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会社で年越し・上司と部下

「あーあ。。今年もまたすげえ雪だぜ」
「え。。」
「あ、そっか。お前、去年はいなかったよなあ」
「。。はい」
俺はコンビニのおにぎりを一口食べた。
上司は海苔巻きを口にほおりこんだ。

広い事務所に2人きりだった。

「聞いてると思うけどよお、これからだからな、忙しくなるのは」

他の連中の半分は自宅に帰り、残りは別の場所で待機していた。

チャイムが鳴ったそばが届いたようだ。
俺は玄関にいって出前のそばをもらった。

「やあ。。届いたな」
上司はうれしそうに割り箸を割り、そばを口にする。
俺もそばをすする。
大晦日だなあ、と思った。

「お茶、いれますか?」
「いやいい。水はもう控えとく」
「俺もそうしよう」
上司がひとなつっこそうに笑った。
「なあ。お前と組むのは、今年最後だな」

「そうっスね。でも、」

「ん?」
「初仕事、一緒っすスよ」
「へへ。そうだな。
 まあよろしくやろうや。日が昇るまでにはまだまだ。。だ」

俺は今、この人と一緒にいられることに、心が躍っていた。