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ポイ捨てされたガムと靴

その人が僕に興味があるうちは良かった。
しかし僕を最初に受け入れてくれた人は
執拗かつ念入りに噛み付いた後、唐突に捨てた。
それ一度きりでもう2度と会えなかった。

焦りと、ショックと、やり場のない怒りに震えながら、
僕はただ呆然とそこにしゃがみこんでいた。
どうしたらいい? 何をすればいい?
回らない頭で必死になって考えていると、
どこからか僕のそばに近づいてくる音がある。誰かが来たらしい。

そうだ、そいつにこの想いをぶつけてやる。
服を剥ぎ取られ、身体を揉みくちゃにされ、
歯形までつけられたこの身体に残る想いの全てを、
僕を捨てたあの人を忘れるほどの勢いでぶつけてやる。

あと10m。5m。3m。1m…。

無我夢中でそいつにしがみつく。
離すものか。
この身体に刻まれた跡が乾いて消えるまで、僕は絶対に離さない。


…ガムとの激しいプレイの後はきちんと服を着せ直して
ゴミ箱へと送り出してあげましょう。