保管庫

ゆき(2) 703 ◆wDzhckWXCA

最終更新:

bar41

- view
管理者のみ編集可

451 名前:いつかの703 ◆wDzhckWXCA 投稿日:2006/09/19(火) 13:57:09.02 dy8OzHJ+0

唐突に投下
でも続きはまだこれからwwwww

 その日、俺は通常の授業を免除された。最初に呼び出されたのは生活指導室だった。
 生活指導室は、普段は素行の悪い生徒が呼び出され、先生にこれでもかと言うほど説教される場所のはずだ。俺は怯えながらドアをノックすると、ドアを開けた。
「失礼します…。山下由紀です」
「ああ、山下か、待ってたぞ。今度のことは色々大変だと思うが、学校側としてもさすがにそのまま男子として扱うわけにはいかないから、まずはこの書類に目を通してくれるか」
 先生から渡されたプリントの束には、女性化してしまった生徒に対する学校の方針や、今後女子生徒として登校するための注意点などが書いてあった。
「それでな、その書類に一通り目を通したら、最後の1枚に署名してくれるか」
 先生に言われ、書類の最後のページをめくると、学校側は今までと今後の成績等、男女別の授業についても連続して扱う物とする等といった契約書みたいな文章が書いてあった。
 署名をすますと、先生は俺を生活指導室から解放してくれた。
「これから、いろいろ戸惑うこともあるだろうが、先生はいつでも相談に乗るからな」
「はい、ありがとうございます」
「ああそれと、次の時限は保健室に行って、校医の先生に身体測定とかしてもらってくれ。」
「はい、わかりました」
 そう言ってドアを閉めたとき、ちょうどチャイムが鳴った。


454 名前:いつかの703 ◆wDzhckWXCA 投稿日:2006/09/19(火) 14:24:45.32 dy8OzHJ+0

つなぎを投下

「ゆきちゃ~ん。いきなり生活指導室に呼び出されて、なんだったんだ?」
 様子を見に来たのだろう。普段なら滅多に来ないはずの職員棟の連絡通路に泰雄が立っていた。
「あ?ああ、なんかこれからの学校生活の注意点とか、そんな感じ」
 俺は手に持っていたプリントの束を掲げて見せた。泰雄がそれを俺の手から取り上げると、パラパラとめくりだした。
「ふ~ん…、なんか当たり前のようなこと書いてあるな。ププッ、なにこれ、『トイレは恥ずかしがらずに女子トイレを使うこと』だってさ」
「えっまじで?」
 生活指導室では緊張していたので、詳しくは覚えていなかった。
「そりゃそうだろ、もうゆきちゃんは女子なんだから」
 泰雄が当たり前のように言った。
「そうだけど…他の女子とかは平気なのかな?」
 俺は、男子の頃、どちらかというと嫌われ者だったので女子の冷たい視線を思い出していた。
「なぁに、女子トイレなんて中は個室だけなんだから、気にしなければいいんだよ」
 それもそうかと納得していると、次の授業が始まるチャイムが鳴った。
「お、ヤベヤベ、じゃあ、また次の休み時間にな」
 泰雄はそう言って教室に向かって走っていった。


