保管庫
薫と崇 お芋 Hdg4B9Zj0
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456 名前:お芋 本日のレス 投稿日:2006/10/18(水) 01:17:16.39 Hdg4B9Zj0
今日このスレをみてウチも書いてみようとおもって実行してみた
才能は無いけど頑張りましたどうぞ
才能は無いけど頑張りましたどうぞ
彼は深いため息をついて家路についている
いや正確には彼では無く彼女になる
元男であった彼女の名前は相原 薫、女体化したのは一月ほど前である
女体化したばかりの薫はひどく動転した
男友達は皆自分の事を女としか見なくなるだろうし
女子達は物珍しい目で自分を見るのが怖かった
だから薫は女を隠した
身長が変わらなかったのが幸いした
伸びた髪も自分で切り前髪は顔を隠すために長めにした
メガネも掛けて変わってしまった顔を少しでも誤魔化した
もう六月半ばなのに厚着もしている
「あつい・・・」
夕暮れと言うのにこの一言が今日初めて発した言葉だった
女体化してからクラスの皆とは会話を交わす事はなくなった
気を付けても何時ボロが出るのが怖かったからだ
今日も一人で家に帰るこんな生活何時まで続くのだろうか
「はぁ~・・・」
またため息
いや正確には彼では無く彼女になる
元男であった彼女の名前は相原 薫、女体化したのは一月ほど前である
女体化したばかりの薫はひどく動転した
男友達は皆自分の事を女としか見なくなるだろうし
女子達は物珍しい目で自分を見るのが怖かった
だから薫は女を隠した
身長が変わらなかったのが幸いした
伸びた髪も自分で切り前髪は顔を隠すために長めにした
メガネも掛けて変わってしまった顔を少しでも誤魔化した
もう六月半ばなのに厚着もしている
「あつい・・・」
夕暮れと言うのにこの一言が今日初めて発した言葉だった
女体化してからクラスの皆とは会話を交わす事はなくなった
気を付けても何時ボロが出るのが怖かったからだ
今日も一人で家に帰るこんな生活何時まで続くのだろうか
「はぁ~・・・」
またため息
長くてごめんorz
462 名前:お芋 本日のレス 投稿日:2006/10/18(水) 01:56:27.87 Hdg4B9Zj0
突然誰かに背中を叩かれた
「おい!負け犬のような背中だな負けオーラが漂ってたぜ」
背中を叩いたのは高校で知り合った友達だ名前は三浦 崇
性格は違えど気が合うらしいクラスで一番仲がいいかな
そんな事はどうだっていい今問題なのは・・・・
三浦に叩かれた勢いで転んでしまった事が問題だ・・・・
「あ・・あれ~・・手加減したんだけどな・・・・大丈夫か?」
三浦が自分を起こしてくれた
「お前意外と軽いのな」
「ありがと・・・・」
無論三浦とは女体化してからはまったく会話をする事はなくなった
「どうしたー?お前最近暗いぞー!それじゃあ引きこもりのキモヲタだぞ!」
「大きなお世話だよ」
どうやらコイツはそれなりに自分の事を心配してくれたらしい
「お前・・・いつの間にメガネっ子になったんだ・・・良くぞ俺の趣味を!」
「しるか!」
今はコイツといると余計疲れる歩く速度も上がっていく
「じゃあ俺家あっちだからまた明日な」
「うん」
「あ~・・・それとだ何隠してるかは知らねーけど、それじゃもたないぜ
気楽にいけよ」
「うん」
アイツにはいらぬ心配をかけさせたな今度何か奢ってやろう
「あ!それと転ぶんじゃねーぞw」
その言葉に三浦を見ず手だけ振って返事をする
そして・・・
転んだ
「おい!負け犬のような背中だな負けオーラが漂ってたぜ」
背中を叩いたのは高校で知り合った友達だ名前は三浦 崇
性格は違えど気が合うらしいクラスで一番仲がいいかな
そんな事はどうだっていい今問題なのは・・・・
三浦に叩かれた勢いで転んでしまった事が問題だ・・・・
「あ・・あれ~・・手加減したんだけどな・・・・大丈夫か?」
三浦が自分を起こしてくれた
「お前意外と軽いのな」
「ありがと・・・・」
無論三浦とは女体化してからはまったく会話をする事はなくなった
「どうしたー?お前最近暗いぞー!それじゃあ引きこもりのキモヲタだぞ!」
「大きなお世話だよ」
どうやらコイツはそれなりに自分の事を心配してくれたらしい
「お前・・・いつの間にメガネっ子になったんだ・・・良くぞ俺の趣味を!」
「しるか!」
今はコイツといると余計疲れる歩く速度も上がっていく
「じゃあ俺家あっちだからまた明日な」
「うん」
「あ~・・・それとだ何隠してるかは知らねーけど、それじゃもたないぜ
気楽にいけよ」
「うん」
アイツにはいらぬ心配をかけさせたな今度何か奢ってやろう
「あ!それと転ぶんじゃねーぞw」
その言葉に三浦を見ず手だけ振って返事をする
そして・・・
転んだ
478 名前:お芋 本日のレス 投稿日:2006/10/18(水) 03:06:23.53 Hdg4B9Zj0
女体化してからという物唯一の楽しみはお風呂だ
「ん~~くはぁ~おつかれさまで~す」
これはおまじないだ明日も頑張って行こう明日もいい日でありますようにという
そう・・ただのおまじない
「ん~こいつがな~・・・」
そう言うと自分は胸元にある二つの膨らみに目をやる
「これが無ければ薄着もできるのにな」
膨らみを触りながら呟く
サイズはと言われても自分には解らない
ただ自分の手に収まりそうで収まらない大きさと言う事だけ
「はぁ~もうすぐ7月か・・・学ランじゃ暑いだろうな・・しかも目立つし
だけどあれくらいしないと不安なんだよなぁ・・・
ん~暑くなくて誤魔化しの効く方法ってないかな」
そんな都合のいい事なんて無いのは知ってる
