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性別受けっぽい×鬼畜攻めっぽい

「なあ、昨日来た転校生、超可愛くね?」
「見た見た!2組の奴だろ?ありゃすぐに食われるな」

男子校の会話として正しいかはさておき、授業中であることを思い出させる。

「渡辺と佐々木、前に来てこの問題を解け」

見せしめを作れば他の生徒はうつむくだけ。私と目が合わないように、と。
不愉快だ。
チャイムと共に安堵の表情を見せる生徒たちに明日までの課題を告げ、退室した。
廊下には2組の生徒がたむろしている。

「秋山、次の授業の資料を取りに来い」
「氷月先生」
「すぐにだ」

他からの非難の声など聞こえない。クラスメイトに手を振る秋山を連れ、数学準備室に入る。

「先生ってばヤキモチ?」
「違う。これを運べ」
「わかりました。また放課後来るね」

言葉と共に口づけを一つ落とされる。
睨むとごめんね、と首を傾げながら謝ってきた。

この愛らしさに負け、いつもこいつのしたい様にさせてしまう。
自分の弱さに呆れながらも、あの言葉が聞きたくて。

「氷月、愛してるよ」

きっと今夜も抱かれてしまう。