※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

子供じゃない!

「免許証と保険証、クレジットカードに社員証、好きなの選べ」
「――――ごめんなさい」

好きな人に振られて、自棄酒を飲もうと思ってコンビニに行ったら、高校生に間違えられた。
むしゃくしゃして財布の中にあるカード全部ぶちまけてやったら、店員に平謝りされた。
その姿に、ちょっと気分がよくなって意気揚々と酒を買い、家について財布丸ごと置いてきたことに気づいた。

「免許証と保険証、クレジットカードに社員証、アナタの財布と僕のアドレス、全て預かっています」
「――――お前のアドレスはいらない」
高校の制服に着替えた笑顔の店員に、俺は丸めた紙を投げつけてやった。