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露出狂×お巡りさん

2×××年、ネオ東京801番街。
この街は犯罪に溢れている。
秩序を失ったこの街で僕達は日夜、犯罪者と戦っていた。

事件はビルの隙間から夕日が沈み、夜のネオンが消えかけた深夜に起きた。
「屋良内科ビル付近に不審者がうろついている」との通報を受け、
僕と先輩は小雨の降る中、現場に向かった。

「アイツが今日の獲物か」
先輩がそう呟く視線の先には全裸で太鼓を叩く男の姿があった。

「ソイヤッ!ソイヤッ!」
男は僕達に気づくと逃げるどころか挑発するように股間を隆起させ向かってくる。
天高くそそり立つそれはまさに凶器。

「う、動くな!」
警棒を構え威嚇する僕を先輩が静止する。

「コイツはそんな棒じゃ収まらねぇぜ」
そう言うと先輩は自らも全裸になり股間の警棒を隆起させる。
犯人のモノに負けずとも劣らない立派な警棒だ。

「ホラ、かかってきな変態野郎」
先輩の挑発にニヤリと笑い犯人は股間の名刀を振るった。

「ソイヤッ!ソイヤッ!」
「ハッ!ハッ!」

今の時代、これほど見事なチンコチャンバラをお目にかかる機会はそう無いだろう。
僕は仕事を忘れ、息を飲んでこの名勝負を見守った。

「ソイヤッ……んっ!」
激しい応酬に犯人の名刀がビクンと膨らむ。
先輩はその一瞬の隙を見逃さなかった。

「どうだ?ここらでその刀を鞘に収めては?」
さっきまでの精悍な表情とはうって変わって、
憂いを含む優しい眼差しで犯人を見据えた先輩は尻を広げて付きだした。

「ソ、ソイヤッ……!」
「もういいんだ辛かっただろう?」
「ソイヤ……」
「さあ、入れるんだ」
「ソ、ソイヤァァァァァァ!」
「もっと、もっとだ!」
「ソイヤッ!ソイヤッ!ソイヤッ!ソイヤッ!ソイヤッ!ソイヤッ!ソイヤッ!」
「あああっ!犯人かくほぉぉおおおお」

先輩の中で犯人の凶器は威力を失った。
見事な逮捕劇。
恍惚な表情を浮かべる二人に僕は涙を流してつぶやいた。

「もうヤダこの街……」

ネオ東京801番街。
狂気に満ちたこの街の夜はまだまだ終わらない。