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静かな雪の夜

「うひぃ、寒い」
「ガマンをしろガマンを!娘の喜ぶ顔のためだ」
「あんたは親だからいいでしょうけど、ボク無関係じゃないっすか?」
「ええいウルサイ、娘は、千佳はなあ、お前の買ってくるプレゼントだと妙に喜ぶんだよ」
「それって単にボクが懐かれてるってだけなんじゃ…」
「いいや違うな、お前にプレゼント選びの才能があるんだ。だからこうしてついてこさせてやってるわけだ」
「この時ばかりは千佳ちゃんを呪いますよ……っクシュン!」
「…あれ、パパァ?」
「ち、千佳!!?!?」
「千佳ちゃん!?どうしてここに…お家で留守番してなきゃダメじゃないか」
「んっとね、窓の外から、パパと真治にーちゃんが見えたから。ねーどこいくの?千佳もいくー」
「…どうしますか?」
「だーしょうがない。お前抱っこ係な」
「ハァ~!?何でボクがそんな母親みたいなマネ」
「さむいよ、真治にーちゃあん」
「……仕方ありませんね~~~~」
「おいっ、その抱き方はなんだよ、女々しいなあ!男だったらもっと大胆に担げよ!」
「うるさいなあ、っていうかアンタいつも千佳ちゃんをそんな風に抱いてたんですか!?ありえない」
「うふふふ」
「どうした千佳?」
「ふたりとも、ふーふみたい~」
「フーフーだとよ。スープが飲みたいのかもしれん、スープバー行くぞ」
「『ふ』と言ったらふ菓子でしょうが!アンタ本当に日本語ダメですね!」
「あんだとぉ!?」