もう皆は夏用の制服になっているのに自分だけ真冬の格好
今日は皆にこの格好の事を聞かれたな・・・
どうなるかと思ったけど三浦が助けてくれたんだよな・・・
「ん~~くはぁ~おつかれさまで~す」
これはおまじないだ明日も頑張って行こう明日もいい日でありますようにという
そう・・ただのおまじない
「ん~こいつがな~・・・」
そう言うと自分は胸元にある二つの膨らみに目をやる
「これが無ければ薄着もできるのにな」
膨らみを触りながら呟く
サイズはと言われても自分には解らない
ただ自分の手に収まりそうで収まらない大きさと言う事だけ
「はぁ~もうすぐ7月か・・・学ランじゃ暑いだろうな・・しかも目立つし
だけどあれくらいしないと不安なんだよなぁ・・・
ん~暑くなくて誤魔化しの効く方法ってないかな」
そんな都合のいい事なんて無いのは知ってる
もう皆は夏用の制服になっているのに自分だけ真冬の格好
今日は皆にこの格好の事を聞かれたな・・・
どうなるかと思ったけど三浦が助けてくれたんだよな・・・
- 世話になりっぱなしだなアイツに・・・・
アイツ・・・誰かが困ってると必ず助けてくれるな・・・
479 名前:お芋 本日のレス 投稿日:2006/10/18(水) 03:08:00.72 Hdg4B9Zj0
この前もいじめられてる後輩を助けたり、誰かの失くし物を一緒に探してくれたり
落ちた鉛筆拾ってくれたり、エトセトラ、エトセトラ
一部の後輩からは「三浦様」と崇拝する者もいるらしい
「なんだかんだ言って結構優しいんだよな」
そう呟いていると
「ただいまーー!母さん」
父だ今帰って来たらしい
「薫!今風呂か!」
「あ!うんもうすぐ上がる」
「いや!いい!今から父さんも入る!久々に親子のスキンシップを・・」
「いらんわ!そもそも今まで一緒に入った事ないじゃないか!」
「いや!絶対入るぞ父さん頑張っちゃうぞ!」
「頑張らなくてもいい!!」
「はははwかわいいぞ薫それでは・・・って母さん何をする!離せ!
父さんは薫と!離せこら!離・・・ごめんなさい調子ノリました許して・・・」
女体化してから父はこうだ・・・流石に引く・・・
お風呂にあがると父という名の屍が転がっていた
落ちた鉛筆拾ってくれたり、エトセトラ、エトセトラ
一部の後輩からは「三浦様」と崇拝する者もいるらしい
「なんだかんだ言って結構優しいんだよな」
そう呟いていると
「ただいまーー!母さん」
父だ今帰って来たらしい
「薫!今風呂か!」
「あ!うんもうすぐ上がる」
「いや!いい!今から父さんも入る!久々に親子のスキンシップを・・」
「いらんわ!そもそも今まで一緒に入った事ないじゃないか!」
「いや!絶対入るぞ父さん頑張っちゃうぞ!」
「頑張らなくてもいい!!」
「はははwかわいいぞ薫それでは・・・って母さん何をする!離せ!
父さんは薫と!離せこら!離・・・ごめんなさい調子ノリました許して・・・」
女体化してから父はこうだ・・・流石に引く・・・
お風呂にあがると父という名の屍が転がっていた
715 名前:お芋 本日のレス 投稿日:2006/10/19(木) 02:15:59.39 RJO11DsT0
朝けたたましい音をする物を叩いて止める事から始まった
どうも朝は苦手だ
頭はしばらくぼ~するし体もしばらくいう事を利かない
低血圧なのだろうか
そしてしばらくして体を起こす事ができた
「う~・・・まだ眠うる○▲□※」
そう呟きながら階段を降りそして
最後の段で足を踏み外した
「みゅ~~・・」
尻餅をついた、眠かった
「あ~wまだ寝ぼけてるw制服にも着替えないでw
ほらちゃんと部屋に戻って着替えてらっしゃい」
「むぅ~~」
お母さんだ年齢不詳地元で少しだけ有名な人だ
だって見た目はどう見たって10代半ばだ有名にもなる
「はははw薫はまた階段から落ちたのかwかわいいな~www」
何かが喋っていたが面倒なのでスルーした
どうも朝は苦手だ
頭はしばらくぼ~するし体もしばらくいう事を利かない
低血圧なのだろうか
そしてしばらくして体を起こす事ができた
「う~・・・まだ眠うる○▲□※」
そう呟きながら階段を降りそして
最後の段で足を踏み外した
「みゅ~~・・」
尻餅をついた、眠かった
「あ~wまだ寝ぼけてるw制服にも着替えないでw
ほらちゃんと部屋に戻って着替えてらっしゃい」
「むぅ~~」
お母さんだ年齢不詳地元で少しだけ有名な人だ
だって見た目はどう見たって10代半ばだ有名にもなる
「はははw薫はまた階段から落ちたのかwかわいいな~www」
何かが喋っていたが面倒なのでスルーした
717 名前:お芋 本日のレス 投稿日:2006/10/19(木) 02:23:34.46 RJO11DsT0
制服に着替えて顔も洗う頃には頭の中もクリアになってきた
「おはよう薫ご飯できてるわよ」
「おはようお母さん」
「薫って言う名前はな・・・女体化してもいいように父さんが・・・
父さんがな・・・」
何か横でブツブツ言ってるがコレもスルーした
「行ってきます」
「足元に気を付けなさいあなた昨日も転んだんだから」
「そう毎日転ばない・・・・」
見事に転んだ
「おはよう薫ご飯できてるわよ」
「おはようお母さん」
「薫って言う名前はな・・・女体化してもいいように父さんが・・・
父さんがな・・・」
何か横でブツブツ言ってるがコレもスルーした
「行ってきます」
「足元に気を付けなさいあなた昨日も転んだんだから」
「そう毎日転ばない・・・・」
見事に転んだ
718 名前:お芋 本日のレス 投稿日:2006/10/19(木) 02:39:14.60 RJO11DsT0
教室のドアを開けるとクラスメートはほぼ皆そろっていた
