( ^ω^)ブーンは暗殺者だったようです


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【あらすじ】
暗殺組織「矛先」に所属していた有能な暗殺者ブーンはある日
高校に潜入しその高校の生徒である久遠と言う少女を抹殺せよとの任務を命じられる
しかしそれは組織によるブーンが情に流されずに人を殺せるのかを試すためのテストだった。
全てが偽り、守ろうと決めた少女も組織の操り人形だと知ってしまったブーンは
潜入中の高校で友情を育んだ友達と決別し裏切り者としてブーンを追う組織から逃げる日々を送っていた
住処を転々とし暗殺者時代に培った技術で不正に金を引き出す、スリをするなどして生計を立てていたブーン
ある日逃亡先の北海道で組織よりも早くブーンを発見したかつての組織の仲間から「アメリカにお前を求めている人がいる」との助言を得る
組織の呪縛から解放されるため、終着点を見つけるため
己の意思で戦う事に目覚めたブーンは単身アメリカへ渡るのだった

 -アメリカカリフォルニア州ロサンゼルス-
 ロサンゼルス国際空港

( ^ω^)「ついに来たお」

ロサンゼルス、北米を代表する世界都市
観光都市としての年々繁栄を続け
豊かな住まいと娯楽、外国人でも生活し易い気候となんでもそろう便利さもあわせ持つ
中にはまだ治安の悪い街もあるようだが

( ^ω^)「取り合えずここから移動するお」

天候の影響で日本からニューヨークへ直接飛ぶことは出来なかった為
ロサンゼルスからニューヨークへ行く方法を探さなければならない

( ^ω^)「ウェスト・サイド・パビリオンまで」

ミ,,゚Д゚彡 「あいよ!」

僕は空港の出口の前に止まっている多数のタクシーの中の一台に乗り込んだ

( ^ω^)「………」

威勢の良い返事と共に運転手がキーを回し
気持ちの良いエンジン音を響かせタクシーは空港を出発した
遠ざかるにつれ空港のシンボル「テーマビル」が小さくなって行く

ミ,,゚Д゚彡「兄ちゃん旅行かい?」

( ^ω^)「ええ」

ミ,,゚Д゚彡「ここは観光客をカモにしようと目をギラつかせてる奴も多いから注意しなよ」

( ^ω^)「はい、気をつけますお」

ミ,,゚Д゚彡「パビリオンに行ったらまずレストランでカリフォニア巻きを食ってからねぇ……ブツブツ」

( ^ω^)「そうなんですかお」

などとお喋りな運転手と雑談を続けている内にタクシーはパビリオンへ到着した

( ^ω^)「ありがとうございましたお」

ミ,,゚Д゚彡「んじゃ楽しんでな兄ちゃん」

5ドルを払いやたら陽気だった運転手と別れ、僕はセンターの中へ入った

巨大ショッピングセンターだけあり広さ、店の多さ、人の多さは流石だ
三階建ての吹き抜け天井から射す日差しが眩しい
観光客と思われる集団もちらほら見かける

( ^ω^)「………」

僕は行き交う人々の顔、顔、顔に目を凝らした
これは組織の尾行がない事を確認するためにも怠ってはならない

( ^ω^)「………」

僕はセンター内の人混みに溶け込むと、人を避け、かわしながら、わずかな間隙を伝って進み
人混みの外縁に出た所で急に立ち止まって背後に流れる人の動きのパターンに注目し
つい先ほど目にとめた者がいないか、自分を見ている顔や目がないかとあたりをうかがった

( ^ω^)「…大丈夫みたいだお」

不審な顔や目は見当たらなかった
僕はその行動を二度も繰り返したのち、エスカレーターで二階へ上がり服屋へ入った

服屋の中は日本で言うユニクロのような庶民的な内装と品揃えで彩られており
僕はその中からフード付の黒い長袖のナイロンジャケットを一着購入して店を出た

( ^ω^)「………」

僕は再度周りを確認し、今僕がいる二階のフロア
通路から見える一階の人々の顔を見極めつつ本屋へ向かった

( ^ω^)「地図は……あったお」

僕は地図を手に取るとロスからニューヨークまでの道のりを調べた

ロスからニューヨークまでは車でも大体5000kmは走る必要がある
タクシーでそんな長距離を乗せてくれるとは思えないし
今から空港に引き返しても空港はもうマークされている可能性がある

