ボクとあの子 ◆hdeyvVQxEo

    

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961 名前:ボクとあの子1 ◆hdeyvVQxEo 投稿日:2006/10/10(火) 21:55:38.63 V00rLMBJ0

「はぁ…明日がボクの誕生日かぁ…。」
「慧君?カレンダーなんか見てどうしたの?…って…あ、そっか。明日は慧君の誕生日だもんね。」
「あ…灯ちゃん…。」
ボクがカレンダーを見てため息を吐いていたら、幼馴染の旭灯ちゃんが肩越しに声をかけてきました。
「でも、何で落ち込んでるの?」
「MSOWES…突発性女体化症候群って知ってる?」
突発性女体化症候群…それは、
"15~17歳までに童貞を捨てないと女体化してしまう"
と言う病気です。
それは、10年程前に始めて発症者が出ました。そのときは、女体化してしまう確率は1%に満たないと言われていました。
しかし、そのあと、爆発的に発症者が増えて、今では、90%以上の確率で女体化してしまうと言われていました。
遺伝子から変化してしまうため、元に戻ることはできない…そう言う病気です。
原因はいまだに不明で、解明にいつまでかかるかも分かりません。
「あ、保健体育の授業でやったね。…あ、もしかして、慧君…まだHしたことないの?」
「その通り。でも…ボクなんかを相手にしてくれる子はいないしなぁ…。」
「うーん…慧君、ちっちゃいし、それに天然さんだしね~。」
しかし、ボクは、それを知っていても、女の子とHをできませんでした。
ボクの体は小さく、身長は150㎝しかないので、男として見てくれるというよりは、可愛い男の子、と言う扱いが殆どなのです。
「灯ちゃんはボクのことどう思ってるの?」
「え、私?うーん…。やっぱり、可愛い男の子…かな。」
ボクがひそかに思いを寄せていた灯ちゃんにも拒否されました。


962 名前:ボクとあの子2 投稿日:2006/10/10(火) 21:56:32.08 V00rLMBJ0

「やっぱり…。」
「でも、明日までに済ませちゃえば問題ないんでしょ?頑張れ!」
灯ちゃんの根拠の無い応援は、ボクの心に深く刺さりました。
「…まあ。女の子になっちゃってもいいんだけどね。…アレさえなければ…。」
そう、女の子になってしまった子には、洗礼とも言うべき、"質問責め"があります。
女の子になってどうか、生活には慣れたか…などなど…。
酷いときには丸一日授業にならないこともあります。
「仕方ないよ…。アレは…どうしようも無いと思う。転校生でもされるんだから、諦めた方がいいよ。」
灯ちゃんは、困った表情で、首を横に振りました。
「…やっぱり?」
「うん。」
「はぁ…。なんだか…体も重いし…今日は帰るよ。」
「あ、分かった。先生には伝えとくよ。じゃ~ね~。」
ボクは、朝から、体が重いな、と感じていた。それは、だんだんと酷くなっていて、今では耐えられないくらいになっていました。
ボクは、灯ちゃんに言伝を頼んで、早退する事にしました。

「うう…もしかして前兆なのかな…。」
いつも通う道にかかる時間が、2時間にも、3時間にも感じました。
やっと寮の自分の部屋についたころには、歩く気力も無くしかけていました。
「も…だめ。」
ボクは、何とか寝室まで辿り着いて、自分のベッドの上に倒れました。


970 名前:ボクとあの子3 ◆hdeyvVQxEo 投稿日:2006/10/10(火) 22:13:41.34 V00rLMBJ0

「う…ん…。」
ボクが次に目を覚ましたのは、日付が変わってからでした。
「………あぁ、やっぱりなっちゃったんだ…ボク。」
ボクの体は女の子に変わっていました。
「…あれ…?少し…背が伸びたかな…?」
立ち上がった時、今までより、少し高い所からものを見ている感じがしました。
ちなみに、今のボクの体型は、
胸はふつうにあって、腰回りはくびれていて、お尻は安産型の…モデル体型です。
「…鈴ちゃんにメールしよ…。」
ボクは、鈴ちゃんにメールを送ることにしました。
鈴ちゃんは、灯ちゃんとは真逆の大人しい性格の女の子です。
その上お嬢様で、お金もたくさん持っています。
『ボク、女の子になっちゃったみたい…。これからどうすればいいのかな?』
そんな文面のメールを送りました。
それから3分も経たないうちに、返信が来ました。
『本当…なの?今から行っても…いい?』
『もちろん。寧ろ…来てほしいんだけど…いい?』
ボクは、来てくれる、と言ってくれた鈴ちゃんにそう返信しました。


971 名前:ボクとあの子4 ◆hdeyvVQxEo 投稿日:2006/10/10(火) 22:15:39.48 V00rLMBJ0

それから10分くらい後…鈴ちゃんが来ました。
「…わぁ…。本当に女の子です…。」
「な、なんだか照れるなぁ…。」
「慧くん…すっごくかわいいです…。」
「…そ、そう?」
「うん…。あ…そうだ。私の服持って来たけど…着ますか…?」
鈴ちゃんは、わざわざ服を持って来てくれました。
ボクは、鈴ちゃんに手伝ってもらって着替えました。
でもブラだけはサイズが合わなかったので…今はノーブラです。
「…えっと、姿見ってありますか?」
「…なにそれ。」
「全身が映る…大きな鏡のこと…です。」
「あ、それならクローゼットの戸の裏にあるよ。」
ボクは、クローゼットを開けて、その前に立ちました。
「っ?!」
そこの鏡に映ったのは――


975 名前:ボクとあの子5 ◆hdeyvVQxEo 投稿日:2006/10/10(火) 22:23:07.22 V00rLMBJ0

やや大きく、わずかに垂れた目で、
体の線そのものは細い女の子でした。
「言った通り…ですね?」
「うん…。」
ボクは、元々からだの線が細い方でしたが、更に細くなっていました。
触ってみても、脂肪がある感覚があまりしませんでした。
「…じゃあ、いきましょう。」
「え、どこに?」
「お買い物…です。服や下着を買わないといけないと思います。」
鈴ちゃんの言うことは最もでした。
ボクは、鈴ちゃんに借りて着ているこの服以外に女物の服を持っていません。
それに、制服も変えなければいけないので、買い物に出ないと、明日から着るものがありません。
「あ…そうだね。じゃあ、いこっか。」
ボクは、鈴ちゃんと一緒に買い物に出ることにしました。


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今日はここまでです。
…ってか…"ボク"って会話で言って無いですね…。次でなんとか少しでも出しますけど…。
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