( ^ω^)ブーンは暗殺者のようです【大陸横断編】


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【前回のあらすじ】
無事アメリカロサンゼルスへ降り立ったブーンは
目的の場所ニューヨークへの行き方を探す途中で出会った高岡と言う名の女性と親交を深め
襲撃を仕掛けてきた組織の刺客ニダーとの戦いにも勝利を収める
裏切り者としてブーンを追う他証拠隠滅と言う形で高岡にも矛先を向けた組織
ブーンは狙われた高岡と共にロサンゼルスを離れ目的の場所ニューヨークへと急ぐのだった

 -イリノイ周辺-

かれこれ3~4日は走っただろうか
走っても走ってもまるでゴールなんてないのではないかと思えてしまうほど延々と荒野が広がっている

( ^ω^)「………」

从 -∀从「スー、スー…」

高岡はまるで自分が狙われている事など忘れてしまっているかのように眠り続けていた

ロサンゼルスからニューメキシコ、インディアナを過ぎ
現在走行中のイリノイからニューヨークまではもう少し掛かりそうだ

ふと車のガソリンメーターに目をやると、そろそろガソリンが切れそうだとばかりに針がブルブルと震えている

( ^ω^)「もう給油かお」

僕は近くにガソリンスタンドはないかとあたりを伺った

( ^ω^)「どこかにスタンドは……あったお!」

荒野の広がる道を1km程走った所でようやくスタンドを発見した

( ^ω^)「ふぅ……高岡?」

从 つ∀-从「う~ん……」

高岡が眠たい目を擦りながらシートベルトを外す

( ^ω^)「スタンドに着いたけど、何か食べたい物でもあるかお?」

从 つ∀-从「ナチョスとコーラで良いや」

( ^ω^)「分かったお
    満タンになったらホースを外してお金を払っておいてくれお」

从 つ∀-从「分かった~」

高岡の元気のない返事を聞いてから僕は売店へ向かった

( ^ω^)「ナチョスと…コーラと
    僕はジンジャエールだけで良いお」

(’e’)「まいど~」

僕は会計を終え売店を出た

( ^ω^)「買ってきたお」

从 ゚∀从「こっちも満タンだぜ!」

もう眠気が覚めたのだろう高岡が元気な声で僕に合図する

( ^ω^)「本当にナチョスだけて良いのかお?」

从 ゚∀从「あぁ、小腹が空いてる程度だからよ」

そう言うと高岡はナチョスの袋を開けて一枚ずつ一枚ずつと口に運んだ

( ^ω^)「………」

僕は自分のジンジャエールの蓋を開け、乾いた喉に流し込む

从 ゚∀从「なぁそろそろ運転交代しようぜ?」

高岡がナチョスを取る手を休めて僕に問いかける

( ^ω^)「…いや、まだまだ大丈夫だお」

从;゚∀从「そんな事言ってお前かれこれ4日連続で運転し続けてるじゃねぇか」

( ^ω^)「眠気も感じないし、本当に大丈夫だお」

从;゚∀从「本当かよ…」

( ^ω^)「本当だお
    さ、そろそろ出発するお」

从;゚∀从「あ、あぁ…」

不安そうな高岡はじぶじぶシートベルトを閉めた

キーを回し、相変わらず不安なエンジン音と黒煙を上げクーパーは出発した

( ^ω^)「………」

大きなトラックがクラクションを鳴らしクーパーの隣を通り過ぎる

从 ゚∀从「おぁ!すげー迫力!!」

助手席に座る高岡がトラックのクラクションの音に負けないくらいの大声で叫んだ

( ^ω^)「相変わらず元気だお」

从 ゚∀从「そうかぁ?」

高岡がまた元気な声で問いかける

( ^ω^)「君といると退屈せずにすみそうだお」

从 ゚∀从「それ、褒め言葉のつもりか?」

( ^ω^)「そりゃあもちろん褒め言葉だお」

从 ゚∀从「本当はうるせぇ女だとか思ってんじゃねぇのぉ~?」

( ^ω^)「思ってないお、本当に」

从 ゚∀从「俺元気以外にも良い所たくさんあるんだぜ」

( ^ω^)「おにぎりを握るのが上手いとか?」

从 ゚∀从「おにぎり以外だって日本料理やアメリカ料理、メキシコ料理だって作れるぜ!」

( ^ω^)「へぇ~」

从 ゚∀从「いつかお前にもご馳走してやるよ」

( ^ω^)「それじゃあまたおにぎりをにぎってくれお」

从 ゚∀从「え?またおにぎりが良いのか?」

( ^ω^)「そうだお」

从 ゚∀从「分かったよ、今度はチリ豆入りおにぎりなんてどうだ?」

( ^ω^)「うん、悪くなさそうだお」

从 ゚∀从「それにしてもお前おにぎり好きだな
