保管庫
浩二と薫(2) カレーうま
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466 名前:カレーうま ◆SadRzQKyFM 本日のレス 投稿日:2006/09/24(日) 00:55:57.75 qeSUGgqB0
酒が回ってきたので、そろそろ続き投下wwwww
薫は、ついに壁に追いつめられた。浩二はじっと薫を見て、そして・・・おもむろに抱きしめた。
「こ、浩二!?」
何がなんだかわからず、押し退けようと浩二の胸を押さえるが、女の力では抗いきれなかった。
「お前は・・・元男だろうがなんだろうが、今は立派な女だ!料理もうまいし、家事もしっかり出来る。
それに、そこいらの女子よりずっと朗らかで、かわいいじゃないか!情けないこと言うんじゃない!」
薫は、もう抵抗はしなかった。かわりに、浩二の胸の中に顔をうずめる。
ああ、抱きしめられてようやくわかった。
「・・・ありがとな、浩二。お前だけだよ、そんなこと言ってくれるのは・・・。」
母を幼くして亡くし、父ともほとんど顔を合わせることのない薫は、常に自分のことだけではなく、
周りの人間の面倒も見るのが当たり前のように生きてきた。
それは、誰かに自分を必要としてもらえることで、アイデンティティを保ってきたということに他ならない。
しかし、薫にとって本当に必要だったのは、何の気兼ねもなく対等の立場で意見を言い合える、甘えさせてくれる存在だったのだ。
「好きだ・・・」
いとおしくてたまらない。この3日間、たった3日であったが、浩二の思いは、友情という器を越えて溢れ出てしまっていた。
もう、これまでのような友達には戻れまい。だが、それ以上のものが生まれつつある。
その思いに気づき、薫もその器が溢れるような感覚を覚えた。
益々力を込めてしまう。
うれしくはあったが、さすがに苦しくなって薫は音を上げる。
「浩二・・・苦しい」
「あ・・・・すまん」
「こ、浩二!?」
何がなんだかわからず、押し退けようと浩二の胸を押さえるが、女の力では抗いきれなかった。
「お前は・・・元男だろうがなんだろうが、今は立派な女だ!料理もうまいし、家事もしっかり出来る。
それに、そこいらの女子よりずっと朗らかで、かわいいじゃないか!情けないこと言うんじゃない!」
薫は、もう抵抗はしなかった。かわりに、浩二の胸の中に顔をうずめる。
ああ、抱きしめられてようやくわかった。
「・・・ありがとな、浩二。お前だけだよ、そんなこと言ってくれるのは・・・。」
母を幼くして亡くし、父ともほとんど顔を合わせることのない薫は、常に自分のことだけではなく、
周りの人間の面倒も見るのが当たり前のように生きてきた。
それは、誰かに自分を必要としてもらえることで、アイデンティティを保ってきたということに他ならない。
しかし、薫にとって本当に必要だったのは、何の気兼ねもなく対等の立場で意見を言い合える、甘えさせてくれる存在だったのだ。
「好きだ・・・」
いとおしくてたまらない。この3日間、たった3日であったが、浩二の思いは、友情という器を越えて溢れ出てしまっていた。
もう、これまでのような友達には戻れまい。だが、それ以上のものが生まれつつある。
その思いに気づき、薫もその器が溢れるような感覚を覚えた。
益々力を込めてしまう。
うれしくはあったが、さすがに苦しくなって薫は音を上げる。
「浩二・・・苦しい」
「あ・・・・すまん」
467 名前:カレーうま ◆SadRzQKyFM 本日のレス 投稿日:2006/09/24(日) 00:56:46.57 qeSUGgqB0
浩二が力を抜くと同時に、薫は自分を抱きしめる腕からひょいと抜け出して、にこっと笑う。
「俺もだよ、浩二」
そして、その顔はいつになく真剣なものに変わった。
「後悔・・・・しないか?」
薫の言いたいことの意味は理解できた。だが、今薫を手放してしまったら、どこか遠くへ言ってしまうのではないか。
そのことだけが浩二を苦しめた。浩二の顔には微塵の迷いも無かった。
