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「なあ、もしもの話しようぜ」
「明日地球がなくなるなら何したいー? とか? 俺とりあえず屋上から愛を叫ぶ!」
「誰にだよ。……そういうんじゃなくてさ、もっとこう、身近なかんじで」
「ひーみーつ!……身近?」
「たとえばー、もしも俺が女だったらどうする? とか」
「えっ! たっつん女だったのかよ! それ何てエロゲ?」
「ちげーよ。つーかお前、俺と何年の付き合いだよ。俺の裸さんざん見てるだろーよ。バッチリついてます。お前よりデカいです」
「いや、いやいやいや。知ってる。知ってるけどノってやっただけ。あとね、男はデカさじゃない。心意気!」
「うん。で?」
「だから……え、えー……うん。とりあえず、おっぱいもましてもらう」
「おっまえ……即物的すぎるだろそれ。
 エロゲとかなんとか言ってたときも思ったけどいい加減思考が下半身直結すぎだよ」
「そんなもんだよ、男ってのは。でもま、……変わんないな。たっつんが男でも女でも、たっつんだし。
 俺きっとたっつんのこと好きなまんまだよ」
「うん。最初からそう言っとけば良かったね。今のとこだけだったらヨウちゃん最高に男前だった」
「えー……」
「エロゲとかおっぱいとか言いすぎだから。……しょんぼりすんなよ」
「凹む。つーかさ、逆にたっつんはどうすんの。俺が女だったら」
「俺も変わらないかなー。……あー、でもやっぱ変わるかも」
「なになに? たっつんにだったら俺、女版俺の処女あげてもいいよー」

「うん、もらう」
「……やっぱやだ」
「なんでだよ、くれよ」
「俺やっぱ、そういうの大事にしたいタイプだもん。たっつんに弄ばれるのはイーヤー!」
「もしもの話でどんだけ必死なんだよ。……大丈夫だよ、優しくしてやるし」
「……んでもさー、たっつんはぶっちゃけどうなの? 勃つの? 抱けんの? 女っつっても俺だよ?」
「うーん……ぶっちゃけ余裕」
「すげー……さすがだね! たっつんすげー……!」
「だって俺お前好きだし。愛してるし。抱けるわ普通に。襲うかもしれんね」
「ぎゃー! 恥ずかしい! でも地味にうれしい! 何これ恋?」
「恋なんじゃね? ……つーか恋にしない?」
「……は? えーと、もしもの話?」
「じゃなくて。俺、お前のこと好きだわ。うん。恋だわ。
エロゲとかおっぱいとかアホ面で言ってるとこ見てても冷めないんだからホンモノっぽい」
「……………とりあえず屋上行ってくる」
「……そんな嫌だったか、ごめん」
「ううん。……ちょっと愛とか叫んでくるだけ」
「……俺とお前の未来とかが終わるからやめとけ」