( ^ω^)「やはりここはヒッチハイクしかないかも知れないお」

ここで立ち往生していても仕方がない
僕は取り合えずセンターを出て乗せてくれる車を探す事にした

センターを出るさいにも注意を怠ってはいけない
先ほどと同じ行動を繰り返しつつセンターを後にしようとしたその時だった

( ^ω^)(大丈夫みたい……)

(;^ω^)「!!」

<ヽ`∀´>「ニダッ!!」

組織の刺客に見つかってしまった
ニダーは僕を見つけると一目散に僕目掛けて駆け出した

(;^ω^)「くそっ!」

こういう時人にぶつかると居場所をさらに晒してしまう
僕は出来る限り人の間隙を伝って速やかに逃走した

<ヽ`∀´>「どけ!どけ!」

人混みを強引印に押しのけて僕に迫ろうとするニダー

(;^ω^)「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ…」

人混みを掻い潜りセンターのドアから外に出る事が出来た僕は
一目散に市街地へ駆けた

<;ヽ`∀´>「どこへ行った!!」

ニダーは僕を見失い完全に人混みに飲まれてしまった

<;ヽ`∀´>「くそっ!!!!」

<;ヽ`∀´>】「ボス、申し訳ありません
        ブーンを逃がしましたニダ…」

『なに!!
まぁ良い、奴がロスにいる事自体は分かったのだ』

<;ヽ`∀´>】「今度こそしとめてみせますニダ」

『当たり前だ
他の抹殺隊もそれぞれの箇所へ配置した、お前も追跡を怠るな』


<;ヽ`∀´>】「りょ、了解」

プツッ

(;^ω^)「ハァ、ハァ……もう追っ手がきているのかお…」

早く乗せてくれる車を探さなければ
僕は道行く車に声をかけて歩いた

「いやぁ、ニューヨークまでは行かないなぁ」
「駄目駄目そんな長距離」
「他をあたりな」

(;^ω^)

ことごとく拒否されてしまった
しかも歩き続けていつの間にか日が暮れてしまっている

( ^ω^) 「仕方ないから今日はホテルにでも泊まって休むかお」

追っ手の事も考え僕はダウンタウンやビーチあたりの賑やかな場所のホテルは避け
街外れの港付近にあるちっぽけなホテルへ泊まろうと考えた

( ^ω^) 「ここで一泊したいのですが」

(#゚;;-゚) 「申し訳ございませんお客様
     とうホテルは現在満室になっておりまして…」

(;^ω^)「え?」

( ^ω^)「少し歩きつかれたお
ここで10分程仮眠をとっても」

( -ω-)「Zzz…」

「おいっ!!」

( ゜ω゜)「!!」

僕はとっさの大声に目を覚ました

从 ゚∀从 「人んちのアパートの前で何寝てんだ!!」

( ^ω^)「あぁ、ごめんお…」

僕は荷物をもってそそくさと退散しようとした

从 ゚∀从「ちょっと待てよ」

( ^ω^)「なにか?」

从 ゚∀从 「お前、観光客か?」

( ^ω^)「ええ、まぁ」

从 ゚∀从「観光客がなんでこんな所で寝てた?」

( ^ω^)「ホテルに泊まろうと思ったらどこも満室で
      だから野宿でもしようかと」

从 ゚∀从「あ?いくらロスとは言え夜の街を野宿なんて危ねぇぞ」

( ^ω^)「まぁ、なんとかなるお」

そう言って僕はまたその場を去ろうとした

从#゚∀从「アホかっ!!お前みたいなもやしが野宿なんてしようもんなら
     強盗にでも襲われて死ぬ可能性だってあるんだよ!!」

( ^ω^)「そんな事言われても」

从 ゚∀从「まぁ良いや、家に来いよ」

( ^ω^)「え?」

从 ゚∀从「だから家に来いって言ってんだよ」

( ^ω^)「え、でも」

从#゚∀从「良いっつってんだろ!!」

( ^ω^)「………分かったお」

僕は完全に強引に彼女の部屋へ招待されてしまった

( ^ω^)「………」

一人暮らしなのだろうか
がさつな性格といかにも気の強そうな外見だが部屋はかなり綺麗で片付けらている

从 ゚∀从「お前意外に思ってるだろ?」

( ^ω^)「うん」

从 ゚∀从「正直な野郎だ」

从 ゚∀从「なんか食うか?」

( ^ω^)「お願いするお」

从 ゚∀从「んじゃそこのソファにでも座って待ててくれ」

見ず知らずの男をこんな易々と部屋に入れるなんて
何を考えているのだろうか
そんな事を考えながら僕はテレビをボーッと眺めていた

( ^ω^)「………」

从 ゚∀从「出来たぜ!!」

( ^ω^)「!?」

从 ゚∀从つ△「ほらよ外国に来たら日本食が恋しくなるだろ?」

( ^ω^)「あ、ありがとう」

まさかアメリカに来てまでおにぎりが食べられるとは思ってもみなかった僕は少し驚いた

( ^ω^)