     なんつったけ、日本のドラマで裸の………」

( ^ω^)「王様?」

从#゚∀从「ちげぇよそれおとぎ話だろ!」

( ^ω^)「裸…AVかなにかかお?」

从#゚∀从「ドラマだってつってんだろ!
     タイトルに裸ってつくけどエロくともなんともねぇよ!!」

(;^ω^)「ドラマとか観ないもんだから……」

从 ゚∀从「あっ思い出した!
     裸の大将だ!!」

( ^ω^)「裸の大将?」

从 ゚∀从「日本のドラマだよ
     お前みたいにおにぎり好きな男が旅をしながさまざまな人と触れ合うんだ」

( ^ω^)「へぇ~、日本のドラマなんか観てたのかお」

从 ゚∀从「母さんの故郷の日本に行った時に観たんだよ」

从 ゚∀从「ぼ、僕は、おにぎりが好きなんだななんて言ってよ」

高岡が誰とも知らない男の声まねをして見せた

(*^ω^)「ふふ、なんだおそれ?」

从 ゚∀从「だからそのドラマの主人公の真似だよ
     お前もなんかお気に入りのドラマとかないのかよ?」

( ^ω^)「僕は今までテレビは愚か遊んだこともあまりなかったから」

从 ゚∀从「やっぱ暗殺者ってぇと訓練とかばっかなんだな」

( ^ω^)「僕は今まで人を殺すためだけに存在してきたから…」

从;゚∀从「………」

その言葉を聞いた高岡が少し恐怖の色を見せた

車内は静寂に包まれ外の荒野で飛び回る鷲の鳴き声と車の走行音だけが響き渡る

( ^ω^)「…ごめん」

从;゚∀从「いや、その……」

( ^ω^)「そっか、今君は人殺しと一緒にいるんだおね…」

从;゚∀从「………」

すっかり冷め切ってしまった車内の空気
そうこうしている内にイリノイを通過し車はオハイオへ入った

別段変わる事のない荒野を延々走り続け、外はいつの間にか暗闇に包まれていた

( ^ω^)「そろそろモーテルでも見つけて休むかお?」

从;゚∀从「そ、そうだな…」

高岡が覇気なく答える

( ^ω^)「………」

なんて事を言ってしまったのだろう
僕は自分の発言に後悔しながらアクセルを踏み続けた

夜道を2km程走り続けた所でモーテルを発見
僕達は車を車庫に入れ部屋を借りるべくモーテル内へ

( ^ω^)「二人分で部屋を借りたい」

( ゚Д゚)「8ドルだよ」

( ^ω^)「これで」

( ゚Д゚)「それじゃ楽しんでなお二人さん」

金を払い宿主のおちょくったような言葉を聞き流して僕達は部屋へ移動した

部屋にはベッドが二つ、電球が一個で部屋全体を照らしているため薄暗い
後はトイレと小さなバスルーム、それ以外は何もない

( ^ω^)「明日は早く出発するから、今のうちにゆっくり休んで欲しいお」

从 ゚∀从「分かった、なぁ内藤?」

( ^ω^)「ん?」

从 ゚∀从「さっきはごめんな」

( ^ω^)「どうして謝るんだお?」

从 ゚∀从「さっきお前の言葉聞いた時俺、変な態度見せただろ」

( ^ω^)「謝る必要なんてないお
    むしろ謝るのは僕の方だ
    あんな事言ったら怖がるに決まってる……」

从 ゚∀从「確かにさっきはお前の事を怖く思った
     でも、お前は変わろうとしてるんだろ?」

( ^ω^)「そうだけど…僕が人殺しだった過去は消えないお…」

从 ゚∀从「確かにその通りだが…」

( ^ω^)「………」

从 ゚∀从「シャワー、浴びてくるな……」

そう言って高岡はバスルームへ入って行った

( ^ω^)「ふぅ…」

僕はベッドに腰掛けると上着のポケットから一枚のプリクラを取り出した

( ^ω^)
川 ・_・)
 ∧_∧
(´∀` )
 ∧∧
(*゚ー゚)
(*´・ω・)
ヽ(`Д´)ノ
( ゚д゚)
          / /" `ヽ ヽ)└\
         //, '/     ヽハ⌒、 ヽ
         〃 {_{ー'  ゛'`ー リ| l │ i|
         レ!小l●    ● 从 |、i|   
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│
        /⌒ヽ__|ヘ   ゝ._)   j /⌒i
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
       `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |

初めてゲームセンターへ言って、UFOキャッチャーをやって
200円でぬいぐるみをとって、このプリクラを撮って

( ^ω^)「みんな、今頃どうしてるのかお…」

今まで一番楽しいと感じた時だった
あんなに楽しいと感じた事もなかった
僕が暗殺者なんかじゃなければ、もっと違う形で彼らに会いたかったな

( ^ω^)「でも、後悔なんてしていられないんだお…」

( ^ω^)「ニューヨークに行った所で全て解決するのかお……」

このまま逃げ続けるだろうか、高岡を巻き込んで
守るなんて言ったけど彼女を守りきれなかったら…
やはり4日連続運転など無理をし過ぎたからか身体がいつになく重い

( ^ω^)「…僕も少し休もうかお…」

疲れた、少しベッドで横になろう
そう考えまぶたを閉じようとした時だった

( ^ω^)「?」

モーテルの外にこの辺りでは珍しい高級車が止まっていた

∑( ^ω^)「…!?」

从 ゚∀从「ふ~、さっぱりした」

( ^ω^)「高岡、早く着替えて
    出発するお」

从 ゚∀从「はぁ?何いってんだよ
     来たばっかじゃねぇか」

(#^ω^)「いいからっ!!」

从;゚∀从「わ、分かったよ…」

僕達はそそくさと仕度を済ませ
部屋の窓から外へ抜け出した

从;゚∀从「なんで窓からなんだよ!?」

( ^ω^)「いいから早く!!」

从;゚∀从「えぇ…」

わけが分からないと言わんばかりに高岡が戸惑いの表情を見せながら窓を潜る

('、`*川「この男女を探している」

( ゚Д゚)「あぁ~このカップルなら」

('、`*川「ここにいるのか?」

( ゚Д゚)「4号室にいるぜぇ~」

('、`*川「感謝…」

( ^ω^)「早く乗って!!」

从;゚∀从「どうしたんだよ…」

僕は強引に車のドアを閉め、車を急発進させた

∑('、`*川「!?」

車のエンジン音気づいたペニサスが外へ飛び出す

(;^ω^)「気づかれた…」

('、`*川「くそっ」

ペニサスも車に乗り込み僕達を追跡する

僕達の乗るクーパーとペニサスのクライスラーではクーパーが追いつかれるのは時間の問題
僕は出来る限りアクセルを踏み込み荒野の夜道を走った

从;゚∀从「…またあいつらか」

( ^ω^)「後ろをみないで!!」

('、`*川「逃がさないぞブーン……」

ペニサスのクライスラーがグングンとスピードを上げてこちらへ迫ってくる

夜の荒野を走り続ける二台の車
このままでは追いつかれる
アクセルを踏み、ひたすら前に視線を集中させながら僕は考えた

(;^ω^)「どうすれば…」

从;゚∀从「おい内藤!!」

(;^ω^)「?」

(;^ω^)「えっ!?」

クーパーのメーターを見た僕は驚愕した
もうガソリンが空になりそうだったのだ

从;゚∀从「この車だんだん燃費が悪くなってきててよぉ…」

高岡が申し訳なさそうに僕にそう告げた

スタンドに行っている隙なんてもちろない
このままでは…

('、`*川「スピードが落ちてきたな
     そろそろか」

クライスラーがさらにスピードを上げる

从;゚∀从「どうすんだよおい!」

(;^ω^)「……………」

( ^ω^)「やるしかない」

从;゚∀从「えっ?」

( ^ω^)「戦うしかない!」

从;゚∀从「そんな無茶だ」

(#^ω^)「このままでもやられる!!」

从;゚∀从「………」

そんなやり取りをしている間についにクーパーは力尽きた

( ^ω^)「………」


('、`*川「止まった」

( ^ω^)「高岡、護身用の銃があったね?
     あれを貸して欲しいお」

从;゚∀从「あぁ…」

高岡が僕にベレッタを手渡す
9mmだがこれで太刀打ちできるだろうか…

( ^ω^)「ありがとう
     君はここで伏せていて」

ペニサスの乗るクライスラーが目前に近づく
僕はクーパーから降り荒野へ駆けた

僕はほふく姿勢で息を潜め続ける
この静寂と暗闇に溶け込むように
パビリオンで買った黒のナイロンジャケットに着替えておいたがそれが少しが活用出来ているはずだ

( ^ω^)「………」

ペニサスは腕利きのスナイパーだ
だが計算され尽くした事には強いが不意のアクシデントには弱いはず

( ^ω^)