それと同時にクラスメート全員がこっちを見ている
そんな視線を気にもとめず教室へと入っていった
「おお!あの相原が転ばない!!」
一人の男子がそう言うとクラスの皆が騒ぎ出した
「いつもドアの溝につまずいて転んでたのに」
「俺たちは今一人の人間の成長を見た!」
そう皆言うからなんだかちょっと照れたそして
何もない所で転んだ
「・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
教室は一瞬にして静まり返った
ちょっと悲しくなった・・・・
それと同時にクラスメート全員がこっちを見ている
そんな視線を気にもとめず教室へと入っていった
「おお!あの相原が転ばない!!」
一人の男子がそう言うとクラスの皆が騒ぎ出した
「いつもドアの溝につまずいて転んでたのに」
「俺たちは今一人の人間の成長を見た!」
そう皆言うからなんだかちょっと照れたそして
何もない所で転んだ
「・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
教室は一瞬にして静まり返った
ちょっと悲しくなった・・・・
そして才能のないウチに涙した・・orz
32 名前:お芋 本日のレス 投稿日:2006/10/19(木) 12:14:32.49 RJO11DsT0
よし!じゃあウチ保守ついでに投下する
前スレの続きです
前スレの続きです
教室のドアを開けるとクラスメートはほぼ皆そろっていた
それと同時にクラスメート全員がこっちを見ている
そんな視線を気にもとめず教室へと入っていった
「おお!あの相原が転ばない!!」
一人の男子がそう言うとクラスの皆が騒ぎ出した
「いつもドアの溝につまずいて転んでたのに」
「俺たちは今一人の人間の成長を見た!」
そう皆言うからなんだかちょっと照れたそして
何もない所で転んだ
「・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
教室は一瞬にして静まり返った
ちょっと悲しくなった・・・・
それと同時にクラスメート全員がこっちを見ている
そんな視線を気にもとめず教室へと入っていった
「おお!あの相原が転ばない!!」
一人の男子がそう言うとクラスの皆が騒ぎ出した
「いつもドアの溝につまずいて転んでたのに」
「俺たちは今一人の人間の成長を見た!」
そう皆言うからなんだかちょっと照れたそして
何もない所で転んだ
「・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
教室は一瞬にして静まり返った
ちょっと悲しくなった・・・・
25 名前: お芋 投稿日: 2006/10/24(火) 11:02:18 [ 4dtPLCWQ ]
もうずっとVIPに入れないのでここに投下します
ちょっと前の板の続きです
ちょっと前の板の続きです
「お前は俺の期待を裏切らないなwwwww」
三浦が腹を抱えて笑っている
なんかムカつく
「しかも転んでも無傷ときたこりゃ神業だwwww」
「別に好きで転んでるわけじゃない」
「好きで転ぶ奴なんてフツーいないぜwwwww」
「む・・・・」
返す言葉がない
「あ!相原お前昼休み空いてるか?」
「ない」
「お前に合いたいって奴がいるんだよ後で俺と一緒に合いに行ってくれ」
「む~・・・」
「YESorNO?」
「分かった」
「okじゃあ昼休みにな」
「分かった」
そう言うと自分の机に鞄を置き席についた
「あの~相原君そこ私の席なんだけど・・・・」
「・・・・・」
席を間違えた
三浦が腹を抱えて笑っている
なんかムカつく
「しかも転んでも無傷ときたこりゃ神業だwwww」
「別に好きで転んでるわけじゃない」
「好きで転ぶ奴なんてフツーいないぜwwwww」
「む・・・・」
返す言葉がない
「あ!相原お前昼休み空いてるか?」
「ない」
「お前に合いたいって奴がいるんだよ後で俺と一緒に合いに行ってくれ」
「む~・・・」
「YESorNO?」
「分かった」
「okじゃあ昼休みにな」
「分かった」
そう言うと自分の机に鞄を置き席についた
「あの~相原君そこ私の席なんだけど・・・・」
「・・・・・」
席を間違えた
もうみんな覚えてないよねorz
29 名前: お芋 本日のレス 投稿日: 2006/10/26(木) 10:45:13 [ 0zwBERfs ]
凄く嬉しいので投下
昼休みボクは三浦に連れられて校舎どうしを繋ぐ渡り廊下にいた
そこには多分他の課の同級生だろう女の子がいた
この学校は校舎が課によって別れている
他の課どうしは余り交流はなく制服も課によって違っている(女子のみ)
何が言いたいかと言うと同じ敷地内の別々の学校と言ってもいいくらいだ
無論課を繋ぐ渡り廊下は交流がないのだからひとけは全くないのだ
ボク自身他の課との交流もないのに何故あの子はボクに用事なんてあるのだろうか
そうこう考えてる内に三浦が女の子に声をかけた
「すまねえ待ってたか?」
「遅い!来ないかと思ったじゃない!」
「いいじゃねーかwちゃんと連れて来たんだからw」
「まあ・・・そうだけど」
なんとも男勝りと言うか元気がいいと言うか正直苦手なタイプの女の子だと思った
「じゃあ俺そこで待ってるから」
と言うと三浦は向こうへ行ってしまったいったい何なんだ
そこには多分他の課の同級生だろう女の子がいた
この学校は校舎が課によって別れている
他の課どうしは余り交流はなく制服も課によって違っている(女子のみ)
何が言いたいかと言うと同じ敷地内の別々の学校と言ってもいいくらいだ
無論課を繋ぐ渡り廊下は交流がないのだからひとけは全くないのだ