「後悔することなんてどこにも無いだろう?」
薫の頬をやさしく撫でる。薫はその手にそっと自分の手を重ねた。一粒の雫がぽたりとその手に落ちた。
「薫・・・?」
一粒だった雫があふれる様に流れてきた。その涙を拭おうともせず、ただただ浩二だけを見つめていた。
その顔は、2日前に見せた、これからの人生への絶望を示すものではなく、幸せを示すもののように思えた。
「俺もだよ、浩二」
そして、その顔はいつになく真剣なものに変わった。
「後悔・・・・しないか?」
薫の言いたいことの意味は理解できた。だが、今薫を手放してしまったら、どこか遠くへ言ってしまうのではないか。
そのことだけが浩二を苦しめた。浩二の顔には微塵の迷いも無かった。
「後悔することなんてどこにも無いだろう?」
薫の頬をやさしく撫でる。薫はその手にそっと自分の手を重ねた。一粒の雫がぽたりとその手に落ちた。
「薫・・・?」
一粒だった雫があふれる様に流れてきた。その涙を拭おうともせず、ただただ浩二だけを見つめていた。
その顔は、2日前に見せた、これからの人生への絶望を示すものではなく、幸せを示すもののように思えた。
469 名前:カレーうま ◆SadRzQKyFM 本日のレス 投稿日:2006/09/24(日) 00:58:47.15 qeSUGgqB0
「へっ、一昨日女になったばかりの奴を早速口説くなんて、ずいぶんと手の早い優等生だな」
少し恥ずかしかったのか、悪態を突くように言って見せるが、そんなそぶりが一層かわいく見える。
「口の減らない奴だな」
「塞げられるもんなら塞いでみな」
少しいたずらっぽく笑う。浩二は軽い苛立ちを覚えるが、妖艶さに満ち満ちた表情を前にし、すぐにしぼんだ。
ゆっくりと目を閉じ、互いの唇を重ねる。
初めは軽く重ねるだけだったが、次第にその口付けはエスカレートしていく。
貪るかのように求め合い、互いの舌を絡ませる。
「ん・・・ふぅ」
荒い息が部屋の中にこだまする。しばらくして、光る糸を引きながら、唇は離れた。
薫の顔は上気し、潤んだ目で浩二を視線から放さない。
薫をその場に寝かせようとするが、薫は少し嫌そうな顔をする。
「浩二・・・ここじゃ痛い・・・・」
これからしようとすることを悟り、畳の上では嫌だと、自分の部屋へと促した。
少し恥ずかしかったのか、悪態を突くように言って見せるが、そんなそぶりが一層かわいく見える。
「口の減らない奴だな」
「塞げられるもんなら塞いでみな」
少しいたずらっぽく笑う。浩二は軽い苛立ちを覚えるが、妖艶さに満ち満ちた表情を前にし、すぐにしぼんだ。
ゆっくりと目を閉じ、互いの唇を重ねる。
初めは軽く重ねるだけだったが、次第にその口付けはエスカレートしていく。
貪るかのように求め合い、互いの舌を絡ませる。
「ん・・・ふぅ」
荒い息が部屋の中にこだまする。しばらくして、光る糸を引きながら、唇は離れた。
薫の顔は上気し、潤んだ目で浩二を視線から放さない。
薫をその場に寝かせようとするが、薫は少し嫌そうな顔をする。
「浩二・・・ここじゃ痛い・・・・」
これからしようとすることを悟り、畳の上では嫌だと、自分の部屋へと促した。
とりあえずここまでで
他の神々のをwktkしながら待っとくwwwww
他の神々のをwktkしながら待っとくwwwww
509 名前:カレーうま ◆SadRzQKyFM 本日のレス 投稿日:2006/09/24(日) 02:55:47.20 qeSUGgqB0
ちょwwwww夜中に怖い話ktkrwwww
一瞬目の横を白いものが通り過ぎたような気がしたけど、きっと酒の所為だと思いながら続き投下
一瞬目の横を白いものが通り過ぎたような気がしたけど、きっと酒の所為だと思いながら続き投下
移動で間を作ってしまったため、少し落ち着いたのか、二人は薫の部屋のベッドの端に座り手を握り合った。
「俺・・・こういうの初めてなんだけど・・・」
薫が少し恥ずかしそうに言う。それは知っている。TS症候群は、童貞しか発症しない。それに加えて、発症して間もないのだ。