パクリと一口頬張る
塩は薄めで握り具合も適度に空気が入っていて柔らかい
また彼女の意外さを垣間見てしまった

( ^ω^)「?」

おにぎりの中になにか緑色のペーストが入っている

从 ゚∀从「あぁそれはアボカドって奴で
     アボカドをすり潰してマヨネーズと合えたんだ。いけるだろ?」

( ^ω^)「なかなか」

なんだか芋に近いような味とマヨネーズの組み合わせが絶妙でご飯にあっている

( ^ω^)パクパクパクムシャムシャ!

从 ゚∀从「なんだそんなに腹が減ってたのか、どんどん食えよ」

僕は六つあったおにぎりをあっという間に平らげた

( ^ω^)「ごちそうさま、美味しかったお」

从 ゚∀从「それは良かった」

( ^ω^)「助けてもらっておいて言うのなんだけど」

从 ゚∀从「なんだ?」

( ^ω^)「見ず知らずの男を易々と部屋に招きいれるのはどうかと思うお」

从 ゚∀从「大丈夫さ、俺こう見えても人を見る目あるんだぜ
     お前は大丈夫だと思ったから入れたんだ」

( ^ω^)「そう簡単に人を信じない方が良いお…」

从 ゚∀从「……お前何か病んでる事でもありそうだな」

( ^ω^)「別にそんなのないお」

从 ゚∀从「そうかねぇ…
     お前アメリカには旅行で来たんだよな」

( ^ω^)「そうだお、実はニューヨークへ行きたくて」

从 ゚∀从「へぇ、丁度俺も明日車で母さんのいるニューヨークへ行くんだ」

( ^ω^)「そうかお…」

从 ゚∀从「良かったら乗せて行ってやろうか?」

( ^ω^)「そこまでしてもらっては流石に悪いお」

从 ゚∀从「良いって良いって、ニューヨークまで長距離だからな
     一人だと心細いんだよ」

( ^ω^)「だからそんなに簡単に……」

从 ゚∀从「あっ!そう言えばお前の名前聞いてなかったよな
俺の名前は高岡って言うんだ、お前は?」

( ^ω^)「……内藤だお」

从 ゚∀从「内藤か、良い名前だな
     んじゃよろしく!!」

そう言うと高岡は強引に僕の手を握って握手してきた
高岡の手は女の子らしい小さくて柔らかい手だった

从 ゚∀从「ん?お前の手傷だらけだな」

( ^ω^)「不器用なもんだから料理中の包丁とかで」

从 ゚∀从「ははは!確かにお前不器用そうだもんな
     生き方も手先も」

( ^ω^)「君は何時からアメリカに?」

从 ゚∀从「生まれた時からさ、親父がアメリカ人で母さんが日本人だ」

( ^ω^)「ハーフって奴かお」

从 ゚∀从「あぁそうだ」

从 ゚∀从「お前の事も聞かせてくれよ
     日本の学校の話とかさ」

( ^ω^)「高校はそれなりに楽しかったお
      友達もたくさんいたし」

从 ゚∀从「へぇ~、それでそれで」

( ^ω^)「君のように僕におにぎりを握ってくれた女の子がいてね
       君とは性格が正反対だったけど優しい子だったお」

从 ゚∀从「彼女か?」

( ^ω^)「恋人同士ではなかったお、でも僕は好きだった」

从;゚∀从「あちゃ失恋か…」

( ^ω^)「まぁそんな所だお」

从 ゚∀从「気にすんなよ、失恋なんて誰にでもあるからよ!」

そう言って高岡は僕の背中をバシバシと叩いた

(;^ω^)「そ、そうだおね」

( ^ω^)「でも、あの子のおにぎりは本当に美味しかったお
今は遠い所に行ってしまって食べられないけど」

从 ゚∀从「そっか、大丈夫だってまた良い女見つかるからさ!