ボク自身他の課との交流もないのに何故あの子はボクに用事なんてあるのだろうか
そうこう考えてる内に三浦が女の子に声をかけた
「すまねえ待ってたか?」
「遅い!来ないかと思ったじゃない!」
「いいじゃねーかwちゃんと連れて来たんだからw」
「まあ・・・そうだけど」
なんとも男勝りと言うか元気がいいと言うか正直苦手なタイプの女の子だと思った
「じゃあ俺そこで待ってるから」
と言うと三浦は向こうへ行ってしまったいったい何なんだ
30 名前: お芋 投稿日: 2006/10/26(木) 22:52:32 [ 0zwBERfs ]
そして突然女の子がボクに話しかけてきた
「あの・・・私杉野 叶って言います」
「は・・・はい・・ボクは・・・」
「知ってます相原 薫さん」
さっきと印象がまったく違う感じがした
「突然ですが好きです相原さん」
「・・・・・」
そういう事か・・・面倒だし何よりもうボクは・・・
「返事は今すぐお願いします待つの苦手なのでw」
「・・・・」
「・・・・・・」
「無理だよ・・・・」
「え?無理ってどういう事?」
「無理なものは無理なの」
そう言うとボクは走ってこの場からさろうとして
豪快に転んだ
「あの・・・私杉野 叶って言います」
「は・・・はい・・ボクは・・・」
「知ってます相原 薫さん」
さっきと印象がまったく違う感じがした
「突然ですが好きです相原さん」
「・・・・・」
そういう事か・・・面倒だし何よりもうボクは・・・
「返事は今すぐお願いします待つの苦手なのでw」
「・・・・」
「・・・・・・」
「無理だよ・・・・」
「え?無理ってどういう事?」
「無理なものは無理なの」
そう言うとボクは走ってこの場からさろうとして
豪快に転んだ
31 名前: お芋 投稿日: 2006/10/27(金) 13:06:12 [ DSi.0ghM ]
転んだ勢いでメガネが何処かへ飛んでしまった
「大丈夫?メガネ落ちてるよ」
「また転んだかダイジョブか?相原?」
遠くで様子を見たた三浦も心配してこちらに来た
「ん?へ~このメガネ度がまったく入ってないね」
杉野さんがボクのメガネを拾って不思議そうに呟いた
「本当か?なんでそんなもん掛けてんだ?」
「それは・・・」
三浦の言葉に返す言葉がみつからない
「ん~でもやっぱり薫君はメガネ無い方がかわいいよ」
杉野さんの言葉が少し気に障った
かわいいと言われるのがイヤだ
男だった頃も言われるのはイヤだったけど
女体化してしまってから前にも増してイヤになった
「大丈夫?メガネ落ちてるよ」
「また転んだかダイジョブか?相原?」
遠くで様子を見たた三浦も心配してこちらに来た
「ん?へ~このメガネ度がまったく入ってないね」
杉野さんがボクのメガネを拾って不思議そうに呟いた
「本当か?なんでそんなもん掛けてんだ?」
「それは・・・」
三浦の言葉に返す言葉がみつからない
「ん~でもやっぱり薫君はメガネ無い方がかわいいよ」
杉野さんの言葉が少し気に障った
かわいいと言われるのがイヤだ
男だった頃も言われるのはイヤだったけど
女体化してしまってから前にも増してイヤになった
32 名前: お芋 投稿日: 2006/10/27(金) 13:06:50 [ DSi.0ghM ]
「・・・かえして・・・・」
今のボクの精一杯の言葉
「え~イヤよもう少しかわいい薫君を見ていたいもん」
また言った
「かえして・・・」
「え~何で?どうしてこんなごっついメガネ掛けてるの?」
やめて
「おい相原困ってるだろ返してやれよ」
「だ~めもう少しかわいい薫君を見るの」
やめてやめてやめてやめてやめて
「それにしても薫君はかわいいな~まるで女の子みたい」
その言葉に今まで溜まっていた何かが爆ぜた
「かえして!!」
遅かった
気づいた時にはもう大声をだしていた
男のものではなく女のような高い声・・いや女の声で
2人とも驚いていた
いやもう今となってはどうでもいい
ボクは杉野さんからメガネを奪ってこの場から逃げた
今のボクの精一杯の言葉
「え~イヤよもう少しかわいい薫君を見ていたいもん」
また言った
「かえして・・・」
「え~何で?どうしてこんなごっついメガネ掛けてるの?」
やめて
「おい相原困ってるだろ返してやれよ」
「だ~めもう少しかわいい薫君を見るの」
やめてやめてやめてやめてやめて
「それにしても薫君はかわいいな~まるで女の子みたい」
その言葉に今まで溜まっていた何かが爆ぜた
「かえして!!」
遅かった
気づいた時にはもう大声をだしていた
男のものではなく女のような高い声・・いや女の声で
2人とも驚いていた
いやもう今となってはどうでもいい
ボクは杉野さんからメガネを奪ってこの場から逃げた
34 名前: お芋 本日のレス 投稿日: 2006/10/28(土) 00:55:29 [ JY5Iidh. ]
何がおきたのか解らない
まだ状況が整理できない
いやもう理解しているが突然すぎて・・
いやそんな事を考る前に逃げた相原を追いかけなくては
俺は杉野を置いて一人相原を追いかけた
追いかけてはみたがアイツは意外と足が速い
なかなか距離が縮まらない
早く追いつかないと大変だ
なぜなら
転ぶから
って言ってる側からつまずいてるし!
俺は相原を支えようとして走った
「あ・・・・」
「ふ~危なかったなファインプレイだぜ俺」
間一髪ズテーンな事になるのは免れた
まだ状況が整理できない
いやもう理解しているが突然すぎて・・
いやそんな事を考る前に逃げた相原を追いかけなくては
俺は杉野を置いて一人相原を追いかけた
追いかけてはみたがアイツは意外と足が速い
なかなか距離が縮まらない
早く追いつかないと大変だ
なぜなら
転ぶから
って言ってる側からつまずいてるし!