美形で、人懐こい性格のせいか、普段からモテていた薫が未経験だったことは、浩二にとっても意外なことであった。
だが、薫が守ってきた純潔が、今の自分の気持ちを作り上げてくれている。浩二はそれが嬉しくてたまらなかった。
「実は俺もだ」
薫は目をぱちくりする。そしてぷっと吹き出した。
「なーんだ。せっかくリードしてもらおうと思ったのに」
いつものように薫はニヤニヤしていた。
「なんだよ、俺が他の奴と寝てたほうがよかったのか?」
軽い冗談で言ったつもりだったが、直後薫が肩を摺り寄せてきた。
「やだ」
薫なりの嫉妬だったのだろう。その様子がたまらなくかわいくみえる。
浩二の首下に埋めていた顔を上げ、先ほどの口付けの続きをはじめる。再び息が荒々しいものに変わっていく。
「俺・・・こういうの初めてなんだけど・・・」
薫が少し恥ずかしそうに言う。それは知っている。TS症候群は、童貞しか発症しない。それに加えて、発症して間もないのだ。
美形で、人懐こい性格のせいか、普段からモテていた薫が未経験だったことは、浩二にとっても意外なことであった。
だが、薫が守ってきた純潔が、今の自分の気持ちを作り上げてくれている。浩二はそれが嬉しくてたまらなかった。
「実は俺もだ」
薫は目をぱちくりする。そしてぷっと吹き出した。
「なーんだ。せっかくリードしてもらおうと思ったのに」
いつものように薫はニヤニヤしていた。
「なんだよ、俺が他の奴と寝てたほうがよかったのか?」
軽い冗談で言ったつもりだったが、直後薫が肩を摺り寄せてきた。
「やだ」
薫なりの嫉妬だったのだろう。その様子がたまらなくかわいくみえる。
浩二の首下に埋めていた顔を上げ、先ほどの口付けの続きをはじめる。再び息が荒々しいものに変わっていく。
511 名前:カレーうま ◆SadRzQKyFM 本日のレス 投稿日:2006/09/24(日) 02:56:50.77 qeSUGgqB0
浩二は、薫の髪をやさしく撫でた。少し癖っ毛だが、艶やかでさわり心地がいい。
髪を撫でながら、丁度耳に触れたとき、薫はぴくんと首を弾ませた。
「耳・・・敏感なんだな」
「う、うるさい!だまって撫でてろ!」
勝気な性格は男の頃のままだが、男の頃の鼻につくようなものはあまり感じさせない。
浩二は尚も耳を弄り回す。
「あっ・・・やっ、やめっ」
今までの薫からは聞いたこともないような艶っぽい声が出る。
「感じてるんならもっと声だしてもいいんだぞ」
「誰が感じるか」
「そうか?」
そういうと、もう一方の手で、薫の胸をツーッとなぞり、その山の頂点で指は止まった。
その先端が硬くなっているのが服の上からでも分かる。
「あ・・・・」
再びピクンと弾む。その様子を見て、浩二は満足そうな顔をする。
「くっ・・・・このスケベ!」
顔を真っ赤にしながら顔を背ける。
髪を撫でながら、丁度耳に触れたとき、薫はぴくんと首を弾ませた。
「耳・・・敏感なんだな」
「う、うるさい!だまって撫でてろ!」
勝気な性格は男の頃のままだが、男の頃の鼻につくようなものはあまり感じさせない。
浩二は尚も耳を弄り回す。
「あっ・・・やっ、やめっ」
今までの薫からは聞いたこともないような艶っぽい声が出る。
「感じてるんならもっと声だしてもいいんだぞ」
「誰が感じるか」
「そうか?」
そういうと、もう一方の手で、薫の胸をツーッとなぞり、その山の頂点で指は止まった。
その先端が硬くなっているのが服の上からでも分かる。
「あ・・・・」
再びピクンと弾む。その様子を見て、浩二は満足そうな顔をする。
「くっ・・・・このスケベ!」
顔を真っ赤にしながら顔を背ける。
とりあえず今日は何事も無かったかのように寝るおノシ
594 名前:カレーうま ◆SadRzQKyFM 本日のレス 投稿日:2006/09/24(日) 14:53:54.38 qeSUGgqB0
夜来れなさそうなので今のうちに投下
592
ガンガレ、俺もかつて田舎で反対路線来るのに1時間待ったwwwwww
