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そろそろコタツ出さない?

「そろそろコタツ出さない?」

そう、あいつが俺に対して言ってくる
いつものように、俺の部屋で2人、テレビをなんとはなしに見ていた時のことだった。
確かに、そろそろ寒くなってきた。広くはないが、一人で住むには十分な広さに、
二人きりで体を寄せ合っていても、震えてしまう。
暖房器具が欲しくなるのも頷ける。
でも
「出さない。」
断固として俺が断ると、あいつは子供のようにふくれっ面になって
「寒いよー出そうよーケチー。」
しばらく文句を言っていたが、俺の意思が変わらないことがわかると、拗ねたように
黙ってしまった。
それでも、時々俺の横顔を盗み見ては怒ったような顔をしているようで、
まだまだ諦めていないようだ。
「なんと言ったって、まだ出さない。」
止めの一言を言うと、あいつはそれきり黙ってしまった。
完全に拗ねたようだ。

バカ野郎。
コタツ出したら、お前とこうやって体を寄せ合う口実がなくなるじゃねーか。