあるのが有り難い。
この状況においてもだ。
ドアを開け、しずくをそこに寝かす。

「タオルを持ってきてくれ。」
「うん。」

しかし、灸比はそこで人の気配に気付く。

「こんな時にっ・・・誰が。」
「私が出るっ」


576 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/14(土) 05:23:24.32 RCvnKKv+0

ガチャッ

「おーいっ・・・睦塔ぁ」

鱸である。

「鱸君?」
「ウドンゲさん・・・睦塔は、しずくは?」
「そっち。」
「いや、オラが行くより、伝言を頼む。睦塔は・・・普通のTSとは違う」
「えっ・・・。・・・分かった。」
「頼む・・・」

鱸はその場で息を切らしながら仰向けに寝っ転がる。
優曇華院は灸比に言う。

「あのっ、しずくは、普通のTSじゃなくて」
「分かっている」
「え?」
「話は後だ。・・・よし、ここを出よう。」

ドアを閉め、リビングと部屋を分離する。
そして鱸に言う。

「鱸、ここまでよく走ってきたな。
 休まないと持たない。・・・入れてもいいか?」
「はい。・・・それと、私は優曇華院。睦塔 優曇華院。」
「うむ・・・優曇華院、感謝する・・・。」
「灸比・・・ウドンゲさんは・・・高2だ。」
「え?」


577 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/14(土) 05:25:10.57 RCvnKKv+0

シリアスなgdgdって新ジャンルじゃないかと思ふ
――――――――――――――――

「失礼した。どうか許してほしい。」
「ううん、別にいいよ。でも・・・分かっているってどういうこと?」
「・・・私自身、そういう『異例』だった。
 あれは14歳の時だ。下校途中、意識を失い、倒れてしまった。
 幸い、近所の人が救急車を呼んでくれた。しかし、
 間に合わなかった。」
「灸比、ちょっと待て。間に合わなかったって」
「女体化に間に合わなかった。
 話によると、救急車が来たのはおよそ40分後。
 その前に、女体化してしまったのだ。」
「「・・・。」」
「そちらの優曇華院殿は分かっていると思うが、
 女体化にはまず全ての精子を出さねばならない。
 ・・・女になるためにな。」
「・・・こっちもそうだった。
 幸い寝てる時だったから大丈夫だったけど。」
「そう。普通は寝ているとき、つまり深夜に行われる。しかし、
 稀にこのように朝、昼、夕方になってしまう者も居る。
 私の時は・・・衆人が見守る中・・・盛大に・・・」
「・・・もういい。
 これ以上は言うな。
 お前は、お前のトラウマを知って間もないオラ達に言ってくれた。
 でもそれは逆に、このような事態が起こってしまったから
 言わければならなくなってしまった。。
 ・・・睦塔を心配したものの、調べもしなかったオラが悪い。」
「・・・待って、ということはしずくも・・・」
「多分・・・そろそろだ。」


578 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/14(土) 05:26:18.24 RCvnKKv+0

~鱸サイド~

灸比は話してからずっとうつむいている。
目からは涙がこぼれそうである。
ずっと一人でこの事を抱え込んでいたのだろう。
ウドンゲさんが両親に電話している最中、
オラは灸比の目を拭くためのハンカチを貸した。

「ほら、拭きなよ。」
「・・・有難う」

何とかこのトラウマを少しでも和らげてやりたい。
でも、オラにはどうすることも・・・。

「ねえ」
「ん?何だ?」
「灸比・・・じゃなくて、今度から美都、で呼んで」
「ああ。」

あれ?何かキャラが変わっている気がする・・・
まあいいか。とりあえず、八宮司のヤツにでも聞いてみっか・・・

「・・・始まった。」
「え?何が?」
「静かに!聞いていろ。」

あ、よかった。キャラが元に戻った。


669 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/14(土) 17:08:27.03 RCvnKKv+0