俺は相原を支えようとして走った
「あ・・・・」
「ふ~危なかったなファインプレイだぜ俺」
間一髪ズテーンな事になるのは免れた
35 名前: お芋 投稿日: 2006/10/28(土) 23:46:02 [ JY5Iidh. ]
にしてもコイツはよく転ぶ
まあいいやこれでコイツを捕まえる事ができたから今は深く考えるのは止めよう
それより聞きたい事があるはずじゃないのか
俺は・・・コイツの変化に気づいてやれなかったのか
いや・・・薄々勘付いていた少しづつクラスの輪から外れクラスから消えようとするコイツに
俺がコイツの悩みを聞いてやれれば
いや多分コイツは話さない
俺は信頼されていない誰にも・・・コイツにも・・・だから話さない誰も話さない
「あ・・・あの・・・・」
相原が突然口を開いた
どうやらコイツを支えたまましばらく考え込んでいたらしい
「ぇ・・っと・・ぁ・・の・・ね・・」
「?」
なにやら様子がおかしい
まあ無理もない女体化したのがばれたんだから
しばらくこのままにしておこう
まあいいやこれでコイツを捕まえる事ができたから今は深く考えるのは止めよう
それより聞きたい事があるはずじゃないのか
俺は・・・コイツの変化に気づいてやれなかったのか
いや・・・薄々勘付いていた少しづつクラスの輪から外れクラスから消えようとするコイツに
俺がコイツの悩みを聞いてやれれば
いや多分コイツは話さない
俺は信頼されていない誰にも・・・コイツにも・・・だから話さない誰も話さない
「あ・・・あの・・・・」
相原が突然口を開いた
どうやらコイツを支えたまましばらく考え込んでいたらしい
「ぇ・・っと・・ぁ・・の・・ね・・」
「?」
なにやら様子がおかしい
まあ無理もない女体化したのがばれたんだから
しばらくこのままにしておこう
36 名前: お芋 本日のレス 投稿日: 2006/10/29(日) 00:07:57 [ 32TGSnq6 ]
「・・・・ムネ・・・・はなして・・・・」
「???」
何を言ってるんだ?
俺は相原を支えている手に視線を移すと・・・
「あーーーー!すまん!」
俺は相原を後ろからムネを鷲掴みしているような形で支えていた
制服ごしでもムネの感触が・・・・
すまんと言いながら
手を離せない情けない俺がいた
否!俺は悪くはない悪いのは奴のムネが悪いのだ!
この極悪人相原め!
「は・・なせ・・・」
相原は弱々しいが精一杯の声で要求を述べた
俺はその弱々しい相原に萌・・・・・・
「???」
何を言ってるんだ?
俺は相原を支えている手に視線を移すと・・・
「あーーーー!すまん!」
俺は相原を後ろからムネを鷲掴みしているような形で支えていた
制服ごしでもムネの感触が・・・・
すまんと言いながら
手を離せない情けない俺がいた
否!俺は悪くはない悪いのは奴のムネが悪いのだ!
この極悪人相原め!
「は・・なせ・・・」
相原は弱々しいが精一杯の声で要求を述べた
俺はその弱々しい相原に萌・・・・・・
37 名前: お芋 本日のレス 投稿日: 2006/10/29(日) 00:09:40 [ 32TGSnq6 ]
えない!萌えない!!
コイツ相原!!
突然現実に戻された
この私をここまで錯乱させるとは!
ムネ・・・恐ろしい子・・・
そして俺は相原を解放?した
「はぁ~・・・びっくりした・・・・」
そう言うと相原はその場にペタンと座り込んでしまった
「聞いてもいいか相原?」
俺は相原を解放?するやいなや問いかけた
ムネの事を突っ込まれるのが面倒だからだ
「・・・・・」
相原は無言で頷いた
そして俺は
①女体化について聞いた
②スリーサイズを聞いた
③襲った
とエロゲーならこういった選択肢が出てくるが
コレはゲームじゃないし
しかも下二つは絶対に選んじゃいけないし
コイツ相原!!
突然現実に戻された
この私をここまで錯乱させるとは!
ムネ・・・恐ろしい子・・・
そして俺は相原を解放?した
「はぁ~・・・びっくりした・・・・」
そう言うと相原はその場にペタンと座り込んでしまった
「聞いてもいいか相原?」
俺は相原を解放?するやいなや問いかけた
ムネの事を突っ込まれるのが面倒だからだ
「・・・・・」
相原は無言で頷いた
そして俺は
①女体化について聞いた
②スリーサイズを聞いた
③襲った
とエロゲーならこういった選択肢が出てくるが
コレはゲームじゃないし
しかも下二つは絶対に選んじゃいけないし
40 名前: お芋 本日のレス 投稿日: 2006/10/30(月) 00:40:49 [ ax.5APMo ]
妥当に①か
「いつ女体化したんだ?」
「先月の初めくらい」
「確かお前の誕生日は」
「3月」
誕生日から2ヶ月過ぎての女体化か珍しい
通常女体化は15歳の誕生日から16歳の誕生日までになるらしい
コイツの場合16歳の誕生日を2ヶ月過ぎてからの女体化である
まれにコイツみたいなパターンで女体化する奴もいるらしいが
その辺はまだ良く解ってないらしい
「んで何で隠してたんだ女体化を」
「だって女になったら男達が・・・」
「あ~そうか思い出したそれでか」
まあどう言う事かと言うと
野郎どもは女体化した奴をものにしたいのだ
「いつ女体化したんだ?」
「先月の初めくらい」
「確かお前の誕生日は」
「3月」
誕生日から2ヶ月過ぎての女体化か珍しい
通常女体化は15歳の誕生日から16歳の誕生日までになるらしい
コイツの場合16歳の誕生日を2ヶ月過ぎてからの女体化である
まれにコイツみたいなパターンで女体化する奴もいるらしいが
その辺はまだ良く解ってないらしい
「んで何で隠してたんだ女体化を」
「だって女になったら男達が・・・」
「あ~そうか思い出したそれでか」
まあどう言う事かと言うと
野郎どもは女体化した奴をものにしたいのだ
41 名前: お芋 本日のレス 投稿日: 2006/10/30(月) 00:54:21 [ ax.5APMo ]
