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さあ、踏め!

「みんなでメシ食った時、どっちかつーとSだって言ってたじゃん」
「あー、思い出した。言ったな。確かに言った。つーかお前も、俺ドMでいいやーとか
 適当ぶっこいてただろ」
「……」
「……」
「ともかく、これまで色々しておきながら、お前がサドだってことに気付かなかったのを悔やみまして」
「ちょっと外したすきに、人の部屋で全裸になったと」
「うん」
「ベッドの脚に手錠つないで待ってたと。……わざわざ買ったのかこれ」
「そう。慌てたら鍵すっ飛ばしちゃって、自力じゃ外せなくなった」
「……」
「で、そこの箱を開けて下さい。……ハイヒールです」
「見りゃわかるよ! これも買ったのか!?」
「うちの下駄箱で一番かかと高くて細かったやつ。多分上の姉ちゃんの」
「……」
「それを履いて、俺を思い切り踏んでいいんだよ」
「色々可哀そうだろ姉ちゃんが! サイズ的に足入らねえよ」
「さあ、踏め! サドっ気全開で踏みにじれ! 素足でも可! それで、満足したら十五分、いや十分でいいから
 触らせ……どこ行くんだ」
「放置プレイならしてやるよ。優しいご主人様は、これからお前の大好物の牛丼を買いに行く。徒歩で」
「往復三十分以上かかるよ!?」
「晩メシは牛丼食って、朝は……パンでいいな?」
「え?」
「お前ジャムいらないよな。買い足さなくていいか」
「それ、と、泊まりでいいってこと……」
「それじゃ大人しく待ってろよ。ついでにDVDも借りてくるわ。徒歩で」
「待って俺も行きたい! 一緒に行くってば! ……あー……」

「しかし、今日は本当に放置されるかと思った。すげえ顔してたぞお前」
「すげえ顔させたのはお前だ。万が一なんかあったら俺犯罪者扱いだもん」
「同級生を全裸で監禁。おお。全国ニュースになるな」
「だまれ真犯人」
「あのうところで」
「なんだよ、お前選んだ奴だろ、いい加減ちゃんと見ろよ」
「俺の太腿をぎゅっぎゅしてるこの足は……」
「素足でもいいから踏むんだろ」
「あ゛ぅんっ!」
「あ、悪い、蹴っちまったか。テーブル低いから動きにくくて」
「う―……」
「それで、満足したら十分だけ、だったな」
「……!!!」