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生クリーム×シフォンケーキ←ミント 

シフォンはいつもふわふわして何が楽しいのかにこにこ笑っている。
 生クリームはそこが気に入らない、なぜかイライラする。
 だからちょくちょくいじめたくなる。
「おまえな、もうちょっとしっかりしろ」
「あ。生クリームくん、どしたの~?」
「どしたの、じゃねーよ。おまえはな、もう少しケーキとしての弾力を……って危な!」
 完全に生クリームの方を注意を向けていたせいで、
ふらふら体を揺らしながら聞いていたシフォンは皿から落ちそうになる。
 あわてて生クリームがシフォンを抱きよせた。ミントの香がふっと鼻をつく。
「あ、おまえ今日ミントの匂い……」
「そだよ。今日はミントだよ~」
 生クリームは半分聞いてなかった。
(うわーふわふわする!ふわふわするよー!)と半ば陶酔しかけていた。
 ミントの香に酔いそうだ。畜生、たまんね。
 しかし、はっと我に返る。
「……そうじゃなくて、危ないなおまえ、ちゃんとしてろ!」
「う、うん。ごめんね……」
 そういって顔をあげたシフォンの口元に、自分の生クリームの欠片がついていた。
 抱きしめたときについたらしい。それを見た途端、生クリームの血糖値があがった。
「畜生、おまえはピュアすぎんだよ!」
「え、今日は僕ミントだよ?」
 無垢なシフォンケーキをみていると自分(の想像)が汚く思えるんだ……、と
夜毎、生クリームはマーガリン氏、ジャム氏らに相談しているという……。