ぷうと顔を膨らませていたが、そっと髪を撫でるとすぐに機嫌を直したように、ふっと微笑む。
二人は抱きしめあったまま、ベッドに倒れこんだ。互いの背中を、まるで陶器を触るかのように撫でる。
浩二の手は次第に下がっていき、薫が着ていたシャツをめくり始める。
「電気・・・・消してくれないか?」
男同士だった時は水泳の着替えの時でも平気で裸だったのに、いざ女になり、こういう状況になってしまった今は、やはり恥ずかしいようだ。
頬を染めながら懇願する薫を、少しからかってみたくなった。
「それじゃあ薫の姿が見えないなあ」
いつも薫がするにやっとした顔を真似てみる。
「見んなコラ」
肩をすくめ、また機嫌を損ねては、と思い、明かりを消すことにした。
急に暗くしたため、周りはよく見えないが、薫の柔らかい感触だけが浩二の感覚を支配した。
脱がせたシャツは丁寧に枕元に置く。ブラをはずそうとしたが、はずし方がよく分からない。
「いい、自分で取る・・・」
そういうと、背中の方に手を回し、ホックをはずした。
二人は抱きしめあったまま、ベッドに倒れこんだ。互いの背中を、まるで陶器を触るかのように撫でる。
浩二の手は次第に下がっていき、薫が着ていたシャツをめくり始める。
「電気・・・・消してくれないか?」
男同士だった時は水泳の着替えの時でも平気で裸だったのに、いざ女になり、こういう状況になってしまった今は、やはり恥ずかしいようだ。
頬を染めながら懇願する薫を、少しからかってみたくなった。
「それじゃあ薫の姿が見えないなあ」
いつも薫がするにやっとした顔を真似てみる。
「見んなコラ」
肩をすくめ、また機嫌を損ねては、と思い、明かりを消すことにした。
急に暗くしたため、周りはよく見えないが、薫の柔らかい感触だけが浩二の感覚を支配した。
脱がせたシャツは丁寧に枕元に置く。ブラをはずそうとしたが、はずし方がよく分からない。
「いい、自分で取る・・・」
そういうと、背中の方に手を回し、ホックをはずした。
595 名前:カレーうま ◆SadRzQKyFM 本日のレス 投稿日:2006/09/24(日) 14:54:27.03 qeSUGgqB0
丁度目が慣れてきた頃、薫の乳房が露になった。
色ははっきりとは分からないが、少し上向きにつんと立っているその山の先端に、浩二は目を奪われた。
「綺麗だ・・・」
思わず本音を漏らしてしまう。
当の薫の方は何いってんだと小声で非難するが、まんざらでもないようだ。
先ほどと同じように、胸をツーッとなぞる。今度は布越しではなく、直接触れているせいか、その感覚はさらに鋭くなっている。
「ふっ・・・・・あぁっ」
浩二は、片方の人差し指で円を描くようにその先端を撫で回し、もう片方を、まるで果実に貪るように口に含ませる。
そのままさくらんぼを舐めるかのように、舌で乳首を転がした。
薫は、もう声が止まらなくなっていた。
「やっ・・・あっ・・・!」
その声は浩二の高まりも促す。空いていた手が更に下の方へと進んでいった。
色ははっきりとは分からないが、少し上向きにつんと立っているその山の先端に、浩二は目を奪われた。
「綺麗だ・・・」
思わず本音を漏らしてしまう。
当の薫の方は何いってんだと小声で非難するが、まんざらでもないようだ。
先ほどと同じように、胸をツーッとなぞる。今度は布越しではなく、直接触れているせいか、その感覚はさらに鋭くなっている。
「ふっ・・・・・あぁっ」
浩二は、片方の人差し指で円を描くようにその先端を撫で回し、もう片方を、まるで果実に貪るように口に含ませる。
そのままさくらんぼを舐めるかのように、舌で乳首を転がした。
薫は、もう声が止まらなくなっていた。
「やっ・・・あっ・・・!」
その声は浩二の高まりも促す。空いていた手が更に下の方へと進んでいった。
752 名前:カレーうま ◆SadRzQKyFM 投稿日:2006/09/24(日) 23:45:00.58 qeSUGgqB0
とりあえず最後まで出来たので投下するんだぜ?
