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軽音楽部×バスケット部

「あ、またあいつだ」
体育館の扉から見える音楽室の窓に、一人の生徒がこちらを見ている。
最近良く目が合う奴だ。名前は、知らない奴はいないであろう、隣のクラスの、真野卓也だ。
薄茶色の髪に、187cmの長身、がっしりとした体格の上にある彫刻ような整った顔。
「バスケ部、結局入んなかったな、あいつ・・・」
1年の初め、今いるバスケ部の先輩から散々声をかけられたにも関わらず、奴は当時ハマったというギター
をやる為に軽音楽部へ入った。
俺、崎谷成海はと言えば、身長は174cmあるものの、男っぽくありたいと思えば思う程、身長に似合わない
童顔が嫌になるほどだ。名前が名前だけに、「なるみちゃん」と男からも呼ばれる。カッコ良くなる為に
バスケ部に入ったのに、今やマスコットと呼ばれ、不甲斐無い部活生活を送っている。

その日の放課後、俺は部活の当番掃除が長引いて、部室に戻ったのは6時過ぎだった。
短パンはそのままでとりあえず汗を掻いたから着替えようとTシャツを脱ぎ、顔を洗いに洗い場へ行った。
バシャバシャと洗ったあと、タオルで拭きながら顔を上げると、目の前に卓也がいた。

「あれ、お前・・・どしたの?びびるじゃん」
近くで見れば見るほど整った顔。キレイな眉、鋭角的な顎のライン。切れ長だが意思の強そうな瞳。
俺はなんか知らないがドキドキしていた。自分が上半身裸なのが少し恥ずかしかった。
「なるみちゃん、なんでオレんこと見てんの?」
からかうように卓也がくすっと笑った。
「へ?何がだよ。テメ訳わかんないこと言ってねぇで帰れ」
部室に戻ろうとすると、腕を一気に捕まれ、コンクリートの壁に押しつけられた。
「・・・ってぇ。あにすんだよ、テメ」
「何するって、味見するの」
俺がまた聞き返そうとして顔を上げた時、いきなり卓也が乱暴に唇を塞いできた。
「・・んっ・・んぁ・・・」
抵抗しようとすればする程、奴の力が強くなっていく。いきなり舌がくちゅっと入れられた。
「はっぁ・・・・オメ・・何?・・・ぉ・・い」
続けて耳を舐められ、俺は変な気分になった。ぞくりと背筋から伝わるものがあり、
ぎゅっと体に力を入れたら、股間が固くなっていることに気づいた。
「へぇ?なるみちゃんやっぱそうなんだ?おもしれー」
「バカいってんなっ・・・離せっ・・・」
いきなり卓也は股間のモノを布ごしにつつっと触り始めた。そして、人差し指で、先端をこする。
「あっ・・・ん・・はぁ・・・あ、あ」
卓也は意地悪そうに笑って、
「ごめんねーオレ、ギターで指テクだけは誰にも負けないんだわ。
ちょっと狂わせてみていい?お前のこと」
俺は何も考えられずに、ただ卓也の愛撫に息を荒げて、意味のなさない嬌声を
夕暮れの体育館の前で、あげるしかなかった。