464 名前:いつかの703 ◆wDzhckWXCA 投稿日:2006/09/19(火) 16:07:31.60 dy8OzHJ+0

 俺も急いで保健室に向かい、ノックして中に入った。中には40過ぎくらいの女医が待っていた。
「待っていたわ、山下君、じゃなくて山下さん、ね。名前が変わってないようだけど…?」
 今までにも、何度か授業をエスケープしたときに顔を合わせているので、俺の名前も知っている。だから名前の漢字が変わっていないことに疑問を持ったのだろう。
「あ、読みだけ変えたんです。『よしのり』から『ゆき』に」
 俺はそう答えると、女医は納得したように頷いた。
「そう言うことね、なるほど。上手く考えたわね。じゃあ、身体測定を始めるから、服を脱いでくれる?」
 俺が逡巡していると、女医は窓のカーテンを閉め、出入り口の鍵をかけた。
「これで外からは見えないから大丈夫よ」
 俺は覚悟を決めて、服を脱ぎ、下着姿になった。
「じゃあ、まず身長からね。ここに立って」
 女医は身長計に俺を立たせ、身長を測る。
「157cm…と、じゃあ、次は体重。ここよ」
 俺は言われるがままに身体測定を済ませていく。
「体重は…、45kg。うらやましいわぁ…」
 女医はそんなことを言いながら、診断用紙に書き込みを続けている。
「じゃ、次は胸囲ね。ブラも取ってくれる?」
 そう言われ、ブラジャーも外すと、上半身は完全に裸になってしまった。
「ちょっと脇をあけて…下ろしていいわよ」
 なれた手つきで胸囲を測る女医。なんかつい昨日も同じような体験をしたことを思い出してた。
「胸囲は87cm、と。結構大きいのね、それに形もいいし、うらやましいわ」
 俺の緊張をほぐそうとしてくれているのか、そんなことも言ってきた。


471 名前:いつかの703 ◆wDzhckWXCA 投稿日:2006/09/19(火) 16:54:42.78 dy8OzHJ+0

「次はウェスト…と、57cm…。ヒップは…79cm、と。ところで、眼鏡かけてたわよね?今日はどうしたの?」
 そういえば、あの朝から眼鏡をかけていない。なぜか眼鏡を使わなくても視界がぼやけないのだ。
「そういえば…、変わってしまってから、目がよく見えるんです」
 女医はちょっと驚いた顔をして、なにかを書き込んでいた。
「じゃあ、先に視力を測りましょう。これ持ってそこに立って。まず右目を測るから、左目を隠してね」
 視力検査で使う黒いしゃもじのような物を渡され、視力検査表の前に立たされた。
「えっと…あの…この格好のままでですか?」
 俺はまだ上半身裸のままだったのだ。
「もうすぐ終わるから、女同士なんだし、気にしない気にしない」
 どうやら、俺の格好などより、どう変化したのかが気になっているらしい。
 女医が指す視力検査表を見える限り読み上げていくと、どうやら今の視力は右0.7、左は0.8だと言うことがわかった。以前は両目とも0.2だったから、どうりで見えるようになっていたわけだ。
「これくらいだと、眼鏡がいるかいらないか、ってところね。もしもっと見えづらくなるようなら、専門の眼科医にかかった方がいいわよ」
 あとは、女医の質問にいくつか答えたあと、聴診器をあてられたり、のどの奥を見られたりと、普通の健康診断のようなことばかりだった。
「お疲れ様、もう服着ていいわよ」
 言われて、やっと服を着る事が出来た。
「もし体調に変化があったら…って言っても女性の体調のことはまだよく分からないでしょうけど…何でも相談してね」
「はい、ありがとうございました」
 そう言って保健室を出る。しばらく半裸でいたせいか、催してきたのでトイレに向かった。
 トイレの前で、つい男子用に入りそうになり、慌てて女子トイレに入り直した。
(やっぱ面倒くさいな…男だったら、立ったまま出来るのに…)