浩二は下の双球を丁寧に撫で回す。布越しにその感触を楽しみながら、ゆるりとその間に手を滑り込ませた。
そこはひどく熱を持っていて、若干湿っているようにも見える。
途端、ヒッと今までに無い甲高い声を上げ、薫が跳ねた。
「やだっ!やめろ!そこはっっ!」
息が詰まりそうになりながら懇願するが、浩二の耳には届かない。
手が入ってこないように、足を挟んで抵抗しようとするも、後ろの方から前の方に移動した浩二の手を、自分の奥へと誘う結果となった。
甘い吐息と、クチュクチュという水音だけが部屋の中を支配する。
その音が薫の羞恥心を煽った。浩二の首に手を回し、抱き寄せるように力を込める。
浩二はそのまま寄せられるのに身を任せながら、再び薫の唇を奪う。
「んんっ!んんん!」
息が詰まりそうになるのと、自分から発せられる水音への羞恥心から、薫の顔は真っ赤になる。
浩二の指が少し上の方へずれた時、薫の陰核へと触れた。
「ひあああっ」
自分でも良く分からない悲鳴のような声を上げ、脈打つように体が跳ねる。
そこはひどく熱を持っていて、若干湿っているようにも見える。
途端、ヒッと今までに無い甲高い声を上げ、薫が跳ねた。
「やだっ!やめろ!そこはっっ!」
息が詰まりそうになりながら懇願するが、浩二の耳には届かない。
手が入ってこないように、足を挟んで抵抗しようとするも、後ろの方から前の方に移動した浩二の手を、自分の奥へと誘う結果となった。
甘い吐息と、クチュクチュという水音だけが部屋の中を支配する。
その音が薫の羞恥心を煽った。浩二の首に手を回し、抱き寄せるように力を込める。
浩二はそのまま寄せられるのに身を任せながら、再び薫の唇を奪う。
「んんっ!んんん!」
息が詰まりそうになるのと、自分から発せられる水音への羞恥心から、薫の顔は真っ赤になる。
浩二の指が少し上の方へずれた時、薫の陰核へと触れた。
「ひあああっ」
自分でも良く分からない悲鳴のような声を上げ、脈打つように体が跳ねる。
753 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/09/24(日) 23:45:30.49 gaErGNNlO
アジャパー
754 名前:カレーうま ◆SadRzQKyFM 投稿日:2006/09/24(日) 23:45:32.35 qeSUGgqB0
跳ねた拍子に浩二から少し離れた。仰向けになりながら、恨めしそうに浩二を見る。
その後、浩二の胸を摩りだした。
「薫・・・?」
「俺ばっかり気持ちいいのはズルイ・・・」
そういいながら、先ほど浩二がやったように、人差し指で浩二の乳首を転がしながら、もう片方を軽く吸い上げる。
浩二は自分自身の高まりが更に強くなっていくのを感じた。息も荒くなっていく。薫もそれに気づき、布越しの浩二の自身をさする。
「なんだ、お前も感じてるんじゃん」
さっきのお返しと言わんばかりに不敵な笑みを浮かべる。浩二は、男の自分が感じさせられたのが少し悔しく思い、薫の上にひょいと上った。
そのまま薫の下着を下げていく。薫と下着の間は、光る糸を紡いでいた。
「あ・・・・」
その瞬間、雲が晴れ、月のやさしい光が部屋の中を包んだ。月の光に彩られ、薫は尚も輝いて見える。
浩二はもはや言葉は出せなかった。そのまま抱きしめながら唇を奪い、自身を薫の大腿付近にこすりつけるように当てた。
「ちょっとまった・・・・」
薫が浩二の唇に指をあてがって制した。
薫はベッドから離れ、ふらふらと足取り悪く自分の机の方に向かう。