从 ゚∀-从「俺みたいな」

高岡が悪戯っぽく僕にウィンクを投げかける

( ^ω^)「からかわないでくれお」

僕はクスッとはにかんで返した

从 ゚∀从「ははは!可愛い奴
     お前日本ではどんな仕事してるんだ?」

( ^ω^)「ん?
      …………………暗殺者だって言ったら?」

从 ゚∀从「は?」


( ^ω^)「僕が暗殺者だったって言ったら?」

从 ゚∀从「……………」

从*゚∀从「あははは!!お前人を笑わせたいならもっとましな事言えよ」

( ^ω^)「えへへ、ごめんお」

僕は悪戯っぽく笑って見せた
まぁ無理もないか

从 ゚∀从「俺は一応バーで客相手に話したり酒持って行ったりする仕事しててな」

( ^ω^)「それじゃあ普段から酒癖の悪い客や色々な客を相手にしたりしているから人を見る目があると?」

从 ゚∀从「まぁそうだな」

∑( ^ω^)「………!?」

从 ゚∀从「どうした?」

(;^ω^)「伏せてっ!!」

そう言って伏せた瞬間部屋の窓ガラスを破りニダーが飛び出してきた

<ヽ`∀´>「ニダーーーーッ!!!!!」

从;゚∀从「おいおいおいおい!!何なんだよっ!!」

<ヽ`∀´>「やっと見つけたニダー、今度は逃がさないニダよ」

(;^ω^)「どうして居場所が」

<ヽ`∀´>「お前この辺をうろうろしていたらしいからな
      聞き込みをしたらお前を見かけたと言う情報が多く手に入ったニダ」

うかつだった、やはり歩いてでもニューヨークを目指すべきだったのだ
だが後悔しても遅い

从;゚∀从ガタガタガタガタ…

彼女も証拠隠滅と言う形で殺されてしまうだろう
なんとしても守り抜きニダーを倒して活路を開かなければ

<ヽ`∀´>「死ねっ!!」

(;^ω^)「!!」

ニダーが二本のダガーナイフを手に襲い掛かる
僕は懸命に避けるがやはり素手対ナイフでは分が悪い
しかも相手は屈指のナイフ使いだ

<ヽ`∀´>「ニダニダ~、早くお前の血を見せるニダ」

ニダーのナイフが僕の頬をかすめた

(-^ω^)「くっ!!」

<ヽ`∀´>「ありゃりゃ、惜しかったニダ~♪」

ニダーの流れるナイフ捌きを受け流し、避け
僕は頭をフル回転させて打開策を考えた

(;-^ω^)(どうすればどうすれば…)

<ヽ`∀´>「さすがブーンニダ、俺のナイフを避け続けるとは」

(;-^ω^)(何か何か……あれはっ!?)

(#-^ω^)「シュッ!!」

<;ヽ`∀´>「ニダッ!!」

僕はナイフを避けた一瞬の隙を突いてニダーの鼻へジャブを食らわせる
鼻血を流しニダーが怯んだ隙に机の上に置いてあった雑誌を丸めて構えた

(-^ω^)