15 名前:いつかの703 ◆wDzhckWXCA 投稿日:2006/09/19(火) 22:01:21.72 4ewSLmEW0

燃料投下になるかどうか…
つづき

「あ、やっとみつけた。ちょっとあんた!」
 トイレを出て、洗面台で手を洗っていると、横から声をかけられた。しかも口調からするとあまりいい雰囲気ではなさそうだ。声のする方を見ると、明日香が立っていた。
「あんた、よしのりでしょ!?」
「あ、ああ、そう…だったけど…、今は『ゆき』にかわっ…」
「やっぱり、今日の放課後、ちょっと顔かしなさいよ。通用口で待ってるからね!
 俺が答え終わらないうちに、明日香はそう言って去ってしまった。
(なんだったんだ…いったい…?)
 なんのことか考えながら、次に行くように指示されている家庭科室に向かっていると、2時限目の終わりを報せるチャイムが鳴った。
「ゆ~きちゃん、次はどこだって?」
「ぅわっ」
 唐突に後ろから声をかけられ、思わず腰を抜かしそうになった。
「彼氏の声でそんなに驚くなよ、ひでぇなぁ…」
 泰雄が悪びれた様子もなく立っていた。
「泰雄かぁ…びっくりした」
「なんか悩み事か? えらく神妙な雰囲気だったけど」
「あ、ううん、なんでもない」
 なぜか、明日香に呼び出されたことを泰雄に知られたくなかった。
「ならいいけど…。で、次はどこだって?」
「うん、次は家庭科室だって。なんでだろ?」
「そりゃ、ゆきはまだ一回も家庭科の授業受けてないからじゃないの?」
 そういえばそうだ。この学校は男子は家庭科の授業がない。女子が家庭科の授業の時は、男子が技術科の授業だったのだから。
「おっと、そろそろ次の授業の時間だぜ。まだあとでな!」
 泰雄はそう言って、足早に教室に向かって行った。


55 名前:いつかの703 ◆wDzhckWXCA 投稿日:2006/09/19(火) 23:06:18.40 4ewSLmEW0

「さて、今日山下さんに来てもらったのは、これから女性として生活していく上で──」
 50を超えているはずの家庭科教師の言葉が続くが、俺はあまり真剣に聞いていなかった。昨日、母さんに言われたようなことを繰り返され、正直うんざりしていたのだ。
「山下さん!ちゃんと聞いているんですか!」
「は、はい。聞いてます」
「では──次回から、山下さんは家庭科の授業に参加されるわけですが、今進行中の部分の、これまでをおさらいします」
 そういって、教科書を手渡された。
「この中の、『トートバッグを作ろう』のページを開いて。ええと…58ページね」
 言われて教科書を開いてみる。そこには今まで無縁だった裁縫に関する内容が載っていた。
「次はこの中の、型紙に合わせて布地を切る、というところをやる予定なので、その前までやります。教材はこちらにあるので──」
 先生の言うとおりに、慣れない道具を使い、時には手伝ってもらいながら、なんとかバッグの型紙を作ることが出来た。
「次回の家庭科の授業までに、キャンパス地の生地を揃えておくこと。今日はここまでよ」
 やっと家庭科教師から解放されたのは、昼食の時間まであとわずかという時間だった。


66 名前:いつかの703 ◆wDzhckWXCA 投稿日:2006/09/19(火) 23:27:50.50 4ewSLmEW0

(つ、疲れた──)
 慣れない作業をやったためか、なんだかやたらと疲れた気がする。
(ごはん、何食べよう…ってか、なんかあんまり食欲ないな…)
 とはいえ、昼時なので普通にお腹は減っている。とりあえずパンでも買おうと購買部に向かうことにした。
 途中、午前の授業が終わるチャイムが鳴り、あちこちの教室から購買部に向かう生徒たちが飛び出してきた。あっという間に抜かれ、俺が購買部の前に着いたときには、人だかりになっていた。
(しまったぁ──!ここのパン、いっつも競争だった。なんでこんなこと忘れてたんだろう?)
 案の定、売り場に残っているパンは、余りおいしくない、不人気のものばかりだった。
(ちぇっ…まあ、仕方ないか)
 俺はあきらめてパンを一つ取り、牛乳も1本買って、部室に向かった。
 昼の時間は部室を使用することが許可されているから、俺は部室で昼食をとることが多かった。
 部室棟の前まで来ると、泰雄が待っていた。
「やっぱり来たか。今日は教室じゃなくてこっちで飯食うと思ってたぜ」
 相変わらずの爽やかな笑顔が、ちょっと疲れていた俺の心をほぐしてくれた。
「なんだ、パン買っちゃったの? せっかく焼きそばパンとコロッケパン持ってきたのに」
 そういって、白い紙袋を掲げて見せた。
「あ~、いいなぁ。山菜キノコパンしか残ってなかったんだよ」
「プッ、なんだよそれ。一番マズイっていつも残るヤツじゃん」
「しょうがないじゃん。これしか買えなかったんだから」
 俺はわざとむくれて見せて、そっぽを向いてみた。
「そうむくれるなって。ほれ、これやるから」
 泰雄がパンの入った紙袋を前に差し出してきた。
「ありがと。じゃあ、許してあげる」
 俺はそれを受け取り、笑顔を作って振り向いた。