戻ってくるなり、倒れこむようにベッドに身を投げ出した後、浩二に机から持ってきたものを渡す。
その後、浩二の胸を摩りだした。
「薫・・・?」
「俺ばっかり気持ちいいのはズルイ・・・」
そういいながら、先ほど浩二がやったように、人差し指で浩二の乳首を転がしながら、もう片方を軽く吸い上げる。
浩二は自分自身の高まりが更に強くなっていくのを感じた。息も荒くなっていく。薫もそれに気づき、布越しの浩二の自身をさする。
「なんだ、お前も感じてるんじゃん」
さっきのお返しと言わんばかりに不敵な笑みを浮かべる。浩二は、男の自分が感じさせられたのが少し悔しく思い、薫の上にひょいと上った。
そのまま薫の下着を下げていく。薫と下着の間は、光る糸を紡いでいた。
「あ・・・・」
その瞬間、雲が晴れ、月のやさしい光が部屋の中を包んだ。月の光に彩られ、薫は尚も輝いて見える。
浩二はもはや言葉は出せなかった。そのまま抱きしめながら唇を奪い、自身を薫の大腿付近にこすりつけるように当てた。
「ちょっとまった・・・・」
薫が浩二の唇に指をあてがって制した。
薫はベッドから離れ、ふらふらと足取り悪く自分の机の方に向かう。
戻ってくるなり、倒れこむようにベッドに身を投げ出した後、浩二に机から持ってきたものを渡す。
755 名前:カレーうま ◆SadRzQKyFM 投稿日:2006/09/24(日) 23:46:03.59 qeSUGgqB0
「これは・・・・」
「男の頃、もし何かあったときのために・・・と思ってたんだけどな」
そういって苦笑する。まさか自分が使うはずだったものが、使われることになるとは思っても見なかったのだろう。
「つけ方分かるか?」
「大丈夫だ・・・多分。おい、こっちみんなって」
そういってじゃれあいながら、再び薫を押し倒して、愛撫を繰り返した。
「行くぞ・・・」
「早く来やがれ」
挑発的に言っては見るものの、その顔はやはり不安そうだ。そっと薫の頬を撫でる。
「大丈夫だ・・・」
そういって、浩二は自身を、薫のまだ何も知らない入り口の方へとあてがおうとする。だが、初めてな為、場所が良く分からない。
薫が手で自分の入り口へと促した。湿った音とともに、浩二の自身が薫の中へと入っていく。
だがそれは、初めての薫にとっては痛みしか伴わないものであった。
「くっ・・・あああっ」
痛みに顔を歪ませる。不安に思った浩二が動きを止めてしまった。
「大丈夫・・・続けてくれ・・・」
ふっと微笑む薫の期待に答えるべく、再びベッドがリズム良く軋む音を奏でた。
「男の頃、もし何かあったときのために・・・と思ってたんだけどな」
そういって苦笑する。まさか自分が使うはずだったものが、使われることになるとは思っても見なかったのだろう。
「つけ方分かるか?」
「大丈夫だ・・・多分。おい、こっちみんなって」
そういってじゃれあいながら、再び薫を押し倒して、愛撫を繰り返した。
「行くぞ・・・」
「早く来やがれ」
挑発的に言っては見るものの、その顔はやはり不安そうだ。そっと薫の頬を撫でる。
「大丈夫だ・・・」
そういって、浩二は自身を、薫のまだ何も知らない入り口の方へとあてがおうとする。だが、初めてな為、場所が良く分からない。
薫が手で自分の入り口へと促した。湿った音とともに、浩二の自身が薫の中へと入っていく。
だがそれは、初めての薫にとっては痛みしか伴わないものであった。
「くっ・・・あああっ」
痛みに顔を歪ませる。不安に思った浩二が動きを止めてしまった。