<#ヽ`∀´>「てんめぇ~!!」

<ヽ`∀´>「ニダ?
      お前この俺を馬鹿にしてるニダ?」

(-^ω^)「いいや、僕は大真面目だお」

<#ヽ`∀´>「ふざけんなゴラァ~!!!!!」

ニダーが怒りに任せてナイフを振り回してきた
チャンスだ、怒りで流れるような動きを失ったニダーのナイフに恐れる事はもうない

(-^ω^)「ほらほら、僕を殺さないとボスに大目玉だお?」

<#ヽ`∀´>「馬鹿にすんな~っ!!!!!」

ニダーの動き、ナイフの軌道を読み
もう一度隙を突いてニダーの鼻に丸めた雑誌で突きを食らわせる

<;ヽ`∀´>「ニダーーーーーッ!!!!」

(-^ω^)「あ~あ~、顔面鼻血だらけになって
      みっともないたらありゃしないお」

そう言って僕は大げさな笑顔と馬鹿にしたような口調でニダーを挑発した

<#ヽ`∀´>「クソガァ~ッ!!!!!」

そう叫びながら隙だらけの突きを放つニダー

(-^ω^)「甘いお」

僕は瞬時にニダーの突き出した右腕を横に避けると同時に掴み、そのまま後ろへ周って捻りあげた

右腕を捻り上げたままニダーをうつ伏せに倒す
身動きが取れなくなったニダーは必死にもがきながら毒を吐き続けた

<;ヽ`∀´>「ングググググ……放せっ!!!!!」

(-^ω^)「取り合えず質問に答えてもらうお
      お前の他に抹殺隊は後何人いる?」

<;ヽ`∀´>「へっ!!」

ニダーがそっぽを向く
それならばと僕はニダーの右手人差し指を一本折った

<;ヽ`∀´>「ンギャァァァァァァァ!!!!!」

(-^ω^)「あぁごめんお」

強引に反対側に曲げた人差し指をボキッとまた戻してやる
まぁ戻したところで動かないだろうが

(-^ω^)「ほらっ、今度は命をもらうお?」

<;ヽ`∀´>「構わんやれ!!のこのこ帰った所で俺はどの道死ぬニダ!!」

(-^ω^)「どうしても喋らないつもりかお?
      良い忠誠心だお」

<;ヽ`∀´>「裏切り者、お前は必ず死ぬ
       そこの女もな!」

从;゚∀从「えっ!?」

(-^ω^)「そんな事は絶対にさせないお…」

(-^ω^)「ほらっ、喋れお……?」

< ヽ ∀ >

(-^ω^)(舌を噛み切って自殺したか…)

(-^ω^)「…………」

从 ;∀从 「な、内藤……」

(-^ω^)「高岡、もう大丈夫だお」

僕はそうなだめるように高岡に言い聞かせた

从 ;∀从「そ、そいつ死んでるのか?」

(-^ω^)「………あぁ」

(-^ω^)「きっと君も僕と同じく標的に入れられただろう」

从;゜∀从「…………」

(-^ω^)「でも僕が守るお
      だから、安心して欲しい」

从;゜∀从「…………」

(-^ω^)「今すぐここから移動しなければならないけど
      大丈夫かお?高岡」

从;゜∀从「…う、うん……」

(-^ω^)「それじゃあ荷物をまとめて欲しいお」

从;゜∀从「分かった……」

高岡は覇気のない返事をするとノロノロと寝室へ移動して荷物をまとめ始めた

10分後、一通り準備が出来たのだろう高岡が寝室から出てきた

(-^ω^)「それじゃあ出発するお」

从;゜∀从「あっ、内藤お前血が出てるじゃないか!」

(-^ω^)「かすっただけだから大丈夫だお
      さ、行くお」

从#゜∀从「大丈夫じゃない!!
      ちゃんと治療しなくちゃ駄目だ!!」

高岡が一喝した

(;-^ω^)「分かったお…」

僕はしぶしぶ治療を受ける事にした

从 ゜∀从「救急箱は……あったあった」

高岡は僕の傷に消毒液を塗って頬に絆創膏を張ってくれた

从 ゜∀从「よし、これで良いだろ」

( ^ω^)「ありがとう高岡、さぁ出発するお」

僕達はアパートを出て外の道路脇に止まっていたミニクーパーに乗り込んだ

( ^ω^)「これが君の車かお?」

从 ゜∀从「あぁ、ちょっと年季はいってるがまだまだ走るぜ」

( ^ω^)「高岡、大丈夫かお?」

从;゜∀从「正直まだまだ大丈夫じゃねぇけど、逃げねぇとやばいんだろ?
      放心して立ち止まってる場合じゃねぇからな」

( ^ω^)「高岡は強い人だお」

从 ゜∀从「お前ほどじゃねぇよ、あんなやべぇ奴やっつけちまうんだから」

( ^ω^)「運が良かったんだお、ニダーはナイフ術は確かにずば抜けていたけど
       精神面に大きな欠陥があったから勝てたんだお」

从 ゜∀从「……そっか」

高岡は意を決したようにハンドルを握り、キーを回し、ヘダルを踏み込む
乗っているこっちが心配になるような黒煙を上げ、エンジン音を響かせ、ミニクーパーはアパートを出発した

( ^ω^)「ニューヨークまでは長いお
       途中から運転を交代しよう」

从 ゜∀从「あぁ、分かった」

外は深夜でまだ暗闇につつまれている
夜の暗闇と静寂を突き破るかのようライトが前を照らし、エンジン音を響かせ、クーパーは走り続けた

( ^ω^)「………」

ニューヨークまでの道のりは長い
きっとこの先はニダーよりも手強い刺客が待ち受けているだろう
それに彼女も守り通さなければならないのだ
僕はよりいっそ気を引き締めた


ブーンは暗殺者だったようです 完

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