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オナニー目撃(するされる)シチュ

暑くてだるいからオナニーすることにした。
ひとり暮らしになってから、何の気兼ねもなく昼間から好きにできる。大学生万歳。
携帯でお気に入りのエロサイト見ながら開始する。
眠たかったので股間は最初から半起ちだった。ズボンの上から軽くなでると、すでにじんわりいい感じだ。
固い布越しに数回こすってから、さっさとボタンを外して尻まで下げる。
トランクス越しの感じも好きだから、そこでもちょっとしごくと微妙な感じがまたよくて、完全にスタンバった。
今日はノリノリだ。気持ちのいい一発になりそうな予感がひしひしとする。
エロサイトも、新着が好みど真ん中のマッサージもので、握る手にも力が入る。

もちろんこの場合、力っていっても実際の力じゃない。他人は知らないが、俺はゆっくりやんわりやりたい方だ。
早漏というわけじゃないが、今日みたいにノッてる場合、あっという間に気持ちよくなって出ちゃうとなると、もったいないと思うわけだ。
これも他の奴と関係ない話だけど、俺は一日一回やれば満足なタイプ。いや、性欲弱いんじゃないよ、弱くないと思うけど、賢者っていうか、出すともう一回はできない。
だから一球入魂、ゆっくりと、ツボをつきつつはずしつつ、力加減を考えながらこころゆくまで一人の時間を楽しみたいと思うのだ。

棒をこする。あまり早いとすぐ高まるのでゆっくりと。でも今日は波が来るのが早い。そこで、先っぽをぬるぬる責めて気をそらすことにした。
液も多い。今日はとことん高みをめざせそうだ、と感じながら携帯を捨てて目をつぶる。
両手が空いたので左手はやわらかい袋をもむ。毛を撫でてくすぐったさを心地よくあじわいながら、さっきまで画面で見ていたおっぱいに思いを馳せる。
足がつっぱって、自然に腰が動く。絶好調だ。もう、手を早めてもいい。ぬるぬるをできるだけ広げて、皮の可動領域いっぱいにしごき上げると、絶頂の衝動があっというまに高まった。
出る!

『ピンポーン』
心臓が止まる衝撃。ドアチャイムが鳴ったのだ。今、この瞬間に!
「高橋ー、いるー? おーい」
……園屋だ。こうして時々突然に訪ねてくる奴。いい奴だが今は最悪だ。
できることはただひとつ、息をひそめて居留守を使うこと。大丈夫、カギはかかってるはず……頼む!
「おーい、ジュース買ってきたぞー」
なかなか園屋はあきらめない。ようやく園屋が帰ったのは、俺のものが十分に萎えて乾いた頃だった。
あぶなかった。生涯にあるかないかというピンチだった。
……で、そのあと俺は続きをした。意外なことに中断後のオナニーは想像を絶するほど気持ちよく、俺は新しい世界のドアをあけたと思った。
一度、無理矢理やめる、そのあとまたやる。名付けてお預けオナニー。くせになった。

──まさか、必ず園屋を思い出すことまでくせになるとは思わなかった。
中断するための萎える要素としてあの瞬間の園屋を思い出しているうちに、オナニーと園屋が結びついてしまった。
罪悪感で起たない手段のはずが、どこで入れ替わったのだろう。
『おーい、高橋』
気がつけば、園屋の声を思い出しながらやっていた。
今では園屋を思わずにはイけない。
いや、それ以上にヤバいことに、逆に、園屋を見ると妙な気分になるようになった。

「……何?」
夕飯の帰り道、園屋の手を握った。
園屋は不思議そうな顔をして、それがたまらなくキた。
おかしな回路が俺の脳内でつながっている。
好きになった子に欲情するのなら、欲情する相手を好きになるのもありなんだろうか。