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生徒会長な優等生×不良生徒

「あとで生徒会室に来てくださいね」
「……うっぜー…」

抜き打ちの校門前検査。
まあ、事前に知らせていても結果は同じだっただろうけど、案の定彼は違反箇所10項目以上
突破の罪にて生徒会室ご招待と相成った。
本当ならこの場合職員室なんだろうけど、進学校として有名なうちの学校には彼を御せるような
教師はいない。
それをいいことに僕が買って出たわけなのだけれど。

「やあ、来たね」
「お前、チェック細かすぎ。神経質とか言われねえ?」
「だってそれだけ細かくチェックしなきゃ君をここに招待できないからね」

おいで、と手を伸ばすと不機嫌な表情を作りながらも素直に身体を預けてくる。
抱きしめると煙草の匂いが鼻を掠めた。

「喫煙で停学なんて食らわないでくれよ。君が来ないと寂しい」
「恥ずかしいこと言ってんじゃねーよ、バカ」

僕の指導がいいから君が真面目に投稿するようになったって、教師たちは思ってる。
バカだねえ。何でも知っていますと言った風な教師たちがこんなことも気づかないなんて。
可笑しくなって、小さく笑う。

「……なに笑ってんだよ」
「君がいてくれると幸せだなって思って」
「嘘付け」
「うん、嘘。本当は今日どんな指導をしようかと考えてた」
「変態」
「ありがとう」