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シャワー中に濃厚なキスで

はい、背中綺麗になった。ほら、今度は前だよ、一朗。
アハハ、そんなにくっつくなよ。洗えないじゃないか。
あ、こら、キスすんな。泡がつくだろう。
やっ…舐めるなよ…んんっ、まだ途中…。
んはっ、舌まで入れるな。やっ…洗えな…んっ…

バスルームから響いてくる悩ましげな会話を聞きながら、俺は心中穏やかではない。
俺とは一緒に風呂に入ることさえ拒否するのに、なんだ、あの楽しげな会話は!
突然やってきた一朗はあっという間にあいつの心をとらえてしまった。
つい先月までは二人楽しく過ごした週末の夜でさえ、もう俺の存在など祐希の眼中にない。
俺がどんなにお前に会える週末を楽しみにしてるか、祐希は知らないんだ。
でも、あからさまに嫉妬するなんてみっともないじゃないか。ただでさえ5つも下なのにガキだと思われたくない。
我慢にガマンを重ねた怒りと切なさは、祐希と一朗のキスシーンでついに爆発した。
俺はダンッとバスルームのドアを開けた。

「いつまでいちゃついてんだよ!もういい加減にしろよっ!」
「え?いきなりどした?」
祐希が一朗を抱きしめているのをまのあたりにして、怒りは更にヒートアップする。
俺は祐希の手からシャワーを取り上げ怒鳴る。
「俺が遊びにきてもいつも一朗一朗って、祐希は一朗の方が大事なのかよ!」
「あれっ、一朗に嫉妬しちゃった?」
「ち、ちげえーよ!でも俺が来ても最近じゃまともに話もしてくれないじゃん」
「ははっ、バカだなぁ。そんなことないよ」
「あるよ!!風呂も一朗、食事中だって一朗一朗!」
「う~ん、一朗はまだ来たばかりだから楽しくて…、つい一朗といる時間が長くなっちゃったかもしれないけど、」
「けどじゃねー」
「…ごめんな。でもおまえの事ないがしろになんてしてないよ。大好きだよ、三朗」
素直に謝られ、決まり悪さにいたたまれず、
俺は一朗から祐希を奪い取ると 乱暴に裸の祐希を抱きしめた。
上から降るシャワーが服を濡らしたけど、
バスルームの隅で 小さく伏せをして俺たちを見上げている一朗に見せつけるように
激しく祐希の唇を奪った。