予告より早く投下します 詳しくは>>605参照
――――――――――――――――――

~しずくサイド~

ふう。体は動かないけど、色々してくれた灸比には後でお礼しないとな・・・。
あれ・・・?体が・・・熱い・・・今度は・・・何だ・・・

「くっ・・・!」

いきなり今まで見たこともない量の精子が飛び出す。
服やタオルを通過していながら、なお飛び散る程の運動エネルギーを持っている。

「ぐあっ・・・んっ・・・!!」

駄目だ・・・いし・・・き・・・が。

意識を失っても出続ける。精子が様々なところに飛び散る。
壁に。床に。自らの顔に。

全てが止まったのはおよそ10分後だが、しずくは朝まで目を覚まさなかった。


671 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/14(土) 17:09:54.26 RCvnKKv+0

できれば途中支援よろしく
――――――――――

~灸比サイド~

      • やはり、同じだ。
だが、誰よりもこの状況を理解できるのは、私だ。
      • あの気配が無くなる。

「よし、入るぞ。」

ドアを少しずつ開く。
しかし、中の光景は凄いものだった。

「優曇華院殿、鱸。出て貰いたい。
 ・・・尋常じゃない。頼む。」
「分かった。」
「ふわぁ・・・おとこのひとのにおいがぁ・・・するぅ」

優曇華院殿は悩殺されそうだ。
私が・・・この匂いにやられるのも時間の問題かも知れぬ。
すぐに済ませねば。

とりあえず、ティッシュを大量に持ち込み、壁、床、しずくを拭く。
特にしずくは痛々しい。
大量の白濁液が顔に付着し、それでいて眠っている。


672 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/14(土) 17:11:03.89 RCvnKKv+0

布団やら何やらほぼ全てをリビングに放って、新たな物を取りに出る。

必要なのは・・・布団。替えの服。今は応急処置だ。いたしかたない。

「優曇華院殿、服を貸してもらいたい。後、布団も。」
「はいはい。準備はできてますよ~」
「かたじけない。」

寝ているしずくに服を着せ、布団をかぶせる。
応急処置は一応完了だ。

ガチャッ

「しずくは・・・大丈夫?」
「一応処置はしておいた。後、消臭剤を買っておいたほうがいい。
 あの匂いにやられんとも限らないからな・・・。」
「すげぇな灸比・・・じゃなくて美都。」
「よし、帰るぞ。鱸。」
「あいよっ。」
「・・・そうだ。何か異変が起きたら、この電話番号に電話を頼む。
 と言っても、2階ほど下ではあるが。」


673 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/14(土) 17:11:40.04 RCvnKKv+0

~しずくサイド~

ん・・・?あれは・・・誰だ?
こっちに向かってくる。何だろう。
手を挙げてきた。そうか、バトンタッチか。

パァン・・・

そこでつい振り向くと、自分が暗い方向に向かって歩いている。

そうかそうか・・・ん?
何で俺があっちに?
ま、待て、俺の行く方向はそっちじゃない!

しかし、その願いは空しく砕け、しずくは明るい方向へ吸い込まれ・・・

目が覚め、布団を跳ね起きる。

「ハァッ・・・ハァッ・・・ハァッ・・・」

辺りを見回す。

「夢か・・・っ!?」

慌てて口を押さえるも、出た声は戻せない。

俺の声じゃない・・・


675 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/14(土) 17:14:38.39 RCvnKKv+0

出たのはしずくの声ではなく、綺麗に澄んだ声だった。
しかし、その声はしずくの口から出たので、しずくの声ということだ。

「なっちゃ・・・った・・・?」

      • いつもの言葉遣いが出ない。
しかも違和感無く言葉が出る。そうか・・・なっちまった・・・。
女になっちまったよ・・・。

「まあ・・・いいか。諦めが肝心、ってね。
 それより、ベッドこんなに小さかったっけ?」

疑問を抱くものの、洗面台に行き、顔を洗おうとする。しかし。

ビダァァン・・・と豪快な音を立て、

気絶した。

わずかながらある女の双丘は服の上からも分かり、顔は清楚としか言いようが無い。
髪は長く、肩より低い位置まで伸びている。背は・・・165センチぐらいか?

