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中ボス

姫という人質をとり、勇者を我が城へ誘い出すことに成功した。
罠を仕掛け、挟み撃ちにした!これで勇者は終わりだ!
…そう思っていたのに、
「姫を放してもらおうか!」
何故玉座に辿り着いてるんだ!
必死で部下を必死で呼ぶが来ない。
クソ、こんな時に何をやっているんだ…。
まさか、全滅したとでもいうのか?
「放さないというのなら、実力で取り戻してやる」
ええい、どいつもこいつも役に立たない!
仕方ない、我が直々に相手をしてやる。
「やれるものならやってみろ!返り討ちにしてやる…」
「そうやって余裕でいられるのも今のうちだ!」
我は自慢の爪で勇者を切り裂こうと襲い掛かった。
さあ、苦痛で歪む貴様の顔を見せてもらおう!

…我が負けた…だと?
立ち上がる体力などなく、勇者の前で無様に倒れてしまうなんて…なんという屈辱だ!
…勇者が我の方へと近寄ってくる。
そうか、止めをさすのだな。
魔王様…お役に立てなくて、申し訳ありません。

「オマエの強さって中途半端だな」

「…何…だと?」
「良くてせいぜい中ボス程度。魔王もこんな奴に俺の討伐任せるなんてナメてるんじゃない?」
クソ、言いたい放題いわれるなんて…
意識が朦朧としていなければ、こんな奴…
「オマエなんて倒す価値もないよ」
そう言って勇者は止めをささずに、人質の姫を連れて行ってしまった。

…許さんぞ!
止めをささなかったことを後悔させてやる。
それまで首を洗って待っていろ!
間違っても我以外の奴なんかに倒されるんじゃないぞ!