赤槻春雄の自己中(仮) 化物語第三話の感想
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いまさら第三話です。
読み解けば読み解くほど深い作品です。

まよいマイマイ第一話ですが、真宵に関しては雑談をしていることが多いので今回も戦場ヶ原との会話に重点を置いて話たいと思います。
というか正直なところ戦場ヶ原の話しかしたくないというところもありますが。

第三話は母の日に公園で暦とひたぎが会話をするのがメインです。
暦はとつぜん現れたひたぎに対して見蕩れてしまうわけですが、そんなかわいいひたぎに隣に座られて暦は緊張をしてしまいます。もちろん、ひたぎも既に暦のことを意識し始めているわけですから、多少距離感をあえて詰めていたとも考えられます。
とにかく、ベンチに二人で座るにあたって近くてしょうがないことが、ひたぎの腰を下ろすシーンや暦の心の声にみてとれます。

第一話の壮大な階段のシーンと同じく、ここにも大げさな表現がなされています。
暦は小説でひたぎが近くに座ったことを語っていますが、アニメではもはや二人の体が重なるほどに、今でもキスをするかの様に描かれています。
とくにひたぎが「つまりね、阿良々木君。阿良々木君がなんと言おうと、私はあなたにお返ししたいと思うの。それが終って、はじめて私たちは対等な友達同士になれると思うの」「友達…(泣)」のシーンなんかはひたぎが暦のほうにどんどん乗り出して行って、緊張感が高まる場面です。
ここで緊張しているのは場の空気であると同時に、暦の心の中であります。
ここでは「今にも告白されそうな空気」を感じとった暦がひたぎを意識してしまった緊張っであります。しかし、友達と言われた後はそのような幻想(?)はすてて自然にひたぎと話せるようになったわけです。
これは暦の突っ込みのキレが変わったことからもわかります。

この後、また場が緊張するシーンがあります。以下です



「そういうリアクションは凄く大きいのに、人間は小さいのね。でも阿良々木君はどんなに小さい人間でも、私は見捨てたりしないわ。阿良々木君の人間の小ささにちゃんと付き合ってあげる」
「微妙な物言いだよな、それも」
僕は目線を落とした。戦場ヶ原のものの物差しがいまいちつかめない。
「だから、阿良々木君の人間の小ささに関わること以外で、なにか困ったことはない?」
「今度はどんな罵倒が僕に浴びさせられるのかな?」
僕は頭をあげて、再び心の警戒レベルを上げた。
「器が大きくて素敵だわ」
「むりやり誉めてんじゃねえ!」
「本当に何もないの。勉強を教えて欲しいとか」
「それはもう、諦めている。卒業できればそれでいい」
「じゃあ、卒業したいとか」
「普通にしてりゃできるよ」
「じゃあ、普通にしたいとか」
「喧嘩売ってるんだな。そうなんだな!」
「じゃあ、そうね。……彼女が欲しいとか」
「……欲しいっていったら、どうなるんだ」



このシーンでは暦とひたぎの顔のアップが交互に流れます。そして段々とズームアップしていくわけです。
そして心臓の鼓動の効果音が流れていますが、ひたぎのアップのときに流れて、「彼女がほしいとか」の部分で途切れます。
これはひたぎを見ている暦の鼓動なのか、それともひたぎ自身の鼓動なのか…
この場合はおそらくひたぎの鼓動であると思われます。後々告白することになりますが、ひたぎはこのとき暦に鎌をかけていたのです。