いつき 316 7Ami94CE0

    

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316 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 本日のレス 投稿日:2006/09/23(土) 18:28:16.25 7Ami94CE0

グリーンダヨー
と、言うわけでありがたく投下します(`・ω・´)
職人様に触発されて投下

今、ボクたちの周りで「童貞が女になる」って、バカっぽいウワサが流れてる。
モチロン周りは誰も信じてないし、そんな症状起こしたヤツもいない。
そう、いたって日々平穏に過ごしてたんだ。

──────で、それと関係ないと思うんだけど今日は変な夢をみた。
長い髪の色白の女がボクに鏡を見せる夢だ。もちろん鏡に写るのはボク・・・・じゃなかった。
写っていたのはボクじゃなく、なぜかその女が写っていた。
夢はそこで終わったけど、本当に変な夢だった。なんか眩暈がしたような気分。

いつもの様に友達を待って学校に登校して、いつものように過ぎていく。

神谷「おーい、来てやったぞー!早くしろー、遅刻するぞー」
いつき「あー、スマンスマン。ちょっとだけ待っててくれー」

窓からそう答えるとボクは慌てて仕度して出て行く。
玄関から出ると太陽が眩しい。今日もいい天気だ。

神谷「ったく、いつもオマエは遅いんだよなー。その低血圧、どうにかならねーのかよ」
いつき「そう言うな、今日は特別だったんだよ。その証拠にほら、いつもより5分は遅い」
神谷「そんなの言い訳にならねーよバーローwwww で、特別ってなんだよ」
いつき「いや、そんな特別って言う程でもないけどさ、変な夢見たんだよ」
神谷「変な夢?・・・ッハ、どうせ昨日寝る前にヤりすぎたんだろwww程ほどにしとけよwwww」
いつき「バ、バッカwwwwwちげーよwwwwww」

317 名前:316 本日のレス 投稿日:2006/09/23(土) 18:29:14.41 7Ami94CE0

悪友と他愛もない会話をしながら登校する。神谷とこうして一緒に登校するのも、もう4年越しだ。

神谷「で、どうするよ。今週の日曜日」
いつき「あ・・・ヤベ。すっかり忘れてた」
神谷「ちょwwwwwwwおまwwwwwwwww」
いつき「うはwwwwwwwおkwwwwwwwww」
神谷「おkwwwwじゃねーよwwwww相手に返事しなきゃいけねーんだから今決めろ!!」
いつき「うーん、今か・・・」
神谷「もう俺が決めてやる。はい、オナニーザルのイッキは参加な」
いつき「・・・誰がオナニーザルだって?」
神谷「エロい夢見てるオマエしかいねーだろwwwwwww」
いつき「死ね!氏ねじゃなくて死ね!」
神谷「はいはいワロスワロs・・・いってーーーっ!」

言い終わる前にいつもの手刀を脳天に叩き込んでやった。毎度毎度こっちの手もいてーんだよバカ野郎。

神谷「ッツー・・・オマエなぁ、今度テストの点が悪かったら責任とれよ!」
いつき「今度って、いつもオマエは悪いだろうが・・・」
神谷「今度っつったら今度なんだよ!ほら、んじゃ昼休みにいつもの所なー」
いつき「オッケ。じゃあバカなりに頑張れよ」
神谷「うるせー」
いつき「はいはい」

昼休みはいつも屋上で一緒にメシを食べているんだ。
今日は購買で何か買わないとな・・・なんて思いながら教室に入っていく。
いつもの毎日だとこの時までひとカケラも疑わなかった。


(省略されました。続きを読むにはグリーンダヨーと入力してください・・・)

322 名前:316 本日のレス 投稿日:2006/09/23(土) 18:48:13.80 7Ami94CE0

この日、教室に入るとなぜか空気が違うような気がした。
こう・・・甘ったるくて吐き気がするような。でも、それでいてなんだか落ち着く。
オカシイな・・・さっきまでなんともなかったのに。・・・多分女子が香水つけすぎたんだろ、うん。

「1時間目は数学か。えーっと筆箱筆箱・・・っと?」

確かにカバンの中に筆箱は入っていた。が、別のモノもなぜか入っていた。

「手鏡?こんなもん入れたっけ?」

全然記憶にない。と、いうよりこんなもんボクは持っていない。
持っていないけど見覚えはある。そう、今日の変な夢で女が持っていたモノだ。
そう考えると途端に脂汗が出てきた。ダメだ。コレを見たらイケナイ。そんな気がした。

ミテハイケナイ───────

分ってる。分ってるんだけど・・・ダメだ。止まらない。
ボクはそっとその手鏡を覗いてみる決心をした。・・・うん、大丈夫。そんなバカな事なんてない。
その時ボクの頭の中を「童貞が女になるウワサ」がグルグル回っていた。
先生に見つからないように・・・他の誰かにも見つからないように・・・そっとそっと覗いてみる。

「ほら、なんて事ない。いつものボクだ」

・・・心から安堵のため息を吐くとその瞬間、何故だか世界が変わった気がした。

326 名前:316 本日のレス 投稿日:2006/09/23(土) 19:01:41.76 7Ami94CE0

例えるならテレビのチャンネルを切り替えるような、そんな一瞬の出来事。
そして、その鏡を見た事をボクはこの先忘れる事は出来ないだろうと思う。

「・・・お、おい、イッキ・・・だよな?」

隣の席のヤツは訝しげな顔をして変な事を聞いてくる。いつも変を言ってくるが、今日に限って妙に真剣な顔だ。

「オマエなー、変な事言うなよ。朝来てまだ30分くらいしか経ってないぜ?」
「・・・何言ってるんだよ・・・マジでオマエ誰だよ・・・」
「は?いい加減にしろよ。授業終わったらコロs・・・」

オカシイ。オカシイ。ようやくオカシイ事に気づいた。
ボクは一番後ろの席だが、長身に生んでくれたお陰でこの位置からでも黒板が見える。
でも、今見えるのは背中。黒板なんてちっとも見えやしない。

急に吐き気がした。ものすごく甘ったるい空気。
頭の先まで痺れる様な熱っぽさも出てきた。ヤバイ・・・ヤバイ・・・コレは本当に・・・。

「おいっ!三山!!授業中だぞドコ行くんだ!!」

「すみません吐き気が」と叫んでボクは教室を飛び出た。
一刻も早くここから抜け出したかった。抜け出して・・・トイレに行こうと、何故だか思った。
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