なんか、ただの学園物になってきてる希ガス…orz


77 名前:いつかの703 ◆wDzhckWXCA 投稿日:2006/09/20(水) 00:00:40.84 eCE5Sklr0

「ところで今日、帰りどうすんの?俺は部活があるけど…。うは、これやっぱまずいな」
 泰雄が山菜キノコパンを食べながら聞いてきた。俺は泰雄にもらった焼きそばパンをかじりながら、明日香に呼び出されていることを思い出していた。
「うん…今日はちょっと部活やって、先に帰るよ」
 やや後ろめたさを感じながら、そう答えていた。
「わかった、じゃあ、さ…」
 泰雄が隣に座り直してきた。
「ん?なに?」
「いま、キスしよ」
 そう言うと、有無を言わさず唇を重ねてきた。一瞬身をすくめてしまったが、なぜか今回はすぐに受け入れることが出来た。
「ん…ふぅ…」
 俺が逃げないのを察したのか、泰雄の舌が俺の唇を割って、口の中に入ってこようとしていた。閉じていた唇をゆるめると、さらに中に入ってきて、俺の舌と絡めてきた。
 ちゅ…ちゅぱ…という音が響き、お互いの唾液が混じり合う。不思議と汚いという気持ちにはならなかった。むしろこんなに甘美なものは味わったことがなかった。
 俺は、キスというものがこんなに気持ちいいものだということを初めて知った。


73
気にせず投下汁~wwww
こっちもかなりgdgdなんだぜ?wwww


120 名前:いつかの703 ◆wDzhckWXCA 投稿日:2006/09/20(水) 00:39:38.73 eCE5Sklr0

「んっ…ちょ…」
 泰雄の手が、俺の背中から徐々に前に移り、胸を包み込むように触ってきた。思わず泰雄の背中に回した腕に力が入る。
「ハァハァ…ゆき…いいだろ…」
 泰雄はかなり興奮しているようだった。俺だって男だったときはこんなシチュエーションになったら我慢できなかっただろう。
「ん…泰雄なら…でも、優しくして、ね…?」
 俺は覚悟を決め、泰雄に身を委ねることにした。俺の言葉を聞いた泰雄の相貌が晴れやかな物になった。
「かわいいよ、ゆき…好きだ」
「泰雄…わたしも…大好き…」
 泰雄がまたキスしてきた。今度は俺も始めから泰雄の舌を受け入れ、積極的に舌を絡める。
 キスしながらも、泰雄の左手は俺の胸の上をはい回り、右手が内ももをさすってくる。今朝電車の中で受けた痴漢罰ゲームの時とは違い、最初から快感が躰を駆けめぐった。
「あぁ…気持ちいい…泰雄…」
 泰雄は器用にブラウスのボタンを外してしまった。ブラウスの下から、昨日買ったばかりのブラジャーがあらわになってしまった。
「はずかしいよぉ…」
 俺の声を無視して、泰雄はブラジャーのホックも外す。とうとう胸まで泰雄に見られてしまった。恥ずかしさで体温が1~2度はあがったような気がした。