この学校では女体化した奴等はみんな可愛くなっている
それに目をつけた野郎どもは女体化しそうな奴を片っ端から見つけ
女体化する前から親しくして
見事女体化する事ができたら告白と言う事だ
噂では女体化した奴を捕まえてま~・・そういった事をしてる奴もいるらしい
「まあ・・そうだなお前が隠したくなる理由はわかった」
なぜなら3月になるまでは相原にはかなりの数の男が群がっていた
皆女体化した相原目当てという事だ
一番ウケル奴は「女体化したら俺と付き合ってくれ」って言った奴がいたな
やばい・・・思い出しただけで笑いが・・・・
「そこ。なぜ突然笑い出す」
どうやら顔に出てしまったらしい
「女体化したら俺と付き合ってくれと言った奴がいたな~って」
「あ~・・・・誰だっけ?」
「お前・・・酷いな・・・・・誰だったか?」
おかしいな・・・あれだけ面白かったのに発言者が誰だか全く思い出せない
それに目をつけた野郎どもは女体化しそうな奴を片っ端から見つけ
女体化する前から親しくして
見事女体化する事ができたら告白と言う事だ
噂では女体化した奴を捕まえてま~・・そういった事をしてる奴もいるらしい
「まあ・・そうだなお前が隠したくなる理由はわかった」
なぜなら3月になるまでは相原にはかなりの数の男が群がっていた
皆女体化した相原目当てという事だ
一番ウケル奴は「女体化したら俺と付き合ってくれ」って言った奴がいたな
やばい・・・思い出しただけで笑いが・・・・
「そこ。なぜ突然笑い出す」
どうやら顔に出てしまったらしい
「女体化したら俺と付き合ってくれと言った奴がいたな~って」
「あ~・・・・誰だっけ?」
「お前・・・酷いな・・・・・誰だったか?」
おかしいな・・・あれだけ面白かったのに発言者が誰だか全く思い出せない
42 名前: お芋 本日のレス 投稿日: 2006/10/31(火) 00:09:14 [ /pJy6lbs ]
「思い出せないと言う事は他のクラスの奴じゃないのか?」
「そうかもしれない・・・まあどうでもいいけど」
「どうでもいいって・・・お前その後何したか覚えてないのか?」
「何かしたっけ?」
「お前・・・・本当に覚えてないのか?」
「まったく」
相原・・・・恐ろしい子・・・
「あのなーお前あの後告白男にグーを顔面にお見舞いしたんだぞ」
「そうなの?」
「ああ・・しかも気絶したらしいからな・・・」
「軟弱だな」
「スパルタなんだな・・・・お前」
見た目に反して相原は結構血の気がおおい
意外と口より先に手が出るタイプだ
ついたあだ名は『きぐるみを着た殺人鬼』
かわいい顔して人を平気で殴る悪魔のような・・・
「そうかもしれない・・・まあどうでもいいけど」
「どうでもいいって・・・お前その後何したか覚えてないのか?」
「何かしたっけ?」
「お前・・・・本当に覚えてないのか?」
「まったく」
相原・・・・恐ろしい子・・・
「あのなーお前あの後告白男にグーを顔面にお見舞いしたんだぞ」
「そうなの?」
「ああ・・しかも気絶したらしいからな・・・」
「軟弱だな」
「スパルタなんだな・・・・お前」
見た目に反して相原は結構血の気がおおい
意外と口より先に手が出るタイプだ
ついたあだ名は『きぐるみを着た殺人鬼』
かわいい顔して人を平気で殴る悪魔のような・・・
43 名前: お芋 本日のレス 投稿日: 2006/10/31(火) 18:23:30 [ /pJy6lbs ]
「そこ!勝手に変な事言わない!」
「何!相原貴様俺の心を読んだのか!!!」
「小声で言ってるのが聞こえたわ!ボクはそんなに乱暴じゃない!」
「そうか聞こえないように解説したんだがこの地獄耳」
「何か言った?」
「何も・・・」
「よろしい」
相原とこんなに話したのは久しぶりだ
そう男達が群がってからだから
もう何ヶ月も話してなかった
正直に言うと嬉しかった
相原とまたこんな風に話す事ができて
だがこの時間もいつかは終わる
そう
もうすぐ昼休みが終わるからだ
「何!相原貴様俺の心を読んだのか!!!」
「小声で言ってるのが聞こえたわ!ボクはそんなに乱暴じゃない!」
「そうか聞こえないように解説したんだがこの地獄耳」
「何か言った?」
「何も・・・」
「よろしい」
相原とこんなに話したのは久しぶりだ
そう男達が群がってからだから
もう何ヶ月も話してなかった
正直に言うと嬉しかった
相原とまたこんな風に話す事ができて
だがこの時間もいつかは終わる
そう
もうすぐ昼休みが終わるからだ
ごめん風邪ひいちゃったからしばらく投下できないかもorz
50 名前: お芋 本日のレス 投稿日: 2006/11/03(金) 01:53:25 [ zko9GmoA ]
「そろそろ昼休み終わるよね」
相原がそう切り出す
「そうだなそろそろ教室に戻るべ」
「あ・・・ちょっと待って」
「ん?まだなんかあんのか?」
「あのさ・・・ボクが女体化した事は・・・その・・・黙っててくれないかな?」
「はっ・・何を今更・・当たり前だろ俺を誰だと思ってる」
「三浦」
「そこは普通に答えるな、い・い・な!」
「ハイ!トテモじぇんとるまんナ三浦君デス」
「まあ少々棒読みなような気がするがよろしい!
それでお前はどうするんだ?このまま一人で隠し通すのか?」
「え?」
「手伝ってやるって言ってんだよ」
「・・・いいの?」
「お節介か?」
相原がそう切り出す
「そうだなそろそろ教室に戻るべ」
「あ・・・ちょっと待って」
「ん?まだなんかあんのか?」
「あのさ・・・ボクが女体化した事は・・・その・・・黙っててくれないかな?」
「はっ・・何を今更・・当たり前だろ俺を誰だと思ってる」
「三浦」
「そこは普通に答えるな、い・い・な!」
「ハイ!トテモじぇんとるまんナ三浦君デス」
「まあ少々棒読みなような気がするがよろしい!
