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一番嬉しかったこと

「あー、マジ寝れねー!!うひょー!!」
「ちょっとは落ち着け。」
「だってあんなゴール決めちゃったんだぜ俺、すごくね?」
「はいはい、すごいすごい。」

まあこいつが興奮するのもわかる。いい選手がたくさんいて
若手はなかなか出られないこのチームでようやく巡ってきたチャンスを
きっちり物にした、しかもそれが首位を倒す一撃だったんだから。
というわけで寮に帰ってきた後もいつにも増してマシンガントークな訳で。

で、もちろん嬉しいわけだけど、自分は結局ベンチを暖めただけで終わった、
だから、できれば次は…

「でもさ、次はさ…。」
「なんだよ。」
「…お前のパスから決められたらいいなって。」

そういって少し照れたように笑った。こういう顔を見られるのはきっと俺だけだ。
だから胸の奥に少しあった嫉妬や焦りが消えた。

「俺も頑張るよ、次は出られるように。」
「そうだよ、俺たちでもっと強いチームにしてこー!!」