僕はとっさに駆け出した

∑('、`*川 「!!」

ペニサスが僕向けて銃弾を放つ
静かな夜に大きな銃声が響き渡る

∑从;゚∀从「銃声!
       内藤……」

('、`*川 「外したか」

ペニサスはボルトアクションライフルの引き金を引き弾を装填する

( ^ω^) 「………」

ペニサスは我慢対決もお手の物だろうこのまま勝負が長引けば先にやられるのは僕…

('、`*川 「………」

('、`*川 「流石ボスのお気に入りだっただけの事はある
      だが満足な装備もないお前が私に勝てるか…」

( ^ω^) (もっと、もっと距離を詰めて…)

どんなに僕の足が速かろうと何時かはペニサスの銃弾に捕まる可能性が高い
もっと暗闇を活用して、注意を僕に集中させつつ何か別の物に注意を逸らせないものか

夜の冷たい風が身体を煽る
ジャケットを着ていて助かった、そんな余計な事を考えながら
僕はひたすら息を潜めチャンスを待った

('、`*川 「………」

ペニサスも微動だにせずライフルのスコープを覗き続けている

ベレッタを握る手に汗が滲む
弾は残り13発、この弾を使い切ったら他に手はなくなる

威嚇用に二発、仕留めるのにも二発は必要だ
慎重に僕はこの世には存在しない生き物になるかのように溶け込まなければならない

風の音、砂が風に流される音、草が揺れる音
全てに耳を済ませ、再び

三( ^ω^)

ベレッタを二発発砲し駆け足で移動する

('、`*川 「………」

今度はペニサスは発砲してこなかった
弾温存か、それとも単にチャンスを逃したのか

かなり接近出来ているはず
ここら辺でペニサスが何かアクションを起こせば

('、`*川 「奴が近づいている
      …どうするべきか…」

感付いているだろうペニサスだがまだ動こうとはせず
風景に一体化している

( ^ω^) (もう少し、もう少し……)

僕は再びほふく姿勢を取り静かに溶け込み

('、`*川 (奴はかならず飛び出す
      接近戦でしか私に勝つ方法はないのだからな)

ペニサスも息を潜める

どれくらい時間が経ったのだろう
とてつもなく長い時間我慢対決を続けているのではないかと思えるほど
緊迫の空気が流れる

もう一度発砲して移動するべきか
だが幸運は続かないかもしれない
任せられるのは己の感覚、今撃つか撃たないかを数秒いやコンマ0秒の内に考え決断する

( ^ω^) (焦ったら負けだお、弾も無駄遣い出来ない)

('、`*川 (どうしたブーン…
      このまま我慢を続けてもお前が不利なのは分かっているはずだ)

( ^ω^) 「………」

三( ^ω^)

