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むっちゃ元気!

「おい。起きろよ。起ーきーろ。」

良い夢を見ながらレム睡眠を貪っていた攻めはぺちぺちと頭を叩かれる感触に目を覚ました。

「んぁ……?」
「昼休みだぞ。いい加減起きろよ」

目の前には呆れ顔の受け。
そうだ、さっきまで見ていた夢にも受けがいた。そしてあんなことやこんなことや……。
寝ぼけた頭で反芻する。

攻めは入学当初に受けに一目惚れをしたものの嫌われるのが怖くて何も言えずにいる。
ヘタレである。

「メシどうする?食堂行くんなら付き合うぞ」
「あー……。」

寝ぼけ半分で立ち上がりかけた攻めの脳は急速に覚醒した。
高速で再び椅子に腰を下ろす。

「行かねーの?」
「いや……ははは先行っててくれねー?」

立ち上がれない。立ち上がれるわけがない。
何故なら勃ち上がっている。まさにむっちゃ元気!な状態?
先ほどまで見ていた淫夢による生理現象だ。
そんな攻めの様子に受けは訝しげに眉を寄せ、顔を覗き込む。

「顔赤いぞ。熱でもあるのか?こんなところでうたた寝してるからだろ、保健室行くぞ。」

こういうときの受けは有無を言わせない。
腕を強く引かれてうっかり立ち上がった攻めはずるずると引っ張られながら保健室に向かった。
後ろをついていく形になったのでテントを張った股間に視線が届かないのが幸いだ。
周りから見たらどうだかわからないが。

『本日急用のため午後から外出します』

ボール紙に下手な字で書かれただけの札が保健室のドアにかかっていた。
受けはちらりと札を一瞥したが気にせず中に入って行く。

「寝るだけだったら別に誰もいなくてもいいだろ」

そういって振り返った受けの目が攻めの股間に吸い寄せられた。

「あー……悪ぃ。なんか、あー……。」
「いや、別にそんな……。なんつーか……。」

気まずげにぼそぼそと口の中で呟いて俯きあってしまう。
そんな状況でも頬を染めて俯いた受けの可愛らしさに、股間がさらに盛り上がる。
気持ちとは裏腹に股間だけは超元気。

「とりあえず…抜かね?痛いだろ、それ。」
「んなこといっても……ここでか?」
「……手伝ってやるから。」
言葉の意味を聞き返そうと口を開きかけた攻めよりも受けが股間に手を伸ばすほうが早かった。
器用にジッパーを下ろし、中に手を突っ込む。

「でかくねえ?俺のこんなにない……。」
「………。」
「人の触んのなんか初めて……。なんか興奮する…。」
「なんか、ずりぃ……。お前も脱げよ。」
「ん……。」

夢の続きを見ているような気持ちで受けが服を脱ぐのを眺めている。
本当にこれは夢じゃないのか?

「何でここまでするんだよ……。」
「笑うから言わねぇ。」
「いまさら何言われても笑えねーよ。」

沈黙。
お互いの出方を伺うように黙り込む。
先に口を開いたのは受け。

「………好きだから。……ごめん、気色悪ぃとか…思ってもいいから。」

言い終わる前に受けをベッドに押し倒す。
言葉途中の口を塞ぐ。

「……俺も好き。……って、やっと言えた…。」
「…マジ?」
「マジ。」
「……ドア、鍵かけたっけ?」