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受けに乳首責めされて喘ぐ攻め

喘ぎ攻めに萌える!
ここはひとつ主従関係、主×従でどうだろう。下克上要素が二度美味しい!

例えば攻めは冷えた焔のような王。
自信に溢れた燃える獅子の瞳と牙を隠さず、しかし世の勝利者が必ずそうであったように、
機を窺い獣の息を殺す慎重さは凍えるほどに冷静で、ひとたび燃え上がれば勢いは破竹。
誰もが彼を敬い、恐れ、生きた伝説──怖ろしい神のように周りの人間は魅了された。

そんな君主には、古くから影のように付き従う部下が居た。
一見目立たず、有用な奏上を皆の前で行うわけでもなく、外地で華々しい戦果を挙げるわけでもない。
しかし王は彼を重用し、遠征の時には彼に内地の全権を任せ、第一の者だと言って憚らない。

古株であるだけの腰巾着。王が彼を手放さないのは、使い慣れた道具なだけに『具合が良い』のだろう……、
そのように謗る声は隠されようともしなかったが、部下は静かな無表情を崩そうともしない。
ただ、過去に彼のことを引き合いに王自身を謗る者があった時、相手を叩き切らんとする烈火の如き怒りを見せたこともあるが、
王のとりなしを受けて以後はそのような事もなくなった。

傍目にも親密過ぎるような王と部下に、しかし体の関係はない。
いや、なかった。
部下は、王に長らく身を焦がす劣情を抱いていた。
王の、鍛えぬかれた美しいからだと触れるだけで切れそうな魂の輝きに、己の身を焼かせ、燃え尽きてしまいたかった。
強く、神のように崇められる王の、誰も知らぬひと欠片の脆さを愛していた。

王が部下に触れたのは、ある大戦に勝利した夜だった。
王がまだ若き日に、瞳を燃え立たせて、今の部下となった男に語った将来の計画。
まさに大陸の覇者となるまであと一歩まで迫ったその日の晩、したたか酔った王は寝屋まで王を運んだ部下の腕を引き、無理やりに組み敷いた。

部下は抵抗した。全力で抗い、それでも王の身に傷をつけないように爪も拳も用いなかった。
己を押さえつけて貫く王に、身が引き裂かれる思いをしようとも、王自身の体にはひとたびも触れなかった。
押さえ込んでいた劣情が顔を覗かせ、王を求めて熱く身を捩じらせても、掠れた一声すら発しなかったのだ。

吐精し、部下を押さえ込んでいた指先を緩め、王は呟いた。
「──おそろしいのだ」
傷付き、疲れ果てた身を横たえていた部下は、その夜一度も合わせなかった瞳を、のろりと王のもとへと上げた。
王の顔は、暗がりの中でよく見えない。

おそろしい。私は、おそろしいのだ。小さな、常の王では考えられない細い息が繰り返し漏れる。
部下はぼんやりとそれを聞き、それから震えた。
このひとが、今夜己を求めた理由。あの王が、全てを手に入れようとしている王が、ただの一人の男になってまで己を貫いた理由を、その一声で理解したのだ。

「……」部下は、きしむ身を起こして、王の耳元に囁きを寄せた。一言、──王として出会う前の、一人の男の名を呼んだ。
王の…彼の身が揺らぐ。来たる嵐に怯える子どものようなその身を、抱き締めるのに今は躊躇うことなどなかった。
抱き締め、髪を撫でて首筋に口付け、落ち着かせるように寝かせながら、彼の厚い胸元に舌を這わせる。
日ごろ考えられない脆さで従った体が、胸を啜られ僅かに捩れた。

「──」王が、彼が、最愛の友の名を呼ぶ。
部下は、再び愛しく脆い太陽の名を囁き、胸元を執拗なほどにただ愛撫を重ねる。
「…ないてください」
部下の小声に、僅かに上がった王の息が止まった。構わずもう一度、声を向ける。
「啼いてください。あなたは涙を流せない。だから、せめて、わたしの前でぐらい、……わたしの為に」
彼の、力が抜けた雄を掌で包み、胸を唇に含んで舌先で転がすように吸い上げる。
闇の中、震えた王の唇が、掠れた声を零した。
低く甘やかな声に、部下は裂かれた下肢までもが疼くような熱さを覚える。声を聞きたい。ないた声を、あなたの弱さを、わたしだけがすべて。
胸を舐めるたびに、泣くような息が零れ、抑えた涙のように声が零れた。

──続きは妄想で!