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踏まれにきました

――踏まれにきました。
ああ、そんなに口を大きく開けないでください。みっともない顔が更に締りがなくなりますから。
え? 言い間違い? そんなわけないじゃないですか。あなたのような頭で思ったままのことを考えもせずに口にするとでもお思いですか? もしそうなら心外です。
三歩歩いたら大体のことを忘れてしまうような軽いおつむのあなたには、私の気持ちなんてわからなくて当然ですけれども、私が冗談でこのような頼み事をしにくるとでも?
何困惑したような表情してんですか。全く可愛くありませんよ。
キョロキョロ挙動不審になるんじゃありません。一体いくつなんですかあなたは。全く、これで私よりも年上だというのだから嘆かわしい。
……仕方がないですね。耳の遠いあなたのためにもう一度だけ言って差し上げます。
私を踏んでください。
その身長に反して大きな足で、私の背中に体重をのせるようにして踏んでください。
私個人としては靴を脱いでいただいて、あなたの足の裏が背中に密着しながら踏まれたいと思います。
もしもあなたに女王様趣味があるというのならばハイヒールで踏んでいただいても構いません。サイズがあればの話ですが。
ああ、それと私を踏むといっても片手間に踏むのはダメですよ。私のことを見ながら踏む、見なかったとしても私のことを考えながら踏んでください。
まさかテレビの野球中継を見ながら踏むなんて言わないでしょうね。
え? 踏まれたい理由ですか? あなたが好きだからに決まってるじゃないですかそんなこともわからないんですか。
はい? 違いますよ。私の顔が赤いのは今から踏まれるであろう期待と興奮からです。断じて告白の照れなんかではありません。
ああもぅ、御託はいいから今すぐに踏んでください!