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ロボット×少年

この子の頬に触れる我が手の冷たさを幾度呪った事だろう。
この子の笑みに上手く返してやれない我が顔の強張りを幾度呪った事だろう。

しかし今ほど己の存在を呪った事は無い。
己の、人とは違う所を呪った事は無い。


「ずっと…一緒にいられるよな」


笑え。

笑って、『ずっと一緒にいますよ』と言ってこの子を安心させてやれ。
例え三日後、自分が廃棄処分されることを知っていたとしても。
例え自分の、この子への気持ちが廃棄処分される原因となったとしても。

笑え笑えわらえワラエワラ


『申し訳アリマセンガ、ソレハ出来マセン』


<ロボット条例第二十三項:人間に嘘をついてはいけない>

ああ。

今ほど機械脳に縛られた己を呪った事は無い。

今ほど、この子を泣かせる己の存在を呪った事は無い。