*9×*8

「君はどうしていつも僕に尽くしてくれるんだい?何の得もないのに」
「か、勘違いすんなよな!俺は別にお前の為にしてるんじゃない。単にMなだけだ!」
「でも、初めてだったり、ちょっと不安そうにしてたりするじゃないか」
「プレイの一環だ。ちゃんと女王様キャラの時もある」
「僕の為にいつも踏み台になってくれる君を見るたびに、僕は…」
「やめろ!お前は自分の欲望を晒け出しながら、俺を踏めばいいんだ!」
「君はルールの中でしか自分を解放出来ないんだね…わかったよ」
「ふん、わかればいいんだ。さあ、さっさと踏め。いつものように欲望をぶちまけろ」
「*9×*8」
「なっ…」
「これならいいんだろう?」
「お前…何考えて…」
「今度こそ、君は僕のものだ」


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最終更新:2012年02月05日 20:12