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腐れ縁

「またおなじクラスだよ~、これで10年目だぜ?晴れて二ケタ!」
「ほんとに腐れ縁だな.」
高2のクラス替え.
小学校の時からずっとおなじクラスで過ごしてきたこいつと、またおなじクラスになった.
ここまで偶然が重なると、だんだん俺たちが一緒にいることが必然のように思えてくる.
それ以上に最近、こいつと話すときに胸の奥に妙なわだかまりを感じる.
今の関係、要は親友に、満足しているはずなのに.
…何処か胸の奥で、それ以上の気持ちを欲しがっているような気がする.


「またおなじクラスだよ~、これで10年目だぜ?晴れて二ケタ!」
わざとおどけて、俺の隣にいる親友に言ってみる.
「ほんとに腐れ縁だよな.」
そんな答えが返ってきた.
小学校の時からずっとおなじクラスで過ごしてきたこいつと、またおなじクラスになった.
正直、それがとてもうれしい.
こうしてこいつと一緒にいるたびに、ふと思い出すことがある.
小学校入学直前、幼稚園の先生に『好きな人はいるの?』と聞かれて、
二人でお互いの名前を叫んだこと.
お前が今どう思っているかわからないけど、俺の好きな人はまだ、初恋のままだから…

駄文失礼しました.