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イケメン絶滅計画

「ああああああああ!もう俺よりイケメンは皆死ね!」
「なんすか、そんな俺への殺意をアラワにして。人類滅亡願うなんて先輩らしくないですよ」
「さり気無く馬鹿にされた!」
「大丈夫。世間には顔より中身が大事だって人は沢山………うん。それなりに沢山いますから」
「慰めてると見せかけて傷口にハバネロ塗りこまれてる!畜生モテの神に愛されたイケメンめ!」
「…で?なんかあったんですか?」
「…………彼女に振られた」
「またっすか」
「また言うな!てか、俺の何が駄目なんだよー…」
「まー、顔はフツメンっすよね。成績も普通、スポーツも人並み、女子供には優しいし男友達も多い。別段目立つ悪い事も、善行アピールもしない。いたって普通」
「お前それ絶対褒めてないよな?」
「褒めてますよ。俺は先輩みたいに皆に平等にとか出来ないし、他人より自分が一番可愛いです」
「うそくせー」
「褒めてますって。こんな、顔に反比例して性格悪い、女に好かれて男に嫌われるイケメン後輩にも優しいじゃないっすか」
「さりげに自己評価高いよなお前」
「俺、先輩好きっすよ」
「どーも。つかこれで5人目だぞ。長くて一週間最短半日ってどーゆーことだ」
「先輩、良い人だけど恋人にはつまんないって事なんでしょ」
「やべー。凄い傷ついた畜生イケメン滅びろ誰でもいいから恋人欲しい!」
「イケメンが死滅しても、先輩が地味なのは変わんないんじゃ?」
「黙れ!恋人より取り見取り掴み取りなお前に何がわかる!」
「俺、これでも入学以来ずっと片思い中っすよ」
「マジで?!」
「マジでマジで。今もこうやってアピールしてんのに気付いてないし」
「…は?」
「俺、先輩好きっすよ」
「…は?」
「I love you」
「…え?」
「誰でもいいんなら、俺とかどうっすか?俺は性格悪いけど恋人には優しいっすよ」
「………しばらく考えさせて貰ってもいい?」
「ういっす」