かごめかごめ

「想像してみてください。あなたは今かごめかごめをしています。」
「な、なんだよいきなり。…鬼?それともまわるほう?」
「鬼です。」
「…わかった。」
「じゃあいきますよー。
 かごめかごめ かごのなかのとりは いついつでやる
 よあけのばんに つるとかめがすべった
 うしろのしょうめんだーあーれ
 はい!」
「うわっ」
「今あなたの心に浮かんだ人は誰ですか!?」
「…誰ですかって……そのタイミングで突然そんなに顔近づけられたら…」
「いいから!誰が思い浮かびましたか!?」
「いや…思い浮かんだっていうか……まあ…おまえ。」
「…えっ……」
「いや、『えっ』じゃないだろ。」
「そ…その人があなたの…運命の相手です。」
「……。」
「う、浮気とかしたらダメです!…即死しますよ。」
「即死ですか。」
「…運命ですから。」
「ふ~ん……」
「な、な、なんか文句あるんですか。」
「べつに。」

…まあ運命じゃしょうがないっすよね。


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2012年02月09日 19:12