僕はベレッタを発砲し三度目の移動を試みるが…

∑('、`*川 「!!」

(;^ω^) 「うわっ!!!!」

ペニサスの放った銃弾が僕の左肩を貫いた
僕は必死に痛みを堪え暗闇を駆ける

('、`*#川「チッ!!惜しかった」

(;^ω^) 「くそっ……」

左肩を貫いた銃弾は幸いにも貫通している
だが出血が多い
場所も知られペースも握られてしまった
左肩の痛みで思考が鈍る

(;^ω^) 「ハァ、ハァ、ハァ……」


从;゚∀从「さっきから銃声が
      内藤はどうなってんだよ……」

高岡が運転席から身を乗り出し外の様子を伺おうとしたその時だった

急に車のクラクションが鳴り響いた

∑('、`*川 「!!!!」

クラクションに気を取られたペニサスが車に発砲した

从;゚∀从「うわぁぁぁぁぁ!!!!!」

ペニサスのはなった銃弾がクーパーのサイドガラスをブチ破った

∑( ^ω^) 「!!」

僕は一目散に銃声のした場所、ペニサスのいる位置へダッシュした

('、`*川 「しまった!!」

攻撃を加えようとする僕に気づいたペニサスはライフルで応戦しようと試みるも
ボルトアクションライフルの動作に戸惑い僕の攻撃を許した

僕は間髪要れずペニサスのライフルを持つ右腕に銃弾を食らわせる

('、`*#川「ぐぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

('、`*川 「しまった!!」

攻撃を加えようとする僕に気づいたペニサスはライフルで応戦しようと試みるも
ボルトアクションライフルの動作に戸惑い僕の攻撃を許した

僕は間髪要れずペニサスのライフルを持つ右腕に銃弾を食らわせる

('、`*#川「ぐぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

('、`*;川「うぅぅぅ、ハァ、ハァ…」

ペニサスが残りの左手でマカロフを取り出し応戦しようとするが
僕はペニサスが銃を抜くよりも早く今度は左腕を撃ち抜いた

('、`*;川「あぁぁぁぁ!!!!!」

(;^ω^) 「ハァ、ハァ、僕の勝ちだ…」

('、`*;川「まだだ…」

両腕を撃ち抜かれながらもペニサスは僕に鋭い眼差しを向ける

(;^ω^) 「もう銃は持てない、いや何も手に持てないお…」

('、`*;川「ふぅ、ふぅ…殺すんだろ…」

(;^ω^) 「取り合えず質問に答えてもらうお
     お前の他に抹殺隊は後何人いる?」

('、`*;川「…………」

(;^ω^) (やはり駄目か…)

('、`*;川「二人だ…」

(;^ω^) 「二人?」

('、`*;川「プギャーと…ジョルジュだ…」

(;^ω^) 「…なぜ教えてくれる?」

('、`*;川「教えて欲しかったんだろ?
      どうせ私はここで死ぬ
      変わりに私の質問にも答えろ…」

(;^ω^) 「なんだお?」

('、`*;川「お前はなぜ組織を裏切った?」

(;^ω^) 「良く、分からないお…」

('、`*;川「そうか…分からないか…」

ペニサスは小さく笑って言った

(;^ω^) 「………」

('、`*;川「止めを……刺さないのか?」

(;^ω^)「……あぁ」

('、`*;川「そうか、ならば…」

(;^ω^)

('、`*;川「うぅぅぅ!……ハァァ…」

( 、*;川

(;^ω^) 「………」

ペニサスは歯の中に仕込んでいたのだろう毒薬で自殺した

(;^ω^) 「任務の失敗は死を意味する…か…」

僕はペニサスの遺留品から携帯電話とマカロフを頂戴し高岡の乗るクーパーへ戻った

(;^ω^) 「高岡!」


从;゚∀从「内藤!!
     大丈夫か?敵は?」

(;^ω^) 「もう大丈夫だお…」

从;゚∀从「…そうか……」

(;^ω^) 「うぅぅぅ……」

∑从;゚∀从「内藤撃たれたのか!?」

(;^ω^) 「左肩をやられた
     でも弾は貫通しているし、止血さえすれば大丈夫だお」

从;゚∀从「待ってろ!!」

高岡がクーパーから鞄を取り出し
自分の服を僕の傷口に巻いて手当てしてくれた

( ^ω^) 「ありがとう高岡」

从 ゚∀从「俺にはこれくらいしかしてやれねぇから…」

( ^ω^) 「これだけでも十分だお」

从;゚∀从「内藤、何時までこんな事……」

( ^ω^) 「ごめんお、僕のせいで…」

从;゚∀从「………」

( ^ω^) 「ニューヨークへ行けばきっと大丈夫なはずだから
     だから、もう少しだけ」

从 ゚∀从「分かってるよ、俺はお前を信じるぜ
     つうか信じるしかねぇしな!」

( ^ω^) 「ありがとう」

从 ゚∀从「つか車のガソリンがもう空っぽだぜ」

( ^ω^) 「近くのスタンドまで押して行くしかないお」

从 ゚∀从「お前左肩大丈夫なのか?」

( ^ω^) 「痛いのには慣れてるから、心配しなくても大丈夫だお」

从 ゚∀从「お前もしかして超絶Mなのか?」

(;^ω^) 「いや、流石に超絶Mではないお…」

从*゚∀从「はははっ!!冗談冗談」

( ^ω^) 「ふふっ」

从 ゚∀从「さっ!二人で一緒に頑張ろうぜ!!」

気が付くと空にはもう日が昇ろうとしていた
薄っすらと青みを帯びてきた空、鳥のさえずり
ニューヨークまではもう少し
僕達は懸命にクーパーを押し、一先ずガソリンスタンドを目指した