それでお前はどうするんだ?このまま一人で隠し通すのか?」
「え?」
「手伝ってやるって言ってんだよ」
「・・・いいの?」
「お節介か?」
51 名前: お芋 本日のレス 投稿日: 2006/11/03(金) 01:54:29 [ zko9GmoA ]
「あ・・・いや・・別にお節介じゃ・・」
「じゃあいいだろ」
「う・・・うん」
「じゃあ教室戻るぞ」
「あの・・・杉野さんは?」
「あーアイツなら大丈夫だし多分アイツも協力してくれると思う」
「杉野さん・・・迷惑じゃないかな・・」
「相手がお前だから全然問題ないだろうな」
「後で謝らなきゃ杉野さんに」
「気にしてねーよアイツなら。ほら教室戻るぞ」
「あ!ちょっと・・・」
「まだなんかあんのか?」
「うん・・・・え~っと・・・」
「?」
「じゃあいいだろ」
「う・・・うん」
「じゃあ教室戻るぞ」
「あの・・・杉野さんは?」
「あーアイツなら大丈夫だし多分アイツも協力してくれると思う」
「杉野さん・・・迷惑じゃないかな・・」
「相手がお前だから全然問題ないだろうな」
「後で謝らなきゃ杉野さんに」
「気にしてねーよアイツなら。ほら教室戻るぞ」
「あ!ちょっと・・・」
「まだなんかあんのか?」
「うん・・・・え~っと・・・」
「?」
52 名前: お芋 本日のレス 投稿日: 2006/11/03(金) 02:01:41 [ zko9GmoA ]
まさか!ムネの事を・・・
ヤバイ・・・言い訳が・・・殺される・・・
「ありがとう」
相原は笑顔でそう言った
今までに見た事のないくらい綺麗でとても嬉しそうな笑顔
俺はそんな綺麗な笑顔にしばらく心を奪われていた
「ん?どうした?三浦」
「え?あ・・いや・・どういたしまして」
焦った・・・寿命が縮んだ・・・
しかし・・・相原・・・その笑顔は反則すぎる・・・・
俺たちは久しぶりに肩を並べて教室へと戻った
ヤバイ・・・言い訳が・・・殺される・・・
「ありがとう」
相原は笑顔でそう言った
今までに見た事のないくらい綺麗でとても嬉しそうな笑顔
俺はそんな綺麗な笑顔にしばらく心を奪われていた
「ん?どうした?三浦」
「え?あ・・いや・・どういたしまして」
焦った・・・寿命が縮んだ・・・
しかし・・・相原・・・その笑顔は反則すぎる・・・・
俺たちは久しぶりに肩を並べて教室へと戻った
57 名前: お芋 投稿日: 2006/11/05(日) 00:58:23 [ Iso1zbJQ ]
ふお~皆助言ありがとう(うдT)
少し調子が良くなったので投下
少し調子が良くなったので投下
おっといけない
杉野の事を忘れていた
相原にはあんな事を言ったがアイツは結構ガラスハートだからな
アイツには一連の流れと相原が謝りたいとの事をメールでしらせた
すぐに返信は返ってきた
『了解。私も薫ちゃんにごめんなさいって言いたい』
とのこと
よし!こっちもok
さてもうすぐ授業が始まる急いで戻ろう
「相原走るぞ!!」
そう相原につげると・・・
杉野の事を忘れていた
相原にはあんな事を言ったがアイツは結構ガラスハートだからな
アイツには一連の流れと相原が謝りたいとの事をメールでしらせた
すぐに返信は返ってきた
『了解。私も薫ちゃんにごめんなさいって言いたい』
とのこと
よし!こっちもok
さてもうすぐ授業が始まる急いで戻ろう
「相原走るぞ!!」
そう相原につげると・・・
58 名前: お芋 投稿日: 2006/11/05(日) 01:00:21 [ Iso1zbJQ ]
え?
相原がいない・・・
何故だ・・・
さっきまですぐ横を歩いていたのに・・・
ありえない・・・あってたまるか・・・こんな事が
俺は突然の事に不安で不安でたまらなくなりアイツの名前を叫んでいた
「相原!相原何処だ!」
「ここ・・・」
返事はすぐに返ってきた
すぐ近く
相原・・・・・・
相原がいない・・・
何故だ・・・
さっきまですぐ横を歩いていたのに・・・
ありえない・・・あってたまるか・・・こんな事が
俺は突然の事に不安で不安でたまらなくなりアイツの名前を叫んでいた
「相原!相原何処だ!」
「ここ・・・」
返事はすぐに返ってきた
すぐ近く
相原・・・・・・
転んでいたのか・・・・・・
視線を下にさげるとうつぶせで寝て(転んで)いるメガネがいた
「お前・・・・・」
「・・・みなまで言うな・・・」
心配して損した
視線を下にさげるとうつぶせで寝て(転んで)いるメガネがいた
「お前・・・・・」
「・・・みなまで言うな・・・」
心配して損した
59 名前: お芋 本日のレス 投稿日: 2006/11/06(月) 00:05:52 [ Tc.l2j7Q ]
みんなありがとう
おかげでかなり調子よくなったよ
おかげでかなり調子よくなったよ
午後の授業
余り頭に入らない
ぼ~っとする
それは昼休みの出来事のせいではない
そう問題はもっと単純で明快なものだった
そう先ほどの出来事は昼休み
今日の昼休みは先ほどのごたごたで全て費やしてしまったのだ
本来お昼休みは何をするためにあるのか
昼寝?授業中にするわ!
漫画を読む?否!否!!
クラスのやつ等とだべる?論外なり!
昼休みとは!!
