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介抱


おっ、おはよう。あーこらこら待ちなよ。大丈夫。寝てていいからさ。朝はご飯とパンどっちがいい?え、食う気がしない…ごめんごめん。
そうだよね、病み上がりだもんね?しかし丸一日寝ててお腹空かないのかい?はぁ、空いてるけど食べる元気すらない。そいつはいかんね。じゃあまずはおじやからかな?
勝手に決めるなってもなあ。その様子じゃ取り込みやすいものからじゃないと。はいはい大丈夫だから。寝てていいってば。
いやーにしてもびっくりしちゃったよ。うちの目の前の電信柱の根元に転がってたんだから。話しかけてもあー、とかうー、とかしか言わないし。
え、荷物?ああ、それなら、ちょっ、ちょっと、ほらあそこだよ。中身は見てないさ。服?ひどく汚れてたからね。洗濯しておいたよ。いいじゃないか、いくらか大きい見たいだけど男同士だし。
しかし、なんだってあんな風に行き倒れるハメになったんだい?え、あ、いや、悪いね。少し気になっただけなんだ、ずいぶん若いみたいだし。話したくなければいいんだよ。ん?ふんふん。あーなるほど。そういう訳で。いやはやご苦労様だね。
あっ、おじや出来たよ。ほら、あーん。こーら、こぼれたらあっついよ?一応病人なんだから遠慮しないで。はい。
そうだ、治るまではうちに居てくれるかい?いやいや、別に、拾っちゃった以上は責任持たないとね。うん、だーいじょうぶ。治ったら好きにしていいからさ。とまあ、これからよろしく。そうだ、お名前は?一番大事なことを聞き損ねてたよ。はっはっはっは。