226 名前:いつかの703 ◆wDzhckWXCA 投稿日:2006/09/20(水) 09:24:06.25 pSqfK/D/0

みなさまおはようノシ
今朝の投下はとりあえずこれだけです。ごめんなさい。

「キレイだよ…ゆきのおっぱい」
 そう言うと、泰雄は口からあご、首筋へと下を這わす。俺の口からは、声にならない喘ぎ声しか出なくなっていた。
「ひっ…ぅん…」
 とうとう泰雄の下が乳首に届いた。それまでの手の感触とは比べ物にならないほどの感覚に、悲鳴にも似た喘ぎが洩れた。
「もう、こんなに固くなってるよ…ほら」
 そう言いながら乳首を舌で弾くように舐めてきた。その度に、ピクピクと躰が震えた。
「今朝も思ったけど、感度いいね…、かわいいよ」
「や、やぁ…ん」
「やなの?じゃあ、やめる?」
 もちろん、本当に嫌な訳がない。でも、泰雄の手と舌は本当に俺の躰から離れてしまった。
「あっ、やん…いじわるぅ…」
 俺は拗ねたように下から泰雄を見上げて言った。泰雄の目が「冗談だよ」とでも言いたげに微笑んでいた。その目を見た瞬間、俺はもう一度目を閉じて、自然にキスをねだっていた。


418 名前:いつかの703 ◆wDzhckWXCA 投稿日:2006/09/20(水) 23:38:14.96 eCE5Sklr0

流れを読まずに続き投下


 泰雄がそれに応え、再度唇を重ねてきてくれた。今度は俺から舌を指しだし、泰雄の口の中で舌を絡める。
(!──)
 つい、身をすくめそうになってしまった。内もものあたりを撫でていた泰雄の手が、パンティまでかかってきたのだ。
「ゆき…もうびちょびちょじゃないか。女になってまだ3日目なのに、やらしいんだな」
 泰雄の言うとおり、俺のアソコは湿り気を通り越して溢れるほどになっていたのだ。
「だって…」
「だって、なに?」
 意地悪く聞き返してくる泰雄。俺はそれ以上言葉を続けることが出来なかった。
「だって、だって…」
「どうして、こんなに濡れてるのかな?」
 答えられないでいると、羞恥心をさらに煽るような言葉が続いた。
「泰雄が…」
「ん?俺が?」
 どうしても、言わないと先に進んでくれないらしい。さっきから愛撫の手が止まってしまっている。
「泰雄が、ほしい、から…」
俺はさらなる快感を求めて、ついに口にしてしまった。


465 名前:いつかの703 ◆wDzhckWXCA 投稿日:2006/09/21(木) 00:59:42.83 IjvhYqeL0

今夜はここまでで、睡魔が全開ですorz


「俺? 俺の何が欲しいの?
 わかっているくせに、さらに聞き返してくる。口に出して答えることが出来なかった。俺は精一杯勇気を絞り出して、右手を泰雄の股間に伸ばした。
 泰雄の股間は、すでに固くなっていた。自分にもつい3日前まで付いていたはずのモノなのに、その大きさと固さに少なからず驚いてしまった。
「ここが欲しいの?」
 泰雄の問いかけに、小さく頷くことで答える。
「どこに?」
 どうやら、どうしても俺に恥ずかしい言葉を言わせたいらしい。
「わかってるくせに…」
「行ってくれないとわからないよ?」
 泰雄はズボンを下ろし、さらにパンツまで下ろしながらさらに追い打ちをかけてきた。いくら幼なじみみとはいえ、屹立しているところを目の前で見たのは初めてだ。
「お…おっきぃ…。泰雄の、こんなにおっきかったっけ?」
「ゆきがあまりに可愛いから、こんなになっちゃったよ。コレが欲しいなら、ちゃんと挨拶しないとね?」
 そう言うと、俺の顔に屹立したモノを近づけてきた。口のあたりに触れた瞬間、思わず嫌悪感を感じて、つい口を固く閉ざしてしまったが、泰雄はかまわず押しつけてくる。
「ほら、舌を出して…」
 しばらくそのままでいたが、泰雄の言葉で催眠術にでもかかったかの様に、舌を出していた。