从;゚∀从「くっそ、軽自動車のわりになかなか重いな…」

( ^ω^) 「仕方ないお、ここで乗り捨てるわけにもいかないだろうし」

从;゚∀从「へぇ、へぇ…」

(;^ω^) 「ハァ、ハァ…」

クーパーを押して歩いていてはなかなか距離が縮まらない
二人で汗をたらし一生懸命クーパーを押していたその時だった

∑( ^ω^)「!?」

∑ 从 ゚∀从「!?」

大きなトラックがクラクションを鳴らしてこちらに近づいてきた

('A`)「お前らどうした?」

トラックから貧相な顔をした男が降りてきて僕達に尋ねた

( ^ω^)「実は車がガス欠になってしまって……」

('A`)「そりゃ災難だな
    どれ、俺がその車けん引きしてやるよ」

从 ゚∀从「え!本当か!!」

('A`)「で、どこまで行くんだ?」

( ^ω^)「ニューヨークだお」

('A`)「ふ~ん、俺もニューヨークへ行くから丁度良いな
    んじゃ準備してくれ」

男はそう言うとトラックから丈夫そうなロープを取り出し
クーパーとトラックにくくり付けた

('A`)「うん、こんな感じか」

( ^ω^)「わざわざありがとうございますお」

('A`)「別に良いって、んじゃ出発するぜ」

男は勢い良くトラックに乗り込み
僕達もそれに続くようにクーパーへ乗り込んだ

从 ゚∀从「いやぁ~、本当にラッキーだなぁ」

( ^ω^)「………」

僕はふとさっきペニサスから頂戴した携帯を手に取った
組織の連絡用の物だろう

从 ゚∀从「どうした?」

( ^ω^)「いや、なんでもないお」

( ^ω^)「………」

∑( ^ω^)「!」

∑从;゚∀从「おぉっ!なんだ!?」

急にペニサスの携帯が鳴り出した
僕は恐る恐るボタンを押し携帯を耳に当てた

( ^ω^)】「………」

『おい、定時連絡はどうした!
 ブーンは発見出来たのか?』

( ^ω^)】「………」

『おい、ペニサスどうした!!』

( ^ω^)】「ペニサスはもういないお」

『貴様まさか…』

( ^ω^)】「誰だと思う?」

『ブーン……なぜお前がペニサスの携帯を…』

( ^ω^)】「自殺したペニサスの遺体から頂戴したんだお」

『ペニサスを倒したのか、流石だな…』

( ^ω^)】「このまま鬼ごっこを続けるつもりかお?」

『浮かれていられるのも今のうちだ
 ニューヨークへ着いた所でお前達はどうにもならないからな』

( ^ω^)】「それを決めるのは僕達だ
      他の抹殺隊が相手になると言うのなら一人残らず返り討ちにしてやる!
      覚えて置けお」

プツッ

( ^ω^)「………」

从;゚∀从「組織からか?」

( ^ω^)「あぁ、奴ら徹底的に僕達を追い詰めるつもりらしいお」

从;゚∀从「大丈夫なのか?」

( ^ω^)「大丈夫だお」

从;゚∀从「………」

クーパーの窓から変わらない景色が流れ続ける
ニューヨークまではもう直ぐだ
ニューヨークで僕を求めている人とは何者なのだろうか
後戻りの出来ない戦いは何時まで続くのだろうか
そんな思いに馳せながら、トラックにけん引きされたクーパーはニューヨークへ向け走り続ける

 -組織本部-

(;´_ゝ`)

( ●_・)「ブーンめ、こしゃくなまねを…」

( ´_ゝ`)「ブーンは順調にニューヨークへ向かっていますが」

( ●_・)「分かっている」

( ●_・)】「プギャー次はお待ちかねのお前の出番だ
        頼んだぞ」

『もう待ちくたびれましたよwww
 ボスのご期待に応えられるよう頑張りま~すwww』

プツッ

( ●_・)「まさか二人もやられるとはな
       プギャーとジョルジュも大丈夫だろうか……」

( ´_ゝ`)「そんな弱気な言葉ボスらしくありませんね」

( ●_・)「相手はブーンだからな
       多少不安にもなる」

( ●_・)「…………」

 -ニューヨークマンハッタン-

( ●ー●)「ブーンの奴は順調にこちらへ向かっていますよ」

(   )「そろそろか」

( ●ー●)「俺の言ったとおりだったでしょ?」

(   )「ふふ、そうだな
      だがまだ安心は出来ん」

( ●ー●)「まぁ、そうですけど」

(   )(もう少しで、もう少しで…)

(   )「ふふふふふふ……」


続く