余り頭に入らない
ぼ~っとする
それは昼休みの出来事のせいではない
そう問題はもっと単純で明快なものだった
そう先ほどの出来事は昼休み
今日の昼休みは先ほどのごたごたで全て費やしてしまったのだ
本来お昼休みは何をするためにあるのか
昼寝?授業中にするわ!
漫画を読む?否!否!!
クラスのやつ等とだべる?論外なり!
昼休みとは!!
60 名前: お芋 本日のレス 投稿日: 2006/11/06(月) 00:06:48 [ Tc.l2j7Q ]
ご飯を食べる時間だろ!!
そう!ご飯!昼飯だ!
こんなに長々と綴って何が言いたいかと言うと
今とても空腹です・・・・
こんな事なら飯食ってから行けばよかった・・
諦めて授業が終わるまで耐えるか・・・
そういえば相原も飯食ってなかったよな?
確かアイツ空腹だと頭も回らないし力も出ないって言ってたな
アイツ大丈夫か?
気になってアイツの席に目を向ける
アイツの席は俺から右斜め前の席
そこからアイツの様子を伺うと・・・
ん?何やってんだ?アイツ・・・・
そう!ご飯!昼飯だ!
こんなに長々と綴って何が言いたいかと言うと
今とても空腹です・・・・
こんな事なら飯食ってから行けばよかった・・
諦めて授業が終わるまで耐えるか・・・
そういえば相原も飯食ってなかったよな?
確かアイツ空腹だと頭も回らないし力も出ないって言ってたな
アイツ大丈夫か?
気になってアイツの席に目を向ける
アイツの席は俺から右斜め前の席
そこからアイツの様子を伺うと・・・
ん?何やってんだ?アイツ・・・・
- 食っとる・・・・
61 名前: お芋 本日のレス 投稿日: 2006/11/06(月) 00:07:47 [ Tc.l2j7Q ]
相原はお菓子をパリポリ食べていた
授業中だろ・・・食うなよ
しばらく様子を伺っていると
視線に気付いたのか相原が仏頂面でこちらを見ている
何食ってんだよと口パクとジェスチャーで相原に訴える
相原は不満げな顔でこちらをじっと見ている
何を思ったのか教師の隙をついてお菓子を渡してきた
「これで文句ないだろ」
と小声で呟いた
いや俺にもよこせと言う意味じゃなくてだな
なんで授業中に・・・・
まあいいやもらったんだから
折角だしありがたく頂こう
そして俺は空腹の危機を逃れる事ができた
「相原・・・お前授業中に何食っとる」
「・・・パリポリ・・・・」
アイツ・・・教師に見つかってるし・・・
堂々と食うからだアホ・・・
授業中だろ・・・食うなよ
しばらく様子を伺っていると
視線に気付いたのか相原が仏頂面でこちらを見ている
何食ってんだよと口パクとジェスチャーで相原に訴える
相原は不満げな顔でこちらをじっと見ている
何を思ったのか教師の隙をついてお菓子を渡してきた
「これで文句ないだろ」
と小声で呟いた
いや俺にもよこせと言う意味じゃなくてだな
なんで授業中に・・・・
まあいいやもらったんだから
折角だしありがたく頂こう
そして俺は空腹の危機を逃れる事ができた
「相原・・・お前授業中に何食っとる」
「・・・パリポリ・・・・」
アイツ・・・教師に見つかってるし・・・
堂々と食うからだアホ・・・
64 名前: お芋 投稿日: 2006/11/07(火) 01:07:01 [ uff0MEnU ]
放課後久しぶりに相原と帰る事になった
だが相原は機嫌が悪かった
教師にお菓子を食べてるのがばれたのが気に入らないらしい
本人曰く「ばれない自身はあった」との事
隠す気はどうやらあったようだ
「いい加減機嫌なおせよ」
「ん?」
口をへの字にして相原は短く返事した
「大体ボクがばれて三浦がばれないのはおかしい」
「俺はお前と違ってプロなの」
「プロなの?」
「ああ教師の行動パターンを把握し
何時どの辺で隙を見せるか
全てを理解して初めて成功できる業(わざ)なのだよ相原君」
「むぅ・・・・・」
だが相原は機嫌が悪かった
教師にお菓子を食べてるのがばれたのが気に入らないらしい
本人曰く「ばれない自身はあった」との事
隠す気はどうやらあったようだ
「いい加減機嫌なおせよ」
「ん?」
口をへの字にして相原は短く返事した
「大体ボクがばれて三浦がばれないのはおかしい」
「俺はお前と違ってプロなの」
「プロなの?」
「ああ教師の行動パターンを把握し
何時どの辺で隙を見せるか
全てを理解して初めて成功できる業(わざ)なのだよ相原君」
「むぅ・・・・・」
67 名前: お芋 本日のレス 投稿日: 2006/11/08(水) 00:55:03 [ 3EwqYWRY ]
あ~あすねてるこの負けず嫌いが
そして校門まで差し掛かった時
俺はそこに人がいる事に気がついた
杉野だ
相原も杉野に気が付いたらしい
相原と杉野は共に歩みよる
互いとの間は1mもない
そして
相「ごめんなさい」杉「ごめんなさい」
相「ふぇ?」 杉「ふぇ?」
相「な・・なんで杉野さんが謝るの?」杉「な・・なんで薫ちゃんが謝るの?」
相「あれ?なんで同じ事言ってるの?」杉「あれ?なんで同じ事言ってるの?」
寸分の狂いなくユニゾンしたそして動揺しすぎだ2人とも
そして校門まで差し掛かった時
俺はそこに人がいる事に気がついた
杉野だ
相原も杉野に気が付いたらしい
相原と杉野は共に歩みよる
互いとの間は1mもない
そして
相「ごめんなさい」杉「ごめんなさい」
相「ふぇ?」 杉「ふぇ?」
相「な・・なんで杉野さんが謝るの?」杉「な・・なんで薫ちゃんが謝るの?」
相「あれ?なんで同じ事言ってるの?」杉「あれ?なんで同じ事言ってるの?」
寸分の狂いなくユニゾンしたそして動揺しすぎだ2人とも