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行き過ぎた友情

俺と山田は親友で、赤ん坊の頃からずっと一緒だった。

家が向かい同士で、小学生の頃にゲームの通信プレイがお互いの部屋にいても繋がる事を発見してからは、夜に窓を開けて大声で話しながら徹夜でゲームした。(声が大き過ぎてお互いのかーちゃんに怒られた)

出席番号が男子の最初と最後で、クラスが一緒になると良い具合に隣の席になった。(授業中に話し過ぎて先生によく怒られた)

いつも一緒だった。ある日山田が「一緒にいすぎてお前に秘密なんか一つも無い。何でも話せるしな!」と言われた時はすごく嬉しかった。

けどな山田、俺にはお前に秘密がある。話せなかったことが一つだけある。
ただ一言、好きだと言うことだけが言えないんだ。

けれど俺は、今日もお前と一緒にいるために、この気持ちを封印する。

これはきっと、行きすぎた友情だと信じて。