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*** 464 名前:いつかの>>391 本日のレス 投稿日:2006/09/27(水) 02:15:02.98 vwDlGNOn0 とりあえず、できた部分だけ投下してみる。 シュールすぎてつまんないかもしれないけどwww 「女だろうが男だろうが関係ない。俺には俺の人生がある…… と」  よし、これで今日の分は終わりと。  まあなんというか、結局いろいろと小説を書いて、今じゃ職人級とまで言われてしまった。  純愛、サバイバル、ドエロ…… 振り返っただけで10作品は書いただろう。  本当に、小説のしの字をかじった程度の文才なんだが…… 「眠い……」  時計はもう1時。夜中にコーヒーは飲んだものの、もう眠気がやって来た。  俺は執筆を終えると、布団の中に潜り込む。パソコンは勝手に電源が切れるようにセットしてあるので、安心して眠れる。 「しかし、女体化ねぇ……」  よく考えれば、俺は明日16の誕生日を迎える。  急だな、と言われても困る。俺だって好きで迎えた訳じゃない。  現実世界でもそんな事があれば良いんだが…… 当然、そんなのは妄想。  自分で小説書いててなんだが、絶対ありえないって。  そもそも性別が変わるんだ。今の世界なら手術でも施さないとまず無謀。 「明日はバイトだし、寝よう……」  俺は電気を消す…… おっと、その前に書き込み書き込み。 *** 465 名前:いつかの>>391 本日のレス 投稿日:2006/09/27(水) 02:16:03.25 vwDlGNOn0 195 いつかの>>391 New! 20**/03/29(金) 01:14:03.12 ID:kl46Fde0WE0 今日の投下はここまで。 続きは明後日かなぁ 196 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 20**/03/29(金) 1:14:35.94 ID:f3jkA2F9b0 >>195乙! 197 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 20**/03/29(金) 1:14:39.16 ID:p6K4o6cJow0 >>195 期待してるよ 198 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 20**/03/29(金) 1:15:09.28 ID:E4dw6p4ww0 >>195 wktkr  「ありがとう」と素直に言える。  あんな素人だった俺がここまで成長できた。正直、電車男なんて簡単にひねり潰せるだろう。 「さあ、寝よう」  電気を消す。布団に入る。  ……ぐーすかぴー  ってあれ?寝れないぞ。 *** 466 名前:いつかの>>391 本日のレス 投稿日:2006/09/27(水) 02:16:48.77 vwDlGNOn0 「ん……寝付けない……」  だめだ、どうしても目が冴える。  コーヒーの効き目は切れたんじゃないのか……? 「うー……」  寝返りを打つ。それでも体はまだビクビク稼動する。  明日はバイトなのに…… そんな気持ちも空しく、体は動く。 「待て…… 尋常じゃないぞこれは……」  いつもなら数分でぐっすりと眠れる俺。むしろ低血圧で朝が起きられないほど。  しかし眠れないのだ。それはコーヒーでもなんでもない、別の事が起こってるという証拠なのだろうか。  ……待て。何か引っかかる。いくつか状況を整理しよう。  まず俺は眠れない。それは眠気覚ましによる物ではなく、体がエマージェンシーを発令しているから。  ……エマージェンシー? それは何だ?  おかしい。俺はここ最近何も体調不良を起こしていない。  無論風邪とかなら特有のだるさと寒気が発生する。しかし今回は逆に火照っている。  そうだ。眠れないのはこの体の熱さ。異様に体が熱い。  体が火照っている…… まさか性欲を…いや、俺は毎日無修正動画で抜いている。そんな事はありえない。 *** 467 名前:いつかの>>391 本日のレス 投稿日:2006/09/27(水) 02:17:54.01 vwDlGNOn0  結論。 「女体化?」  ……ねーよwwwwwwwwwwww  そんなもんあるわけねーってwwwwwwwwwwwwww  つーか発症報告ねえってwwwwwwwwwww  そもそもTS症候群のTSって何の(ry チュンチュン……  ……いつの間にか朝になっていた。  (ryの部分から思い出せない…… 考え込みすぎて寝てしまったんだろう。  まあ、いい睡眠薬になったし、何事もなく朝を迎えられたんだ。終わり……いや、目覚めが良ければ全て良し。  さあ、布団から出よう…… 「で、あなたは誰なの?」  ああ。自己紹介を忘れていた。  俺の名前は「新藤和彦(しんどう かずひこ)」。まあ、最近の趣味といえばVIPと遊戯王だろうか。  ちなみに職業はフリーター。高校は行かずにバイトに専念してる。  簡単な自己紹介はいいか?母さん。  俺は母の方を振り向いたが、母の表情がいつもと違う。 「あなた…… 誰?」 *** 468 名前:いつかの>>391 本日のレス 投稿日:2006/09/27(水) 02:18:36.69 vwDlGNOn0  いや、あなたの大好きなカズちゃんですけど?  仕事と遊びを華麗にこなし、あらゆる辛口料理をこよなく愛するあなたの子供です。 「そんな言うなら、顔見てごらん」  あら手鏡を。これはご丁寧に。  朝は寝癖がひどいですからねー、これで髪形が変な部分を…… 「おい、お前誰だよ」  紛れもない自分の言葉だ。  よく聴けば、いつもより少し声が高い。