557 名前:いつかの703 ◆wDzhckWXCA 投稿日:2006/09/21(木) 13:17:39.51 GCR2+Ame0

勝手に続けて構わないと、脳内変換したので続き投下


(ぅわ…俺、どうしちゃってるんだ?)
 つい3日前まで自分にも付いていたモノを舐めるという行為に、倒錯した劣情を感じていた。女性化する前は、自分が舐めてもらうシーンを思い浮かべながらオナニーしたこともある。それが今は、自分が舐めるほうになっているのだ。
「もっと…下から舐めあげるようにして」
 指示に従って、根元から先端に向かって舐めあげると、泰雄の口からもため息のような小さな仰ぎ声が洩れてきた。
(感じてるんだ…泰雄が、俺の口で…)
 なぜか小さな満足感がわき上がってきた。そう思うと、さっきまでとは違い、泰雄のモノに愛おしさのようなものを感じられるようになっていた。
「上手いぞ…気持ちいい…次はくわえて…」
 何度か舌を往復させていると、泰雄がペニスを口に突き立てるように押しつけてきた。すぐに唇を押しのけ、口の中に侵入してくる。
「んっ…んん…!」
 思ったよりも太いソレは、容赦なく口を押し広げ、喉の奥まで届こうとしていた。
「ほら…舌を絡めて、唇でしごくようにして…」
 泰雄の言うとおり舌を使い、顔を前後させてペニスを愛撫する。
「うう…3日前まで男だったなんて信じられないくらい上手いよ、ゆき…」
 男時代に、何度か泰雄と見たアダルトビデオを思い出しながら、夢中でフェラチオを続けていると、急に喉の奥に熱いほとばしりを感じた。
「ん~っ!」
 ビックリして、思わず口からペニスをはなしてしまった。そのせいで泰雄がビクビクと体を震わせる度に飛び出してくる熱い精液が顔にかかってしまった。


631 名前:いつかの703 ◆wDzhckWXCA 投稿日:2006/09/21(木) 20:17:00.37 GCR2+Ame0

間が開きすぎて、申し訳ないんだぜ?

「うぇー…にが…」
 喉の奥に放たれた精液は反射的に飲み込んでしまったが、その後、口の周りに残った精液が口を開けた拍子に流れ込んできた。
「こんなにこぼしちゃって…」
 泰雄が顔にかかった精液を指でぬぐってくれた。泰雄の指が顔を撫でる感触に浸っていると、その指が俺の口の中まで入ってこようとした。思わず顔を背けてしまう。
「ちゃんと、全部口で受け止めなきゃ、ダメだろ?」
 そう言う泰雄の顔は微笑んでいたが、目には抵抗を許さない凄みがあった。
「んむぅ…」
 俺は抵抗をあきらめ、泰雄の指が口の中をなで回すのを許した。
 キスの時の、舌同士を絡める感覚に近いものを感じ、知らず知らずのうちに泰雄の指に舌を絡めていた。
「そう、ちゃんとキレイに、ね。わかってるじゃないか…。こっちも、もう一度キレイにしないとね」
 口から指を抜くと、俺の頭を両手で抱えるように持ち、股間に近づけていく。泰雄のペニスは一度放出したにもかかわらず、まだ天をつく角度で反り返っていた。
 今度は初めから亀頭を口に含み、残っている精液を吸い出すようにしてみた。
「おおっ…いきなりそんなことまで…どこで覚えたんだ?」
 泰雄が意地悪く聞くが、俺は以前見たアダルトビデオを思い出しながら、夢中でほおばっていた。