朝起きてこんな美人見たらぶったまげるよなぁ・・・。


676 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/14(土) 17:15:57.28 RCvnKKv+0

真っ先に起きるは優曇華院。

「泥棒ですか~?居るなら自首してくらさい・・・しずく?
 この服、昨日灸比さんが着せた・・・。
 ・ ・ ・ 大変大変大変!しずくがしずくがぁ!!」

つぎに起きたのは長女、暦と長男、木威である。

「安眠妨害ならやめてね~、ウドンゲ~・・・!?」

「朝から何だ?発声練習なら他でやってくれ。
 で?どうしたウドンg・・・」

「「ぎゃあ」」

そしてやっと起きる両親。父、零次と母、優花。

「暦も木威もどうした?
 ・・・ああ。それ。うん。じゃあ今日はしずくは特殊欠席。と。」
「今日は会社、休むわね。とりあえずあなた、制服とかの準備、よろしくね。
 しずくの下着とか服とか買ったり、ついでにあそこでフレンチでもしようかしら」

「「「「母さん」」」」

「あら御免遊ばせ」


677 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/14(土) 17:17:23.25 RCvnKKv+0

「う~ん・・・あれ?夢?・・・じゃない。・・・確か鏡を見て・・・覚えてない。」
「あら、起きたのね。」
「母さん?」
「起きたならチャッチャと買い物に行くわよ。
 とりあえず、ウドンゲのタンスから適当な服奪ってらっしゃいw」
「・・・はーい」

車を運転するハイテンションマダムと、助手席に乗っている清楚な美少女。
言うまでも無いので省略。
と、車が止まる。

「さ、着いたわよ。」

あれ?普通のデパートだ。
      • まあそっちのほうがいいか。派手な服は無さそうだし。

「とりあえず店員でも探してね~、私野菜とか買って来るから。はい、これ軍資金。
 それじゃ、合流は車の中。グッドラック!」

手渡されたのは諭吉が・・・10人!?
何てヒト。流石社長。それよかグッドラックって・・・
そんな事を考えながら服売り場へ向かう。


678 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/14(土) 17:18:46.16 RCvnKKv+0

「あ・・・あの・・・」

やはり躊躇ってしまう。しかし店員は気付く。

「はいはい、・・・ああ、TSの方ですね。違います?」
「えっ?何で・・・分かるんですか?」
「私、TSかどうかがすぐ分かる程度の能力持ってるの。命中率100%。
 じゃあ、私に任せて。」

この仕事の速さ。おそらくベテランだろう。しかし、とても若いように見える。
飲み込みが早いのか、それとも年の割に(ry

「下着はこのサイズですね~。」
「あの、カップで言うとどのくらいなんですか?」
「ん~、Bの中くらいですね。 まあVIPでは貧・・・
 いえ、どちらかと言えば小さいほうです。」

まさかVIPPER?いやいや、こんなところでそういうのは聞かない方がいいかも。

「じゃあ、これ、お願いします。」
「はいはい~、じゃあレジでお待ち下さい。」

「32000円になります」

下着の相場など分からないので、値段に関しては諭吉を四人出すことでクリア。
まあ、私服や予備用等含め、5セットぐらい買ったからかな、ということで一応納得。


679 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/14(土) 17:20:52.45 RCvnKKv+0

車の中にて。

「ん?6万円ぐらい余ったの?」
「うん」
「じゃあ、8000円返して。千円札が切れてて困ってたの。残りはあげる。」

6万円の臨時収入・・・太っ腹にも程がありますよ。

「さあ、次は役所よ。国家の犬がわんさか居るから気をつけないとw」
「・・・国家の犬って」

車が走り出す。
10分と経たないうちに、国家の犬がわんさか居る犬小屋、役所に到着。

「じゃあこの書類に、住所、郵便番号、電話番号、
 変更前と変更後の名前と、顔写真をお願いします。
 写真が無いなら、向こうで撮ってくる事もできますよ。」
「はい。」

手続きはこれだけ。この国は法律が施行されるととても早く、全国に出回る。
それが幸いして、役所が混雑することはあまり無い。

「では、これでどう見ても手続きは完了です。ありがとうございました。」

再び車(ry

「噛み付かれるかと思ってヒヤヒヤしたわよ。」
「いや、普通そんなこと無い・・・のかな?」


681 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/14(土) 17:22:08.49 RCvnKKv+0

