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夏輝(0) 「笑顔の欠片」 夏輝(74)の人」(2006/10/22 (日) 11:03:43) の最新版変更点

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*** 198 名前:夏輝(74)の人 ◆Pu1E589.Z6 投稿日:2006/10/04(水) 23:41:47.30 L8udbEjz0 「女の子の嫉妬ってさ、醜いよね、アハハハハ。」 笑い声、これは俺の笑い声。 周囲には数人の女子、俺は放課後。物置に呼び出された。 用件は至って簡単なものである。 【あんた最近やけに朝倉君と仲良しよね。何?誘惑した訳?】 【ちょっと可愛くなっただけで調子に乗らないでよね】 ま、要するに嫉妬、醜い人間の感情である。 「ッ!・・・・な、何よ!あんた喧嘩売ってるの?」 少し女子達が後ずさったが、少し気の強い女子が強気な口調で前に出る。 「別に売ってるつもりはないよ。ただ貴女達が物凄く醜くて吐き気がするって言いたいだけ」 フフフフフ、と不気味に笑う。正直さっきから何かが疼いて仕方がない。 「ク!・・・ふ、フン!これを見てもそんな態度で居られるかしら?」 突然女子の一同が不適に笑う。それと同時に部屋の影が、二つ増えた。 「ほう。」 現れた二つの影は、千夏とリーダー格らしき女だった。見ると、女は千夏の首元にナイフを押し当てている。 「フフフ、どう?貴女が少しでも動いたら、この子の首元はバッサリ」 女達は、勝ち誇った笑みを浮かべる。 *** 201 名前:夏輝(74)の人 ◆Pu1E589.Z6 投稿日:2006/10/04(水) 23:49:14.57 L8udbEjz0 ハァ。 何て阿呆だ。阿呆だとは思っていたけれど、此処までだとは思わなんだ。 「貴女達って馬鹿?その腐った脳に虫でも湧いてるの?」 クスクスクスクスっと忍び笑い。笑いを抑える事ができない。 「な、何よ!いい?貴女がちょっとでも動いたらこの子は──」 「だったら、やってみろよ。」 言葉を遮りながら、近づいていく。 「な、!う、動かないで!本気で斬るわよ!?」 逆にうろたえる女共。やるなら早く斬れよ、阿呆。 「斬るなら早く斬れよ。尤も、斬った瞬間に貴様の体は吹っ飛ぶがな。」 「───ッ!」 俺の言動に気圧される女、ナイフが手から落ちる。 何だ、本気じゃあなかったのか、つまらないな。噴水のように血をだしてくれれば良かったのに。 そんな事を思いながらも、近づくのをやめない。 「ヒッ!」 一人の女が少し、悲鳴をあげる。 さらに近づく。近づく。近づく。 宛らその足音は死神の鎌を連想させるだろう。 *** 204 名前:夏輝(74)の人 ◆Pu1E589.Z6 投稿日:2006/10/04(水) 23:58:53.24 L8udbEjz0 あまり黒くないなあ ──── さらに近づいた所で歩を止める。リーダー格の女が真正面に居るからだ。 「フン、あまり調子に乗らないでよね。」 うるさいなあ、俺はただ深紅のものを見たいんだよ、邪魔するんじゃねえ。 「貴女達!こいつを捕まえな」 その言葉は最後まで綴られる事はなかった。 何故なら、 「ア・・・?」 俺の拳がこいつの顔面に食い込んだからだ。 歯が数本折れ、血が拳に付く。 それを舐める俺、ヒッと悲鳴をあげかける女達。 まだ、足りない。もっと血を出してくれなきゃ。 「あ・・・へ・・・?」 何をされたのか分からないのか、間抜けな声をあげるリーダー格の女。 えーと、一番血が出る所って何処だっけ? そんな事を思案しながら、リーダー格の女の手をとり、 「あ?あ、あああああああああああああああああああああ!!!!!」 生爪を、容赦なく剥がした。 響く絶叫、指から滴り落ちる血痕。 体が疼く。 「アハハハハハハ、もっといっぱい血を出してね♪」 「もう、許して・・」 「もう?まだ生爪を剥がしただけじゃない、まだまだこれからよ」 「嫌・・・いやああ・・・」 *** 211 名前:夏輝(74)の人 ◆Pu1E589.Z6 投稿日:2006/10/05(木) 00:23:33.02 JyZH86ir0 誤字発見。(体を疼く→体が疼くに脳内変換してください)ってかもはやスレ違いだよね、これ。 ─── ゴス、ガス、ゲシ どれくらいの時間が経ったのだろう、血を出させる事に夢中だったので、あまり時間の感覚がない。 覚えているのは、女の絶叫と滴る血痕だけ、女の絶叫は、もはや聞こえなくなってきたが。 リーダー格であろう女の顔は、酷い状態になっていた。 歯は殆ど抜け落ち、口や両の頬は腫れ、醜い肉の塊と化していた。 「あらあら凄い顔になっちゃたねー」 笑いながらも女の胃の辺りを思いっきり足蹴にする。 「グベアっ!」 奇声をあげながら、血反吐を吐く。 だがその口からはもう殆ど胃液しか出なかった。これ以上やっても時間の無駄だろう。 口からはヒュー、ヒュー、と時折呼吸している音が聞こえるので死にはしないだろう。 「今日はこれまでにしようか。あんまり出すと壊れちゃうからね、アハハハハハ」 指に付着している血を舐める。口中に鉄の味が広がった。 「さて、と」 視線を肉の塊から部屋の隅に向ける。 そこには、隅っこに座り、怯え、震えている女が居た。中には失禁しているものも居た。 「お馬鹿さん♪さっさと逃げればよかったのに」 クスクスっと笑う。本当に馬鹿だ。 「逃げれば、あんな風にならずに済んだのにね。」 アハハハハハ、おかしい。おかしくて笑いが止まらない。 「い、嫌、許して、お願い酷い事しないで・・」 ガチガチと歯を鳴らしながらも、ようやく搾り出す声。 「フフフフフ。可愛いね」 極上の笑みを作り、女に近づく。 その笑みに安心したのか。女は少し頬を緩めた。 *** 212 名前:夏輝(74)の人 ◆Pu1E589.Z6 投稿日:2006/10/05(木) 00:24:16.43 JyZH86ir0 アハハハハハハハハハハ。 「可愛いから、ご褒美をあげるね♪」 「?」 女は首を傾げていた。 その女の肩口に思いっきり、右手に持っていたナイフを突き立てた。 「い、ああああああああああああああああああああ!!!!」 ザシュっと音と共に零れる血と絶叫。ナイフを抜くとクグモッタ声と血が溢れてきた。 「アハハハハハまだ時間はあるから、」 だから。 「もっと私は楽しませてねアハハハハハハハ!」 笑いが止まらない。笑いながら、女にナイフを突き立てる。 溢れる血と絶叫、笑い声。血を摂取する、鉄の味が広がる。美味だ、けど足りない。もっと欲しい。 さらにナイフを突き立てる。 「アハハハハハハ!アハハハハハハハハハハ!!!アハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」 溢れる血を舐めながら、私の笑い声は絶える事なく、響いていた。

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