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受けがヤンデレ

大学3年生と言うのはこんなに忙しいものだったかと、なんだかこめかみが痛い深夜2時。
俺は大学生活どころか人生を左右するであろうレポートに取り組んでいた。
膨大な量だ、一日でも手を休める訳にはいかない。
同居している湯橋がコーヒーをいれてきてくれた。
「どう?門馬、進んでる?」
「あ゙~なんとか…でもダメだちょっと目ぇ疲れた、休憩」
「はい、コーヒー」
「おー、ありがと」
俺は毎日レポートに追われているせいもあってバイトをすることが出来ず、家賃から光熱費から、全て湯橋に世話をして貰っている。同居というより居候だ。
湯橋は穏やかでよく気のつく性格で、たまにブチ切れることもなくはないけど、いいやつだ。
コーヒーカップを持ったまま、湯橋があくびをしていた。
「湯橋、俺に合わせて起きてなくてもいいぞ?」
「平気平気、明日授業ないし、レポート手伝うよ」
「悪いな」
こんな感じで、いつも俺は湯橋に助けられてばっかりだ。
「はい、じゃあ続き、どこまで書いたの?」
「ああ午後の、行政のとこまで」
「じゃあ次ね、15時からは?どこでなにしてたの?誰と一緒だった?」
「ん、タツオと牧田と一緒にお前のバイト先行って」
「隣の女に話しかけられてたでしょ?それも書いて。一言一句漏らさずね」
「ん、ちょっと待ってボイレコ…」
俺は今日着ていた上着のポケットから、湯橋に持たされているICレコーダーを取り出した。
今夜もまだ、湯橋への行動報告が終わらない。