「そういえば制服もすぐ来ると思うしw明日から頑張りなさいよ~w」
「はいはい。」

家に到着。まあ夕方になってたりする。

「「ただいまー」」
「ん、おかえりー。って何で私の服着てるの?・・・でもまあ似合うから許すw」
「何度も見るが、お前、綺麗になったなぁ・・・。」

ウドンゲと木威が褒めちぎる。

「二人ともありがと。そういえばそろそろ姉者が帰ってくる頃・・・」
「ただいまー・・・お、いっちょまえに綺麗になってるじゃない。
 それはもう食べちゃいたいくら」
「最初に体を重ねる相手はもう居ますよーw」

勿論嘘である。だが、暦にはあまり効いていない。

「そっか、残念。じゃあ二番目w」
「・・・そういう問題?」
「うん。」

人はこれを即答と言ふ。


716 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/14(土) 20:29:48.93 RCvnKKv+0

681

父、零次も早めに帰宅し、楽しい夕食のひととき。
そして・・・第一関門、風呂。
ここでしずくは初めて新しい自分の全体像を見ることとなる。

「じゃあ、今日は先に入らせてもらうね。」
「はいはい~じゃあ次はウドンゲが入る~。」

服を脱ぎ、浴室に入る。
目の前には鏡がある。さあ勇気を出して目を開けるっ!

「うわぁ・・・」

聞くのと見るのとは違う。
そうですかこうなっているのですかと。
でも・・・可愛い。いや、ナルシストとかじゃなくて、本音。
朝のようにぶっ倒れなかったのが幸い。

まずは髪の毛。長くて洗いにくい。しかし、シャンプーのCMで、
髪を洗っているのを見たことがある。それを必死に思い出しながら髪を洗った。
次に腕、手、足先、脚、背中、前。

最後に残ったのは胸と、大事な部分。
まずは胸から洗うことにした。

―――――――――
さるさん喰らってた
連絡無くて済まない


730 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/19(木) 04:25:52.42 cqCavtTq0

続きです。思い出せない人はwikiで。
―――――――――――――

手全体で洗ってみる。大変、体が火照ってくる。
達する前に胸を洗い終える。結構大変。

最後の最後。第一関門のボス、秘所。

ちょっと触ってみる。しかし、次の瞬間、

「ひぁっ・・・!」

まあなんという甘い声。自分でも驚き、口をふさぐ。
さて、どうしたものか。実際に洗ったら達してしまうのではないか。
そこで、普段は余り家では使われない脳をフル回転させ、そして。

「あ、いいこと考えたっと。」

【全ての女体化の人に送るイかずに秘所を洗う方法】
1、洗面器に40度前後のお湯を入れる。
2、そこに石鹸を入れ、よくかき混ぜる。
3、できた石鹸水を、秘所にかける。
4、後は洗い流す。

「うん、グッジョブ。特許でも取ろうかな?なんて。」


731 名前:422 ◆MCSuYr3/zA 本日のレス 投稿日:2006/10/19(木) 04:30:54.09 cqCavtTq0

第一関門をクリアし、堂々と風呂から上がる。
パジャマをはき、自分の部屋に向かおうとしたその時。
兄者出現。こちらを見ると共に兄者転倒。大変、すぐさま走り寄る。

「兄者、兄者大丈夫?」
「ちょw上をww着ろwww」
「・・・あ。」

いつもの癖で、上半身裸体のまま、風呂から上がってきてしまった。
男なら何の問題も無いものの、女ならば双丘を見られてしまう。
すぐバスタオルで隠す。そして部屋に駆け込む。

バタン・・・

「ふう。失敗、失敗。」

ベッドに倒れこむ。

自分の喋り方や考えかたとか、何か女らしくなってきたみたい。何でだろう?
普通TSは体だけだって聞いてたのに・・・
      • 普通じゃないTSって・・・こうなのかな・・・。

そしてしずくは朝まで眠る。
|新しいページ|検索|ページ一覧|RSS|@ウィキご利用ガイド | 管理者にお問合せ
|ログイン|