「大丈夫・・・続けてくれ・・・」
ふっと微笑む薫の期待に答えるべく、再びベッドがリズム良く軋む音を奏でた。
756 名前:カレーうま ◆SadRzQKyFM 投稿日:2006/09/24(日) 23:46:44.01 qeSUGgqB0
「ひっ・・・・ああっ」
滴る汗に、髪の毛が顔に張り付かせ、薫は乱れた声を上げる。
その乳房は律動より少しタイミングが遅れながら揺れる。それを揉みしだきながら、尚も薫を攻め立てる。
早くも浩二は限界にきていた。薫との口付けが最後の引き金になり、浩二は絶頂を迎えた。
「くふっ・・・あぁぁぁっ!!!」
浩二の欲望を吐き出すのと同じタイミングで、薫はピクピクと跳ねる。
ほどなくして薫の中から自身を引き抜こうとしている浩二の首筋に手を回し、抱きしめ、それを制した。
「まだ中に入ったままだぞ」
「もう少しこのまま・・・」
そういって幸せそうな顔をしながら、静かに寝息を立てた。
薫から離れて、薫の大腿に着いている血を拭き取って清める。
暫くして薫が目を覚ました。少しぼーっとしていて、はっと我に返ったかと思うと、急に顔を赤らめた。
今のことを思い出して、急に恥ずかしくなったのだろうか。
少々気まずい空気が流れる。
「あー、その、まあ、なんだ。今日は泊まってくか?」
離れたくないのか、泊まっていって欲しいというのが見え隠れして、浩二はふっと笑う。
「明日は土曜日だし、そうするわ」
今日は、薫を一人ぼっちにしたくなかった。
滴る汗に、髪の毛が顔に張り付かせ、薫は乱れた声を上げる。
その乳房は律動より少しタイミングが遅れながら揺れる。それを揉みしだきながら、尚も薫を攻め立てる。
早くも浩二は限界にきていた。薫との口付けが最後の引き金になり、浩二は絶頂を迎えた。
「くふっ・・・あぁぁぁっ!!!」
浩二の欲望を吐き出すのと同じタイミングで、薫はピクピクと跳ねる。
ほどなくして薫の中から自身を引き抜こうとしている浩二の首筋に手を回し、抱きしめ、それを制した。
「まだ中に入ったままだぞ」
「もう少しこのまま・・・」
そういって幸せそうな顔をしながら、静かに寝息を立てた。
薫から離れて、薫の大腿に着いている血を拭き取って清める。
暫くして薫が目を覚ました。少しぼーっとしていて、はっと我に返ったかと思うと、急に顔を赤らめた。
今のことを思い出して、急に恥ずかしくなったのだろうか。
少々気まずい空気が流れる。
「あー、その、まあ、なんだ。今日は泊まってくか?」
離れたくないのか、泊まっていって欲しいというのが見え隠れして、浩二はふっと笑う。
「明日は土曜日だし、そうするわ」
今日は、薫を一人ぼっちにしたくなかった。
758 名前:カレーうま ◆SadRzQKyFM 投稿日:2006/09/24(日) 23:47:14.55 qeSUGgqB0
週末明け、クラスの女子が、薫に対し、「何か雰囲気が違う」としきりに言っている。
女の勘の鋭さに浩二だけでなく薫も驚いたようだが、いつものように冗談で受け流していた。
「女ってこえーな」
薫がこそっと耳打ちする。
「お前も女だろが」
女の勘の鋭さに浩二だけでなく薫も驚いたようだが、いつものように冗談で受け流していた。
「女ってこえーな」
薫がこそっと耳打ちする。
「お前も女だろが」
2年の半ばも過ぎた頃、進路希望調査がはじまった。浩二は兼ねてから大学の工学部進学を志望している。
「お前はどうするんだ?」
薫の部屋で調査書を書き、丁度書き終わったところで薫に尋ねた。
