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なんでも受け入れちゃう総受け冷蔵庫に熱烈片思いの電気ポット

まったく、腹の立つことばかりだ。

連中は今日もあいつを押し開いて、手当たり次第に突っ込んでいく。
セロリ、にんじん、ねぎ、牛蒡…長物を入れるな長物を!

いつまでこんな事続けるつもりだ?一度だけそう聞いたことがある。
壊れて捨てられるまでかな、とあいつは言った。何の感慨もなく。
あいつだって何も好んでやってるわけじゃない。かといって嫌がる様子もない。
僕に出来ることなんてこのくらいだし、なんて
日がな一日、見せつけられてる俺の気持ちにもなってみろと言いたい。

あいつの事なら何でも知ってる。
人一倍電気を食って、絶え間なく働いている。唐突に黙り込んだりする。
来るものは拒まず、限界ギリギリまで受け入れる。
中はクールなヤツだけど、裏に温かな面を隠し持っている事も、全部知っている。

どうしてあいつが、あんな目に遭わなきゃならないんだ。
壊れるまで続くと言うなら、今すぐに俺が壊してやれたらいいのに…。

グラグラと音がして、たちまち目の前が熱く歪んだ。