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いやいやながら女装

この場合、学園物は定番過ぎると、時代劇の萌えあらすじを。


ある城に政略結婚をさせられそうな姫がいます。だが、姫には相思相愛の身分違いの相手がいて、ふたりで駆け落ち、でなければ心中しようかと。
そこで、姫の恋人に密かに恋をしている若侍が、恋する相手に悲しい思いをさせたくないがために、自分の想いは胸に秘めたまま、泣く泣く想い人の恋を成就させようと、深夜、ふたりを手助けして逃がしてやります。
当然、翌朝城は大騒ぎ。姫は居ないは、婚姻の日取りまで間がないは、なんせ弱小国ですから、この結婚を破棄して相手の大国に恥をかかすなんて死活問題。
そんな大騒ぎの中、姫を手助けして駆け落ちさせたのが、若侍だとばれて、責任を取って切腹させようかという事に。若侍も元よりそれは覚悟の上、白装束を身に纏い、いざ切腹をしようとした所、若侍の美貌に目を付けた侍従が、別の形で責任を取らせるのも一計。姫が見付かるまで、その若侍に身代わりになってもらいましょう。顔立ちも少し似ていることもありちょうど良いと、提案。
そこで、試しに無理矢理女装させてみたところ、これが思いの他、惚れ惚れするような美しさ。姫よりも美しい位。相手の大国は当時の事で、姫の顔も良く知らないのをこれ幸いと、姫の身代わりに結婚させて、暫く誤魔化そうとなります。若侍は、そんな事なら切腹をと望むのですが、当然拒否できる訳もなく、恋敵でもある姫の身代わりに、祝言を上げさせられてしまいます。
相手国の殿は女装した若侍を一目見て、いたく気に入り、美しい姫を貰ったと大満足。
ここで、弱小国は一先ずほっと胸を撫で下ろす訳ですが、若侍にはこれからがてんやわんや。祝言の席上は何とか誤魔化せたものの、何時男とばれるか分からない。第一、夜の伽はどうにもなるもんじゃなし、しかも、相手の殿は若侍を姫だと信じて疑わない訳ですから、夜毎迫ってくる。何とか幾晩かは、逃げ回って槍過ごしたのですが、当然、何時までも隠し通せるものじゃなし。
とうとう、組み敷かれてばれてしまいます。ところが、この殿様、実は男色の趣味が元々ありまして、男でも全然構わない処か、寧ろ大歓迎。祝言の時から若侍にぞっこんだったものですから、嫌がる若侍は哀れ、そのまま押さえ付けられて殿の餌食に。
その上、女装した若侍の妖艶な躰に、殿は事の他満足なされ、弱小国に次に女の子が産まれたら、その娘を人質に出せばこのままでも良いと、おとがめ無しに。
哀れなのは若侍ですが、泣く泣く、夜毎の伽の相手を為せられるうち、何時しか、躰が慣らされて、引き裂かれた心にも殿が入り込み、恋仲に。これでドタバタの悲喜劇は目出たし、目出たしと相成ります。