「俺は・・・やっぱTS症カウンセラーかなー」
TS症候群は増加傾向にある。薫のように普段と同じように生活できるものもいれば、
急激な身体への変化に対してのストレスや、生活になじめなくて登校拒否になるものも多数いる。
ここ最近校内でもTS症が発症するものが出始め、校内で1番手に発症した薫が、その相談役を受けることが多かった。
同じ経験者として、面倒見のいい薫の性格のなせる業であったが、そのことが薫の進路にも大きく影響を与えたのだった。
ふと、薫がさびしげな表情をみせる。
「お前はどうするんだ?」
薫の部屋で調査書を書き、丁度書き終わったところで薫に尋ねた。
「俺は・・・やっぱTS症カウンセラーかなー」
TS症候群は増加傾向にある。薫のように普段と同じように生活できるものもいれば、
急激な身体への変化に対してのストレスや、生活になじめなくて登校拒否になるものも多数いる。
ここ最近校内でもTS症が発症するものが出始め、校内で1番手に発症した薫が、その相談役を受けることが多かった。
同じ経験者として、面倒見のいい薫の性格のなせる業であったが、そのことが薫の進路にも大きく影響を与えたのだった。
ふと、薫がさびしげな表情をみせる。
760 名前:カレーうま ◆SadRzQKyFM 投稿日:2006/09/24(日) 23:49:53.86 qeSUGgqB0
「浩二・・・もし俺がTS症にならなかったら、どうなってたのかな?」
今は一人の女として生きていく覚悟が出来、愛する人もできた。
初めこそ絶望したが、今思えばこれでよかったんだ、と思える。薫は幸せをかみ締めていた。
「うーん・・・まあ、あまり変わらなかったんじゃないか?お前ならカウンセラーじゃなくても、どっかの先生になってそうだ」
「かもな。・・・・俺たちは変わってたかな」
「前のままだったんじゃないか?まず今の関係とは違うだろうな。同じだったらホモじゃないか」
「あー、それはなんかやだなー」
すっと浩二の肩に擦り寄せケタケタ笑う。
「今日も飯食ってくか?」
「お、何か作ってくれるのか」
薫はフンと大きく息を吸い込んだ。
「聞いて驚け、今夜はカレーだ」
「・・・・もうぶっかけるなよ?」
引きつった笑いを浮かべた浩二に、いたずらな笑顔を見せ、薫は台所の方に駆けていった。
その手にしっかりとカレーのキーホルダーを握り締めながら。
今は一人の女として生きていく覚悟が出来、愛する人もできた。
初めこそ絶望したが、今思えばこれでよかったんだ、と思える。薫は幸せをかみ締めていた。
「うーん・・・まあ、あまり変わらなかったんじゃないか?お前ならカウンセラーじゃなくても、どっかの先生になってそうだ」
「かもな。・・・・俺たちは変わってたかな」
「前のままだったんじゃないか?まず今の関係とは違うだろうな。同じだったらホモじゃないか」
「あー、それはなんかやだなー」
すっと浩二の肩に擦り寄せケタケタ笑う。
「今日も飯食ってくか?」
「お、何か作ってくれるのか」
薫はフンと大きく息を吸い込んだ。
「聞いて驚け、今夜はカレーだ」
「・・・・もうぶっかけるなよ?」
引きつった笑いを浮かべた浩二に、いたずらな笑顔を見せ、薫は台所の方に駆けていった。
その手にしっかりとカレーのキーホルダーを握り締めながら。
二人がかつて見た夢が現実のものになるのは、それからまだあと10年の歳月を必要とすることになるのだった。
おわり
薫の基本設定をゾロリから持ってきた俺はあじゃぱーでいちいち反応してしまうんだがwwwww