716 名前:いつかの703 ◆wDzhckWXCA 投稿日:2006/09/21(木) 22:43:14.84 GCR2+Ame0

じゃ、1段落だけ書けたので投下


「ゆ…ゆき…なんで、そんなに上手いんだ?」
 泰雄が身をよじらせながら、必死に我慢しているのが分かる。なぜか嬉しくなって、さらに口の動きを激しくした。
「くぅ…っ、も、もういい…」
 急にペニスを引き抜かれ、口が解放された。その口に、泰雄の口が重なって、そのまま体重をかけられ、二人の躰が折り重なるように倒れた。
「今度は、俺の番な」
 耳元でささやく泰雄の吐息に、躰をすくめてしまう。その直後、耳たぶを甘噛みされた。
「ひゃっ…」
 これもまた初めての感覚だった。
(耳って気持ちいいんだ…)
 そんなことを考えていると、さらに舌が耳の中をまさぐってきた。ぺちょ、くちゃ、という音が大きく聞こえて、それだけでもさらにいやらしい気分をかき立てられた。
 しばらくすると、耳から首筋、脇の下、胸へと舌が這い、そして脇腹やおへそまでもが泰雄の舌で快感を引き出されていった。
「ゆきのアソコも、見せて…」
 泰雄がそう言いながら、とうとうパンティに手をかけた。


毎回毎回えっちでゴメン


756 名前:いつかの703 ◆wDzhckWXCA 投稿日:2006/09/21(木) 23:54:49.57 GCR2+Ame0

いつもいつも遅い上に、エロから抜け出せませんorz
流れを読まずに投下


 泰雄がパンティを下げていくにつれて、反対に羞恥心がどんどん強くなってきた。
「や…やぁ…ん、恥ずかしい…よぉ…」
 口をついて出る言葉が、意識せずとも女の子のような声しか出ていないことに気が付いた。その事実に、少なからず驚いていた。
(俺は…俺なのに…泰雄に強制されてるわけじゃないのに…)
「もう、ずっと女の子だったみたいな声出すんだな…かわいいよ…」
(俺…?わたし…?こんなになっちゃったのに…かわいい、の?)
 泰雄の愛撫で、思考が定まらなくなっている。今は、この快感に身を任せることにした。
 パンティが脱がされ、片足の足首にかかっているだけの状態になったとき、泰雄の口が内ももに触れた。同時に胸にも手が伸びてきた。
「あぁ…」
「ゆきの肌、白くて、すべすべで、キレイだよ」
 そう言いながらも、泰雄の愛撫は止まらない。どんどん高まる快感に、アソコからは愛液が溢れるほどになっていた。
「ひゃぅっ!…くぅ…」
 ついに、舌がアソコに到達してきた。その瞬間、躰に電気が走ったような快感が駆けめぐり、小さな悲鳴をあげて、軽い絶頂に達していた。


785 名前:いつかの703 ◆wDzhckWXCA 投稿日:2006/09/22(金) 00:44:14.01 DL8BqZ580

とうとう1000行を突破してしまったですよorz


「ふふふ…、ゆきのココ、もう洪水だね…」
 改めて言われ、そのはずみでさらに溢れているのが自分でも分かるほどだった。
──じゅる…ちゅ…
 二人きりの部室に、いやらしい水音が響く。泰雄の舌がアソコのヒダの隅々まで這い回る。いつしか自ら泰雄の頭を押さえて、もっと強く快感を求め、身悶えていた。
「んっ──ん~っ!」
 クリトリスを直接舐められると、これまでとは比べものにならないほどの快感が走った。それでも構わず、さらに今度はアソコに舌を差し入れてきた。
「あぁっ…だ、だめぇ…イッちゃう…!」
 舌とはいえ、初めての躰の中からもたらされる快感に、俺はまた絶頂に達していた。
「もう、イッちゃったの?」
 泰雄が顔を上げて聞いてきた。その顔はなんとなく満足感が見て取れた。
「うん…ごめんね?」
 なんとなくバツが悪い気がして、顔を伏せてしまった。
「いいんだよ。ゆきが感じてくれると、俺も嬉しいんだから」
 泰雄はそういって、今日何度目かのキスをしてきた。
 快感の余韻に浸りながらキスをしていると、昼休み終了を告げるチャイムが鳴った。
人気記事ランキング
目安箱バナー