というか声が女っぽい。  そして鏡に映ってるのは、これはまたビューティフルなお嬢さん。  さて、俺はどうなってしまったんだろうか。 「ひとまず、警察を呼びますね」  今までとても平穏に、そして冷静に進んできた言葉のやり取りが、ここで急激に殺伐となる。  俺は見知らぬ女性として、110番で駆けつけてくれたお巡りさんに連れて行かれた。 *** 469 名前:いつかの>>391 本日のレス 投稿日:2006/09/27(水) 02:19:49.04 vwDlGNOn0 「好きな食べ物」 「さっき言いました。暴君ハバネロと坦坦麺。辛いものに目が無いです」 「好きなタバコ」 「マルボロのメンソール。お金がないときはセッターのメンソール。  たまに変えてるけど、とにかくメンソールでないと気がすみません」 「自己紹介をもっと詳しく」 「19**年3月30日生まれ、血液型はO型。  現在フリーター、コンビニで働いてます」 「ふむ…… 君、ストーカー?」 「ちゃうわ!」  どちらかというと都会な地元とは思えないどっかの方言が取調室内に響く。  無論俺もさっきの冷静なやり取りは何処へ行ったのか、動揺していた。 「ストーカーじゃないともなると…… 本当に本人なのでしょうか」 「分かりません。ねえあなた、私の事知ってる?」 「知ってるよ。  新藤登紀子、50代後半、40代で腹を裂いて見事に俺を出産  血液型O型、バストは……」 「……ストーカーか」 「違うわ!!」  明らかに胸の小ささを好評して欲しく無かったな。今のは。 *** 470 名前:いつかの>>391 本日のレス 投稿日:2006/09/27(水) 02:20:25.67 vwDlGNOn0 「嘘よ嘘。  でも、ここまで的確に私のことを喋るとなると…… あなた和彦なの?」 「ああ。自分でもこうなったのかよく分からないよ」 「………」  本当に自分でもよく分からない。  VIPでのアレはただの妄想だったのに、それが現実になっちまったんだからほんと困る。  よく見りゃ、俺はほんとうに美しい体になっている。  小太りしていた体はほっそりと痩せ、胸も少し大きくなっている。  面影は残ってるものの、本当に小説どおりの美少女と化しているのだ。 「奥さん、どうするつもりですか?」 「私にもよく分かりません。和彦がこんな姿になるとは想像できないんです」  軽く皮肉を混ぜたな。今。 「私もこんな事件は聞いたことがありません。  朝、子供を起こしに行ったら女になってただなんて……」 「病院に行ってみたほうが良いですか?」 「そうですね。  遺伝子検査やらもすれば、彼女が本当に和彦くんだって可能性もあるかもしれません」 「遺伝子検査…… ですか」  やれやれ、今度は病院へ行けと……  まあいいか。それで俺の証明ができるなら行く以外に方法は無い。 「じゃあ、行きましょうか」 「へいへい……」 *** 471 名前:いつかの>>391 本日のレス 投稿日:2006/09/27(水) 02:21:13.83 vwDlGNOn0 「新藤さーん」  医師に呼ばれる。  あれからいろいろ検査を受けて、正直身がもたないんだが。  医師から検査結果が発表された。 「和彦君…… ですね」 「本当に!?」  いや、当たり前だから。俺は和彦だ。  しかし、お袋はともかく、医師や看護士は目を丸くしている。 「どうしてこうなったのかはよく分かりません。  ただ、仮説として言える事がひとつ……」 「はい」 「人類の進化です」 「……はい?」  人類の進化…… ああ、そんなのを題材にした小説書いたことあるな。  そうそう、初めて女体化した人間はどうかっていう…… 「恐らく、今の少子高齢化の現象が人類に影響を及ぼしたのでしょう。  男性の体内にわずかに残っていた女性ホルモンが異常な分泌を始め、体を女体化させてしまった……」 「しかし、それはどうして起こったんですか?」 「分かりませんが…… ひとつだけお伺いしてもいいですか?」  まさかな、ここで例のあのセリフを聴くことになるとはな。 *** 472 名前:いつかの>>391 本日のレス 投稿日:2006/09/27(水) 02:21:44.74 vwDlGNOn0 「あなた、童貞でしたか?」  キタコレ。顔文字でも使いたいほど図星を突かれた。 「恥ずかしながら……」 「恥ずかしがる事はありません。童貞なのはいい事です」  そんなフォローしないでくれ…… 「童貞は本来、性交をしていない20歳以上の男性を指しますが、今回は特例として和彦さんも童貞とします。  恐らく、和彦さんの中で「子孫を残せない」という危機に直面したのでしょう」 「……はい」 「そこで登場するのが進化論です。  進化というのは、動物が生きていく上で起こりうる障害に対応するために、自らの体を改造する事を進化といいます」 「まあ、常識でしょうか」 「あなたはその進化を実際に行うことができた。その女体化が何よりの証拠です。  女体化により生殖機能を手に入れたあなたは、後は精子さえあれば簡単に子孫を残せます」 「………」  唖然。  いや、そうなるのも無理は無い。俺が想像してたんだから。 「とりあえず、原因不明の難病という事にしときましょう。  仕組みさえ分かれば元に戻ることもできるはずです」 「分かりました……」  原因も分からない上に、特に体調不良も起こってないので今回は診療だけ。薬は無し。 *** 473 名前:いつかの>>391 本日のレス 投稿日:2006/09/27(水) 02:22:37.78 vwDlGNOn0 「***円頂戴します」  ふざけんな。 ……ここまでですorz

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