443 bWlAkJT10

    

※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

708 名前:>>444 投稿日:2006/09/14(木) 01:27:21.11 UHZ323vp0

現行スレの最終書き込み>>502の人間です。

一応、書いてはいるんですが、登場人物のキャラクタが決定してしまい、
勝手に動きやがって四苦八苦です。
近々投下できると思います。

      • とりあえず、登場人物だけでも。
木嶋 春海(キジマ ハルミ)
高校2年(16歳) ♂→♀

16歳になる3ヶ月前に女体化し、高校生活を送る
夏休みに家に来た高校の友人・侑に押し倒され、話を聞く

森 侑(モリ ユウ)
高校2年(16歳) ♂

女性に対し、若干トラウマ
女になった春海に片想い→家に行き、つい押し倒す

登場人物を出したのは小説内にほとんど名前が出てこないからです。
いちお、ご了承の程。



443 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/09/12(火) 22:41:30.11 bWlAkJT10

んじゃ、投下。

いやいや、まじシャレになんないよ…
何?今の状況…
『友達と思っていた男が女になった自分に覆いかぶさってる。』
そうとしか表現できないか。
本当に女になっちまったんだな…俺…。
男のときはこいつに力でなんて負けたことなかったんだけどな。
男のときはすぐに跳ね除けられるんだけどな。
男のときは……

「……めん……」
耳元で何か聞こえた気がして、でも、今の状況に不愉快な俺は『何だって?』と不機嫌に尋ねた。
「…ほんと、ごめん…」
顔を上げた友達の顔が酷く悲しそうで、泣きそうになっていて、何故か胸が苦しくなった。
こんな感情は男のときにはなかった。あるはずがない。
「謝るくらいだったら退けよ。離せ」
締め付けるような胸の痛みを隠すように眉間にシワを寄せて俺は言い放った。
友達はまた泣きそうな顔になって俺の目を見つめた。
しかし、その体は俺を離さず、尚且つ腰に手を回してまた覆いかぶさったのだ。
鼻から深く息を吐き出し、俺はされるがままに抱きつかれていた。
全く…何が目的なんだよ…。


444 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/09/12(火) 22:45:38.55 bWlAkJT10

443

もう20分くらいは経っただろうか。
窓から照りつける太陽に変わりはないけど、部屋に入ってすぐにつけたクーラーは効き過ぎるほど効いていた。
本当は寒いくらいだろう。
でも、こいつが抱き締めているから寒さは感じなかった。
ヤツは俺が腕の中で体勢を変えるために、もぞもぞと動く度に俺を更に強く抱き締めた。
一度だけ『…痛いって』と呟くと、『ぁ…ごめん…』と顔を見ずに腕の力を緩めた。
この長い時間抱き締められて、それだけしか言葉を交わさなかった。
腰にまわしたこいつの腕もそろそろ痺れてくるんじゃないか…?そう思って声を掛けた。
「…そろそろ手が痺れるから、離したらどうだ?」
「……」
「俺は逃げないよ。そもそも逃げてどこに行く当てがあるよ?俺の家だぞ、ここ」
しばらくヤツは考えていたのか、少し経ってからゆるゆると腕の力を緩ませ、体を退かし、俺を解放した。
ふと顔を見ると、さっき謝ったときのような泣きそうな顔にはなってなかった。
酷く落ち込み、(やってしまった…)と後悔ばかりが残ったような顔になっていた。
『何か飲むか?』と訊いても首を横に振り、『クーラーの温度上げるぞ?』と言うと首を縦に動かした。


446 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/09/12(火) 22:49:50.52 bWlAkJT10

444

「…何か言いたいこと、あるんだろ?」
ヤツはベッドの上、俺はカーペットの上に座っていた。
俺が顔を覗き込んで尋ねても友達は無言で何も答えず、俺の目を見ようともしない。
「ないんだったら帰るか?」
目線を逸らしながらぽつりと俺が呟くと、ヤツは顔を勢いよくあげた。
何かを言おうと口は開いたが、出てくる言葉はなく、『それは…嫌だ…』としか答えなかった。
こいつは…言いたいことがあるって俺の家に来たのに、なぜ何も言わないんだ。
何か伝えることがあれば、メールでも電話でもあるのに、何で家に来たんだ。
何となく離さないこの空気が居心地が悪くなって、俺はふいに思ったことを言った。
「お前さ、俺が女になってから妙に余所余所しいよな」
「男のときは一緒にゲーセン行ったり、お前んちとか俺んち寄ったりしたのにさ」
「何か隠してんのか?それとも女になった俺といるのが嫌か?」
最後の一言が効いたらしい。
ヤツは顔を上げ、『ち、ちが…』と焦りながら続けた。
「い、嫌になんてなるわけないだろ…お前といるのは楽しいよ…」
「だったら何でだ?」
「それは…」
また泣きそうになった友達の顔を見て、俺は胸が締め付けられた。
さっき抱き締められたときみたいに、強く強く、痛いくらい。



「お前のこと
|新しいページ|検索|ページ一覧|RSS|@ウィキご利用ガイド | 管理者にお問合せ
|ログイン|